ひざねた1996年冬(1995.121996.2

001】小6の社会のテストで「1600年、石田三成と徳川家康が( )で戦った」という問題に(必死)と書いた女の子がいた。(12.3朝日新聞)

002】新聞を読んでいた主人「今年の風邪はAソ連型か」とつぶやいた。それを聞いた小6の娘「なんで、ソ連って国もうないよ。どうしてAロシア型って言わないの。」(12.3山陰中央新報)

003】「人間の欲望のために走らされている馬って、かわいそうだよね」とスポーツ新聞を見ているサラリーマンを見上げて小学生の子がつぶやいた。

004】「東京モーターショー」で京葉道路は渋滞、駐車場は満杯。これが未来の車社会を一番よく予言している。

005】今年も年賀ハガキが発売される時期になったが、私の前に並んで買っていたオジサンは「バラで20枚」などと訳のわからないことを言っていた。(以上12.5ぴあ)

006】歯医者で治療を受けながら、「私、昔、医療事務をやってたの」と話した。後日、私のカルテに「医療事務経験者=要注意」と赤字で書かれているのが見えてしまった。

007】テレビ番組の懸賞で、私のハガキが選ばれた。画面では、司会者がうちの電話番号を回している。トゥルルと鳴ったとたん電話に出た私に、母の声で「今テレビで、あんた、当たったって!」テレビを見ると、司会者が「話し中のようなので、次の人に…」。

008】駅前にある2台の公衆電話。一方は列ができているのに、もう1台は利用者なし。並んでいる人に「そっちは故障ですか」と尋ねると、「いえ、故障はこっち。10円玉1枚でいくらでも話ができるんです。」(以上12.10朝日新聞)

009】集団検診で視力検査の番になったオバー。係員の「はい、どっちに穴があいてるか言ってね、おばあさん、どっちですか」との質問に「まんなか」。(12.10沖縄タイムス)

010】先日、考えごとをしながらコンタクトレンズを着用していたら、片方の目に入っていないことに気がついた。ケースには残っていないので不思議に思っていたら、なんと、もう一方の目に2枚重ねて装着していたのだ。「ふーん、2枚にしても視力って2倍にならないのね」と改めて感心。

011】昼休みに、銃犯罪に関するニュースを見ていたら、同僚の一人がつぶやいた。「『暴力団員』って、職業なの?」居合わせたみんなで「『主婦』が通用するんだからいいんじゃないか」「いや、社会通念上、あれは職業じゃない」などと盛んに言い合っているところへ、「もしかして『団体職員』?」「え? じゃあ、私たちって、暴力団員と同業者だったの?」[注:団体職員からの投稿]

012】APEC=「アメリカン・プレジデント・エスケイプト・コンプリートリー」(以上12.10週刊読売)

013】いつもみんなと平和のために頑張っている「アンパンマン」は、歌詞によると、「愛と勇気」だけしか友達がいないらしい。かわいそうにー。

014】就職したてのころ、緊張のあまり非常口のドアすらノックして「失礼します」と言って開けていた。しかし、本当に恥入ったのは、冷蔵庫の扉をノックした時だった。

015】母は、「いろんな男性とつきあってみて、1番いい人と結婚しなさい」と言うが、最初につきあった人が1番よかった場合にはどうしてくれる、それとも全員キープしとくのか?

016】歌う時に「BABY」を「ベイベー」と発音すると格好よく聞こえるが、文字にすると妙に情けないのはなぜだろう。

017】先日、テレビで変わった名前の人を集めた番組を放送していた。安藤奈津(あんドーナツ)さん、井伊香(いいかおり)さんといった人たちが紹介されていたが、私の記憶では、大場加奈子(おおバカな子)さんという人が実在されている。

018】前の課長は超こまかい人で「重箱のスミをレーザー光線でつつくヤツ」と呼ばれていた。

019】妹はハガキの左下の郵便番号の枠に、自分の家の郵便番号ではなく宛名の番号を書いていた大バカ者です。(以上12.12ぴあ)

020】小1の女の子とカレーを作った。「こうして、おたまであくをすくうのよ」というと「正義は救わないの?」

021】禁煙主義の社長が出席した部長会で、愛煙家の部長が恐る恐る「タバコを吸ってもよろしいでしょうか」。社長はまじめな顔で「吸ってもいいが、吐き出してはいけない」。

022】夜中の3時に電話が鳴った。取ろうとしたら切れた。1分後にまた鳴ったので受話器を取ると、「さきほどの電話は間違いでした」。(以上12.17朝日新聞)

023】姪がトランポリン教室に参加しているので、見学した。先生の、空中でのひねり回転などの模範演技に喚声を上げた子供たち、「先生、スローでやって!」(12.17毎日新聞)

024】知人のKさんは幼稚園児の息子に「殺菌ってなーに?」と聞かれたので、「ばい菌をやっつけて殺しちゃうこと」と答えたら、「殺したらばい菌はどうやって取り出すの?」とさらに聞かれ困ったそうだ。

025】学習塾の進学指導説明会に出たら、志望校を決める際は、まず行きたくない学校を決めてその学校を見学するとよいとの話があった。茶髪の生徒やガラスの割れた教室、落書きだらけの校舎などを見ると、勉強しないとこんな学校にしか行けないという恐怖を感じて勉強し始めるそうだ。

026】仕事柄、電話で注文を受けることが多いが、たまに警察と葬儀屋からの注文もある。応対の際「いつもお世話になっております」と言うのだが、そのたびにいつも複雑な気持ちになる。かといってほかの言い方も思いつかないし…、私困ってます。(以上12.17週刊読売)

027】車の助手席で眠くなると、エアバッグを出してほしくなる。あれを抱えて丸くなりたい。

028】「定期入れ」を作っていない某ブランド。「定期で通勤するような一般人は、うちの商品は持つな!」ということらしい。

029】最近知り合った高2の女の子。将来の夢は「ADになること」…だったらディレクター目指せよ。

030】道をたずねられた時、あまりよく知らないのに知ったかぶりをして間違った道を教えてしまうことは、偽証罪にあたるのでしょうか。

031】雑誌に「素顔美人への道」とあったので、スキンケアの特集かと思ったら、美容整形の特集だった。

032】人が見ていないとエサを食べない犬がいるらしいが、うちのトイレも、じっと見ていないとペーパーがうまく流れてくれない。(以上12.18ぴあ)

033】中2の息子は体重70kg。先日、校内マラソンでビリから5番目だったといって、ニヤニヤしながら帰ってきた。それを見た大学生の兄が「僕が中学の時は前から5番目だったけど、当時の体重は50kg。僕からすると20kgの荷物を担いで走るのと同じだから、お前の方がえらい」と妙な誉め方をしていた。

034】最近「宝くじ必勝法」といったたぐいの本がよく売れているようだ。しかし、著者、編集者はなぜ自分で宝くじを買ってもうけないのだろう。その方法を知っているなら、私なら他人に教えないで一人でこっそりもうけるのに…。

035】うちのせがれはきょうも2階で「パチンコ必勝法」なる本を読んでいる。でも世の中「もうけようとする者を相手にする商売はもうかる」と言って、本当に必勝法でもうけているのはこの本を書いた人、せがれはいつもスッテンテンにさせられている。

036】クラス会員は現在17人。老齢のため、去年は3人亡くなった。今年は幸いなことに亡くなった人はいないが、その際は香料を1人3000円とし、全員が届けることにしている。いずれ皆亡くなるだろうが、遅いと香料が少なくなる。一番最後に亡くなると、クラス会からの香料はゼロ。結局、長寿は損だということで、クラス会中で笑ってしまった。(以上12.24週刊読売)

037】冷え性は女性特有の症状なのに、その女性の方がスカートとストッキングというスースーする格好をするようになっているのは、大変矛盾している。

038】嫌々私に食べられるブドウって、ブドウ嫌いの私でも「かわいそう」って思う。

039】ドラフトの時期になると毎年「10年にひとりの逸材」という言葉が現れる。

040】デコレーションケーキはおいしいが、デフレーション景気はまずい。

041】マンガがドラマになることはあっても、その逆は全くない。

042】ビデオ化された作品をわざわざ映画館に見に行く心境は、内風呂があるのにわざと広い銭湯に行く心境に似ている。

043】お菓子のいちご味は本物のいちご味が全然しない。

044】金が無くて月末ギリギリで家賃を振り込もうとATMに並んでいる時、ふと後ろを見ると通帳記入しに来た大家さんがいた。「間に合った!」と思った。(以上12.26ぴあ)

045】主人のいとこが5年ぶりにやって来た。しばらく見ないうちに頭髪が前の方からきれいになくなっていて驚いた。そこへ、幼稚園から帰って来た孫、いとこを見るなり「おじさん、顔が長いねー。どこからが顔か分からんわ。」(12.31山陰中央新報)

046】東京駅をはさんで東側が八重洲、西側が丸の内であるが、先日、丸の内で「丸の内八重洲ビル」を発見した。この分でいくと、八重洲に「八重洲丸の内ビル」なんてのがあるに違いない。(12.31週刊読売)

047】どしゃぶりの雨の朝、学級園の花にジョウロで水をあげていた心優しいゆみ子は、私のクラス(小1)の生き物係です。

048】近畿自動車道の長原ICから乗って阪和道の松原ICで降りると、高速をタダ乗りできますよ。

049】私は顔を拭く時、タオルは動かさずに顔が動いているらしい。

050】ある男の人に結婚しようと言われて、「もう国民健康保険料を払わないですむのね」とすごくうれしかった。(以上1月号Lマガジン)

051】将来「空飛ぶ靴」なんかが当り前の世の中になっても、げた箱はなくならないであろう。

052】うちの職場の真壁くんが「今日はお腹がFAXでさー」と言っていた。お腹が「ピーゴロゴロゴロ」ということらしい。

053】私の部屋にはクモがたくさんいる。それは構わないのだけど、クモのエサは虫だから、何がそんなにいるのだろうと考えると不気味だ。

054】NHKの天気予報のワタナベくんは、「あいにくの雨」とか言わないで、「植物には恵みの雨となりました」とか優しいことを言うので、好きになってしまった。

055】サザエさんのお隣りさんの小説家、伊佐坂先生も「ら抜き言葉」をしゃべっておられます。

056】「ルパン三世」の銭型警部は、あれだけルパンを逃がしてもよくルパン担当をはずされないものだ。

057】つまらない番組ほど「あの番組はつまらなかった」って覚えている。

058】テレビ番組「知ってるつもり?」では、最近「知ってるつもり?」と聞かれても「知りません」と答えるしかない人物を取り上げていることが多い。

059】縦倍角、横倍角みたいな人っていますよね。(以上1.5ぴあ)

060】運転免許証の書き換えをした。かぜひき後に撮った顔写真は、3年前のに比べて老いが目立ち、気に入らない。夫に言うと、「いいじゃないか。次のときには、その写真が若くてきれいな顔になるんだから。」(納得しかけたけれど…。)(1.14朝日新聞)

061】私は会社をいくつも変わったが、まず最初に酒が弱いことを大々的にPRすることにしている。すると宴会の時など、決まって席順は女性側。いつも女性とジュースに囲まれ、甘い雰囲気で楽しんでいる。

062】小学4年の娘が「おかあさん、どうしてクシャミをする時って、目をつぶっちゃうの?」と聞く。試しに私も、目を開けてクシャミをしようとしたが、やはりダメだった。

063】「男の早染め」という男性専用の白髪染めを買った。使用上の注意という欄に「生理時、妊娠中、出産の前後はご使用にならないで下さい」と書いてあった。(以上1.14週刊読売)

064】「お父さん、プレゼントに応募するから、タバコ吸い終わっても空箱捨てないでね」と父に頼んだら、ムキになってタバコを吸い始めてしまった。私は、プレゼントと引き換えに父を失うかもしれない。

065】体重が5キロ減ったのにB・W・Hに変化が無い時、うちの会社では「きっと脳みそが減って軽くなったのだ」と言っている。

066】バブルの真最中には「バブル」って思っていなかった。

067】アメリカのタバコ会社の人ってさぞ肩身が狭いんでしょうね。

068】「セーラー服反逆同盟」で驚いたのは、中山美穂の投げるバラの一輪は、花が先に飛んでいくということです。(ふつうは茎からですよね!)

069】笑い上戸で、いつも心の底から笑っているのに、友達には「目が笑っていない」と言われる。どうしたら目が笑っている状態になるのだろう…。

070】東武亀戸線の「東あずま駅」。書きようによっては「東東駅」、読みようによっては「あずまあずま駅」…?(以上1.16ぴあ)

071】スーパーの店先で靴の大売り出しをしていた。「おじさん、もう片方の靴がないんだけど」という女性に、「よし! 半額にしといてあげよう」と威勢のいい声が返ってきた。

072】中学受験を控えた息子、面接模試の結果は、「ずいぶんあがっていましたね。入室の時だけでなく、退室の時にも、ノックして、おじぎして部屋から出ていきました。」(以上1.21朝日新聞)

073】うちの会社ではいま、風邪がはやっているが、ばかのなんとかで、私だけまだひいていない。そこで「どうせうつされるなら、口移しでうつして!」とOLたちに唇を突き出して、総スカンを食ってしまった。

074】「私、ブスなのに、よくもこんな店をひいきにしていただいて…」が口癖のスナックママに「ママの顔を見て家に帰ると、女房が美人に見えるからだよ」と言ったら、次からその口癖がピタッと止まった。

075】ある女子医大の付属病院に入院し、退院したばかりの友人が嘆くやら残念がるやら、「女子医大というから、女医さんだけだと思っていたのに、男の先生ばかりだった」。これは勝手に思い込んだ友人の方が悪いと思う。(以上1.21週刊読売)

076】不可能だけどしたい!! 自分の歯をカパッとはずし、手に持ってすみずみまで磨いてみたい!!

077】「時代おくれ」もう少し耐えれば「レトロ」としてもてはやされる。

078】電車の中のアベックの会話。女「あのさぁ、ひとつだけ聞いてもいい?」男「ダメ」。(これでふたりは終わったな)

079】どう聞いても、鼻をかむ音って「ちーん」じゃないと思う。

080】後藤久美子の「素顔で勝負しよう」を聞くたびに、「そりゃ、あんたは出来るだろうよっ」と叫びたくなるのは、私だけではあるまい。

081】カゼをひいて臭いがわからないと言うと、生ゴミを出させたりトイレを掃除させたりする母。あんたは鬼や。

082】左ききなので「左手でよくいろいろ書けるね」と感心されるけど、左ききから見ると「右手でよく書けるなあ」と思う。右ききの皆さん、そういうことなんです。

083】ゴジラ他界につき年始のあいさつは、遠慮させていただきます。[モスラ]

084】適性診断テストより。「高校生の会話はとんでいると思う」「自分はわりといい顔をしていると思う」こんなので適性がわかるのだろうか。

085】不可能だけどしたい!! 自分の背中を前に置いて、すみずみまで洗ってみたい!!(以上1.23ぴあ)

086】とってもおっちょこちょいでみんなからサザエさんみたい、といわれている友達がいる。年賀状の中に「今年こそ、サザエさんといわれないようにしたいです」と書かれている、差出人のないのが一枚あった。

087】庭の照明を光センサーで点滅するようにした。夕方になると自動的につく灯りを見て、家族そろって楽しんでいるが、明治生まれの母だけは「私の子供の時分も夕方になったら電気が来たわよ」と珍しくなさそうにしている。(以上1.28朝日新聞)

088】高3の姪は就職試験の面接で「君の座右の銘は?」と聞かれ「お蔭様で左右とも1.5あります」と答えた超のんき者です。

089】小生は昨年、年間で5回酒を飲んだが、健康診断を10月に受けたところ「γ−GTP増加で要観察。休肝日をもうけるなどして節酒し、経過を見る必要があります」と出た。7月に飲んだ酒がいけなかったのかなあ。今年は減らしますよ。

090】年末年始、岡山から島根の実家に帰省した。途中、道がわからなくなってガソリンスタンドで教えてもらったが、店員いわく「次の信号を左に…」。だが、次の信号はなんと車で1時間も走った先だった。あらためて日本の国の広さを実感した帰省だった。(以上1.28週刊読売)

091】子供の頃、よく母とおそろいの服を着せられていた。全然似ていない親子なので、「誘拐してきたと思われないため」だったそうである。

092】チラシ広告に「ミニジャンボクッション」とあって、「一体どっちなんだ?」と思った。

093】ゴキブリの動きがもっと鈍くて鳴いたりもしたら、「大クワガタ」のように珍重されて、「ゴキブリチャーム」なんて餌も発売されていたかもしれない。

094】よく「○万人の足が乱れた」とか聞くが、そろっているところを考えると怖い。

095】そのまんま東さんちの子供は、「お父さんいる?」という電話に「いらない!」と答えるらしい。

096】ギョウザを作ろうとしていると父がやってきて、「お父さんも手伝ってあげよう、ほらギョウザ」と言って耳をたたんでみせた。

097】渋谷の駅前交差点を行く大量の人ごみを見て「でっかいゴキブリホイホイを置いてみたい」とのたまったのは、私の上司です。

098】不可能だけどしたい!! 自分の頭部をカパッとはずし、机の上に置いて、完璧にヘアメイクしたい!!

099】同じ二重でも、アゴは困って、目はいいなんて。

100】強風でバーコードの部分がなびいてしまっているのを見ると、もっと長く伸ばして1周まわして結べたらいいのにと思ってしまう。

101】クリスマスも近いある日、兄(25歳)に呼び止められた。兄「サンタクロースクイズ! ここに肉が3枚あります。このうち、牛肉はどれでしょう? 三択ロースクイズ!」私「…」。

102】私の会社の後輩は「口がはまぐり」(=口が固い、開かない)とよく言っている。でもはまぐりって火にかけるとすぐ開くのよねー。(以上1.30ぴあ)

103】阪急電車の中、3歳位の男の子がおしっこをしたがっている様子。子供「ママおしっこ」ママ「どうしてもっと早く言わへんのっ」すると子供は何を考えたのか、早口で「ママッおしっこ」。

104】クリスマスがあと10日早かったら、新年の準備にもう少し余裕が持てるのに…。

105】この前、箱入りの商品のビニール袋に「この袋をかぶると窒息して死ぬおそれがあります」と書いてあるのにビックリ! ただのビニール袋なのに…。

106】近頃、お子様は医者や看護婦、そして私たち窓口で着ている白衣を見た途端、泣き叫ぶ傾向がある。そこで、「白衣をやめて、ぬいぐるみやかぶりものをつけるといいなあ」って初夢を見てしまった。(以上2月号Lマガジン)

107】高校入試が近いというのに、我が家の中3のドラ息子はテレビばかり見ているのでつい私もイライラ。「勉強は」と言うと「指図されると意欲がなくなる」と口答え。次の日、今度は黙って見ていると「『勉強しろ』と言う者がおらんとやる気がおこらん」と、手がつけられない。(2.4山陰中央新報)

108】昔の彼女からひょっこり年賀状が来た。「謹賀新年、本年もよろしく」と書いてある。はがきを妻に見られ「『本年も』ってことは、去年何かあったの?」と厳しく追及された。余計な疑惑を抱かせるような書き方はしないで!

109】やり投げの選手が途中から他の競技に転向したら、投げやりな選手とでも呼ぶのだろうか。

11050年前、我が家でシロという名前の犬を飼っていたことがある。冬、私が「寒い」と言うと、父は「シロを見てみい。裸で走っとる」と言い、夏になり「暑い」と言うと「シロは毛皮のコートを着て我慢している」と言う。父は明治生まれの頑固者だった。(以上2.4週刊読売)

111】ずっと前の話です。TVの料理番組「今夜のおかず」で作ったものはミルフィーユ!! どうせ作ならミートパイにしてくれ。

112】最近はやりのダンベル体操で、使用前・使用後の記録が出ていた。ウエイト68キロ→62キロ、バスト95センチ→81センチ。確かにウエイトは減ったがバストもかなり減っている。さて、どちらにウエイトを置くか、それが問題だ。

113】「大根あし」とは褒め言葉だと思う。白くて細くてみずみずしい! 「たくあん足」になったらおしまいだけど…。

114】「ゴジラVSデストロイア」を見終わった7歳くらいの男の子が父親に「お父さん、結局ゴジラっていいやつなの? 悪いやつなの?」と本質的な突っ込みを入れていた。

115】クラシック音楽の「ボレロ」というのは、徐々にボリュームが上がってゆき、壮大なスケールになってゆく名曲なのだが、壁の薄い安アパートに住む私は、その度ごとに音量を下げてゆく、という忙しい作業を繰り返している。(以上2.6ぴあ)

116】大幅に遅れたバスにおじさんが乗り込みながら、「バスってえのは遅れた時は待たにゃならんが、客が遅れた時は1分だって待ってくれずに、ハイ、サヨナラだからな」と言った時、あとに続く乗客全員がうなずいた。

117】孫が「おばあちゃん、畑の大根抜いていい?」と言った。「じゃ、一番大きいのを一本抜いてね」。翌日、また同じことを聞く。「じゃ、もう一本ね」。3日目に畑に行ったら、葉をつけた大根が何本も転がっていた。(どれでもいいのに。)

118】息子が小学生の時、「本当は中学まででいいのに、高校、大学に行くのは、勉強の終わらなかった人なんでしょう?」そう言った息子はいま、高校の残り勉強を予備校でしている。(以上2.11朝日新聞)

119】我が家の小1の長男はいつも字がきたない。宿題の字を見た私が「こんなきたない字を書くと先生が困られるよ」と言うと「これが読めんと先生にはなれんわね」と涼しい顔。(2.11山陰中央新報)

120】駅ビルの食堂で朝食。「ガリッ」ご飯の中に石が…。会計の時「石が入っていたよ」と言うと、店員さんが「100円引いておきます」と、お釣りの中から100円取った。しばらくして「おかしいのでは」と引き返した私。(2.11毎日新聞)

121】山口県の岩国に旅した時のこと。宿の宴席で仲居さんがお膳の上のレンコンをひどく自慢する。「見て下さい。岩国のレンコンは日本一、穴が大きいんですよ。それに穴の数だって多いんですからね。」でも穴が大きくて数が多いってことは、食べる部分が少ないってことじゃないのかしら。(2.11週刊読売)

122】コンビニで見つけた「ドラ焼き」ならぬ「トラ焼き」(トラ模様に焼目が付いている)。製造元名を見ると、どうもウケを狙っているとしか思えない…。(ちなみに「ライオン製菓」とありました。)

123】うちの近くの不動産の広告「2駅に歩いて行ける」とある。実際は、どちらの駅にも遠い。

124】NTTによる電報メッセージ(結婚式編)。「朝は味噌汁フウフウ、昼は仕事でフウフウ、夜はベッドでフウフウ、これからは幸せ夫婦」。本当に送った奴がいるのか!!

125】おててのふしとふしを合わせて、ふしあわせ。

126】某デパートで小さな女の子が、しきりに「ねえ、何どし生まれなの?」と外国人に聞いていた。(聞かれた外国人はただただ苦笑い…。)

127】一姫、二太郎、三なすび。(以上2.13ぴあ)

128】露店で野菜を売るおっちゃん、「今日は、わいの誕生日や。負けとくでえ!」何日か後に同じおっちゃんが、同じ場所で、同じことを言っとった。(2.18朝日新聞)

129】「親子丼」を食べながら考えた。この卵は、この鶏肉の鶏が生んだということはまずありえないから、これは正確には「他人丼」と呼ぶべきではなかろうか。

130】先日、近所のホームセンターで「携帯用カイロ」と書かれた、いわゆる使い捨てカイロを見つけた。携帯用でないカイロってあるのかしら?(以上2.18週刊読売)

131】バスで、前のイスと間隔が狭いイスに座ると、足が長くなったようでうれしい。

132】横浜市の相模鉄道の希望ヶ丘駅には「ちびっこ動物園」の看板があって「ウサギ、ヤギ、ヘビなどといっしょにあそびませんか」と書いてある。ヘビとだけは遊びたくない。

133】「単3電池? ああ、小指の太さくらいのやつだよ」と言うAさんの小指は、まるで単1電池のように太い。

134】すごい名前の商品。エチケット袋「ゲロゲロ」。

135】解せないのは、教習所の送迎バスの無謀な運転である。(以上2.20ぴあ)

136】「20年に1度の大安売り」と物干しざおを売りに来るトラック。ここに住んで3年になるけど、週に1度は来てるのに。(2.25朝日新聞)

137】悪いと思いつつ妹の日記帳を読んでいたら「きょう、悪いと思いながら姉の日記を読んでしまった」と書いてあった。(2.25北海道新聞)

138】先日、スーツを試着して「似合わないですね」と言う私に、店員は「そんなことないですよ、このスーツは誰が着ても同じですから」と言ってくれた。

139】私は「弁護士ビル2号館」と入力しようとして、「弁護士ビルに強姦」と変換する過激なワープロと付き合って10年になる。(以上2.27ぴあ)

140】京都の四条と五条の間を「四条半」と言わないですよね。日本的でいいと思うのですが。(3月号Lマガジン)

 

ひざねた1996年春(1996.31996.5

001】結婚25年目は銀婚式、50年目が金婚式。「それでは60年目は?」というテレビのクイズ番組に小2の娘は「お葬式!」

002】雪をかぶった富士山がきれいに見えた新幹線「ひかり」の中で、幼稚園児らしい男の子の声がした。「どうして滑り台にしないの?」母親が「階段をつけるのが大変だったの」と答えていた。(以上3.3朝日新聞)

003】中国の江沢民国家主席を「えざわたみ」さんというどこかのおばあさんだと思い込んでいた私。

004】私の唯一の部下K子は、アイスクリームに入っている安定剤を22歳になるまで精神安定剤だと信じていて、感情が不安定になるとアイスクリームを食べていた。(以上3.3北海道新聞)

005】郵便局で70歳前後の女性と局員との会話。「年はいくつですか?」「わからん。平成になってから、わからんようになってしまった。」笑い事ではない。私も時々わからなくなる。

006】紙パックの日本酒を買ったら「お酒はおいしく適量を」と書かれたわきに「開栓後はお早くお召し上がり下さい」と書かれていた。(以上3.3週刊読売)

007】2度ある娘(こ)とは3度ある。

008】木村拓哉はキムタクならば、岡本真夜はオカマヨになるのですか。

009】もしもフィラー(TVの放送休止時間に音楽やビデオクリップを流したりするスクリーンセーバーみたいなやつ)が放送事故で映像が出なくても、誰も気付かないに違いない。

010】「はなくそ」って別の言い方ってあるんですか? 上流婦人方も鼻糞のことを、おもむろにハナクソっていうんですか? 誰か教えて下さい。

011】うちの会社のNさんは、眠い時必ず「あー、目玉取り出して水道で洗いたい!」と叫ぶ。想像するとちょっと怖い。

012】「ごきぶり」を辞書で引いた。「さわるとくさい」とまで書かれていた。(以上3.5ぴあ)

013】母は友人と初めての海外旅行を計画中。あれこれ思案のあげく、ローマに行くことにした、という。その理由を聞いたら「ローマなら看板が読めるから安心じゃないかしら」ということだった。

014】父は近ごろよく言い間違えをする。この間は「最近、電話に車をつけるのがはやっているらしいな」と言った。

015】小5の娘がクイズを作った。人気のゲーム名をあげ、買ってくれるかどうかの質問で、「イエス」に進むと「ありがとうございます」、「ノー」を選ぶと「そこをなんとかお願いします」となっていた。

016】珍しく雪が降る中、子供たちと雪遊びをした。しばらくしたら雪がやんだので、「残念だわね」と言うと、ブラジルから来ている男の子が「1時にまた降るよ。テレビで、一時雪と言った。」

017】おふろで髪を洗うと、どうしてもシャンプーが目に入る。そこで考えたあげく、水中眼鏡をかけて洗おうとしたら、眼鏡を留めるゴムがじゃまで洗えないことがわかった。

018】先日遊びに来た小1と小3の孫が私の周りを跳びはねながら「白髪のおばあちゃんに金歯が生えた」と歌っていた。

019】風邪をひいた3歳の孫を医者に連れて行った友人の話。孫が「こわい、こわい」と言うので、「赤ちゃんのお医者さんだから、大丈夫」と小児科の先生の前に座らせた。とたんに「赤ちゃんじゃない、大きい、大きい、違う、違う」と大泣きしたそうだ。(以上3.10朝日新聞)

020】喫茶店で、隣の席の女性客の会話がいやおうなしに聞こえてきた。「私、この頃疲れちゃってて、座っても立ちくらみがするのよ」。

021】バイト先で、明るくて感じがいいと一応評価していただいている私。でもねぇ、いくらなんだって、トイレで会ったお客様に元気よく「いらっしゃいませ」と言ってしまう私って、いったい…。(以上3.10週刊読売)

022】電車から見える産婦人科は、ラブホテルにはさまれている。なんか生々しいものがある。

023】職場の机がきれいになるにつれて、私の部屋は汚くなっていく。人間には、努力出来る力の量が決まっているらしい。

024】のび太やカツオの成績が悪いのは、すぐに廊下に立たせる先生にも原因があると思う。

025】「痛いですよー、痛いですよー」と無情に満員電車に人を押し込む駅員を見た。なんだか歯医者に行った気分になった。

026】私の友人の姉は、寝言で「最近寝てなくってさー」と言うらしい。

027】「仕事に間に合わない! でもバスが来ない! えーい、タクシーに乗ってやれ!」と乗ってしまった時に、後ろからバスが来るのを見つけると、罪もないタクシーの運転手の首を思いっきり締めたくなる。

028】絵がうまい人に是非描いてほしい、大根おろしの絵。

029】風呂に入った後は、入る前より500g体重が減っている。私はアカが500gもたまっているのか!?(以上3.12ぴあ)

030】食後のすぐの歯磨きで、歯ぐきもしっかりし、歯磨きの大切さを実感している。ところが、55歳で虫歯のない夫は歯磨きのあと大福を食べる。「甘さが口の中にいつまでも残っていてくれる」のだそうだ。

031】料理教室に勤めている母は、そこでおぼえたものを作ってくれる。テーブルに上がるのは、「変わり○○」「びっくり○○」「お手軽○○」という料理ばかり。つまり、手抜きを隠す絶好のネーミングと気付いた。

032】肩を脱きゅうしてレントゲン撮影することになった3歳の姪、嫌がってぐずるので、「写真を撮るだけだからね」と言うと、先生に「きれいに撮ってね」とお願いしていた。(以上3.17朝日新聞)

033】一人息子がちゃんと留守番できているかどうか、公衆電話から他人のふりをして家に電話してみた。「もしもし、お母さんいる?」息子「いらない」。(3.17北海道新聞)

034】誕生日を迎えた弟に「今年の目標は?」と聞くと「うーん、生意気を言わないことかな」と答えた。8歳でそういうことを言うこと自体、とても生意気なことに彼は気がついていない。

035】ある同僚との会話。「最近、なるべく生徒のほうを向いて授業するんだ」「いいことじゃないか」「いや、黒板のほうを向くと、後ろが薄くなったのがバレるんでね、礼もなるべく浅くしているんだ」。

036】人から年齢を聞かれると、いつも若く答えることにしているが、時々干支まで聞いてくる人がいるので困る。それで、わざわざ年齢と干支が一目でわかる本を買ってきた。でも考えると、そこまでしてどんなメリットがあるのかと、むなしくなった。(以上3.17週刊読売)

037】「オネーチャン! ちょっとそこまで乗ってかない?」と言うノリのいいタクシー運転手は案外少ない。(それとも違法なのか?)

038】中央高速道路沿いに、お堂があって、「墓地分譲中」の看板があった。ここで永眠できるかなぁ。

039】「私、ブスだからぁー」という奴に限って、冗談でも「そうだね」なんて言うと、途端に機嫌が悪くなる。じゃあ言うな。

040】会社で購入した「防災用安全ヘルメット」。段ボールには「われもの注意」と赤字がありますが…。

041】すごく貧しい晩ごはん。白いごはんにわさびじょうゆをつけて食べる。一瞬「お刺身」も一緒に食べているような錯覚におちいります。

042】「先生!」と呼んだら「なんだ、生徒!」と言われた。何か嫌なことでもあったのだろうか…。

043】私はきれいなものが好きだが、けっしてきれい好きではない。

044】キャッシュカードの見本で、普通は○○太郎とか○○花子なのに、「さくら銀行」だけ「さくら一郎」になっていた。これってやっぱり「寂しさにぃー負けたぁー」の「さくらと一郎」から来ているのかな。

045】駅の自動改札機に間違えて馬券をつっこんだおやじがいた。払戻金は出てこなかった。どうやらハズレ馬券のようだ。(以上3.19ぴあ)

046】孫が頭髪を金髪に染めると言ったら、祖母が「あんな派手な金髪にするなんて、とんでもない」と猛反対。すると、孫が答えた。「なーに言ってんだよ。おばあちゃんだって、白髪を黒く染めてんじゃん。じゃあ僕、金髪に染めるのやめるから、おばあちゃんも黒く染めるのやめたら?」何も言えなくなった祖母だった。

047】夜、NHKラジオのスポーツニュースを聞いていた時のこと。アナウンサーが世界新ラッシュに沸くW杯スケート大会の模様を伝えようと「このところ波に乗る…」と言った後、「いや、この場合、氷に乗る日本選手は…」と言い直していた。

048】先日、琵琶湖マラソンの中継を家族で見ていた時のこと。スタート直後にアナウンサーが「スタートしました。アトランタへ向けて走り出しました。」と言うのを聞いた、スポーツが大の苦手の私は「えっ? 琵琶湖からアトランタまで、今日走るの?」とのたまい、家族から白い目で見られてしまった。

049】NTTの三分割が答申されたが、私は賛成である。NTTをNとTとTに分割したら、そりゃあもう、シンプルでいい。(以上3.24週刊読売)

050】余ったパンやご飯は、庭にまいて鳥にやるのだが、鶏肉の入った炊き込みご飯だと、本当にやって良いものか、不安になる。

051】スポーツクラブのダイエットコースに申し込んだとき、「今までの最低体重」という欄があったが、私は「2670グラム」と書きたいのを必死でこらえていた。

052】頭髪が不自然だと噂のK先生は、プリントを落とした折、生徒に「先生、紙が落ちました」と言われて、「えっ!?」と頭に手をやっていた。

053】テレビで住専問題をやっていた時、視聴者からの提案に「私たちの税金を貸してあげますから、後でちゃんと返して下さい」というのがあって、思わず拍手してしまった。(利子がついたらなおうれしい。)

054】毎日病院へ行くばあさん。ある日、「今日は風邪をひいたので行けません」と電話していた。(以上3.26ぴあ)

055】近所の映画館に「ドラえもん」のぬいぐるみがやって来た。子供たちは喜んで周りに集まったが、ドラえもんは、通りを行く若いお姉さんたちばかりに手を振っていた。(中は男の学生ね。)

0561ヶ月前に3人目を出産してから血圧が上がったの、と夫に話した。数日後、3時のおやつの時にオレンジジュースを飲んでいた次男に「一口ちょうだい」と言うと、「血圧うつんない?」と心配そうだった。(以上3.31朝日新聞)

057】小1の子供が頭にコブを作って泣いて帰ってきて、あっちあっちと家の外を指差す。ついて行ってみると道路工事の立て看板で「安全第一」と書いてある。子供が悪いのか立て看板の置いてある場所が悪いのか。それにしても、安全第一の看板にぶつかるとはね。(まだ読めないから仕方ないか。)(3.31山陰中央新報)

058】よくニュースで「悪質ないたずらとみて捜査中」という表現を使っているが、「良質ないたずら」ってあるのだろうか。

059】三人兄弟の長男で、名前を「大」という友人Nは、そのことを知った人から「じゃあ、真ん中が『中』で、一番下が『小』っていう名前?」とちゃかされる回数が、先日めでたく50回を超えたそうだ。日本人ってやつは、みんな同じ事を考えるように出来ているらしい。(以上3.31週刊読売)

060】友人のU.M君は、童顔の彼女から、会うなりいきなり「子供できちゃった」と言われた。彼は周囲の人目もはばからず「そんなはずない! うそだ、うそだと言ってくれー!」と叫んでしまったが、彼女は、子供料金で電車に乗って来ただけだった。(4.2ぴあ)

061】キャッシュカードで20万円引き出すのを見ていた4歳の孫が「わぁー、おばあちゃんとこの機械すごい。ボクんちのママのとこは1枚か2枚しか出ないよ」と驚いていた。

062】ぬかみそのかめの中をかきまぜて、キュウリやニンジンを取り出していると、そばに立って見ていた幼稚園児の孫が「おばあちゃんとこ、お野菜、その中にかくしておくの?」と不思議そうな顔をした。

063】スーパーでミニチュアローズの植木鉢を買ってきた。レシートを見たら品目は「ヤサイ」だった。(以上4.7朝日新聞)

064】主人が同窓会の幹事をした。往復はがきに「喜んで出席します、都合つかず欠席します」と印刷し、とちらかに○をして下さいと書いて送った。一人は「喜んで」を消して出席のところへ○をしてあった。私は「嫌々出席するのかもしれないよ」と笑ってしまった。別の人は「喜んで」を消して「普通に」と書いてあった。(4.7毎日新聞)

065】国語の時間に先生から「敬語を使うのはどんな場合だ?」と聞かれたT君は「不良にからまれた時です」と答え、クラス中に大爆笑を巻き起こした。私はいま、朝帰り、浮気帰りの時、敬語を使っている。

066】テレビのワイドショーを見ていると、殺人事件が「美人○○殺される」とのタイトルで報じられることがよくある。しかし、被害者が男の場合「美男○○殺される」などと報じられているのを見たことがない。これはいったい、どういうことだろう。

067】私の祖母は何でも新し物好きで、コードレスホンもいち早く買った。それはそれでいいのだが、家に遊びに行くと、受話器がなくならないよう、柱にしばりつけてあったのには笑った。

068】のどの超音波検査を受けている時。「おや、これは?」と技師の手が止まった。私はギクリと不安になった。「おかしいな」とつぶやくその技師さん、自分ののどに機械を当てて、何度も動かし、「あっ、オレのもこうなっている。おかしくないんだ。」と明るく言った。私はホッとしたのと同時に、別の不安でいっぱいになってしまった。(以上4.7週刊読売)

069】メイク落としのCMでは、モデルさんが洗顔後、いかにもサッパリとした顔をしているが、実はそのサッパリ顔もメイクだったりする。

070】自分ひとりのためだけに押しボタン式信号で「環八」をせき止める。なんかすごく偉くなった気がするが、結局は、申し訳なくなって小走りになる。

071】「平凡だけど、幸せな家庭」なんてよく言うけれど、私は平凡じゃ幸せを感じられない女だ。

072】いしだ壱成さんは、自分の息子に「二世」とつけようと企んでいるらしいが、少しは子供の身にもなって欲しい。

073】ジャイアンツの栄光(笑)の背番号8を引き継いだのが、原選手でなく仁志(にし)選手なのは、2×4=8(にしがはち)に引っかけたギャグなのだろうか。そんなのでいいのか、仁志!(以上4.9ぴあ)

074】「最近、薄化粧だね」と言ったら、妻は「経費節減よ」と答えた。(4.14朝日新聞)

075】テレビでサッカーを見ていたおばあちゃんがゴールキーパーに向かって言った。「あんなところにおったらボールがぶつかって危ないじゃないか!」(4.14北海道新聞)

076】「できちゃった結婚」の娘を持つ私のおじ。その事を隠したいあまり、生まれる前から「うちの孫は早産で生まれますねん」と言い回り、娘に「生まれて初めて早産ってわかるのよ。お父さんのお陰でみーんなまるバレよ。」と言われ、今度は早産を撤回して回っている。

077】遊園地で散々乗り物に乗り、子供たちにこれで最後と言い聞かせて乗り物券を買おうとすると財布の中が心細い。「3歳まで無料」という内容に、いけないと思いながら、4歳になったばかりの娘の耳元で「お年は?って聞かれたら3歳ですって言うのよ」と言った。すると「分かった」と言うなり、隣りの2歳の弟に「お年は?って聞かれたら3歳って言うんやよ」ですって。私はあわてて「もういい」と娘の券を買いに走った。悪いことは出来ません。(以上4.14毎日新聞)

078】佐賀競馬場の前の道に「馬刺し」という立て看板と、のぼりが立っている。そばを通るたびに「ああ、馬に字が読めなくて良かった」と思う、心優しい私です。

079】JR亀有駅近くの、回るすし屋でのこと。突然、すし皿を載せたベルトが停止した。お店の人がチェックを繰り返したが、しばらく止まったまま動かない。その時、すしを握っていた職人さんが「すみません、皿が回り始めるまで、お客さんが回って下さい」。

080】わが社の部長が中学生の時、野球部とサッカー部がサッカーの試合をしたそうだ。それで勝ったのが、なんと野球部。ところが敗れたサッカー部はその年、県大会で準優勝したという。では、もし野球部が大会に出場していたら、まさか優勝ってことはないよね。

081】ドラマ「秀吉」で、渡哲也ふんする織田信長が戦場に出向く際、あのびんつけ油でツヤツヤのちょんまげに、どうやって兜を被せるのだろうか。3月17日放送分では、ちょんまげ姿の次の瞬間、もうすでに兜を被って馬に乗って現れていたが…。

082】JR列車の最後部に乗車した時のこと。女子中学生が2人で「後ろに乗っている人は楽だね」「ばかね、帰りに代わって運転するから同じだよ」だって。???

083】私の友人に危険物取扱者の資格を持っている人がいる。その友人は暗闇の中で原付きバイクのガソリンタンクを開け、「どのくらいガソリンが残っているのか見えへん」と言って、ライターの火を明かりにしてタンクをのぞき込んだというつわものです。(以上4.14週刊読売)

084】大井競馬場の競走馬が脱走して高速道路を2キロ走り話題になったが、次にレースに出る時、競馬新聞に載る前走は首都高速2千mと出るのだろうか。

085】この前、電車が行ってしまったばかりの渋谷駅ホームで、駅員さんが「危険ですので駆け込み乗車はおやめ下さい」としきりにアナウンスしていたけれど、あまり効果がないと思った。

086】やせる石鹸を使っていたら、石鹸がやせた。(確かにやせる石鹸だ。)

087】TVタイトルの不思議。朝なのに「ルックルックこんにちは」。

088】首都が21世紀には東京都から何処かへ遷都されるらしい。じゃ東京都はどうなる。東京道(堂)「老舗みたい」、東京府(麩)「新製品みたい」、東京県(軒)「ラーメン屋みたい」これ考えると夜も眠れない。(以上4.16ぴあ)

089】定年後の夫婦のあり方についての講演会に夫婦で行ったら、講師は「男の方はもっと自立しましょう。新聞を取りに行ったり、お茶をいれたり、料理にも挑戦してみましょう。」と話していた。でも、「自立」などと言わないで、無精を決め込むな、と言わないと、夫には通じない。

090】高級ブティックで革のバッグを見ていたら、店員が話しかけてきた。「最高級の小羊の革を使っております」「はぁ」「生後3ヶ月から5ヶ月の柔らかい革です」。かわいそうで、買う気がなくなった。

091】病院の受付嬢「お電話番号いいですか」、患者の老人「いいですよ」、受付嬢「お電話番号よろしいですか」、老人「よろしいですよ」、受付嬢「…あの、お電話番号は何番ですか」、老人「○○○○番です」。(はっきり聞けばいいのに。)

092】友人のグレーの自転車には墨色鮮やかに「警五」と書いてある。警察の払い下げ品か、と聞いたら「盗難防止なのよ」と答えた。(バラしてごめん。)(以上4.21朝日新聞)

093】のどにポリープが出来て手術した。声を出してはだめと医師より指示があり、すべて筆談。友人が見舞いに来て「いかがですか」と聞くので、紙に「あと3日で退院です」と書くと、友人も「それはよかったね」と紙に書いた。私は「耳は聞こえる、あなたはしゃべって」と書いた。(4.21毎日新聞)

094】私の通う皮膚科医院の受付嬢はすこぶる愛想がいい。診察じゃなく、そこで扱っている化粧品を買いに行った時でも、必ず「どうぞお大事に」とにこやかに言ってくれるのだが、じゃあ、私の顔っていったい…。(4.21週刊読売)

095】うちのじいちゃんは、ある日老人ボケを防ぐためのハウツー本(?)を買ってきたが、次の日にまた同じ本を…。

096】「ちゃく、ちゃく」と音を立てて、私は太っている。

097】信じてもらえないかもしれないけど、数年前のこと。自動改札で、後ろの人の切符に追い越された私の切符。私が先に入れたのに、後ろの青年のが先に出てきた。

098】駅のプラットホームで、ひとりの太った女性が、ダイエットの本を堂々と読んでいた。そこまで他人の目が気にならないのに、やっぱりやせたいものなんでしょうか?

099】環境を守っているんだか、守っていないんだかよくわからない、再生紙でできている、必要ないから捨てるだけのダイレクトメール。(以上4.23ぴあ)

100】古くなった台ぶきんをぞうきんにしているが、ある日、よく見たらぞうきんの方がきれいだった。

101】歯医者で知人に「虫歯ができましたの」と言ったら、「虫歯になる歯があってよかったですね」とおっしゃった。

102】履かない靴があふれ、玄関が狭くてしかたがないので、天井までの大きなげた箱を買った。今度は上段の靴を取るための脚立が必要となり、玄関はいっこうに広くならない。

103】短歌大会で講師から「もっと自分を出すように詠むと、いい歌になります」と言われた男性。モジモジ立ち上がり、「自分を他人様の前にさらすなんぞ、外聞が悪い。分からないようにと考えて、作ってきました。」会場は爆笑。(以上4.28朝日新聞)

104】夫の母は、カタカナで住所を書いてアメリカ人の知人に年賀状を出した。「配達出来ません」のハンコを押されて返ってくるまで、自分のミスに気付かなかった。(4.28北海道新聞)

105】子供がまだ3歳の頃、アパート住まいの狭い部屋の真ん中に、こたつが出ていて夕食が並んでいる。反対側にいた子供がこちらに来たがるので、「狭いほうは危ないからこっちへ回って来なさい」と広いほうを指差すと、バレリーナのようにくるくる回りながらやって来た。(4.28毎日新聞)

106】彼が、私の「素顔が好き」と言うのを真に受けていたが、最近になってその理由が「たまに化粧をしたときにキレイに見えるから」らしいということが、判明した。

107】TV番組「料理の鉄人」レギュラー審査員の岸朝子は、番組に登場して2年ほどになるが、いまだに紹介時は「料理記者歴40年」のままだ。(もう4142年くらいじゃないのか?)

108】図書館にて。おじさん「すみません、利用者カードをなくしちゃって…」係りの人「いつごろおなくなりになったんですか?」ちょっと違うでしょうが!?(気持ちはわかるけど。)

109】下唇にしているピアスを外して、口に水を含んだらどうなるんだろうと考えると、笑える。

110】家の鍵を開けようとして、間違って車のキーを取り出したら「家にエンジンかけるの?」とつっこまれた。(以上4.30ぴあ)

111】姉の結婚式でのこと、チャペルでの一通りの儀式が終わり、両家の自己紹介となった。緊張のあまり母は「母と申します」とのたまった。(5月号クレア)

112】姉に連絡を取ろうと、母がポケベルの番号を押した後、受話器を耳に当て「すぐ電話しろ、母」と言っていた。

113】満員バスのアナウンスが停留所で、「大変込んでいます。3人降りましたので、3人だけ乗ってもらえますか。」乗客の中から、「やせた人なら、4人でもよかね」。

114】高速バスの切符売り場で前の男性が係の人と長話をしている。「乗り遅れるから、早くして」と言ったら、「遅れないよ。僕が運転するんだから。」

115】背中にお灸(きゅう)跡の多いおばあさんに、お医者さんが「まっ黒けだね」と言うと、「ハイ、火葬のとき、早く焼けるようにしておきました」。先生「そんなことしたって、料金はおんなじだよ」。

116】以前、歯の治療中に痛かったので顔をしかめたら「にらまずに、手を挙げてお知らせ下さい」と言われた。今度の歯医者では、手を挙げたら、「ゴソゴソ動くな」と注意された。

117】空き巣に入られた。たんすの指紋を取っていた刑事さんが「奥さん、もっと清潔にしておいて下さい。指紋だらけで、わからないじゃないですか。」

118】丁字路突き当たりの刑務所正面に突然、「歓迎」の文字が躍っているではありませんか。その日は刑務所の文化祭でした。(以上5.5朝日新聞)

119】弟がまだ幼稚園生の頃、祖母が真っ黒なゴリラのぬいぐるみを買ってきてくれた。その時弟は何を思ったのかゴリラを洗ってしまった。「だって、真っ黒で汚れているんだもん」。

120】天気が良いのでフトンを干した。裏側にも日光を当ててやろうと気をきかせ、ころあいを見て裏返した。それを知らないはずの家内が「裏表、日に当てたから今日のフトンは温かいねえ」と言う。どうも家内も私と同じ事をしたようだ。結局、日に当てたのは片側だけだった。(以上5.5毎日新聞)

121】わが父は母に「一緒に白髪のはえるまで暮らしていこう」とプロポーズした。それから30余年の歳月が流れ、父は一人でハゲちゃいました。

122】評論家、文化人の話を聞いていると、しゃべりが本筋から横にそれると、「いずれにしても」という言葉で強引に元に戻すことがよくあり、とても耳障りだ。

123】友人と街を歩いていたら、すれ違いざまに中年の男性と挨拶を交わした。「知り合い?」と聞いたら「そんなに親しいわけじゃないのよ。でも、まるっきり赤の他人ってわけじゃないから、ピンクの他人って程度かしら。」

124】4月1日に東京銀行と三菱銀行が合併して、東京三菱銀行が誕生した。しかし、法的には6月末の株主総会で合併決議し、その後合併登記をしてから初めて正式の合併ということになる。そんなことを部下のOLに話したら「要するに、今は内縁関係ってことね」と軽くいなされた。

125】先日、NHKを見ていたら「次は山菜の特集をするので、山菜の採れる穴場をご存知の方がいらしたら教えて下さい」と言っていた。そんなのが放映されたら、嵐のように人が殺到し、山菜を根こそぎ採っていってしまうに決まっている。誰が教えますものか。(以上5.5週刊読売)

126】本の巻末にある占いがよく当たると思っていたら、自分でその占いに合わせた生活をしていることに気付いた。

127】進路指導で、先生から「将来の夢は?」と聞かれて、「まだ見たことありません」とウィットに富んだ返事をして殴られた友人K。

128】山手線内の女子高生の会話。「最近、あまり眠っていないんだ」。受験勉強のことかと思ったら、「授業で寝てない」という意味だった。

129】花粉症って一種の「目に見えない物を感じる能力」だと思う。

130】よく「黒猫に横切られたら、不吉なことが起こる」と言いますが、その黒猫を横切り返せばいいのかな。(以上5.7ぴあ)

131】おばあちゃんが郵便局に年金を受け取りに来た。「通帳からお金を下ろしたいだがね」「金額を書いて下さい」「少し残して、あとは下ろして下さい」「少しって言われても」「いや、ほんの少しでいいんだよ、少しで」。局員は毎月こんな問答をしているのかしら。(5.12朝日新聞)

132】先日、仙台方面にドライブした時のこと。私は助手席に同乗し、町並みを眺めていると、大きな看板が目につき、それには「この町は美人が多い、キョロキョロするな」と安全運転を呼びかけていた。次の町内に入ると、看板に「この町に美人はいない、キョロキョロするな」と書かれていた。(5.12毎日新聞)

133】Mちゃんが黒いマニキュアを塗っている時、子供にジーッと見られていた。Mちゃんは「ドアに手をはさんじゃったんだよ」と嘘をつく。

134】「冗談も休み休み言え」と言うが、休み休み言われたら、かえって腹が立つ。

135】梅って「桜さえなければ、私がヒロインなのに」と思っていると思う。(以上5.14ぴあ)

136】我が家は勧誘やセールスには、同業や関係者を装って撃退している。先日、小5の息子が「父も関係者ですから」と追い返した後、自治会の暴力団追放の署名集めとわかった。(5.19朝日新聞)

137】テレビのニュースに全く興味のない中1の娘が「最近のニュース、食事のことばっかり、不思議でたまらん」と言っている。なんのことか訳がわからずよく聞くと「さっき、お食事券(汚職事件)について…と言ってたよ」。(5.19毎日新聞)

138】「笑点」(日本テレビ系)で司会の円楽さんが「山田くん、例の物を持ってきて」と言うと、3人くらい出てきて物を配るが、1人は確かに山田隆夫くん。しかし、あとの2人も山田くんなのでしょうか。

139】春の全国交通安全運転週間中、富山県は死亡事故ゼロだった。その理由が「季節はずれの雪などで運転が慎重になったため」なんだって。(以上5.19週刊読売)

140】夢占いで「栗を食べる夢はステップアップを意味する」とあったが、今までに何人の人が「栗を食べる夢」など見たことがあるのだろうか。

141】「私のお尻の穴、もしかしたら変なところについてたんじゃないかって悩んじゃった」「俺も、自分が気付いてなかっただけで、実は他の人と違っていたんじゃないかって…」以上、ウォッシュレットを買って1ヶ月後の我が家の会話。

142】某水族館に売っていた「いるかの卵」というお菓子には、どうも納得がいかない。(いるかはホニュウ類だし。)

143】私は「貼紙禁止」という貼紙で埋まった壁を見たことがある。(以上5.21ぴあ)

144】国家試験の合格通知に、「返信用封筒を添えて…」と免状交付申請の手引を送る。何人かが「その封筒はどこで売っていますか」と問い合わせてくる。(合格を取り消すぞ。)

145】「あのね、お母さん、女の人がボクにお金を送ってくれるんだ」と、小学生の息子が打ち明けてくれた。「どこの誰?」「知らない。ボクの通帳に入ってるんだ。」貯金通帳を見ると、「元加利子○○円」とあった。

146】娘の机の上に会社説明会申し込みのはがきがある。「…行」の下に「様」と書いている。「行様」を消し「御中」と直した。帰宅した娘が「征行という名前の人なのよ!」(以上5.26朝日新聞)

147】何かと経費にうるさいS課長が仙台に転勤になった。先日、そのS課長から仕事中電話があり「どうだ、元気にしてるか。俺がいなくなったからといって、経費の無駄遣いはするなよ。それに…」と長々と説教された。でも、仙台から長電話するほうが、よっぽど経費の無駄遣いだと思うのだが…。

148】一部のマスコミでは、最近凋落の激しいサッカー人気を称して「Jリーグは終わった」などと言っているが、うちの弟はそれを聞いて「オレのやっているハンドボールは、まだ始まってもいない」とボヤいていた。(以上5.26週刊読売)

149】ついさっき、近所の酒屋で「ビール工場下さい」と言ったら、店番の爺さん(初対面)に「ウチは不動産屋じゃない!」と怒鳴られた。各社ともムリヤリな命名はやめてほしいと思う。

150】ボディピアスをしている人が増えているが、鼻ピアスをしている友人いわく「風邪ひくと鼻水が穴からもれて、かんでもかみきれない」そうだ。(これも毛細管現象っていうの?)

151】私には「いかそうめん食べたことある?」と聞かれた時「いかとそうめん別々になら食べたことある」と答え、大笑いされた過去がある。

152】「社会の窓」は開いた状態を人に見られるより、コッソリ閉めるところを見られるほうが恥ずかしい。

153】僕のすぐ後ろからバスに乗り込んだお婆さんが、運転手に真顔でこう聞いた。「すみません、このバス終点まで行きますか?」(行かないバスにこそ乗ってみたい。)

154】結婚式場でカメラを片手に「ハイ、プロポーズ」。(以上5.28ぴあ)

155】病院で順番待ちをしている時、聞こえてきた会話。おじいさん「私は毎朝4時半に起きて、体操をして朝ご飯を食べて、5時40分にはここに毎日来るんです。これが私の健康の秘訣です。」健康やったら病院なんか来んといて!!(6月号Lマガジン)

 

ひざねた1996年夏(1996.61996.8

001】書店の就職情報誌の棚に「あなたは立ち読みで人生を決めますか」と、立ち読み禁止の貼紙。それを見ながら、女子高校生2人が「バイトやから、ええんとちゃう」とメモを取っていた。(6.2朝日新聞)

002】連休中、バス旅行に参加した。高速道の混雑でバスが大幅に遅れたのだが、ガイドさんは「このサービスエリアでトイレ休憩をします。時間がないので10分後に出発します。」と言う。ところが、トイレは長蛇の列。「早くしないと乗り遅れるぞ」と仲間と言い合っていたら、後ろから「大丈夫ですよ」の声。振り向くと、バスの運転手も並んでいた。

003】先日、男ぎらいのA子さんと女ぎらいのB夫くんが、なんでも気が合ったとかで、このたびめでたく華燭の典を挙げることになった。縁は異なものですなあ。

004】ある銀行の新規口座申込用紙の性別欄に(1)(2)(3)その他とあった。「その他」って何なんでしょうか? もしかしてニューハーフ?

005】ハズレ馬券を1枚何円かで買い取るようにすれば、場内場外の美観維持に役立つとともに、清掃費用の節約、女性ファンの拡大になると思うのだが、どうだろう。

006】バーやスナックなどの飲み屋に行くと「田中さん」は「ターさん」、「鈴木さん」は「スーさん」といったふうに、名字の頭文字で呼ばれたりするという。子供時代、その話を聞いて「僕は絶対、大人になってもそういうところへは行きたくない」と言った男の子がいた。川口くんだった。馬場くんも戸川くんも同じように嫌でしょうね。(以上6.2週刊読売)

007】家の近くの中古車販売の看板。「夜間、休日無人展示会開催中!」

008】「みどりの日」が誕生日の兄には、環境保全のため、むきだしのプレゼントを与えた。(以上6.4ぴあ)

009】おばあちゃんにカレーライスとハヤシライスの違いを聞いた。「シャツに付いた時、黄色く残るのがカレーで、赤がハヤシよ」。

010】一年前に治した歯の調子が悪い。歯科医に行ったら、「信じられんような治療をされましたね。ふつう、こんな治療しません。」昨年も、ここでした。

011】会社旅行の6人部屋で、同僚が「わし、いびきかくよって、耳栓持ってきたんや」。気が付く人やと思っていると、「自分のいびきで目を覚ますので、これせんと眠れん」と、先に大いびきをかきはじめた。(以上6.9朝日新聞)

012】おっちょこちょいで有名な友人がまたケガをした。それでお医者さんに「私よく、骨を折るんですけど、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)でしょうか」と尋ねたところ、先生いわく「いや、あなたの場合はショウショウソコツですね」。(6.9毎日新聞)

013】知人の子供に「新郎」という名前の男の子がいる。まだ先のことだが、結婚式で仲人が「新郎の××新郎さんは…」と紹介した時、ダジャレと思われてしまうのではないかと、他人ごとながら心配している。

014】「自分が死ぬと残された犬がかわいそうだから、この年ではもう飼えません」という友人に、わが家のじいちゃんは「自分が先に死ぬのなら、飼い犬の死に顔を見なくてもいいじゃないか、いますぐ飼いなさい」と逆説得した。

015】親戚で法要があり、そこでしばらくぶりに会った叔父に「まあ、それなりに年はとっているなあ」と言われ、ちょっとショックだった。翌日、実家に行ったら、近所のおばちゃんに「まあ、あんた、いつまでも若いねえ。まったく年とってないよ。」と言われ、うれしくなった。でも、よくよく考えたら、これが身内と他人、本音とお世辞の違いだということがわかった。(以上6.9週刊読売)

016】注意一秒、子が一生(明るい家族計画)。

017】自慢じゃないけど、私は耳(音感)がいい。だから、自分がいかに「音痴」であるかが身にしみてわかってしまうのであった。

018】先日放映の「サザエさん」の中で、舟さんが「うちの子たちもすくすくと育っていくねえ」と言っていた。これは我々視聴者に対する挑戦だろうか。

019】最近の資生堂のクリームの1回に塗る量の目安は「パール粒2個分」ということだが、今までの「小豆2個分」と、量はほぼ同じくらいとはいえ、はるかに高級感が感じられる。(以上6.11ぴあ)

020】祖父愛用の真空管ラジオを修理し使っていたら、近所の子供たちが来て「昔話は聞けない? だってこのラジオ古いじゃん」。

021】教室で保健委員が「朝起きて一番の…」と一生懸命に検尿を説明していると、先生が「一番しぼりか?」(以上6.16朝日新聞)

022】私のアパートは、坂を登りきったところにある。「徒歩10分」というのは下る時の時間だった。

023】私「どうして春菊食べないのよ! 春菊の気持ちになってみなよ!」兄「いやっ! 食べられるの怖い! やっぱ食べられねーよ」。すき焼きの食卓にて。

024】猫よけのために置いた「水入りペットボトル」なのに、先日それを背もたれに猫が休んでいた。

025】板橋に住んでいる友人は、必ず中か上か下か、たずねられるそうだが、単なる「板橋」も存在することを人は忘れているらしい。

026】昨晩、鼻血を出した娘。鼻血のついたティッシュを見つめつぶやいた。「いい色だわ。健康的な色だわ…。」鼻血を出しといて、何が健康的じゃー!

027】先日、母が留守電を買った時のNTTの人との会話。母「取り付けとかはやってもらえるのかしら?」NTT「はい。ではいつ頃がよろしいですか? えーと普段は家におられますか?」母「はい」。じゃあいらないだろ。

028】歯のない祖父(90歳)は、湿気たクッキーを出すと怒るのに、普通のクッキーを、お茶に浸してから食べる。(以上6.18ぴあ)

029】電話の番号案内に勤めている友人が風邪をひき、会社に連絡しようとしたが、番号のメモが見つからない。「恥をしのんで、104や!」と本当にかけた。

030】友人に電話で結婚式のカメラマンを頼まれた。「新婦はどんな人?」「カナダ人よ」。当日、「アーメン」と祈った神父は、確かに背の高い白人だった。

031】江戸時代に書かれた草書を見て「昔の人はさすがに達筆ね。流れるような字だわ。」と感心していると、男の生徒が「昔の人って、せっかちだったんだね」。(以上6.23朝日新聞)

03216歳の二男が先日風邪をひいた。どうやら病院で薬をもらってきたようだが、どうしたことか夕飯を食べている最中に薬を飲んだ。「何してるの」と聞くと「だって食間って書いてあるもん」。(6.23毎日新聞)

033】電話で突然「もしもし、息子さんのお母さまですか?」と聞かれ「はい、息子の母ですが…」と答えてしまった。

034】会席料理が450円なんて、あまりにも安すぎると思っていたら、出てきた料理は肉じゃがとサンマの塩焼きだった。これって普通、定食っていうんじゃないの!

035】うちの近所に「キムラタクシー」というタクシー会社がある。略してキムタク。だが、キムタクに似た人は一人もいない。

036】主人の無二の親友のSさんは小学校時代、主人が道端で何か拾うと「なんだ、そんなガラクタ。ゴミになるだけじゃん。」と言い、主人が「そうだな」と思って捨てると、「おれ、拾った!」と言ってかすめ取る名人だったそうだ。

037】巨人の新しい選手が活躍すると、解説者は必ず「今までの巨人にはいないタイプの選手ですね」とほめる。ほかのほめ言葉を知らんのか?

038】「夜中の1時ごろに電話が鳴り、なんだろうと思いながらやっとの思いで起き、受話器を取ろうと思った瞬間に切れた。その3分後、また鳴ったので出ると「さっきの電話は間違いでした」と言って切った。

039】テストの採点をしていた同僚が「できねぇなあ。全然勉強してねぇじゃないか。」と怒っていた。その横で、ベテランの先生いわく「『教え方が悪いからできないんだ』と思えば、腹も立たないぞ」。(以上6.23週刊読売)

040】ずっと時代遅れは恥ずかしくないのに、少し時代遅れは恥ずかしい。

041】天文雑誌に「星占い」が載るのは、理にかなっているのだろうか、いないのだろうか…。

042】芸ノー人。

043】ラジオで相撲の解説をしていた出羽錦さんは、「僕は今風邪をひいているので、少しラジオから離れて聴いて下さい」と言っていた。

044】トイレによくある注意書き「備え付けの紙以外は流さないで下さい」。備え付けの紙以外…。紙以外は流しちゃいけないってことは、出した物は持ち帰り?(以上6.25ぴあ)

045】知人宅に紫蘭(シラン)の花を届けた。知人は留守で、ご主人が出てきて、「こんなにたくさんすみません」。「いえいえ、つくだ煮にするほどありますから」と言ったら、「えっ、どうやって作るの?」と聞かれた。

046】姉と友人の3人でタイへ旅行して、慣れぬ食事とハードな日程でおなかの調子が悪くなった。帰路の機内で検疫検査用紙が配られ、便名を書く欄を見て、姉が「軟らかいとか硬いとか書くの?」

047】孫娘は外泊が多い。母親が携帯電話で「いまどこにいるの」と聞くと、いつも「出先です」と返事する。母親はあきれ顔で、「居所が知りたいのに」とため息まじり。

048】「母の誕生日に何をプレゼントしよう」と弟に相談した。「年取ったて、気付かんふりが一番の贈り物やないか」と言われ、なぜか納得した。(以上6.30朝日新聞)

049】リスをいじめたら停学、殺したら退学という学校と、スイカを盗んだら停学、メロンを盗んだら退学という学校があります。ちょっと信じられない校則だけど、本当です。(スイカよりメロンのほうが高級。)

050】朝食に何を食べたかをその日の夜になって思い出せる限りボケない、と聞いた私の父は、それ以来毎朝、納豆ばかり食べている。

051】私の知人は結婚して、名前が「ハラマキ」になった。(以上6.30北海道新聞)

052】ドライブ途中で、ある農協の前の看板に目をやると、一日一善ならぬ「一日一膳多く食べましょう」と書いてあった。(6.30毎日新聞)

053】季節はずれの風邪をひいて、38度近くの発熱で寝込んでしまった。見舞いに来た友人が帰り際に「早く熱を下げろよ。そんな高熱が続くと、地球の温暖化を促進させるからな。」と言いやがった。

054】おいしいと評判の肉屋で100350円と同じ100gで700円の牛肉を売っていた。「試しに食べ比べてみよう」とそれぞれ300gずつ買った友人夫婦。しかし、家に帰って包みを開けると同じグラム数なので、どっちがどっちだかわからなくなってしまった。「でも、こんなに値段が違うんだから、食べればわかるよね」と焼いて食べてみたが、やっぱりわからなくて、やりきれない思いをしたそうだ。(以上6.30週刊読売)

055】ハエトリソウを買った。だが、エサになるほど虫がいないので、たまたま部屋に入ってきた虫を私が必死で追いかけ回して捕まえ、ハエトリソウにやっている。私は何のためにハエトリソウを買ったのだ!? 私がハエトリソウやんかー!(7月号Lマガジン)

056】姉の長女(3歳)から「おじさん」と呼ばれた。確かに血縁上では紛れもなく「叔父」だが…。まだ17歳なのに。

057】電車が臨時停車した時の車内アナウンス。「原宿・渋谷駅間で線路に公衆が入った模様です」。少なくともこれは現代国語ではない。

058】耳の中で光る耳掻きを買った。早速使ってみたが、自分で使うと普通の耳掻きだった。

059】私は、おいしくない怪しい食べ物を他人に勧めるのが好きだが、人に勧めるためには自分で試してみなきゃならない。つい、怪しい物に手がいってしまう自分が怖い今日この頃。

060】芸能界の法則。セクシー系の人は、だんだんセクシーじゃなくなっていき、清純派の人は、どんどんセクシーになっていく。(以上7.2ぴあ)

061】大病で2ヶ月入院し、出入り業者からテレビを借りた。退院時に賃料を払ったら、領収書に「またのおいでを心よりお待ちしています」と印刷してあった。

062】ラジオの電話人生相談で、某大学の先生がさっきから、面倒くさそうに応対していた。アナ氏の「では、この辺で1曲」の後に流れてきたのは、「Let it be」だった。

063】テニスの後、ミネラルウォーターを「おいしい」と言いながら飲んだら、彼女に「それじゃあ、職員失格ね」と決めつけられた。[注:水道局員からの投稿](以上7.7朝日新聞)

064】5歳の娘は最近、水に砂糖を溶かして「おいしいおいしい」と何杯も盗み飲みしている。「そんなに甘いもの飲んだら、体に悪いよ」と言ったら、砂糖水の中に塩を入れ「これで大丈夫」と言って飲んでしまった。

065】先日、父が知人のお宅へ電話したところ、幼稚園に通っている娘さんが出たそうだ。「お父さんいる?」と尋ねたところ、「いらない」との返事。父は困って「いらないの?」と寂しそうに聞き返していた。

066】出会い頭に自転車同士でぶつかって、こけてしまった。これが車だったらと思うとゾーッとする。「もしかしたら、今日、私の葬式だったかもしれん」と主人に言うと、「バカ、今日死んだなら、お通夜だ!」

067】パソコンで手紙を書いていた夫が、最近末尾に「乱筆乱文お許し下さい」と添えていたことに気付いた。これからは乱文のみにするそうだ。(以上7.7毎日新聞)

068】私の親戚のおばあちゃんは、初めてFAXの存在を知った時、孫への小遣いにと五千円札をFAXで送ったそうだ。(7.7週刊読売)

069】部長のMさんは、パソコンが得意です。右手人差し指1本だけであんなに早い人を私は知りません。

070】職場のトイレは、洗面所が自動水栓(手を出すと自動的に水が出る)だ。流しに落ちたものを拾おうとして手を出すと、水が出てきてズブ濡れになってしまう。「いつかコンタクトを落として流されるのでは?」と目の良い私も心配してしまう。

071】不幸な生い立ちを語る「女ののど自慢」があるが、歌のヘタな不幸な人は、立場がない。

072】職場のSさんは「音声で知らせる体重計」と聞き、自分が「アー」などと声を出すとその声で体重が分析されると勘違いしていたらしい。

073】昔つきあっていた人に「卒業写真」を聴くと私を思い出すと言われた。悪いけど私は違う人を思い出す。

074】今ごろやっと気付いた。「お手入れ簡単」ということは、「やっぱりお手入れはしなくてはいけない」ということに。(以上7.9ぴあ)

075】小2の息子が「おかあさん、とうしゅのイチローってなに?」と聞く。「イチローが投手かしら?」とテレビを見ると、小沢一郎党首の顔が映っていた。

076】母が「パンを15個作ったはずなのに、1個足りない」と慌てている。「私が食べたよ」「よかった、ボケて数が数えられなくなったのかと心配したのよ」。でも、さっき「食べていい?」とことわったのを忘れたの?

077】「折り目を内側にして折って差し出して」と印刷されている往復はがきで、コンパ案内を出した。5人の女子大生が往復部分を切り取らずに返送してきた。1人は「切り取ってしまいました」とわざわざテープで止め直していた。(単位もやらないぞ。)

078】北海道に行き、ホテルの部屋で案内書を見ながら「ここのレストランは上着がいるんだって」と言うと、小学生の娘2人が「そんな寒いレストランはいやだ!」と声をそろえた。

079】近所の子に「この服、もう小さくなったね」と言ったら、「もっと小さくなったら、お人形に着せよう」と嬉しそうだった。

080】淀川左岸の堤に「春風や…」の句碑と「蕪村生誕の地」の標柱が立っている。若い女が「どうして、ここで生まれたとわかるん?」連れの男が「専門の学者や測量士が丁寧に測って決めたんとちゃう?」(以上7.14朝日新聞)

081】三男が幼稚園の時のこと。ラムネを一つ食べるごとに「あと8個」「あと7個」と数えていた。これは数の勉強をさせるいい機会だと思い、「ラムネ菓子が6個あります。お母さんが2個食べると、どうなるでしょう。」と質問した。即座に「お母さん、嫌いになる」と答えが返ってきた。(7.14毎日新聞)

082】電話が鳴ったので「はい、渡辺です」と出たら、「あっ、10円損した。違うなら出るなよなあ。」と言われてしまった。(7.14週刊読売)

083】わざわざ最初からホラー映画とは名乗らないで、「大人のラブストーリー」とかいう宣伝文句にしておいて、いざ映画が始まると、主人公の顔が裂けて粘着質の触角が出てきたりすると本当に怖いのではないだろうか。

084】今のペースで言葉の平坦なアクセント化がどんどん進んでいくと、21世紀には日本語は、(想像上の)宇宙人のしゃべり方みたいになってしまうのではないかと心配だ。

085】話をしていた時、彼氏に突然「お前ってホントに鈍感なんだな」と怒られてしまった。何のことだかわかっていないってことは本物の、筋金入りの鈍感なんだろうなぁ…。

086】「同じ失敗を2度繰り返すな」とよく言うが、私は同じ失敗を2度繰り返すという失敗を何度も繰り返している。

087】曲がる時、(方向を)声で知らせる車が「右へ曲がります」と言いながら左へ曲がって行った。(以上7.16ぴあ)

088】孫と散歩していて、警察犬訓練所を指し、「あれ、犬の学校だよ」と教えると、「先生も犬なの?」

089】景勝・天橋立で団体さんの一人が苦労しながら、股の間からカメラを構えた。他の一人が「カメラを逆さに構えれば、ラクに撮れるのに」。

090】会社の設立十周年記念に日常便利字典をもらった。ページを開くと、鉄漿(おはぐろ)、お初穂、折助(おりすけ)などの言葉が並んでいた。(日常語かしら。)

091】動物園の駐車場でトカゲがひなたぼっこしていた。5歳の娘が「やっぱり、動物園なんだ」。

092】「昔はホタルの光で勉強しとったんよ」と教えた。小2のひ孫は「そんなら、2週間ほどじゃなあ」。(以上7.21朝日新聞)

093】うちの風呂場にあるカビよけ用の洗剤にカビがはえていた。(7.21北海道新聞)

094】長男の小学校の入学式の朝のこと。出勤する夫が「入学式、頑張ってこいよ」と声をかけたところ、長男いわく「うん、でも入学式なんて別に頑張ることないから…。父さんこそ、仕事頑張れよ。」(7.21毎日新聞)

095】夏祭りのお化け屋敷に行くと、呼び込みの口上が言っていた。「真っ昼間から出ているのは、うちのお化けだけ。うちのお化けは働き者だから、昼間から出てます。」過労死せねばよいが。

096】某小学校4年のあるクラスで、「透明人間は存在するか」について議論を始めたら、それまでにない大激論となったそうだ。結局、「透明人間は目に見えないから、存在しても確かめることが出来ない」とまとまった。

097】先日、NHKの天気予報で、アナウンサー氏が「梅雨前線が活発になっています。ご自宅の河川や山は十分注意して下さい。」とのたまい、妻と二人で「すごい地主なんだなあ」と仰天した。(以上7.21週刊読売)

098】電車の中で、子供たちがニューハーフらしき人を指差して「おかまだ、おかまだ」と騒いでいた。すると彼は突然振り向き「おかまじゃねえわよっ!」と一喝し、さらに子供たちを喜ばせていた。

099】刑事訴訟法の教科書を見ていたら「警視庁山手警察署司法警察員・警部 羽暮啓二」と書いてあった。はぐれ刑事?… 私の頭の中に藤田まことの渋い顔が浮かんだのは無理もない。

100】この春から遠距離恋愛になった私と彼。いつ彼から電話がかかってきてもいいようにとキャッチホンにしたが、なぜか彼と話し中に友達からキャッチホンが入ってしまったことしかない。

101】清水ミチコの「顔マネ塾」の本を買ったら、もらったレシートの品目が「実用書」になっていた。これは、読者の我々も「この本を参考に顔マネをしろ」という意味なのだろうか。(以上7.23ぴあ)

102】社会科のテストで「憲法66条、内閣総理大臣その他の国務大臣は( )でなければならない」の空白を埋めさせた。ある生徒が(善人)と答えた。◎をあげたい。

103】当地の日本人学校で、書道コンクールの作品募集に「毛筆の部…自由」としたところ、全員が「自由」としてきた。[注:教師の投稿]

104】息子の結婚式があるハワイのホテルへ行った。先着した息子夫婦の部屋へ電話しようとした老妻が「おかしい、ハローというばかりよ」。日本語の説明書に「7プラス相手の部屋番号」とあり、妻は4ケタの足し算をしていた。

105】夫の店に来た客「先日、インド料理店でパンとも何ともいえんものが出てきたんじゃ」。夫「それはナンというんです」。客「それがわからんのじゃ…」。(以上7.28朝日新聞)

106】指で測る自動血圧計で健康チェックに余念のない6年生の息子。「ゴマちゃん(アザラシのぬいぐるみ)のしっぽで測ったら」と言ったら、本当に測ってしまった。しばらくジーと音がして、最高血圧115、最低血圧57が表示された。息子は驚き「えー、すごい! でも下が少し低いなー」。(7.28毎日新聞)

107】先日、旅行で鳴子温泉に行ったら、地元のガイドさんが「創作こけしと伝統こけし」について説明してくれた。ところが、宮城弁で発音すると「伝統」が「デンドウ」に聞こえてしまう。笑いをこらえていたら、周りの人がクスクス笑い始めた。どうやら、ケシカラヌ思いをしていたのは私だけではなかったようだ。

108】博多駅前の通りの愛称募集に応募していた私は、結果発表を見て愕然とした。その親しみやすい名称とは「博多駅前通り」だった。以前、仮称「福岡ドーム」の愛称にも応募したことがあるが、その時の結果はご存知「福岡ドーム」。そんな平凡な名前なら、初めっから公募するなと言いたい。

109】会社でヒマだったので、37年前に卒業した中学校のクラスメート38人の名前を書き出してみた。2時間かけて37人思い出したが、どう考えても一人だけ思い出せない。よく考えたら自分だった。しかしヒマだねえ。

110】関連業種就職率98%を売り文句にしている某専門学校に通っていた友人のSは、どうやら残り2%に入ってしまったようだ。落ち込んでいるのかと思いきや、逆に「僕は貴重な存在だ」と胸を張っている。(以上7.28週刊読売)

111】汗や匂いの気になる季節。だが職場のWさんが電車の中で聞いたと言う「○○君て、雑巾を柔らかく絞って何日か置いたような匂いだよね」に勝る言われかたはあまりないだろう。

112】ニュースで。「それでは最後に今夜のプロ野球の結果を簡単にご紹介します。6チームが勝ち、6チームが負けました。」(以上7.30ぴあ)

113】「水戸黄門」のテーマ曲って、「どんぐりころころ」の歌詞で唄うとピッタリはまるの、知ってた?

114】電車に手を挟まれた瞬間「よし、学校で話題に出来る」と思ってしまう自分がすごく好きである。(以上8月号Lマガジン)

115】家の電話が故障して使えなくなり、公衆電話で修理会社に連絡した。係の人が「立て込んでいるので、折り返しお電話します」。

116】「シュトイ天文台」。カーラジオをつけたところ、新しい天文台らしい言葉が飛び込んできた。天文台にふさわしい地名も出たが、どうもおかしい。少し聴いて、「首都移転問題」のことだとわかった。

117】薬もまいていないのに、台所でゴキブリがひっくり返っていた。夫は「悪いものでも食べたのかな」。私の料理のせいじゃない。

118】薬局で若い母親が真顔で「薬袋に書いてある通り、子供をよく振ってから飲ませたのですが…」。

119】友人と街を歩いていると、真ん中に、若者が「申し訳ありません」と割って入ってきた。感心な人だと思って、振り返ったら、携帯電話に頭を下げていた。(端を歩け。)

120】市主催のリサイクル市で、あいさつに立った市長が「みなさん、今日買った品物は、すぐ捨てないように」と呼びかけていた。

121】小4の娘が、日本語を話せない先生から英会話を習い始めて2ヶ月。「先生の言うことがわかるようになった?」「うん、先生、日本語が上手になってん。」

122】酷暑の中、ダイエット健康茶を毎日10ケース、20ケースと配達している。お客に「本当にやせるん?」と度々聞かれるので、つい「飲むよりも、運んでもらったほうが効果がありますね」と答えてしまった。(以上8.4朝日新聞)

123】会社のAさんは活字が大嫌い。書類や本に目を通すのが遅いため、この夏「スーパー速読術」なる本を買ったのだが、それも読めずに結局積んである。(8.4北海道新聞)

124】新聞に外務省の人事が出ていた。「兼バヌアツ、キリバス、ツバル、トンガ、ナウル、パラオ、マーシャル、ミクロネシア大使(フィジー大使)小林二郎」。8ヶ国もの大使を兼務するなんて…。住まいはどこ? 名刺の肩書は? 給与は8ヶ国分か? などと、他人事ながら気になってしまった。

125】通っている歯医者で45万円かかる治療を勧められ、言葉を濁していたら、「お見受けしたところ、50歳半ばくらいでしょう。80歳まで生きるとして、後25年、まだ9000日は使うんです。45万円といっても、1日たった50円ですよ。」説得力のある先生の話と寿命まで教えてもらったお礼に、治療をお願いすることにした。

126】時代劇の三大不思議。(1)どんな役でも服がメチャクチャきれい。(2)人を切っても刀が曲がらない。(3)マゲの剃ったところに少しも毛が生えてない。(以上8.4週刊読売)

127】会社のNさんは、お店で「ビール3本ぐらい下さい」と言って、お店の人に「2本ですか、4本ですか?」と聞き返されたそうだ。

128】銀行のATMでお金をおろすとボロボロのお札が出てきた。別の口座に入金するため、そのお札を再び機械に入れたら止まってしまった…。お前が出した金やんか!(以上8.6ぴあ)

129】3泊4日の自然教室に出かける準備をしていた小6の娘。提出する用紙の緊急連絡先に「けいさつ」と書き込んでいた。

130】公民館で講演会場を設営していたら、会長さんが「1列目は座る人がいないから、いすを並べなくてもよい」と言った。

13145年前に卒業した女学校のクラス会で、幹事が「だれか若い人、重い荷物運んでちょうだい」と叫んでいた。(みんな同い年よ。)

132】小6の息子が、海のフェスティバルで砂の工作コンクールに出る。「何を作るんだい?」と尋ねたら「砂漠さ」。(以上8.11朝日新聞)

133】デパートへ買い物に行くため、多摩川に架っている関戸橋を渡っている時のこと。6歳の息子が歩道の左側を歩いていたので「人の迷惑になるから、右側を歩きなさい」と注意したところ、くるっと向きを変えて「ほら、右側を歩いているよ」と言って後ろ向きに歩き出した。(8.11毎日新聞)

134】小1の息子が夏休みの初日に宿題帳を開き、「なつやすみのはんせいって、なに書くの?」

135】いとこが出産して、その上司がお祝いに来院した。「もう名前は決まりましたか?」「ええ、ありふれていますが、アキラと言います」「…」。(上司も同じ名前。)

136】さる衛生陶器の展示場でズラリと並んだ便器を眺めていたら、中年のご婦人がせっぱつまった表情で「本物はどこです?」(以上8.18朝日新聞)

137】クラスメートのAは、争いごとが起きると「よし、僕が憎まれ役を買ってやる」と良いところを見せようとするが、はっきり言って元々嫌われている。

138】我が町から隣りの市に入るところに「泥棒侵入禁止」の立て札がある。ってことは我が町には泥棒がいるってことかぁ? 何という失礼な!

139】近所の小学校の「飛び出し注意」と書かれた子供の看板が、道に飛び出している。(以上8.20ぴあ)

140】「今日、日中の気温は、この夏の最高を記録しました」というニュースに、小学生の息子が「ヤッタ! この夏はもうこれ以上暑くならないんだ!」

141】トタン屋根でペンキ塗りをする老妻に「危ない。サルも木から落ちるぞ。」と注意したら、私は人間よ」と平気な顔をしていた。(以上8.25朝日新聞)

142】アトランタ五輪も中盤の頃、単身赴任の主夫業を終えてテレビ観戦。「今日からは陸上が始まるぞ」と思いながら、ついウトウト。どれくらい眠っただろうか。テレビから「きぃみぃがぁよぉーは」が聞こえてくるので「おっ、誰か金メダルを取った!」。条件反射的に飛び起きたら、放送終了の日の丸だった。(8.25山陰中央新報)

143】私がSMAPの中居君のことを「中居君、中居君」と呼ぶと、夫は「中居君、中居君って言うな! お前の友達か?」と怒るので、「じゃあ、何て呼べばいいの?」と聞いたら、「中居でええやんか」。

144】「幽霊はどうして夏に多いの?」と孫に聞かれて、私は「幽霊は白くて薄い着物を着ているから、冬は寒くて出られない。だから暑い夏に出るのだ。」と答えたものの自信がない。

145】日曜日の夜12時ごろ、寝ようとしたら電話が鳴った。受話器を取ると「○○君?」。私は「違う」と言って電話を切った。その後、5分くらいたってまた電話があり「○○君?」。腹が立ったので「こちら火葬場です」と答えて切った。すると朝の3時頃、ベルの音で起こされ受話器を取ると、「火葬場かね。一人焼いてほしいんだが。」報復ってわけだが、ユーモアのある相手であまり腹も立たなかった。

146】進学塾の息子のK君は今年浪人しているが、家業からしてプレッシャーがあるのではと心配して聞いてみると、予備校の友達に学問の神様で有名な某神社の息子がいるから、彼よりはまだマシだと言っていた。

147】会社の近所の電柱のトランスが突然火を噴き停電するという事故があり、ちょうど現場を通り合わせた配達のおじさんが「カラスが真っ黒けになって死んでたぞ」と会社で報告した。すると、わが社の口さがない連中が言った。「へえ、黒いカラスが真っ黒けになったかあ」。

148】子供がまだ保育園の頃、秋に日焼け大会があって、一番真っ黒に日焼けした子は先生から冠と賞状がもらえた。そこでプールサイドや庭で、スッポンポンの姿でこんがりと焼き、うちの子が一番!と意気揚々と登園させたところ、先生に「焼けていないところと比べて、焼け具合を判断するのに、全部焼かれては…」と言われてしまった。(以上8.25週刊読売)

149】下宿先の大家さんは、家賃を払いに行くたびに「私はボケ防止のために社交ダンスを10年続けている」と言っているが、すでに効果なしって感じ。

150】携帯電話があるのに、電話代をけちって公衆電話を使ったがために「電話中に携帯が鳴る」という不測の事態に陥り、受話器片手に「今、電話中なんすよ」とマヌケなことを言うはめになってしまったT君。

151】PHS/P ピーピーと H ハタ迷惑です S 静かにしましょう。

152】ナウイ・ハッスル・E電・接吻・マンガ映画・フィーバー・衣紋掛け・帳面・ハレンチ・ボイン・ギャフン・バッチグー・セコハン・ゴーゴー・ハイカラ・月賦・ルンルン・逢引き・天然色・写真機→死語20

153】「(忙しくて)何から手を付けていいのか、わからなーい!」「とりあえず会社の金!」

154】先日ある雑誌に、大澄賢也と不倫関係にあるとされるタレントの名前が「E島・I」と匿名で紹介されていたが、これではちっとも匿名になっていないと思う。(以上8.27ぴあ)

155】(削除しました)

 

ひざねた1996年秋(1996.91996.11

001】歯医者さんから帰宅して、なんか変だと思ったら、治療中の歯から5ミリほどの金属棒が出てきた。次回にそれを言うと「あ、大丈夫です。ドリルのバーですから。」気にするわ。

002】「年を取ってから動けなくなる日のために、よい思い出を作っておきたいの」と旅を楽しむことにした。妹に言うと、「そんな心配いらん。その前にぜーんぶ忘れてしまうよ。」

003】母は「部屋をきれいにしなさい」とうるさい。「なんでえ」と反抗してみたら、「だって、泥棒が入ったら恥ずかしいでしょ」だって。(以上9.1朝日新聞)

004】昔、キャンプ場の食堂で70歳くらいのおばあちゃんが注文を受け、「今、ムスメが運んできます」と言って去って行った。どんなギャルが来るのかと期待して待っていたら、本人の娘がカツ丼を運んできたのだった。(9.1北海道新聞)

005】近所の工務店には、「大工さん、随時派遣いたします。人材豊富、技術優秀」との大きな看板がある。その下には「大工急募!経験不問、即日採用」との小さな看板が出ている。

006】盆踊りの縁日で、加トちゃんのお面を見つけた。アニメやマンガのキャラクターではなく、実在の人物のお面は初めて見た。(以上9.1週刊読売)

007】昔読んだ推理小説を久しぶりに読み返した時、自分の記憶力の無さに感謝する。

008】胸囲の豊かなN先輩(男)が着ると、イルカ柄のTシャツは思いっきり左右に引っ張られてサンマ柄のTシャツに変身する。

009】ミスタードーナツでドーナツを15個買った。「こちらでお召し上がりですか?」と聞かれた。

010】彼のオムライスにケチャップで「LOVE」を書こうとしたら「かけすぎや」と止められた。(以上9.3ぴあ)

011】暑中見舞いをまとめ書きし、ブラジルへも1通出した。間もなく返事があり、「日本はことのほか炎暑のようで、お見舞い申し上げます」。向こうは冬でした。(9.8朝日新聞)

012】小学生の頃、親戚のおばさんに頂いた有名なケーキ屋のケーキで家族4人が軽い食中毒をおこした。責任を感じたおばさんがクレームをつけたらしく、翌日ケーキ屋の社長が謝罪にやって来たが、差し出された手土産もそこの会社のケーキだった。(9.8北海道新聞)

013】5歳の息子が熱を出したので、医者に連れて行った。ワンパクそうな息子の顔を見て、お医者様は「今日は外へ出ずに、家でゴロゴロしているんだよ」と言った。家へ帰って、ふとんの敷いてある部屋へ行き、静かにしているようだったが、「お母さん、もう止まってもいい?」という声が。息子は、お医者様のいいつけを守って、右へゴロゴロ、左へゴロゴロ、ずっと転がり続けていたのだった。(9.8毎日新聞)

014】私「私って、いざとなったら、やる時はやる!タイプだよね。」母「いざって時がないけどね。」

015】木製コースター「ジュピター」。これって木製と木星をかけてあるんだ。

016】ある暑い夏の日、フラッペを食べながら友人は言った。「こんな物、氷に汁かけただけなのに、400円もするんだよ。汁代だけにしなって言いたい。」…ごもっともです。

017】ベストセラーほど古本価値が低いというのには、ちょっと皮肉を感じてしまう。

018】くわえタバコでジョギングしている人を見たことがある。健康にいいんだか悪いんだかわからない。(以上9.10ぴあ)

019】夕食時、巻き貝を耳に当てる小2の息子と。「どんな音がする?」「海の底みたいや」「きれいに洗っときや」「いいや、水道の音になってしまうやん」。

020】眼鏡を作り直すため、眼鏡屋で検眼してもらった。横で見ていた5つの娘が「パパっ、大人のくせに、こんな字も読めないの!」。

021】朝、口げんかして出て行った娘と駅でバッタリ。声をかけると、しぶしぶ横にいた友達に紹介してくれた。「弟の母さんです」。

022】中年のおばさんが待合室で看護婦さんに尋ねた。「敬白先生いらっしゃいますか」。掲示板を見ると、注意事項の下に「院長敬白」とあった。(以上9.15朝日新聞)

023】たい焼きの形をしたアイスを「冷凍たい焼き」だと思い、レンジでチンしてしまったのは私の父です。

024】一昨年の夏、私のいとこは「エアコンを使うと燃料代がもったいない」と言って窓を全開にして車を走らせていた。が、突然虫が飛び込んできて、それに気をとられているうちに電柱にぶつかった。(以上9.15北海道新聞)

025】うちの主人は、スーパーで2枚組780円の紳士用トランクスを買って「僕は紳士だ」といばっている。それはそれとして、3枚780円くらいの「淑女」用パンツってないのかしら。

026】自動販売機で買い物しようとした時のこと。「売切」の表示も出ていないのに、商品が出ない。「払戻」のボタンを押しても、お金が戻ってこない。頭に来て蹴飛ばすと、「ありがとうございました」と言った。(以上9.15週刊読売)

027】結婚相談所のダイレクトメールに「プライバシー厳守」と書いてあった。それなら、私の住所や未婚であることをどこで知ったのだろうか。

028】スーパーへ棚を見に行った。なかなか良い棚があり、ふとその名を見ると「グッド・ラック」。グッドネーミング!(以上9.17ぴあ)

029】中1の娘が「小六法」を読む私に、「何よ。今ごろ小学校6年生の勉強なんかをして!」だって。

030】観光ガイド中、草をはむ牛を指差して、「赤毛の牛からは、コーヒー牛乳が取れます」と冗談を言ったら、一人のおばあちゃんが大きくうなずいていた。

031】息子「考える人って、何を考えているの?」。主人「何を考えようかと、考えてんじゃないの」。(以上9.22朝日新聞)

032】娘の通う幼稚園ではウサギを飼っている。その日はえさを与える当番だということをすっかり忘れていた。帰ってきた娘に「ウサギ当番のえさを持っていくの忘れちゃったね」と言うと、「大丈夫だよ、ほかの当番の子もみんな忘れてたから」とケロッとして言った。それじゃウサギさんはどうなるの?(9.22山陰中央新報)

033】二男を小児科へ連れて行った時、孫をつれたおばあちゃんが何かをしきりに振っている。何度振っても下がらない電子体温計に困っている様子だった。(9.22北海道新聞)

034】姪が「悪いことをしたら『手を汚す』と言うのに、なぜ悪いことをやめたら『足を洗う』と言うの?」と聞くのですが…。(9.22週刊読売)

035】初めて千葉マリンスタジアムに行って感動した友人は、「すごくキレイですね」とビール売りの兄ちゃんに声をかけたところ「ずーっとキレイなままなんですよねぇ…」と淋しそうな答えが返ってきたそうである。

036】メガネショップで店員に「無色ですか?」と柄を聞かれたのに、「いいえ、学生です」と職業を答えた俺の弟。

037】「静岡」とワープロ入力したら「静男か」と呼びかけられてしまった。

038】母と私の会話。母「学生は勉強が仕事なんだから、勉強しなさい」私「家に仕事は持ち込まない主義なんです」。

039】友人は駅のホームで誰かに突き落とされるのを恐れ、必ず自分の身長分だけ内側を歩いている。

040】男女の知り合い同士をくっつけようと張り切る人を見ていると、昔科学で習った触媒という言葉を思い出す。(以上9.24ぴあ)

041】祖父は68歳。元気だが、「平成○年」と言っても全然わからない。話をする時、私はいつも平成○年を昭和に翻訳している。

042】迷子の練習。パパが3歳の娘に「あなたのお名前は?」「お年は?」「お家はどこ?」と聞いたら「ここでーす」と娘。

043】一人息子は3歳。遊び相手に猫を飼ってやろうと友達に相談した。すると「猫は相手にしてくれないわよ」と言われた。

044】パチンコ店の前に看板が立ててあった。「子供連れの方、子供置き去りの方、入場お断り」とあった。

045】うちのおじいちゃんが夫のことを「仕事は何でも早くこなすが、雑だ。草も根元から刈ってない」という。かなり前にきちんと刈ってるのに。草は毎日伸びるものよ。(以上9.29朝日新聞)

046】6歳になる甥に今年もまた「上野動物園へ行こうか」と誘ったところ、「上の動物園は去年行ったから、今年は下の動物園へ行ってみたい」。

047】「1000万円貯まるやりくりの本」「我が家の節約術」などの節約のお手本となる雑誌の前で、どれにしようかと悩んでいたら、横に来た主人が「それを買わないのが一番の節約だよ」。(以上9.29毎日新聞)

048】会社の近くのレストランの入り口に、こんなポスターが張り出されていた。「新米入荷しました」。ところが次の日見ると、「荷」が「社」に書き換えられていた。(9.29週刊読売)

049】「韓国では同じ姓の人は結婚できないらしいよ」と友達に言ったら、「えっ? じゃあ169cmの男の人と169cmの女の人とは結婚できへんの?」…。

050】私の友達には、「駅のホームにきちんと整列している人を見ると、ドミノ倒しを思い出し、思わずツンって突いてみたい衝動にかられる」というあぶないヤツがいる。(以上10月号Lマガジン)

051】TBSテレビで「大岡越前」をやっているが、放映26年目とのこと。実際の忠相の町奉行在任は19年間なのに、凄い番組だ。

052】NHKの天気予報で「超大型の台風が…」なんて真面目に話していても「チョーチョー言うんじゃねえよ」と思ってしまう今日この頃。

053】「好きなタイプは?」と聞かれたら「英文タイプ」と答えてみたい。(以上10.1ぴあ)

054】3歳の姪は歯磨きが嫌い。「さ、きれいにして」と言うと、「いっぱい磨くと、おばあちゃんみたいに銀色になる?」(10.6朝日新聞)

05527年間私は依願退職を「胃がん退職」だと思い込んでいた。なぜ肺がん、大腸がん退職などはないのかと不思議に思っていた。

056】食事の時、両親と僕の会話についてこられなかった幼稚園児の弟は、悲しそうな顔をしてこう言った。「ぼくでもわかるようにひらがなではなしてよ」。(以上10.6北海道新聞)

057】殺人容疑で指名手配中の女性に百万円の懸賞金がついたとか。これって、もし本人が警察に自首したら、百万円もらえるのだろうか。

058】夫はマンション管理組合の理事をやっているが、気が弱いのであちこちで言いくるめられ、まとまる話も全然まとまらない。そのことで私が文句を言うと、「だいたい言いくるめられやすいから理事にならされたんだ」と開き直った。(以上10.6週刊読売)

059】先日の夜、人通りの少ない道を歩いていると、突然後ろから「もしもし」と呼び止める人がいるので、「はい、何ですか?」と振り返ってみると、そこには携帯電話に向かって「もしもし」と話しかけている男が立っていた。

060】部屋で宍戸錠の話をしていたら、先輩が頭がライオンで胴体がドジョウの「獅子ドジョウ」なるものを描いてくれた。

061】部屋に貼ったポスターが「すごいたるんでる」と思うと、次の日にはピンと張っている。何かが伸び縮みしているのか? ポスターが? 部屋が?

062】免許取りたての頃、右折が怖くて左折だけで目的地に行ったことがある。(以上10.8ぴあ)

063】台風17号が通過した夜、東京の息子に「そっちはどう?」と電話したら、「青空出てるよ」。夜の青空なんて聞いたことない。(10.13朝日新聞)

064】5歳の息子は、私が深夜にビデオを見ていると必ず起きてきて邪魔をする。そこで小児用の風邪薬を寝る前に一服盛れば、朝までぐっすり眠ってくれる。(10.13北海道新聞)

065】隣りの奥さんが「これ、拾ってきたんですけど」と言って袋をくれた。一瞬驚いたが、とりあえずお礼を言った。開けてみたら、クリが入っていた。(10.13毎日新聞)

066】消火器を見るとすごく不安になる。いざという時、本当に役に立つのだろうか? 中の粉が固まっていたりしないだろうか? こればっかりは「ちょっと試しに…」ってわけにはいかない。考えてみると、最近はやりのエアバッグという代物も不安だ。

067】時代劇を見ていて、いつも思うことがある。たまには悪者が勝つことがあってもいいのではないだろうか。だいたい、悪者のほうがユニークな性格をしていることが多いから、そのほうが面白いはずだ。

068】中国人の友人のYさんは日本語がとても上手なのだが、ラーメン屋に行くといつも中国語で注文して店のおじさんに迷惑がられている。

069】友人の弟の話。就職試験中の彼は筆記試験で「勝てば( )、負ければ( )」の( )の中を埋めろという問題に、「勝てば(1.5ゲーム差)、負ければ(2.5ゲーム差)」と書いて出したそうだ。当人によると、官軍、賊軍の答えはちゃんと知っていたけど、個性のあるところを示そうと、そう書いたとか。

070】この春、高校を卒業したばかりの姉に、高2の妹が数学の問題について聞いていた。面倒くさそうに姉が「もう忘れた」と言うと、間髪入れずに妹は「じゃあ、2+3は?」と聞く。とっさに「5よ」と答えた姉は「そんな昔の問題は覚えているのに、どうしてこんな最近の問題は忘れたのよ、ええっ?」と妹から変な質問攻めにあっていた。(以上10.13週刊読売)

071】「近ごろ眠くて仕方ないんだって? 不摂生なんじゃないの?」「うん、それを考えると夜も眠れない」。

072】女性週刊誌の見出しに「バカッ母」「超甘っ母」というのがあったけれど、「〜っ母」って一体何て読むのですか?

073】ダイエット食品売場で見つけたお茶。その名も「やせなく茶」。

074】小学校3年生のLちゃんは、懸賞に出すハガキをポストに入れる前に、しきりに振っていた。「何してんの?」と聞くと「だって、ふるってご応募下さいって言ってたから」。

075】印刷の具合で間違いやすい「旧乗車券」と「1日乗車券」。

076】出産予定日が近づいてきた友人のひとこと。「取扱い説明書持って出てきてほしいわ」。(以上10.15ぴあ)

077】塩コショーにしようと塩とコショーを同一容器に入れても、塩が混ざらず、「塩とコショー」になってしまう。塩コショーは化学の結集である。(10.15ぴあ関西版)

078】先日、ある車検代行センターの看板を見ていると、いろいろ説明が書かれている中に「戦車は扱っていません」と大書されていた。(10.20週刊読売)

079】久しぶりに「回転しない寿司屋」へ行った。でも、値段を見て目が回ってしまった。

080】野茂のノーヒット・ノーラン達成の時の野村監督のコメント。「メジャーのレベルは一時期ほど高くないけど、すごい。素直にオメデトウと言いたい。」監督の精一杯の素直。でも…。

081】父と17歳の弟が喧嘩をした。弟「グレてやる」父「それなら俺はボケてやる!」。60歳になる父の言葉は真実味がありすぎて怖かった。

082】母に「『失敗は成功のもと』というのが失敗のもと」と言われた。(以上10.22ぴあ)

083】6歳の娘が、字を書けるようになった。懸賞応募のはがきを自分の名前で出すという。「ご職業」の欄には「もるもっとのえさやり」と書いてあった。

084】3歳の息子が消防車のおもちゃで遊んでいた。「大きくなったら消防士になったらええやん」と言うと、答えは「いや。やけどするもん。」

085】同じダイレクトメールが夫と私に別々に届いた。結婚情報の会社からだった。(以上10.27朝日新聞)

086】先日、夫と2人でテントと寝袋を持ってキャンプに行ったことを、86歳になる祖母に話したら、「お前たちは、旅先で宿に泊まれないぐらい生活が苦しいんだね、かわいそうに」と同情されてしまった。

087】朝、出かける時、腕時計を見たら電池切れで動いていない。気が動転した私は何を思ったか、時刻表示のついたビデオのリモコンを握り締め、家を飛び出していた。(以上10.27週刊読売)

088】よくテレビで耳にする「よろしくどうぞ」は、日本語として正しいか? やっぱり「どうぞよろしく」だと思うのですが。

089】先月から家計簿をつけ始めた私。やってみると結構楽しくて、家計簿をつけたいがために、どうでもいい物を買ってしまう。

090】「今世紀最後の大物」と呼ばれる人は、よく考えれば「あと5年しかもたない」という意味ではないだろうか?

091】「絵本を振り回したり投げたりすると、思わぬケガをすることがあります。扱いには十分ご注意下さい。」――PL法のお陰で「ここまで書くか!?」っていう注意書きが増えたよね。

092】風情のある虫の声も、猫のサカリと同じ原理で鳴いていると思えば腹立たしい。

093】化粧品売り場のおねえちゃんは、新商品が出て初めて、それまで「おすすめよ」と売りつけていた商品の難点を教えてくれる。

094】知人Tは路上での卒業検定で、親と親戚の車に前後を挟んでもらい無事合格した。今でも教習所で伝説となっているらしい。

095】S君に言わせると、ミニスカートは布が少ないから「環境にやさしいファッション」だそうだ。

096】会社のAさん(48歳)は、あまりにも難しい名字なので、書類に記名するとき本人もよく間違え、氏名欄に訂正印を押すことが多々あるらしい。(以上10.29ぴあ)

097】深さ○センチの傷と聞くと、定規を差し込んで測っているのかと思い、怖くなる。

098】新しくできた美容院へ行った。客は初めから終わりまで私だけだったにもかかわらず、帰り際に「当店は予約制になっておりますので、次回は電話でご予約をお願いします」と言われた。説得力ないなあ。(以上11月号Lマガジン)

099】トラックの後ろに「最大積載量・気分次第」という話がありましたが、私は「積めるだけ」「会社次第」という恐ろしいのを目撃。

100】洋品店から案内状が届いた。見たら「ご来店の皆様に豪華粗品プレゼント」とあった。(以上11.3朝日新聞)

101】夫と初めて会った時のこと。夫は「いま名刺を切らしているんで」と言って、社会保険証を私に示してくれた。いくらなんでも、サラ金の受付じゃないんだからねぇ。

102】健康診断で病院に行った。廊下で順番を待っていると、レントゲン室から小学生の男の子が上半身裸で出てきて「お母さん、『服を軽く着て待っていて下さい』って言われたけど、何グラムくらい着たらいいの?」とけげんな顔で言った。(以上11.3週刊読売)

103】どんなによせてあげて谷間を作っても、下着売り場のお姉さんに「お客さん、Aカップね」と見破られてしまう。この魔法のブラは、あんたのとこの商品や!

104】昔、模試で志望校が漢字で書けず、あきらめたことがある。

105】昔、産休の先生の代わりに来た先生が産休になった。

106】私の部屋は薄汚いが、薄暗いのでよくわからない。

107】高校の同窓会でつい聞いてしまうこと…「おい、おまえ、いくつになった?」…おいおい、同い年だろ!!(以上11.5ぴあ)

108】駅前の募金箱にお金を入れて赤い羽根をもらった2歳の娘、帰宅したパパへ報告した。「あのねー、今日羽根が当たったんだよ」。

109】娘が4、5歳の頃、化粧するのをじっと見ていて、「お母さん、明日の分までやってるの?」と聞かれた。

110】急に帰省することになってしまった。近くのJR駅にキップを買いに行って「自由席の禁煙車」と言うと、「自由席ですから、禁煙車でも何でもお好きなところにお座り下さい」の答えが返ってきた。そりゃそうだ。(以上11.10朝日新聞)

111】小学1年の頃、いじめにあった僕は、仕返しをしようと思い、家に帰るなり電話帳を必死にめくり「殺し屋」という職業を探した。見つかるわけがないのは言うまでもない。(11.10北海道新聞)

112】テレビで私の大好きな谷村新司の「昴」が流れてきたので、うっとりして聞いていた。「目を閉じて何も見えず…」。そこで息子が「当り前だろう」とほざいた。ああ、せっかくの名曲が…。

113】妹の子供が生まれた。名前は「ゆき」。妹の名字は「上野」。僕の姪は「上野ゆき」です。

114】知人のMさん宅で夫婦がもめていた。どうしたの?と聞くと、「こいつが投票所の入場券をなくしたんだ」「だけど、あんた一度も投票に行ったことないじゃないの」「ばか、俺は30年も前から入場券を集めているのを知らんのか!」。そうです、実はMさんは、数少ない投票所入場券収集家だったのです。

115】保健所で「麻薬、覚醒剤、大麻、シンナーの乱用をなくそう」という標語のよく目立つポスターを見つけた。「乱用」じゃなくて適切に使えばいいのかな、とついつい思ってしまった私です。(以上11.10週刊読売)

116】ある日、会社にかかってきた間違い電話。「えっ? 短縮の08じゃないんですか?」知るかっ!

117】学校の集会で、学年主任の先生が「今はミニスカートがはやっているけれども、4年くらい前までは床下20センチのスカートだったんだよ」と話していた。

118】お母さんが、4歳くらいの女の子に「○○ちゃん(妹)を見ててね」と言い残し、郵便局へ入って行った。その後、姉は妹の乗った乳母車を揺らしながら「子供はいらんかねー」と呟いていた。

119】鎌倉のあるお寺で「外国人2枚」とたどたどしい日本語が聞こえた。拝観料に外国人割引でもあるのかと思ったら、パンフレットが英語なのだった。(以上11.12ぴあ)

120】まもなく60歳になる夫、「毛利元就の時代だなあ」。預金しても、利息は厘どころか毛のけた、元金のままなり、ということだそうだ。

121】鎖をはずして逃げ出した犬が、しばらくして帰ってきた。「賢いねえ」と私が言うと息子は「ばかな犬だから帰ってきたんだよ」。

122】おならをしたまま自分の部屋に行く中3の息子に「においだけ残していかんといて!」と怒った。と、「ほな、ここにおったらええんか」と、戻ってきた。(以上11.17朝日新聞)

123】主人が昼食に近くのファミリーレストランへ子供たちを連れて行った時のこと。少し混んでいて待たねばならず、入り口の順番待ちのノートに息子(中学生)が名前を、何を思ったのか、「おとの」と記入した。しばらくしてウエイトレスは大きな声で「おとのさまー!」と読み上げてくれたそうです。恥ずかしがる主人に、彼女は「時々いるんですよ、こういう方」。(11.17毎日新聞)

124】全国の天気予報に続いて、世界各地の天気がテレビで報じられた。うちの夫がそれを見てつぶやいた。「この次は火星の天気予報でもするのかなあ」。

125】通販カタログを見ていたら、「秋の味覚といえばやっぱりサンマ」とあった。その数ページ後ろには「秋の味覚の王様ズワイガニ」とあり、さらにその数ページ後ろには「秋の味覚の王様マツタケ」とあった。もうちょっと考えてカタログ作ったほうがいいのではないだろうか。(以上11.17週刊読売)

126】この前会社に入ってきたA子さんが「私、昔入れ歯作ったことがあるんです」と言うので、「若いのに気の毒な」と思ったら、技工士さんだったらしい。

127】私の友人Y君は、家にいる時はきちんと戸締まりをしているのに、外出中は鍵をかけない。なぜか聞いたら「家にいる時に誰か入ってきたら怖いから」だそうだ。間違っていないような気もするが…。

128】酒・タバコ・賭け事・選挙に、全く興味を示さない僕の成人の権利を、月2千円くらいで未成年の人にレンタルしたい。(以上11.19ぴあ)

129】里帰りした孫2人が、重ねたふとんの上で遊ぶので、「お客様のふとんだからダメ」と言うと、「僕らお客さんだよ」と、ほっぺたをふくらませた。(11.24朝日新聞)

130】もし女優の市原悦子さんがヌード写真集を出したら、タイトルは「家政婦は見せた!」になるのだろうか?

131】「会社が不景気で、俺ここ1ヶ月ほど情緒不安定なんだ」と友人に話すと、「でも、1ヶ月間ずっと情緒不安定のままで安定しているんだから、それは情緒不安定じゃないよ」となんだかわかったような、わからないような理屈で慰めてくれた。(以上11.24週刊読売)

132】「交通安全私が主役」と荷台に書いてあるダンプが、前の車をあおっていた。

133】姉が薬の服用法の「1日3回毎食前」は、「1日3回/毎食前」なのか「1日3回毎/食前」なのか悩んでいた。どっちも同じだろ。

134】「私、感じは悪いけど根はいい人なんです」とフジテレビのNアナは、余計に自分を「感じ悪い人」にしていた。(以上11.26ぴあ)

135】僕の姉は視力検査の「C」を「シー」と自信ありげな大声で答えていた。(12月号Lマガジン)

136】ジャムは汚れか? いいや、それ自体としては汚れではない。しかし、セーターの上に落ちた時、母親は言う。「まあ、服を汚して!」。服の上に付いて、初めてジャムは汚れとなる。それはつまり、セーターの完全性(毛糸だけで織られていること。ジャムを付けて売られているのではないこと)をけがすからだ。しかし、服についたジャムを指ですくってなめると、母親はこうも言う。「まあ、汚い!」。今度はジャムの完全性だ。ジャムと服とどっちが汚いのか。(読者投稿)

 

ひざねた1997年冬(1996.121997.2

00165歳になった夫が肩が痛いと病院に行った。「五十肩ですね」の診断に夫は喜んでいた。

002】友人が教えてくれた。子供に飲ませようと買った小児用の風邪薬の注意書きに「服用後、自動車等の運転はしないで下さいとあったのよ」と。(以上12.1朝日新聞)

003】パチンコをギャンブルとか金のかかるゲームだと思わず、れっきとした金融業だと発想の転換をすればいい。2万円勝てば「2万円借りて来た」、3万円負ければ「3万円預けて来た」と思えばいいのだ。

004】上越新幹線に乗ろうと長岡駅にいたら「本日は引き出物、お土産のお忘れが大変多くなっております。どうぞご注意下さい」というアナウンスがあった。そういえば、やたらと礼服姿の人が多い。夫に「みんな酔っ払って寝ているから、降りる時に忘れちゃうのね」と言ったら、「いや、わざとだと思う。ほら、この間の引き出物の食器乾燥機、よっぽど網棚に置いて来ようかと思ったもの」。皆さん、引き出物は小さくて軽いものにしましょうね。(以上12.1週刊読売)

005】明石家さんまいわく、結婚は「判断力の欠如」、離婚は「忍耐力の欠如」、再婚は「記憶力の欠如」だそうだ。

006】におうぞう(仁王像)。ひらがなで書くと、ちょっとマヌケ。

007】歴史のテストで「法隆寺を建てたのは誰か?」という問いに「大工」と書いたS君は先生に△をもらった。

008】私のかかりつけの病院のいいところは、受付→検査→内診→薬→会計まで10分とかからないことだ。けれど少し不安。

009】母さん、糸ようじを徳用袋で買ったのに、なぜ一本を洗って再利用し続ける。(以上12.3ぴあ)

010】今日は夫の47歳の誕生日。「年、とらないでね。50歳なんかにならないで」と懇願する私に、「僕に死ねと言うんだね」。(12.8朝日新聞)

011】年賀はがきを買いに郵便局へ行ったら、私の前に並んでいたオジサンが「バラで50枚」と訳のわからないことを言っていた。

012】シミ、ソバカスは対で用いられることが多い。それなのに「ソバカス美人はあっても、なぜシミ美人ってないのだろう?」と、シミだらけになった顔を鏡でのぞきながら、家内がつぶやいているのを聞いてしまった。

013】「食事の時間です。部屋を出る時は、貴重品は持って出て下さい」とのアナウンス。それでは部屋で点滴しているオレが泥棒とでも言うのか、動けないというのに。

014】受験生の息子の机の前には「MAKE DRAMA」と書いた紙が張ってあるのだが、英語の苦手な私はついローマ字読みして「マケドラマ」と読んでしまう。(以上12.8週刊読売)

015】ダイエット中の私にはチョコレートは禁物だが、あんまり可愛い(しかもスタイルのいい)タレントがチョコを食べるCMを見ると、「あの子だって食べてるのにやせてるじゃん」的な暗示にかけられてしまう。

016】「猿岩石日記」がタレント本ではなく旅行ガイドのコーナーで売られていた。

017】時々やっている悪い遊び、逆無言電話。かかってきた電話に対して黙っている。面白い。

018】家が学校に近いほど、遅刻の確率は高くなる。

019】ペーパードライバーの私は、ゴールドカードになってしまった運転免許証に、いっそのこと「身分証明書用限定」と記入してもらいたい。

020】授業中ある先生が突然「全速力で走っているカール・ルイスとベン・ジョンソンが正面衝突したら、ふたりとも即死するでしょう」と、訳のわからないことを言っていた。(以上12.10ぴあ)

021】わが娘はそそっかしくて、つまずいてばかりいる。が、転んだことがない。友達からは「酔挙の達人」と呼ばれているそうです。

022】閉店セールのチラシが入っていたので行ってみたら、「うちは年中無休で閉店セールしてますからね」と、店員が叫んでいた。

023】4歳と7歳のうちの娘は、なぜか一人が寝返りを打つと、もう一人も必ず同じ方向を向いてしまう。私は、これをシンクロナイズドスリーピングと言っている。(以上12.15朝日新聞)

024】脳みそのシワと顔のシワは反比例することに、ふと気付いた。物忘れは日常茶飯事、ボケが来ると脳のシワがなくなってくると聞いている。そうか! そのシワが顔に出てくるのか。

025】大阪の姉から「送り物するから、そちらの住所を教えて」と電話があった。住所もわからないくらいだから、と思い「電話番号もついでに言うよ」とつい言ったら、「それは分かっている。今、電話しているから」。(以上12.15山陰中央新報)

026】冬休み前のアルバイト応募のため、大学生の息子が履歴書を書いていた。その長所の欄には「素直、陽気、めげない性格」と記されていた。それを見た高校生の娘は「単純、ノー天気、反省しない性格」と読み上げていた。

027】ダイエット本に「新陳代謝を活発にさせるため毎日水2リットルをとること」と書いてあった。顔やせの本に「むくみ防止に水分をとらないように」と書いてあった。ダイエットか顔やせか、それが問題だ。

028】先日、胃の手術で入院した。手術室に入る直前、ストレッチャーで運ばれる私に看護婦さんが「頑張ってね」と言う。「はい」と答えたものの、麻酔で意識の無い私はどう頑張ったらいいのだろう。むしろ頑張ってほしいのはメスを持つ先生のほうだと思った。(以上12.15週刊読売)

029】うちの猫に高い首輪をつけてあげた。「いい家の猫だと思われて誘拐されちゃうかも…」と心配する私にM子さんは言った。「大丈夫。首輪だけ持ってくから」。

030】「オーストラリアでカンガルーに教われて大ケガをした少年」について、木村優子アナウンサーは「皆さんも気を付けて下さい」とコメント。日本ではその心配はないと思います。

031】芸能人の不倫騒ぎをいろいろレポートした後で、真面目な顔で「お子さんがかわいそうですね」とコメントするワイドショーって、どこかおかしいと思う。

032】「日本人ならお茶漬けだろ」と言っていたラモスが、ラーメンのCMに出ている。

033】中学2年の時の国語の時間に先生が質問した。「この熟語の意味は?」「…」「黙ってないで、ウンとかスンとか言ったらどうだ!?」「スン!」。その後、教室は笑いの渦でした。

034】テレビショッピングの商品に「ど忘れ辞典10巻セット」なるものがある。10巻もそろうと、ど忘れではなく老化では?

035】私のかかりつけの歯医者さんは親切だが考えが足りない。先日、左右の奥歯を一緒に直し始めたため、ここのところまともに食事が出来ない。(以上12.17ぴあ)

036】「メロン直売、美人半額」という立て看板があった。息子がすかさず言った。「お母さんはやめたほうがいいよ。倍料金をとられそうだから」。

037】母親がパートに出ることになり、カギっ子になった小1の孫は兄弟4人の末っ子。一番先に帰宅するのでカギを持たされている。ある日帰宅してから外出する用ができ、アパートの郵便受けに「カギここにあるぞ」と書いた紙が張ってあった。(以上12.22毎日新聞)

038】長男が生まれて喜んでいた会社の岡君が最近、元気がない。聞けば、名前のことで奥さんと喧嘩が絶えないとか。長男の名前は「光」。あんな事件が起きなければ、いい名前なのに…。

039】東京都内では今月1日から、事業系のゴミの収集が有料になったが、私の出したボツはがきも、やっぱり有料なのだろうか?

040】後輩に好きな言葉を聞かれたので「泣いて馬謖を切る」と答えたら、それ以来よく言うことをきいてくれるようになった。

041】先日、近所のスーパーの大売り出しに出かけた時のこと。特売品のサラダ油が売り切れてしまい、中年の女性客が「わざわざ遠くから来たんですよ」と女子店員と店長に文句を言っていた。店長は「申し訳ありません」とお詫びしていたが、客が帰った後、その店員に対して「遠くから来るようでは、日頃のお客様ではないから、気にするな」と言っていた。もっともである。

042】那覇−沖縄宮古間の船の中でのこと。皆が寝静まっているのに、一人の酔っ払いがグダグダしゃべっていた。そこに船員がやって来て言った。「お客さん、静かに出来ないのなら、降りてもらいますよ!」。(以上12.22週刊読売)

043】法学部にいると、テスト範囲の会話も周囲が聞くと危険な代物になるらしい。「殺人罪は勉強したけど、窃盗罪は勉強してない」が「殺人はしたけど窃盗はしてないねー」となってしまう。(12.24ぴあ)

044】社員食堂で洗い場のオバチャンが「これ、ふきんかい? ぞうきんかい?」と聞いていた。そ、それはぞうきんにしたほうがいいんじゃないの?(12.29週刊読売)

045】毎年この時期になると、今年の風邪は「たちが悪い」とか言うのを聞くけど、「たちの良い」風邪ってあるのだろうか?

046】どうにかひらがなが読めるようになった4歳の娘と図書館に行った。「お母さん、この本あんまり重たないなあ」という娘の手には「おもいで」というタイトルの絵本が。[注:京都市民からの投稿](以上1月号Lマガジン)

047】私は靴売場でバイトをしているが、先日お客さんに「この靴はEですか(靴の横幅の表示のこと)?」と聞かれ、「とってもいい靴ですよ」と答えてしまった。

048】ある日の会話。私「NBAって何の略だっけ?」父「『なんてったってバスケットボールはアメリカだ』じゃないか?」私「…」。(以上1.4ぴあ)

049】娘は洋服を買ってきた時は「バーゲンの安物よ」と言い訳。それを私に回す段になると「すごーく高かったんだから」とくる。

050】中古車センターのチラシの「あなたの愛車、高価で買い取ります」を見た小6の息子は「愛車なら売る気にならないんじゃない?」。

051】近くのJRの駅にキップの最新鋭販売機が置かれたが、キップを買い間違える人が続出。駅員がつきっきりで説明していた。(以上1.5朝日新聞)

052】通販で洋服を買おうかな、という高1の息子に「ひまなんだから、洋服店に買いに行ったら」と言うと、「買い物に行く時に着る服だ」と答えた。

053】3歳の双子の孫が4歳の子に遊んでもらった。お兄ちゃんは「どっちが本物かようわからんかった」と言ったそうだ。

054】「町を美しくしよう」の標語に並んで、先の衆院選の候補者のポスターが、顔中いたずら書きされて、雨ざらしになっている。

055】孫が電話で「おばあちゃん、お誕生日おめでとう。いくつになったの?」。「70よ」と答えたら「大きくなったねえ」と感心された。(以上1.12朝日新聞)

056】昨夏の猛暑の昼下がり、近所に住む80歳のおばあちゃんが玉のような汗を流しながら歩いてくる。「こんなに暑い中、お出かけですか?」というと、おばあちゃんは湧き出る汗をぬぐいながら「ええ、初詣でに。お正月に風邪を引いて行きそびれたので、善は急げと急に思い立ったの」。その年初めてなら「初詣で」で間違いないのだが、夏の暑い盛りではねえ。

057】最近自動車の運転免許を取った後輩の女性が「高速道路を走りたいので助手席に乗ってほしい」と言うので、快く承知した。ところが車を走らせ高速道路の料金所に着いた時、彼女が「大人2人」と言ったので料金所の人は大笑い。彼女は何のことかわからずボーッとしていた。(1.12週刊読売)

058】実体の有無にかかわらず生き続ける言葉「財布のヒモ」。

059】法学部にいると、テストで無茶無茶な問題に出くわすこともあるらしい。友人の大学では「ウルトラマンに壊された家の損害賠償はどこに請求すべきか。また、請求出来るか否か、答えよ」という問題が出たらしい。

060】あったら怖い、「賞味期限、腐るまで」と書かれた食品。(以上1.14ぴあ)

061】日曜大工の店に行ったら、温湿計が3種類並べてあった。どれも温度は同じだったが、湿度はそれぞれ5%ずつ違っていた。

062】和菓子屋さんで「おすすめのものは何ですか?」と聞くと「豆大福でございます」。「じゃ、それを10個」と言ったら、「本日は品切れです」と若い女性の店員。無い物はすすめないで!

063】夫は私と結婚してから、なぜかしらがんばって危険物取扱者試験に挑戦して資格を取った。(以上1.19朝日新聞)

064】禁煙する、という私に父が一言。「そんなの簡単だ。おれなんか一年で5回はやった」。(1.19北海道新聞)

065】小2の長男とたまたま洗面所で一緒に歯を磨いていて、なんか変な感じがするなあと思ってよく見たら、長男は歯を磨くのに手を動かさずに頭を左右に揺すっていた。そういえば、小学校の授業参観の時も、ハーモニカを吹くのに手を動かさずに、やっぱり頭を動かして吹いていた。なぜだ?

066】「もし遭難しても3日は大丈夫や。チョコレート1箱持ってるから」と胸を張る友人に「それ、シュガーレスチョコとちゃうん?」と言うと、「ホンマや!」と絶句した。

067】スキンヘッドで有名なスケートの堀井学選手のことをNHKのアナウンサーが「すっきりしたヘアスタイル」と評しているが、「ヘッドスタイル」のほうが正しいのではないだろうか。(以上1.19週刊読売)

068】悪役商会の八名信夫氏が生まれて初めて楽屋の一人部屋をもらえた時、そこには8人分の布団が敷いてあったそうだ。

069】私の銀行口座の暗証番号は、いまだに昔好きだった人の電話番号下4ケタです。会わなくなって10年以上も経つというのに、お金を下ろすたび、ぼんやり郷愁にひたる…。(以上1.21ぴあ)

070】お歳暮でいただいたコーヒー缶、ふたの開け方が分からず、指のつめを傷めてようやく開けた。そうしたら、内ぶたにふたの開け方が書いてあった。(1.26朝日新聞)

071】小学1年生だった頃の元旦。私は母に大声で宣言した。「今年こそは、言葉遣いをきれいにするど!」。(1.26北海道新聞)

072】近所の公園で幼稚園児が何人かで元気に遊んでいた。「セーラームーン!」とか「ピシッピシッ」とカクレンジャーらしきポーズをとったり楽しそう。そこで、そのうちの一人の女の子に「幼稚園で何がはやっているの?」と聞いたところ、「あのね、お風邪なの」。

073】孫娘は3年保育の幼稚園に入るのに際し、ずっと長かった髪をショートに切った。ところがお友達はほとんど長い髪。そこで、年中組になった今でも、美容院に行くたびに「髪を長くして下さい」と言ってイスにかけるそうです。(以上1.26毎日新聞)

074】年末大売り出しのチラシを徹底チェックして買い出しに出かけた女房、ある店先に「しまった! さっきの店よりここのほうが安い。見落としたんだ、きっと」と悔しがることしきり。「よーし、こうなったらここでたくさん買って、さっきの損を埋めてやる」と、どっさり買い込んでいた。

075】マンションの4階にある我が家の眺望を邪魔していた廃工場が解体されることになり、「これで後ろの遊園地が見渡せるようになる」と楽しみにしていた。解体後のある朝、ふと見るとオレンジ色の煙突のような物が一本立っているのを発見した。「あれはなんだ?」と娘に聞くと、なんと観覧車だという。観覧車は丸いものだが、花火のようにどこから見ても丸いのではない。百円玉のギザギザみたいな観覧車ならば見えないほうがよっぽど良かった。(以上1.26週刊読売)

076】弟に子供が出来た。「名前はナオに決めたんだけど、由来は何にしようかな」と辞書をながめていた。おい、逆だろ。

077】夫がスキーに行った時のこと。昼食でレストランに入り、ウエアの上半身を脱ぎ始めたら、中からハンガーが出てきた。周りの人いわく「どおりでいつも滑る時より姿勢がいいと思った」。

078】先日、紙コップのジュースが飲みたいと、100円入れてボタンを押したら、ジュースが先に出て紙コップが後から出てきた。(以上1.28ぴあ)

079】誰が確かめたのでしょうか? 亀が万年生きて、鶴が千年生きることを…。

080】よく「乾燥注意報」って聞くけど、「乾燥警報」ってのは聞いたことがない。「警報」が出たらどうなるんだろう。(以上2月号Lマガジン)

081】中2の長男が入浴するので「あまりぬるくしないで」と言ったら「ぼく、ねこ舌でねこ肌だからなあ」。

082】父に、新しい国語辞典を買ってもらおうと頼んだら「今までの辞典の中身を全部覚えたのか」とにらまれた。

083】新幹線のキップを買いに行った。指定席券も頼んだら窓口の職員が「12号車のいい席です」。厚くお礼を言ってよく見たら「E席」だった。

084】大工の夫が、仕事を早じまいして帰宅して間もなく、携帯電話が鳴った。施主さんからだ、と、夫は左手でテーブルをたたき、くぎ打ちのような音をたてながら応対した。

085】公園から「あんたの母ちゃんデーベソー!」「おまえの母ちゃんぶすゴリラ!」の子供の大声。のぞいて見たら、うちの娘二人だった。

086】わが町では、「火の用心」の広報車が「天井に燃え移った時が避難の目安です」と必ず言う。

087】子供が生まれ、去年の10月末にレンタル店からママコートを4ヶ月借りた。返却日がなんと2月30日になっている。永遠に返さなくてもいい理屈になるかしら?

088】「どうして、こんなに成績が悪いんだ」と、通知票を見た父親に言われた小4の息子は「先生がつけたんだから、どうしてかぼくにはわからん!」と答えた。

089】3歳の息子は上のほうからする声を「空耳がする」と言う。横からの声や音は「横耳」だ。(以上2.2朝日新聞)

090】お正月に子供を連れて広場にタコ揚げに行った。しかし高く揚がってくれない。主人は「よし、タコに消費税と書いてみよう。グングン揚がっていくぞ」。

091】目の前で車同士の事故を目撃した。両方の車は大破したが、幸い運転者は無事だった。外国車に乗っていた老人が「私は青で出た」と主張すると、ライトバンに乗っていた主婦は「こっちは黄色だったから、青のあなたが出るのが早い」と言っていた。あの主婦は警察にも同じように言ったのだろうか?(以上2.2週刊読売)

092】避難訓練でコートとマフラーを着込んで逃げた友人は「そんな物を着用する時間があるなら上履きで逃げるな」と怒られた。

093】炭水化物(ばけもの)。

094】自分の名字の「戸」を説明する時「雨戸の『戸』です」と言うのだが、必ずといっていいほど「扉の『戸』ですね」と復唱される。じゃあ、「びら」はどう書くんだ?(以上2.4ぴあ)

095】「もしも、私が家を建てたなら…」と、大好きな曲を口ずさむたびに、我が家の小3の息子は「ママの大好きな女の大工さんの歌」と言う。

096】大学受験のため、娘が旅行会社に宿を頼みに行った。宿が決まると、係の男性、にっこり笑って言ったそうだ。「来年もどうぞ、うちをご利用下さい」と。

097】短時間、4歳の息子に留守番をさせた。「知らない人が来ても、すぐにドアを開けちゃだめよ」と私。すると、「うん。ドロボーが来て、ドロボーです、と言っても開けないから」。

098】日本に来て数年の外国人の友人がケーキを持って我が家を訪ねて来た。「この間、ミカンもらったから、これは仕返しね」。

099】「お父さんの靴下ルーズソックスだね」と娘。「お父さんなんか、ずーっと昔からこういう靴下ばかりだぞ」。(以上2.9朝日新聞)

100】弟は片思いしていた女の子に「日曜日、誰もいないから遊びにおいで」と言われ、前日から眠れずにハイな気分で出かけた。だが本当に彼女も誰もいなかった。家の前で2時間も立って待ち、すっかり風邪をひいて帰って来た。(2.9北海道新聞)

101】長男が誕生し「タカシ」と名付けた友人のご主人は、次に女の子が生まれたら「マヤ」と名付け、デパートの高島屋に連れて行くのが夢だそうだ。(2.9週刊読売)

102】保育中の2歳の女の子が「そんなに怒らないで」。「怒ってないのよ。注意してるのよ」と保母の私。と、「注意もしないで」と泣かれた。甘やかされすぎだあ。

103】近所の小学校の校庭のスピーカーの音がすさまじい。苦情の電話をかけたら「教頭に代わります」。すると「教頭先生! お電話です!」と、スピーカーががなり立てた。

104】おじいさんが入れ歯を洗っているのを見た4歳の孫が「あっ、抜き歯だっ」。

105】母が、「日本もアメリカもやっぱり時間いくらで働いているんだねえ」とつぶやいた。テレビニュースの「日米次官級協議」の声だけ聞いていたんです。

106】遊びに来た姉が、大学の先生をしている夫に「うちの息子、大学に入れるでしょうか」と聞いた。ちょっと考えたあと、夫は「試験に受かれば入れます」。(どこぞの大学の先生に聞かせたかった。)(以上2.16朝日新聞)

107】母は昔から「使ったら元にあった所に片づけなさい」というのが口癖だった。実家に行くとテレビのリモコンの定位置はテレビの上なのだ。こたつなどでリモコンを使ってそのままにしておくと「ほら、ちゃんと元あった場所に片づけて」と言われてしまう。だからチャンネルを替える時には、いちいちテレビの所まで行き、リモコンを使い、そしてまたテレビの上に置いておく。これじゃあリモコンの役目を果たしていないと思うんだけど…。(2.16毎日新聞)

108】最近、友人のところで女の子の双子が生まれたので「名前は鶴と亀がいいんじゃないか、めでたいよ」よ言ったら、その双子の祖母が「とんでもない! 『おつる』はいいけど、『おかめ』なんてとんでもない!」と叱られた。(2.16週刊読売)

109】「うちのビデオって、再生専用なんだ」「うっそー、巻戻し出来ないの?」

110】うちのだんなは、うんと若い頃に暴走族に入りたかったが、「受付」がわからなくてあえなく断念したと、先日、告白した。

111】ルーズマスク、あったらいやだ。

112】「ファックス用紙代の節約を」という低価格用紙のPRを、勝手にファックスで送らないでほしい。

113】愛車をピカピカにしてガソリンスタンドに行くと、必ず「洗車なさいますか?」と聞く男の店員がいる。嫌がらせ!?(以上2.18ぴあ)

114】入院した友人を見舞いに行ったら、「ああ、お気の毒でした」。「えっ!」と絶句しそうになると「たった今、退院されましたですよ」。

115】小1の娘はアトピー性皮膚炎。漢方薬を「苦い」と飲まないので、「お母さんを見なさい! こんな苦いビールでも我慢して飲んでるのよ」。効果は絶大。

116】病院で受付をしている。先日、肩が痛いという患者さんが来た。「どちらの肩ですか」と聞いたら、「沼津です」。[注:沼津市民からの投稿]

117】わが町は長寿者が多い。バスに80歳ほどのおばあちゃんが乗ってきた。「どうぞ」と席を譲ったのは70代のおじいちゃん。

118】夫婦げんかのたびに、姉は皿を投げて割る。が、あとの掃除が大変。手間をかけないため、袋に入れて投げるのが一番いいそうだ。でも割るのは安い皿。(以上2.23朝日新聞)

119】久しぶりに帰省してみると、玄関に書が掛けてあった。「敬天愛人」。何っ、愛人を天のように敬え!? 誰かが自分の浮気を正当化しているのか? と色めき立ったが、実は「天を敬い、人を愛せ」という意味であった。(2.23毎日新聞)

120】顔のほくろをレーザー治療で取ることにした。麻酔をしていたから痛みは無かったが、こげ臭くてむせてしまった。すると先生が「大丈夫? 自分の焼けるにおいって、かいだことないでしょうから」だって。今まで聞いた中で、これ以上怖いセリフはないと思った。

121】やっと係長から課長心得に昇進したAさん。新しい名刺が刷り上がるのを楽しみに待っていたところ、出来上がった名刺は「課長心待」となっていた。「これは印刷屋による陰謀だぁー」とAさんは叫んでいた。(以上2.23週刊読売)

122】今から10年以上前、サークルの自己紹介文に「得意なスポーツ−指相撲」と書いたK君。(2.25ぴあ)

123】「友達少ないねん」と友達に行ったら、「オレは友達ってひとりもおらへんわ」と言われた。オレは一体…。

124】携帯電話のことをみんな「ケータイ」と呼ぶが、「ケータイ持っていく」はやっぱり変な日本語だと思う。(以上3月号Lマガジン)

125】古い汚れたコップにジュースを注ぎながら、「この汚れは洗っても落ちないから、このジュースも汚くないよ」と先輩のAさんは勧めるのだが、たいてい誰も手を出さない。(読者投稿)

126】私の友人は1個の鍵に複数のキーホルダーをつけている。キーホルダーの本来の意味って一体…。(読者投稿)

127】昭和52年、法政大学の江川卓は、当時福岡にあったクラウンライターライオンズ(今の西武ライオンズ)にドラフト1位で指名された。彼はその時の拒否会見で「九州は遠いから」と言った。その後1年間彼はアメリカに留学していた。(読者投稿)

 

1997年春(1997.31997.5

001】群馬県の妙義山の遊歩道を散歩していて、気がついた。「野猿に注意」の注意書きの中の、「危険ですから絶対にかまわないで下さい」の「わ」の字がペンキで丁寧に消されていた。

002】テレビのアナウンサーの声がおかしい。「このアナウンサー、風邪ひいてるね」と言うと、夫は「じゃ、音を小さくしろ。風邪うつるぞー」。

003】小学校の視力検査があった日、帰ってきた小3の息子に「目、いくつだったの」と聞いたら、「2つ」という答えが。

004】保育園の保母をしている友人の話です。園児から「ママは働いているのに、どうして先生は働かないの?」って聞かれたんですって。

005】友人が老眼鏡を買いに行った。眼鏡店の店員は調整した眼鏡のテストに英語の辞書を見せ、「これ、読めますか?」。友人は「読めません。でも、よーく見えます」と言ったそうだ。(以上3.2朝日新聞)

006】ずぼらな私は洗濯をする時に分けて洗うことをほとんどしない。先日2人の息子の体操服とパンツがピンク色に染まってしまい、小4の長男には怒られてしまった。でも小1の二男は「お母さん、今度は白い服と一緒に洗って白く染めればいいよ」とアドバイスしてくれた。(3.2毎日新聞)

007】3月開業の秋田新幹線の愛称は「こまち」とか。一般公募で決まったそうだが、ほかに「おばこ」とか「はたはた」「なまはげ」なんて案も検討されたのだろうか?

008】最近、セックスレスという言葉がドラマやワイドショーなどで取り上げられ、よく話題になったりしているが、先日、同居中の主人のおばあちゃんが急に「セックスレスだと離婚にもつながるのか…。私もセックスレスだからなぁ。困ったもんだ」と悩み始めた。ちなみにおばあちゃんは83歳です。

009】日ごろ、服装には無頓着な女子職員がある日、右真横にスリットのあるタイトスカートをはいて来た。「まあ、珍しいこと。ニューデザインかしら」とよく見ると、後ろにあるはずのものが90度ずれて横に来ていただけだった。(以上3.2週刊読売)

010】美容整形の広告に「手術したことがわからないナチュラルな二重まぶた」とあったが、毎日会っている人にはすぐわかると思う。

011】福寿司(ふくじゅつかさ)という名前の友人は、よく間違って「ふくずしさん」と呼ばれるそうだ。(以上3.4ぴあ)

012】進学塾に仮入学金5150円の支払いに行った。1万円と150円を出したら、しっかり電卓で計算しておつりをくれた。慎重なのか暗算が苦手なのかと心配になった。

013】亡くなった母のお悔やみに来てくれた知人の一人が、お見舞いとご霊前の両方を差し出した。驚いて話を聞いてみたら「入院したことさえ知らないで。私はたくさんお見舞いいただいていたのに」と。

014】うちの大学、教授の平均年齢は60歳。で、50代は現役、40代はヤング。

015】夫が抜いてくれた白髪の中に、1本だけ半分以上黒いのがあった。それを見つけた6歳の息子が「あーあ、まだ使えるのに」。

016】耳鼻科に行ったら鼻に管を入れられた。看護婦さんに「痛かったら、イタイと言って下さい」と言われたので、「痛いっ」と声を出したら、「これぐらい普通です」と抑え込まれた。

017】母は抜け毛を気にしているけれど、抜けたのが白髪だと喜んでいる。

018】私の知人は「あの人は、常識がないわ。ふじょうしきよ!」といつも誰かのことを怒る。彼女は「非常識よ!」と言っているつもりらしいんだけど。(以上3.9朝日新聞)

019】小1の孫が一人で初めて電話をかけてきた。「お母さんに内緒で1000円送ってほしい」と言う。「友達の間で流行のおもちゃが買いたい。それも明日いるので今すぐファックスで送って」。

020】友達は、申込書の電話番号を書くところに「必ず左づめで記入して下さい」と書いてあるのを読んで、自分の左手の人差し指のつめを押し付けて書いていったそうだ。(以上3.9毎日新聞)

021】先日、大阪でそこそこ名の通ったうなぎ屋で食事をしたところ、上あごを針のようなものがひっかいたので、つまみ出してみると、これがなんと釣り針だった。びっくりして店員を呼び、「どうしてくれる!」と抗議したら、粋な女将が出てきて「えらいスンマヘン。でもお客さん、これでうちのうなぎが天然もんやて、分かってくれはりましたやろ。これからもよろしゅうに」と言って胸を張った。

022】この前、居酒屋に行ったら、サワーの欄に「巨乳サワー」というのがあった。友達とみんなでどんなサワーだろうと考えた結果、「きっと胸の谷間にはさんで持ってくるサワーに違いない」と意見が一致、わくわくしながら頼んでみたら、それはなんと巨峰と牛乳のサワーだった。

023】「ラーメン3つに餃子2つね」なんて注文の電話が、年に数件かかってくる。以前中華料理店がこの電話番号を使っていたためなのだが、それはもう14年も前の話。いったい何を見てかけてくるのだろうか? もしかして、当時の「お品書き」を今も大切に使っているのだろうか?

024】「何を考えているのか分からないので怖い」とよく言うけれど、何を考えているのかよく分かったらもっと怖いと思う。

025】ラグビーの日本選手権、東芝府中対明治大学の試合をテレビで見ていたら、82歳の祖父が一言、「中学対大学の戦いかぁ、中学もやるもんだな」。

026】ある会社に「純」という名の男性の知り合いがいた。本人は名前を説明する時、「純情の純の字」とか「純真の純」と言っていたが、そこの会社の人たちは「単純の純」とか「焼酎の『純』」と説明していた。

027】姪の結婚式の朝、ブラックスーツを着込んだ夫が父に向かって「おやじさん、結婚式だ、葬式だと、なんでこんなもの着なくちゃいけないの?」と聞いた。すると父は少し間を置いてから「うーん、こりゃあ、洋服屋の陰謀だな」と答えていた。(以上3.9週刊読売)

028】アラブの言葉で麻薬のことを「テリヤッキ」と言うらしい。ゆえに、「ファーストフードの店でテリヤキバーガーなぞ頼もうものなら、そらもう大騒ぎだ」と友人が語っていた。(3.11ぴあ)

029】後輩のAちゃんは、私あての電話が入ると「ミユキさーん、ご指名でーす」と大きな声で呼んでくれる。

030】保母をしている妻がぼやくには、手紙で「明日はお弁当を持たせて下さい」と知らせると、弁当箱だけ持たせる親がいるそうだ。「水筒を持たせて下さい」と書くと、本当に水筒だけ持ってくるとか。仕方がないので、最近は「ご飯とおかずの入ったお弁当」とか「お茶の入った水筒」とか書いているそうだ。(以上3.16週刊読売)

031】香典返しの石鹸をお風呂で使った。香りが気に入ったのか、母は「私の時もこれにしよう」。香典の遺言ね。

032】担任の先生いわく、「携帯電話は家で使うのはかまわんが、学校には持ってこないように!」

033】テスト期間中の中1の娘が、目が悪くならないようにと、少し離れた位置からテレビゲームをしている。目が悪くなる前に、頭が悪くならなきゃいいけど。

034】3歳の孫は、オレンジ色のことをジュース色と言っている。

035】ウルトラマンのショーがあるというので、デパートに出かけた。舞台に上がったウルトラマンに司会者が「ウルトラマンが来られました!」と紹介した。その中に社長が入っているのかと思った。

036】「えりすぐりの車を一堂に集めて」という中古車センターのチラシにひかれて見に行った夫が帰って来た。「えりすぐりというより、寄せ集めだった」。

037】この頃、よく手伝ってくれる小2の孫に「おだちんよ」と500円あげたら、「おばあちゃん、税金も」と言われてしまった。

038】ドライブ中「あの中学校はどこにあるの?」と小6の娘。その指差す先には「好評分譲中」の大きな文字が見えた。(以上3.23朝日新聞)

039】リストラで中小企業をクビになったA氏が、資格を取って最近事務所を開設した。その事務所というのは、なんと「中小企業診断士事務所」。会社をクビになるような人に、よその会社の経営診断なんかさせていいのだろうかと心配している。

040】小学3年生の娘に「馬の数え方は?」と聞くと、「一着、二着」と答えた。そばで聞いていた競馬好きの夫は苦笑していた。

041】もし自分と同じクローン人間が現れたとしたら、そのクローンは私を見て、他人から見ると自分はこんなふうに見えるんだとすごく悲観することだろう。(以上3.23週刊読売)

042】春が近くなると、ダイエットのことを考える。どうやら水泳がよいらしい。しかし、その前に水着を披露できる体型にならなくてはならない。ううむ…。

043】あったら怖い、ガラス張りのバキュームカー。(以上3.24ぴあ)

044】「スプーン一杯で驚くほど白くなる」と説明にある洗剤、買って使おうとしたら、箱の中にあったのは、あきれるほど大きなスプーンだった。

045】母が救急車のお世話になって、私も同乗したが、乗り心地の悪いこと。改善を叫ぶ病人は…。もっともそんな余裕のある病人はいないでしょうが。

046】病院で薬をもらった。「かくじつに飲んで」と念を押された。「飲み忘れないように」だと思ったら、「隔日」と書いてあった。(以上3.30朝日新聞)

047】息子が小学6年生の時、慣用句のテストを持って帰ってきた。その問題に「( )から火が出る」(答えはもちろん「顔」)というのがあり、息子は「口」と答えていた。答えのわきに先生の字で「キミハゴジラカ?」と書き添えられていた。

048】腰痛のため湿布薬を張りたかったのだが、夫と喧嘩中だったので頼むのもシャクにさわるし、どうしようかと考えた。そこで、布団の上に湿布薬を並べ、その上にゴロンと寝転がったら、なんとかうまく張ることが出来た。何でもやってみるもんだ。

049】駅前などでよく消費者金融のPR用ティッシュを配っているが、あれはあれで結構重宝するものだ。ところが我が町には、そのティッシュをいつももらってばかりでは悪いと、消費者金融で一万円借りて帰って、家で大目玉を食らったおばあさんがいる。(以上3.30週刊読売)

050】某ビールの懸賞で当たるFAXが欲しくて、24缶入りのビールを買いまくった私。でもよーく考えればすでに、FAXが買えるだけビールを買っている。もちろん、FAXなんか当たらない…。

051】転倒防止金具を付けようとして、踏み台から転げ落ちた。

052】ユーミンのコンサートチケットの予約日、2時間でも3時間でも電話するぞ!と意気込んでいたのに、15分で取れてしまった。うれしいような、値打ちないような…。

053】イソジンのうがい薬のCMで「うがい以外には使用しないで下さい」と念を押しているが、何か他の目的で使った人がいるのだろうか?

054】私の友人が「ピンにめし食いに行こう」と言うので、新しいファミレスか?と行ってみたら、「Pin」という駐車場入口表示を店名と勘違いしていた。(以上4月号Lマガジン)

055】山火事のニュース。アナウンサーは「火が住宅に迫っていますが、住民は避難していません」。妻は「住民は逃げたの? それとも家に残っているの?」

056】毎朝、新聞の「花粉情報の非常に多い」が載っているだけで、鼻がつまったようになって、くしゃみが止まらなくなる。

057】ピカピカの新車が来た。さっそくガソリンスタンドへ給油に行ったら、元気のいい女の子が「いらっしゃいませ! 満タンですか」。ハイ。すると今度は「洗車はいかがですか?」

058】新しい洗濯機を買った。運んでくれたおじさんは、見ていた3歳の息子に「洗濯機の中に入ったらあかんで。入るときにはな、ちゃんと酔い止めの薬飲んで、ヘルメットかぶるんやで。わかったか」。

059】自宅近くの歩道に放置された乗用車に「早急に撤去して下さい。撤去なき場合はレッカー車で移動します」の警告書。一週間後、「どうぞ持っていって下さい。助かります」の張り紙がしてあった。(以上4.6朝日新聞)

060】電話が故障したため、ある店に持ち込み修理を頼んだ。店員は「10日ぐらいかかりますが、直りましたら自宅に電話します」と言った。

061】定期購読していた雑誌が休刊することになり、「残りの購読料はお返しします」との通知が来た。しかし私の場合、ちょうど購読期間が切れるところだったので、一銭も戻ってこない。ものすごく損をしたような気がするのはなぜだろう?(以上4.6週刊読売)

062】「ノストラダムスの予言書」には、「1999年7の月に恐怖の大王が舞い下りて来る」とあるが、「世界が滅びる云々」とは書いていない。恐らく単に「来る」だけなのではと思うが、どうか。

063】すごい風の日、洗濯物が飛ばないようにと、ハンガーをでっかいピンチでびしばし止めて出かけたが、物干しごと吹っ飛んでしまって、結局何の役にも立たなかった。(以上4.7ぴあ)

064】海外旅行で訪れる町のビデオを見ていたら、子供に「高いお金を出して同じかどうか確かめに行くの?」と言われた。

065】書き損じのはがきを新品に換えてもらおうと郵便局に行ったら「ショソンですな」と言う。「えっ」と二度ほど聞き直して、やっと「ショソン」が「書損」とわかった。難しい言葉を使うという規則でもあるのかしらねえ。(以上4.13朝日新聞)

066】暖かくなったので、公園のベンチで週刊誌を頭にかぶせて寝ていた。すると近くの子供が「あっ、どう猛犬が来た!」と叫ぶので、あわてて起き上がったら、盲導犬がいた。

067】花粉症効果として寄生虫を体内に飼うのも一つの手だとか。それを聞いた超花粉症のY子は「要するに、私の中には寄生虫がいないってことね。きれいな体なんだ。私って、やっぱり中身で勝負する女だったのよ」と喜んでいた。

068】ベテランのO嬢がエステサロンに通っていると聞いていたので「やっぱりどことなくスッキリしてきたね」と声をかけたら、「違うのよ。無料体験に誘われてつい参加したら、無理矢理入会させられ、結局三十数万円も取られたの。効果は表れそうにないし、悔しくて食事ものどに通らない毎日が続いたんだけど、気がついたら体重が落ちているのよ。もう、悔しーいけどうれしーいの」だって。(以上4.13週刊読売)

069】そのうち「たまごっち」同士を結婚させたり、不倫があったり、五つ子が生まれたりするんだろうな。

070】携帯電話を持つ人は急激に増えているが、堂々と使える場所は逆に減っているような気がする。

071】よく「明るい悩み相談」というのがあるが、明るかったら悩みではないと思う。それはネタだ。(以上4.14ぴあ)

072】自動車学校に通っている息子は、廊下の壁にぶつかって、「ハンドルを切るのが早すぎた」と、バックで切り返しをしていた。

073】夫は最近、お酒を飲むと何度も同じことを言う。「ボケてきたんじゃない? 気をつけてね」と言うと、「お前がボケてないか、試しとるのや」だと。(以上4.20朝日新聞)

074】年を取るとともに歯は大事にしなくてはいけないのに、義父はこの頃面倒くさがってよく歯磨きをサボる。そして「日本酒味とかビール味の歯磨き粉があればいいんだよ」などとブツブツ言っている。確かに、イチゴ味やバナナ味があるぐらいだから、そんなのがあってもおかしくないのだが。

075】朝礼の今週の言葉が「社内での携帯電話はやめましょう」で、連絡事項が「携帯電話の優待販売のお知らせ」だったのには笑わされた。(以上4.20週刊読売)

076】先輩が俺と同じ病気で入院した。が、同じ病院で内科と外科に別れてしまった。

077】旭鷲山は「技のデパートモンゴル支店」らしいが、私の周囲では「若乃花と舞の海、どちらが本店か?」という論争がおこっている。

078】「絶体合格しますように」と書いてある絵馬を見て、多分合格しないだろうな、と思った。

079】混んでいる映画館で「お立見になりますが、よろしいですか?」と聞かれると、「よろしくないと言えばイスが出てくるのだろうか」と考えてしまう。

080】私の母は薄切りの豚肉を買おうと、買い物メモに「ももスライス」と自分で書いたくせに、スライスした白桃の缶詰を買ってきた。(以上4.21ぴあ)

081】「友達ったら笑っちゃうんだよ」と夫はいつも匿名で友人の失敗を話す。でも家族は、パパ自身の失敗を話しているんだと思っている。

082】道端に5円玉と1円玉が落ちていた。通りがかった数人の高校生が「お、消費税だ」。でも誰も拾おうとはしなかった。

083】近くの病院へ行った。受付で手続きをしていると、診察室から顔を出して私を見ていた新米看護婦さんが、「あ、お客さんが来た」。そのあと先輩看護婦さんが「患者さんでしょ」と注意していた。

084】夫婦で民芸品店に行き、おかめとひょっとこのお面を買った。包装を待つ間、売り場を離れていたら、「おかめひょっとこのお客様、お待たせしました」と店員の大きな声がした。(以上4.27朝日新聞)

085】大阪市営地下鉄の某駅のトイレに飛び込み、バッと扉を開けると、大きな字で落書きが書いてあった。「よう来たなあ。まあ座れや」。

086】散歩途中のガソリンスタンドに「タイヤ大売り出し! 3本お求めの方には1本サービスします」との立て看板。三輪自動車がまた売りに出たのか?

087】少しまとまった金を預金しに行くと、行員は必ず定期にすることを勧める。先日も「金利が○%で、ぐんとお得ですよ」と言うので、日頃、低金利に腹を立てている私は「おたくがお得なんでしょ」と言ってやった。

088】百人ぐらいいる村の学校の同窓生には、政治家、学者といった抜きんでた存在が一人もいない。ある男性が同窓会に出席した際、先生に「よくもこんなに平等に教育してくれたね。その代わり、悪いことした人もいないのがすごいけど」と言ったら、「お前はいいことに気が付いてくれたね」とほめられたそうだ。

089】クリントン米大統領が記者会見で、真面目にエープリルフールを演じたのには、本当にびっくりさせられた。日本の政治家は、ふだんウソをつき過ぎているので、こういう楽しいウソは絶対につけないだろう。(以上4.27週刊読売)

090】ユンケルを飲もうとした時、キャップが固く締まりすぎていて自力で開けられなかった。滋養強壮剤を飲むほど弱った人間に無駄な体力を使わせないでほしい。

091】4歳の息子「ボク、ウルトラマンの夢見たんだよ」私「良かったね。何かしゃべった?」息子「ううん、ボクねてたの」。

092】かかりつけの耳鼻科の先生は、診察を受けに行くといつも「何しに来たの?」と聞く。今度、先生に会いに来たと言ってみよう。

093】つよしくんは「ドレミファアラシド」「あーはあおいそらー」と歌う。

094】矛盾を感じる時。ジュースの「フルーツのおいしさをお楽しみ下さい」の下に「無果汁」の文字を見た時…。(以上4.28ぴあ)

095】コピー取りが嫌でOLを辞めた友人は、現在印刷工場でアルバイトをしている。

096】私「今度、南海や泉北高速でも改札をそのまま通れるカードが使えるようになるんやって」母「そりゃ助かるわ」私「えっ、カード嫌いなんちゃうん?」母「切符売り場がすくやん」私「…」。

097】大阪ドームと名古屋ドーム、ゴジラが次に壊すのはどっち?(以上5月号Lマガジン)

098】毛利元就の生誕地、広島県吉田町に行った。郡山城跡で感慨にふけっていると、どこからか携帯電話の呼び出し音。「場違いな」と見回すと、よろいを着て元就公に扮したおさむらいが、近くの草むらから電話機を取り出していた。

099】腕時計を忘れた日、隣りにいた友人に「今何時かわかる?」と尋ねた。彼女は「わかる」とだけ答えて時間は教えてくれなかった。(以上5.4朝日新聞)

100】スーパー内の時計店に立ち寄り、陳列されている時計を見れば3時、4時、8時、10時とそれぞれ時刻が違う。店の主人によれば、ここにあるすべての時計を同時刻に合わせれば、美しいはずの音色もたちまち騒音となります、だからとのこと。(5.4山陰中央新報)

101】「天下統一を行ったのは( )である」の( )にあてはまる言葉は何か?との試験問題に「立派」と書いて出した友人がいる。

102】先日、NHKを見ていたら「たまご型携帯ゲーム機」という単語が出てきて、一瞬、頭の中が真っ白になってしまった。素直に、たまごっちと言ってくれ。

103】新しい職場に移った時、妻に「新しいネクタイでも新調して、気分一新しようかな」と言うと、「古いネクタイを締めて行っても、みんな初めて会うんだから、新しく見えるはず。大丈夫よ」だって。

104】出前のそばがあまりに遅いので、催促の電話をかけたら、「とっくに出来ているんですけど、出前の者が戻ってこなくて…」とのバカ正直な返事。のび切ったそばが目に浮かんだ。(以上5.4週刊読売)

105】「NTT/DOCOMO」のCMで、鈴木京香が「ケイタイを逆から言うと?」の質問に「イケイケ?」と答えるたびに、うちの母は「この子はいつまでたっても正解を覚えないねぇ」とつぶやいている。

106】「ノストラダムスの大予言」って、もしはずれたらノストラダムス自身がウソつき呼ばわりされるし、当たったら当たったで迷惑この上ないし、結局誰も得しない。

107】職場のワープロに「委託内容」と入力したら、「痛くないよう」と可愛く変換してくれた。

108】噂のヘール・ボップ彗星を見ようと前日のうちにビルや街灯に邪魔されない場所の目星をつけておいた。翌朝早く行ってみたら、夜間工事で照明が皓皓と点いていた。

109】熊本荒尾競馬の広告「カッコイイ騎手や、やさしいお馬さんとともだちになろう!」

110】花粉を出す杉の木を切り、それを原料にしてティッシュを作れば一石二鳥の花粉症対策になると思う。(以上5.6ぴあ)

111】私はマヨネーズが嫌いです。ゆで卵に「たまご」をかけるようなものだと思っています。しかしそれは、味噌汁に豆腐と油揚げを入れることと同じなのでしょうか。

112】私は地震を予知出来る。しかし、3秒ほど前に限って。何の役にも立たない…。(以上5.12ぴあ)

113】朝の通勤ラッシュ。「無理なご乗車はせず、もう1台お待ち下さい」との放送に、乗りかけてあきらめた。とたんに、駅員が走ってきて「無理なご乗車はおやめくださーい」とぐいぐい私の背中を押し、満員電車に乗せてくれた。

114】酔っ払って帰宅した夫は、そのまま居間に寝てしまった。重くてとても寝床まで運べない。「這(は)って行ってよ」と何度も声をかけたが、そのたびに夫は「ハッ! ハッ! ハッ!」と答えた。

115】ジャラジャラとたくさんカギの付いているキーホルダーを拾った。交番に届けると、「落し主が現れない場合は、いりますか?」と聞かれて迷った。(以上5.18朝日新聞)

11668歳の祖母は、時計の合わせ方を知らない。だから、電池が切れた時などは、その時計が止まった時間が来るまで待って、新しい電池を入れる。

117】そば屋に頼んだ出前の器を、2、3日しても取りに来ないので、「忘れているのかなあ」と話していたら、4歳になる甥が「もう食べ終わりました」って電話しないと取りに来ないよ」と忠告してくれた。

118】先日、2歳半の娘がおじいちゃん、おばあちゃんと初めて動物園に行ってきた。おばあちゃんが買い物をしている間に一足早く帰宅した娘に「ぞうさんはいた? きりんさんいた?」と一通り動物について聞いて、「その他に何がいた?」と聞くと、「おばあちゃんがいた」。(以上5.18週刊読売)

119】「明日、何があっても動ずるな」と言われたら、たいてい動ずる。

120】消費税アップ前日のニュースで。レポーター「(家計で)削れるものありますか?」主婦「うーん」。脇にいた男の子「えんぴつぅー」。

121】大学4年生だと思っていた友人が、実は短大4年生だと発覚した。

122】よく山の中にある「落石注意」の看板。あれを見たら具体的にどうすれば良いのでしょう。いつも「そう言われてもどうすれば…」と思っているのですが。

123】首に瘤ができた。「遠い昔、人類は陸に上がる以前、海でエラ呼吸をしていた。そのなごりが出たんだろう」と医者に言われた。

124】アフリカ中部、チャドの首都「ンジャメナ」は、日本の伝統遊戯「しりとり」の常識を大きく覆す地名だ。

125】家のそばには喫茶「ポア」という店があるが、大変な逆風も乗り越えて今も営業中である。

126】中学時代、わが「いんちき」サッカー部は他校との試合で、密かに12人グラウンドにいたことが最後までバレず、勝った経験がある。

127】「お宅の社長、ニューヨークのレストランでフィンガーボールの水飲んだよ。もう時効だから言うけど」と、クライアントに言われた。この場合の時効って何年?(以上5.19ぴあ)

128】弟が電話でおすし屋さんに「シャコありますか」と聞いている。「ありますよ」の返事。行ってみると、あったのは車庫だった。(5.25朝日新聞)

129】ある小学校で、一年生が「友達百人出来るかな」と歌ったのに対し、二年生が「友達百人出来ないよ」と歌っていた。小さな学校で、全校児童が百人もいないのだそうだ。(5.25北海道新聞)

130】平田満の大ファンである友人のKさんは、立体駐車場の電光表示で全ての階が「満」になっているのを見て、とても興奮したそうだ。

131】日本直販のジャガーミシンの宣伝文句。「ベニヤ板も縫えます」って、縫うやついるのか?

132】「Hanako」と間違えて「Hennako」というエッチ本を買った人がいるようだが、私が見たエッチ雑誌には「H*nako」(エッチなコ)というコーナーがあった。

133】私の父はプライバシー保護のため、顔にモザイクをかけ、声を変えてテレビに出ていたのに、それをビデオに撮ってみんなに見せていた。(以上5.26ぴあ)

134】某新聞の「素朴な疑問」に答えるコーナー。Q「『20世紀ナシ』は、21世紀になれば『21世紀ナシ』と名前が変わるのでしょうか」。A「21世紀になっても、20世紀ナシは名前が変わりません」。

135】どうしてゴールデンウイークには「寝正月」のような言葉がないんだろう。(以上6月号Lマガジン)

136】母は昔から「使ったら元にあった所に片づけなさい」というのが口癖だった。実家に行くとテレビのリモコンの定位置はテレビの上なのだ。こたつなどでリモコンを使ってそのままにしておくと「ほら、ちゃんと元あった場所に片づけて」と言われてしまう。だからチャンネルを替える時には、いちいちテレビの所まで行き、リモコンを使い、そしてまたテレビの上に置いておく。これじゃあリモコンの役目を果たしていないと思うんだけど…。(97.2.16毎日新聞)

137】日本国際通信から電話代の請求書が郵送されて来た。請求額は64円。切手代80円のほうが高い…。(読者投稿)

138】妻「私は主人に『ボケて私の事を分からなくなったら面倒見ませんよ』と言ってるの」。京女「あら、あんたバカねえ、『ボケても最後まで面倒見ますよ』と言っておけばいいのよ、ボケた時捨てても本人には分からないのだから…」。京女はきつい…。(読者投稿)

139】どういう訳か、最近「製造年月日」のかわりに、「賞味期限」を表示することが多くなった。今に「生年月日」がなくなって、女ならば「賞味期限」、年寄りだったらば「残存年数」なんてことになる。(読者投稿)

 

1997年夏(1997.61997.8

001】幼稚園に通う娘と数の数え方を勉強していた。私「車は?」娘「一台、二台」。私「じゃあ馬は?」娘「一着、二着」。

002】今春から男子高校に通う息子。学校の予定表に「新入生ガイダンス」とあるのを見て、男同士でダンスなんか気持ち悪い、と言っていた。

003】知人の中学生になる娘さんが学校にたまごっちを持っていき、先生に取り上げられた。一週間後引き取りに行くと、世話をしないと死んでしまうはずのひなが大きくなっていたそうだ。

004】夕方のニュースを見ていた小5の息子は、「犯人は黒い上着に…」と説明するアナウンサーに向かい、「そんなこと言ったら、犯人が着替えちゃうよ!」と叫んでいた。(以上6.1朝日新聞)

005】今年から幼稚園に行く3歳の孫、入園式のお祝いにパパからケーキを買ってもらい大喜び。「いいなあ。おじいちゃんも幼稚園に行きたいな」「ダメッ。もっと小さくなってから!」。(6.1毎日新聞)

006】近所のディスカウントショップで百円ライターを売っていた。見ると、こんな手書きのポスターが貼ってあった。「百円ライターあります。一個150円」。

007】ある日、ふと思った。コギャルは無知。オバサンは無恥。女王様は鞭。ギャルはムチムチ。(以上6.1週刊読売)

008】某大学内で内臓の奇形コレクションを見たが、もともとの形がわからないため、どこが奇形かさっぱりわからなかった。(6.2ぴあ)

009】長男の1ヶ月検診に行った時、いっしょに行った3歳の娘は「もう返しちゃうの?」と、とても残念そうだった。

010】心臓は毎日動いている、と幼稚園で教わった友人の息子。毎朝起きるとすぐに両手足の脈、心臓の鼓動を確認して「よかった、今日も生きてる」と安心する。が、見つからないと半泣きで必死に流すそうだ。

011】バーゲンでスーツを買った姉から、「サイズが合わないから」とスカートだけもらった。姉と出かけるある日、そのスカートをはいて行ったら、姉はその上着を着てきた。離れて歩きたかった。

01240個限定のたまごっちを買うため、朝早くから並んだ。その時、後ろから来たおばさんが「あーら、お久しぶり、元気?」と、私の4、5人前の人に話しかけ、そのままそこに入り込んでしまった。

013】コンタクトレンズを買い替えたら、夫のコンタクトレンズと同じメーカーになった。「本当のペアルックだ」と夫は喜んでいる。(以上6.8朝日新聞)

014】兵庫県の一番大阪よりの自宅から大阪府の一番兵庫よりの大学へ歩いて通っている花粉症の友人K。朝、テレビの「花粉情報」で「兵庫県南部=やや多い、大阪府=少ない」とあった日は、自宅から大阪府に入るまでは全力疾走しているそうだ。

015】前を走っている車の後ろに何か書いてあるので、近づいて見たら、「この字が読めるほど近づかないで下さい」と書いてあった。

016】うちの母は、この十年余り、雑誌や新聞のクイズやプレゼントコーナーに、せっせとハガキ応募するのが日課となっている。でも必ず「答」の脇に「飛行機に弱いので特賞の海外旅行は遠慮します」とか「免許を持っていないので自動車は遠慮」とか断りを記入している。でも、ただの一度も、特賞どころか一等も二等も当ったことがなく、ビリ賞がせいぜいである。

017】母がバスで吊り革につかまっていたら、「後ろ、あいていますよ」と声をかけられた。振り向いてみたが、席は空いていない。しばらくたって、スカートの後ろのファスナーが開いていることに気がついた。

018】駅のホームのごみ箱で「新聞・雑誌」「ビン・カン」「その他」と分別できるものがある。ある日、そのごみ箱のごみを回収するところを見かけたが、わざわざ分別してあったごみを大きなごみ箱に一緒に入れて持っていってしまった。いったい何のための分別なんだか。(以上6.8週刊読売)

019】すごく気になる看板「年中無休、火曜定休」。(6.9ぴあ)

020】顔にやけどをした。他人にはとても見せられない顔だと悲観していたら、見舞いに来た友人が「前とそう変わらないじゃない」と励ましてくれた。

021】結婚相手募集欄のある地方誌が毎週届けられる。その欄では男女を問わず、「私は実際の年齢より15歳以上若く見られます」というむちゃくちゃな自己紹介が行われている。(以上6.15朝日新聞)

022】父が入院することになって、病院に予約を入れて自宅で待機していたら、思わぬ早さで連絡が来て、「明日から入院して下さい」。突然のことで、心の準備が出来ていなかった父は、思わず「今、ちょっと体の具合が悪いので、少し延ばしてもらえませんか」と言ってしまった。病院も何の疑問を持たず父の要望を受け入れた。

023】デパートの婦人服売り場でのこと。中年の奥さんがスカートを手に取り、鏡を見ながらご主人に「どうかしら?」と聞いた。ご主人は「いいんじゃないの」とやさしい返事。でも奥さんは「やっぱりイヤだわ。おなかが目立って…」。するとご主人、ため息交じりに「あんたはいいよ。鏡を見る時だけだもんね」。

024】中古ゲームソフトショップの店頭に「たまごっちあります」と出ていたが、店内に「たまごっち7000円で買い取ります」という張り紙があったので、そのままUターンして店を出た。

025】うちの会社の人事部が行ったアンケート調査で「敬語を使うのはどんな時?」という質問に一番多かったのが「お金をもらう時」という答えだった。(以上6.15週刊読売)

026】友人の家に電話をしたが留守だった。そこに入っていた応答メッセージ。「ただ今留守にしています。ピーッという音がしたら放送禁止用語です」。

027】コンサートを見に行った。目の前の人の激しい左右の動きで見えないため、自分も互い違いに動いてしまった。疲れた。

028】歯ブラシって、何で「ブラシ」なの? 汚れを落とすならタワシやスポンジが向いていると思う。でも「歯タワシ」じゃ売れないと思う。

029】横浜×巨人戦の実況中に「この人の名前は、ビル・セルビー。下から読んでもビル・セルビー」と真面目な声でアナウンサーが言った。

030】友人Oは、生まれたから今まで一度もフラれたことがないという。理由は「フラれそうだな」と思った瞬間に自分からフルからだそうだ。

031】私の使っているワープロは「入り込んで」と入力したいのに、いつも「はい離婚で」と変換する。まるで未来を予言しているようで怖い。

032】カーナビの広告に「走行中は絶対にナビの画面を見ないで下さい」と注意書きがあった。それじゃ地図と変わらない。(以上6.16ぴあ)

033】学校帰り、S駅のトイレを使おうとしたら、個室の壁に「このトイレには隠しカメラが設置されています。落書きするとつかまります。S駅掃除長」と書かれていた。あたりを見回してしまった。

034】「この頃テスト勉強で寝てないんだ」と高校生の娘が言うので、夜食を持って部屋に行ってみると、教科書によだれをたらして熟睡していた。(以上6.22朝日新聞)

035】新入社員のTさんが所長に呼ばれた。ノックして所長室に入った後、退室の時も丁寧にノックして出てきたため、まじめに仕事をしていた職員たちを笑いの渦に巻き込んだ。(6.22北海道新聞)

036】夫婦で散歩に出かけた。帰って夫が万歩計を見た。「9005歩か。もうちょっとで一万歩だ」。そんなに歩いたかなあと、何の気なしにのぞいてみると、5006歩だった。夫は逆さにのぞいていたのだ。

037】求人広告にある職種は、最近カタカナばかり。新聞の折り込みチラシを見ていて、「ベジタブル・アドバイザー2名募集? 何のことかしら?」。主人がのぞいて「八百屋の店員さんだよ」。

038】私の自転車の盗難に続いて、今度は隣のご主人も盗難にあった。やはり駅前の市の駐輪場、管理人が数人いる時間帯の出来事なので、管理人を詰問すると「我々は、未整理の自転車を見つけたり、整理整頓するのが仕事なので、盗んでいく人までは注意していない」だと。(以上6.22週刊読売)

039】私の父は顔を洗う時、手ではなく顔を動かす。

040】私の父はうちわを手に持ち顔を動かす。

041】まゆ毛は「顔の汗が流れて目に入るのを防ぐ」ためにあるらしい。ということは、夏になるとアムラー達は皆、目を痛めるであろう。

042】「変わらなきゃ」− イチロー。「瓦割らなきゃ」− 空手家。(以上6.23ぴあ)

043】パン屋さんのレジでおつりをもらおうとしたら、小さな虫が飛んできた。虫を払おうと顔の前で手を振ったら、おつりは募金箱に寄付されてしまった。

044】玄関のチャイムが鳴ったので出ると、ランドセルをしょった隣家の男の子。いわく「ぼくんちのお母さんがね、かぎをかけたままどこかへ行っちゃった。おばさんちのかぎでぼくの家を開けてくれませんか」。(以上6.29朝日新聞)

045】小1の時、自分の名前を漢字で書いてくる宿題が出た。ひらがなで「かおり」という名の私は、自分の漢字を早く教えろと親にくってかかった。(6.29北海道新聞)

046】娘が携帯電話を買うという。「電車の中ではスイッチを切りなさいね、迷惑だから。道を歩いている時もやめなさい、みっともないから。家や会社では普通の電話を使って…」。黙っていた娘いわく「携帯はいつ使うの?」。(6.29毎日新聞)

047】学校でアンケートをやらされた。名前は記入しなくてもいいと先生に言われたので、先生の悪口や、いつも思っていることをいっぱい書いてやった。ところが先生は、出席番号順にアンケート用紙を回収していった。

048】初めて海外旅行に行った時、ホテルなどのドアでは、後ろから人が来ていたら、ドアを押さえていてあげるようにと何度か注意された。それを実践していたある日、ドアを通る時に後ろを見ると、おばあさんがゆっくりやって来る。いつものようにドアを押さえ、前を向いて待つことしばし。ちっとも来ないので振り向くと、おばあさんはドアの向こうでドアをドンドンたたいて怒っている。一瞬迷った後、回転ドアだったことに気付いた。

049】私の兄は、最近物騒な事件が多いので、小1の息子に警報ブザーを持たせている。ところが、息子はその音が気に入り、今では仲間との怪獣ごっこの光線銃の効果音代わりに使っている。

050】何気なくワープロに「けっこんしたい」と入力したら、「血痕死体」と変換した。

051】東大法学部出身の人が、大手都市銀行から当社に出向でやって来た。私が「東大出身ですか。エリートですね」と言うと「エリートなら、こんなところに出向してこないよ」とぶ然。

052】アパレル会社のバーゲンに出かけた。そのビルのエレベーターに乗ろうとしたら、「上り専用」と「下り専用」に分かれているではないか。それぞれ戻る時はどうやって動いているのか不思議だった。誰にも気付かれないようにこっそり動かしているのだろうか。

053】おはようからおやすみまで暮らしを見つめる − ストーカー。(以上6.29週刊読売)

054】顔が大きいと言われた鶴久政治は、「ふち2センチはオーラですから」と言い切っていた。

055】「一緒に百歳まで長生きして、NHKの『小朝が参りました』に出場しよう」とT君に言われたが、それまで小朝師匠が生きているかが問題だ。

056】先日、母が「拾い食い」をしたので(家の中でだけど)文句を言ったら、「拾い食いなんて汚い言葉を使わないでくれ!」と逆に怒られた。誰か「拾い食い」の敬語、丁寧語を教えて下さい。

057】A子「ねえ、クシかブラシ持ってない?」B子「手グシで良ければ…」。

058】友人の塾での有名人。彼は塾から家まで5つある信号で、毎日「1つ青で渡れたら20%、2つで40%…」というように志望大学の合格率を占っているうちに、無理な横断をして事故に遭い、どこの大学も受けられなかったらしい。(以上6.30ぴあ)

059】昔は木の切り株を見ると方位がわかったが、今はBSアンテナの設置方向を見れば簡単にわかる。便利になったなあ。(7月号Lマガジン)

060】大手ハンバーガー屋の前の看板に、「たまごっち6000個プレゼント!」と書いてあるのを見て、小学一年生の息子は「ぼく、1個でいいのに」。

061】大型玩具店で売っている外国製の子供用テーブル・いす三点セットの外箱には、テーブル、いす、おもちゃで遊んでいる子供の写真と「おもちゃと子供は商品に含まれません」という注意書きがついている。

062】妻と外食した。食べきれなかったものを「犬にやるから折りにして」と言った妻は、女性の店員が手当たり次第に詰めるのを見て「もっときれいに盛り付けて!」。

063】車の通勤で通る山の中腹は、暴走族のメッカ。彼らは道の傍らに掲げられている「暴走で悔いを残すな君の青春」という標語どおり、暴走してストレスを発散し、悔いのない青春を満喫している。(以上7.6朝日新聞)

064】先日、メガネ屋に行った時のこと。私の隣でおばさんが視力検査を受けていた。店員が「黒い輪の欠けている部分を言って下さい」と言うと、おばあさんは自信たっぷりに「真ん中!」と答えていた。

065】早朝、コンサートのチケットを取るために並んでいたら、ダフ屋のおじさんに「女の子がこんな時間に並んでちゃ危ないから、おじさんに頼みなさい」と言われたけど、本当にコンサートに行きたい人だけが買うなら、並ぶ必要なんてないんだから。おじさんみたいなのがいるから、迷惑するんでしょ。(以上7.6週刊読売)

066】外から会社に電話を入れた。新入社員が電話に出た。私「○○ですけど」社員「○○は外出しています」私「だから○○だってば」社員「申し訳ありません。外出しています」私「でも○○よ」社員「1時間ぐらいで戻りますので」私「…また電話します」。

067】パンダとかって、どんなに太っても「かわいい」って言われるが、なんで人間はそうじゃないんだろう。

068】PSソフト「がんばれ森川くん2号」に対抗して、愛人育成シミュレーション「がんばれ森川くんの2号」てのはどうだろう。

069】ダイエットの説明をする医学博士がけっこう太っていた。やっぱり実行は難しいのね。

070】あったら怖いと思うもの。「目に入ったら洗い流して下さい」と使用上の注意がある目薬。(以上7.7ぴあ)

071】妹のクラスで配られた遠足の注意事項のプリントに「池にはまる子がいるので…」という文が書かれていた。妹は思わず「池に、まる子おんの?」と叫んでしまい、クラス中「まる子いるねんて」と大騒ぎしたそうだ。

072】高齢化社会に備えたアルツハイマー病をよく知ろうと、雨の中、講習会に出かけた。帰る時は雨は上がっていた。家に着いた時、傘を忘れたのに気がついた。

073】娘が生け花を習い始めた。おけいこの後、持ち帰った花を家でも生けていた。ある日、見ていると、あぐらをかいて枝の向きを何度も直していた。

074】終身保険に入った。考えた末、受取人を息子にした。それを知った夫は「なんでおれにしないのだ」とプリプリ怒っていた。(あなたが先なの。)(以上7.13朝日新聞)

075】年をとってくると、なぜか雑念が入って、勢い込んで買ってきた本でも遅遅として進まない。そこで、速読の本も買ってきた。ところが、その本すらなかなか読み進まない。

076】友人から「北海道の地酒があるから家に来い」と誘われた。しかし、出てきたのは「サッポロビール」だった。

077】夫のビールのおつまみはいつも「柿ピー」。私は柿の種よりピーナツが好きなので、横からピーナツだけをつまみ食いする。ある時、夫が「何でピーナツばかり食べるんだ」と聞くので「ピーナツのほうが体に良いんだもの」と言ったら、「じゃあ、オレには体に悪いほうばかり食べさせているのか」とムッとされた。(以上7.13週刊読売)

078】コンサートなどで自分が出たCMの商品を宣伝する奴は多々いるが、「家、買って下さい」は初めてだよ、滝沢秀明くん。

079】ある日の新聞の記事で「馬はエサに手をつけず…」。気持ちはわかるが、何となくおかしい。(以上7.14ぴあ)

080】末っ子の通っている幼稚園で畑を作るという。配られたお便りには「6月○日、晴れたら畑を作ります。長靴をはかせてきて下さい。雨だったら、はかせなくてもいいです」。(7.20朝日新聞)

081】ハワイ行きの機内で、「まもなく前方に日付変更線が見えます」というスチュワーデスさんのジョークに、必死で窓の外を探した私。(7.20北海道新聞)

082】チェッカーズの曲に「アイラブユーさよなら」というのがあるが、父が「『アイラブユー・セイ・オナラ』って何だ?」と聞く。なるほど、「I love you sayonara」と書いてあるので、そう読めるなあと納得。

083】JR山手線の車内で、網棚にあった新聞を取り、読み始めた。三面を開くと、太字のマジックインキで「たまには自分で買って読め!」と大書きしてあった。

084】義父の葬儀の準備をしている時、式場の人から「お酒、お塩の用意をして下さい」と言われたら、義父は「お砂糖は?」と聞き返した。

085】国家財政がとても苦しいそうだ。国家公務員の数を減らせば少しは助かるのではないかと思うが、「私は国家のために役立っていないから、国家公務員を辞めてもいい」という人はいないのだろうか。国のために役に立てる唯一のチャンスなのに。

086】JR原宿駅のトイレに入ったら、目の前に落書きがあった。「これからテストしてやるから、素直にやるんだ」から始まって「あかんべーをしろ」「首を右に回せ」「次は左」「上を見ろ」「下を見ろ」。書いてあるとおりにやったら、最後に「何をキョロキョロしているんだ。他人の言いなりになるのも、ええかげんにせーや。テストの結果、君は一生人に使われるだろう」。(以上7.20週刊読売)

087】全身タイツは「着る」ものなのか「履く」ものか、それとも「かぶる」ものなのだろうか。

088】献血後、すぐ包帯を取ったら、血が出てしまった。看護婦さんに「あら、もったいない!」と言われた。(以上7.21ぴあ)

089】台風接近のニュースを聞き、母は停電に備えて、懐中電灯、ろうそく、マッチなどを用意している。その横で、父は冷凍庫からアイスクリームを取り出して、せっせと食べ始めた。(7.27朝日新聞)

090】「ロングバケーション」は「ロンバケ」、「金曜日の妻たち」は「金妻」と、人気ドラマはよく題名を縮めて言われるが、そうすると、最近始まった浅野ゆう子主演の「金のたまご」は「金た○」になるのだろうか。

091】「飯島直子が本当に投票所にいたら、棄権しなかったのにな」とぼやいている若者がいた。そうか、投票所の係員や立会人を浴衣姿の美女にすれば、投票率は上がったかもしれないな。(以上7.27週刊読売)

092】不眠症気味で明け方やっと眠るため、午前中寝過ごしてしまう。まずいと思い、眠剤をもらったら、今度はよく眠れて、やっぱり寝過ごしてしまう。

093】私の近所の弁当屋さんでは、ゆで玉子を「たまごっち」と名づけて売っている。バンダイにはまだ訴えられていないようである。

094】私は準備運動のラジオ体操で筋肉痛になったことがある。(以上7.28ぴあ)

095】実家の隣の奥さんは、こちらで人の出入りがあるたびに、庭先やベランダに出て様子をうかがっている。父に「監視されているみたいでいやでしょ」と言うと、「番犬飼っているみたいで用心がいいぞ」。

096】三人目を妊娠した。次男「やったー。僕もとうとうお兄ちゃんだ」。長男「ああ、僕もとうとうひいお兄ちゃんか…」。(以上8.3朝日新聞)

097】会社で雑誌を広げていたKさんが「オレ、ホームレスになろうかな」とつぶやいた。突然のことに周りはあ然。何ごとかと近づいてのぞきこむと、こんな特集記事が載っていた。「ホームレスにハゲはいない」。Kさんが髪の毛で悩んでいることは言うまでもない。

098】手紙は人が集めて電車や飛行機などで運ばれ、人が配達する。こんなに手間がかかるのに、全国均一料金である。いっぽう、電話は機械の働きだけで人手はほとんどかからないのに、料金は遠くなるほど高くなる。この違いはどこから来るのだろうか。

099】今の普通切手の図柄を見ると、90円、130円、190円にはそれぞれ鴨(カモ)、鷽(ウソ)、鷺(サギ)が描かれている。見事に三拍子そろっているが、郵政省は何か含むところがあるのだろうか。(以上8.3週刊読売)

100】恵ちゃんから電話。恵「もしもし。明日ひま?」私「うん」恵「じゃあ、明日かける」ガチャン。…おい。

101】野村証券など大きいもののことを称して「ガリバー」と言うけれど、「ガリバー」という人は、小人の国に行っただけで、別に大きい人じゃない。(以上8.4ぴあ)

10280過ぎになって初めて飛行機に乗った友人のお父さんに「飛行機、混んでいた?」と聞いたら、「立っている人がいなかったので、そうでもなかった」の返事。(8.10北海道新聞)

103】中学生の時、男の子に「テープまわして!」とカセットテープを渡され、私はカセットの穴に指を突っ込んで一生懸命テープを回した。皆の爆笑で初めて「まわして」が「向こうの人に渡して」という意味だと気付いた。

104】某新聞の広告欄に「1万円至急送れ、もうけ話伝授」と出ていた。さっそく送金すると、返事が来た。「私と同じことをしなさい」。(以上8.10週刊読売)

105】ドラえもんが出す道具は、全部といっていいほど犯罪に使える。

106】どこが違うの? 多国籍料理と無国籍料理。(以上8.11ぴあ)

107】スーパーにあるプリクラの前で「3人はだめ!」とおばあちゃんの叫び声。3人並んだ孫たちに「真ん中の人が早死にするんだよ」と必死に説得していた。

108】上司がお客様と電話で応対していた。内容はその方の姪(めい)について。丁寧に言おうとした上司は思わず「おめいさん」。

109】7歳の息子が、テレビの長寿番組を見て「あのおじいさん。女遊びが好きなんだって。ぼくなら絶対男遊びなのになあ」。彼いわく「男遊びはドッジボール、女遊びって人形遊びでしょ」。(以上8.17朝日新聞)

110】天気が良かったので庭で焼き肉をしようと思い、主人とスーパーへ材料を買いに行った。主人がお肉のコーナーで「ホルモン1人前を…」と注文すると、店員さんが「1人前ってどのくらいですか?」と聞き返してきた。どうやら焼き肉屋に行った時の注文癖が出たらしい。(8.17山陰中央新報)

111】「会議中眠くて死にそうだったよ」と言う父親に、小学2年の娘が「そういう時は眠っちゃったほうがいいよ。眠ってしかられるほうが、死んじゃうよりはましだから」だって。

112】隅田川の花火大会を今年は家で、とテレビ見物にした。しかし、私も夫も、口を開け、あごを上げて見ていた。(以上8.24朝日新聞)

113】回文「やめんか伊良部、無頼漢めや」。

114】A君の弟(14歳)は、社会科のテストで「中国は資本主義と社会主義を共存させている。これを何というか」の問いに「ご都合主義」と書き込んだ。(以上8.24週刊読売)

115】先生「一度しか言わないからよーく聞けよ」。友人「一度しか聞かないからよーく言えよ」。

116】「マーボーナスキャンペーンだって。マーボーナスくれるのかな」の声に、車内中吊り広告を見たら、「マ」の前に「サ」の文字が。

117】最近電車で「携帯電話の使用は止めて下さい」というようなアナウンスが入るが、絶対「私はPHSだもん」と言って使っている輩がいると思う。

118】夫の会社では「会議の時間を短くしよう」とのキャンペーンの結果、短く、効率良い会議が数多く開かれるようになったそうだ。

119】日本一短いSF小説。「私は宇宙人です。」

120】某テレビショッピングで、サービスにハンドクリーナーがもう一台ついてくるっていうのは…。だったら半額にしてくれればいいのに。(以上8.25ぴあ)

121】長男が高校に入り、初めてもらった成績表。「まずまずじゃない」と見ていたら「6」が交ざっている。十段階評価だったとは。

122】小学生の男の子が「おばあちゃん若く見えるなあ」。嬉しくなって「いくつに見える?」と聞くと、「65歳くらい」。ムカッ。思わず「60にもなってないよ」と言ってしまった。(以上8.31朝日新聞)

123】瀬戸内海のとある島のユースホステルへ。ガイドブックには冷房完備とあったのに、部屋が異常に暑い。見回すと、隅っこに扇風機が置いてあった。確かに冷房には違いないけど。(8.31北海道新聞)

124】友人が買ったばかりのハンドバッグを見せに来た。なんでも「最新のデザインで、つい2、3日前に入荷されたばかり」と言われたそうだが、中に詰めてあったのは、昭和63年の新聞だった。

125】テレビショッピングの「ど忘れ辞典10巻セット」を注文した父が、届いた際に「これ、誰が頼んだの?」。ど忘れどころじゃないかも。

126】「美しい50代が増えると日本は変わる」というテレビコマーシャルに出ていた女優さんを見て、母が「まあ、あの人が50代なんて本当かね? わしらの50代からは想像も出来んね」。私が「時代が変わったんよ。今ごろは50代、60代は普通の人みたいにきれいよ。おばあさんみたいな人はおらんようになったね」と答えると「あんたらの世代から年寄りはおらんようになるね。これで高齢化問題は解決だね」。

127】湯船の中で突然、おばあさんが入れ歯をはずして洗い始めた。私が「汚いやないの」と言うと、おばあさん「何言っとるの。入れ歯は口の中に入れるもので、風呂はお尻までつかるところ。何が汚いんや」。

128】妹が結婚することになり、2つの結婚式場に日程や予算のことを聞きに行った。結局、その一方の式場を利用することにしたので、もう一方に断りの電話をした妹は「お宅はまたの機会に」と妙な愛想を言ってしまった。先方も「その節はどうぞよろしく」と答えたそうだ。(以上8.31週刊読売)

129】会社のみんなに私は、パソコンに強いと思われている。でもそれは、みんなが壊すのを恐れているだけであって、私が壊しまくっているという事実を知らないのに過ぎない。

130】政界にも、プロ野球とは逆の意味でFA制度を設けてほしい。「一定の期間は他の党に移ることは出来ない」「一定の実績を積んだ人以外は、この権利を行使出来ない」とか。いいと思うけどなあ。(以上9月号Lマガジン)

131】某ファミレスのレシートは、文字数の関係でハンバーグを「H」と略記している。おかげで、「木こり風H」(ワイルドねぇ…)「和風H」(艶なりかな…)というかなりHなレシートが手渡される。(読者投稿)

132】最近日焼けを気にしている女房の横で、4歳の娘がテレビに映った阪神のコールズを観て「色の黒い人やなあ、おかあさんより黒いんちゃう」。コールズより黒くてどうする。(読者投稿)

133】ある女優さん、テレビで「私って英語まるでだめなの、I am a penしか」ってのたまった。どうやら本当にだめらしい。(読者投稿)

 

1997年秋(1997.91997.11

001】裏から読んでも「山本山」。

002】私の会社のトイレには「管を詰めないよう、こまめに流しましょう」と書かれた紙が貼ってある。こまめにって言ったって。(以上9.1ぴあ)

003】小学1年の次男が「授業参観、必ず来てね」。算数の時間、先生が「飼育小屋にウサギが5匹いました。3匹とってきました」と言うと、すかさず「ドロボーや」。我が息子だった。(9.7朝日新聞)

004】熱戦の甲子園。某大手企業は、地区予選のテレビ放送からCMを出し、県の代表校の全国大会優勝を応援していた。きめ細かい配慮だと思っていたが、この会社、同様のCMを全国で流していたらしい。つまり全国大会の出場校全部の優勝を応援していたわけだ。ちょっと変…。

005】朝の電車に、手に大きなバッグを持った中高年女性の団体が乗り込んできた。とたんに、車内は彼女たちのカン高い声であふれ、さながら「貸し切り状態」。そのうち、こんな声が聞こえてきた。「なんでこんなに混んでいるのよ」。あんたらが乗ってくるまではガラガラだったんだぞ!

006】親せきのばあさま、孫娘のところに「老後の安心のため」と勧誘に来た保険屋さんに「ワシは今、老中だが、老後の生活というのは、極楽か地獄へ行ってからの話かね?」。

007】私の友人は旅行会社に勤めていたのに外国旅行をしたことがなく、ご主人は国際部長なのに海外経験がなく、娘さんは外語大生なのに外国へ行ったことがない、というのを自慢にしていたが、とうとう娘さんがオーストラリアに留学することになった。「なんだか普通の家庭になっちゃったわ」と少しがっかりしていた。(以上9.7週刊読売)

008】大阪出身の友人と私の会話。私「流れ星見たら、なんてお願いする?」友人「銭、銭、銭」私「…」友人「『お金欲しい』なんて長いこと3回も言うてられへん。流れてまうがな」。

009】「やさい、くだもの」と書かれた八百屋の看板を「くさいもの、やだ」と読み間違えたのは友人A。

010】「ISDN」…「I」インターネットを使うと、「S」すごく便利らしいけれど、「D」どういう仕組みなのか、「N」なんにもわかりません。(以上9.8ぴあ)

011】台風が来ていて飛行機が飛ぶかどうか心配だったので、ラジオをつけたら「うてんけっこうです」と言ったので雨天決行と思い、安心して空港へ行った。「雨天欠航」だった。

012】親友の母は、初めての海外旅行で受付の人に「ファーストクラスにしますか、エコノミーにしますか」と聞かれ「どちらが早く着きますか」と言ったそうだ。(以上9.14北海道新聞)

013】私の祖母は、最近1人でレンタルビデオ店に行き、ビデオを借りてきて見ている。しかし、ビデオテープは巻き戻せば何回でも見られるということを知らなかったのだ。「2回くらい見ないと話がわからないんだよ」と言って、同じビデオを2本も借りていた。

014】駅前通りを歩いていたら、消費者金融の宣伝マンがティッシュをくれた。少し先に行ったら、今度はテレクラの宣伝マンがティッシュをくれた。金がなかったら借りて遊べということかな。あの2人、タイアップしているように見えちゃった。

015】入浴剤好きの夫は、「おっ、今日は箱根か」「これは熱海の湯だな」と、色や香りでずばり当ててしまう。ところが先日、親族と下呂温泉に行った時、「ここは下呂なのに登別の入浴剤を使用している!」と文句をつけていた。(以上9.14週刊読売)

016】スーパー前のアイデア商品売り場。段ボールの切れ端にマジックで書かれた「強化パンスト」のコピー。「足は切れてもパンストは切れない」。(9.16ぴあ)

017】「何なのよ、これ」と私の残暑見舞いを受け取った友人から電話。懸賞の応募に夢中な私は、年齢、職業、性別まで書いていた。

018】国語のテスト前に問題を出し合っていた中学生の長男と次男。長男の「擬音語にはどんなものがあるか」との問いに、次男は「そうどすえ」と答えていた。

01923歳の息子に、サンドイッチ用に12枚切りの食パンを買ってくるよう頼んだ。彼は「無かった」と言って、6枚切りを2斤買ってきた。(以上9.21朝日新聞)

020】目はいいのに、視力検査で当然見えるはずのところを時々「読めません」と言う小1の息子。おかしいなと不思議がっている私を見て、検査の担当者がこらえきれずに笑い出した。理由をたずねると、記号の切れている向きを左、右、上、下と答えるべきところ、「ヨ」「E(イー)」「山(ヤマ)」と答えていたから、下向きの記号が読めなかったのだ。

021】姪に巻きスカートをプレゼントした。数日後、家を訪れたら、かなり太めの姉がエプロンにしていた。

022】ワープロの誤変換。「町田市」と変換しようとしたら、「町だし」と出た(コギャルか、お前は)。

023】ワープロの誤変換。今までで一番ウケたのは、「ワープロ」と打ち込んで「わープロ」と出た時。自分の名前くらい正しく変換しろやー!!

024】友人と2人で海外旅行へ行った。後で写真を現像する時、焼き増しを頼まなくて済むように「人数分で」と頼んだ。出来上がってきた写真は、バスの運転手さんとガイドさん、そして背景に小さく写った他人の分も入っていた。

025】福島県の喜多方ラーメンのチェーン店「きたかった」。一度は行ってみたい超有名店なのでしょうか。

02667歳になる父が「長生き出来る100のコツ」という本を買ってきた。ところが、いつまでも袋に入れたまま放ってあるので「早く読んだほうがいいんじゃないの」と言ったら、えらい怒られてしまった。なぜ…?

027】やたらに難しい漢字を使う伯父から来た手紙の中に「街を歩くと破落戸がごろごろしている」とあった。ちょうど台風が去った後なので、家屋の被害がそんなにひどかったのかと思ったが、後で、「破落戸」は「ゴロツキ」と読むことがわかった。

028】ペットショップにて。客「あんたのところで買ったポンプに替えたら、金魚が死んじゃったじゃないの」店員「ハアー、それは…」客「10年も飼ってたのに」。(以上9.21週刊読売)

029】友人Kが、「怖いもの見せてあげる」と言い、目の前で千円札をヒラヒラさせた。「どこが怖いの?」と聞くと、ひとこと「おっかねー(お金)」。

03021世紀になったら、スバルビルの表示板はどうなるのだろうか。「22世紀まであと何日」になるのか、「21世紀からもう何日」になるのか、それとも新世紀の到来を信じていないのか。

031】「ふえるワカメ」は大きくなるだけで、別に増えはしない。

032】論理だけでいえば、リンゴを1万回落とすと「焼きリンゴ」が出来る。

033】少ないリスクで確実に相手を困らせる方法。人の家のリモコンを盗んで帰る。(以上9.22ぴあ)

034】腕に止まった蚊を、夫はじーっと見ていた。やがて「最後の晩餐だ」と言って、ピシャッ。

035】幼稚園に通う孫は、スパゲティをフォークでクルクル巻いて上手に食べる。すると、明治生まれの祖母は「食べ物で遊んではいけません」と注意する。(以上9.28朝日新聞)

036】先日、車を運転中、交差点で長い信号待ちをしている時、何気なく前の車を見ていると、バンパーのところに小さな字で何か書いてある。好奇心から気になってしょうがない私は、よく見ようと車を前進させ、読める位置まで近づき読んでみると、そこには「この字が読める距離まで近づくな!!」と書いてあった。(9.28山陰中央新報)

037】超特大ラーメン30分以内で食べたら無料、などの大食い大会で負け知らずの友人に必勝の秘訣はと聞くと「最初から金は持っていかぬこと」と言われた。

038】岩手県のわが町では道路に「美人の多い町、スピード落とせ」という看板がある。宮城県のある所では「キョロキョロするな。美人はいない!!」と書いてあった。私が本当に住むべき所はどっちなのだろう?

039】中2の息子はひどいズボラ。朝、はいている靴下が裏返しだ。洗濯した私がきちんと表にしないのだけど、それは自分でするというのが我が家の掟なので、私は注意する。息子は、剣道部の朝練習で靴下を脱ぐから、次にはいた時には表になるのだと言う。しかし、これは放課後の部活後、また裏返しになる。人目につく教室内では表になるように彼なりの計算があるのかと思ったが、たまに洗濯後にきちんと表にしておくと、翌日の帰宅時の靴下は表で、教室内で裏返しだったことが容易に推測できる。やはり単なる無神経らしい。

040】久しぶりに会った友人から「太ったんじゃない」と言われれば、心臓やコレステロールや皮下脂肪が気になる。いっぽう「やせたんじゃない」と言われれば、ガンではないかと疑ってみたりする。悩みの多いこの頃である。

041】「暴力団、ヤクザ風の方の入店は固くお断りします」。ホンマもんのヤーさんの入店は断れない?

042】母と2人で大阪に遊びに行った。小腹がすいたので「明石焼き」の店に入る。母は運ばれてきたタレを一口すすって「大阪の人間はケチだねぇ。吸い物にネギも入っとらんがや」。次に何もつけない明石焼きをほおばって一言「おまけに塩味もついとらん」。

043】いつまでたってもプータローの娘に父が怒ったら、娘は「7080代になっても、まだまだ体にムチ打って娘のために働ける、これほどありがたいことはないじゃない」。(以上9.28週刊読売)

044】コンビニのおにぎりを買って、説明書きのとおりに開封したら、キャンペーンの点数シールがまっぷたつに切れた。

045】居酒屋で、お酒、おビールとは言うものの、おウイスキーと言うことはなく、まして「おジン」などとは絶対に言わない。

046】新鮮なお魚を「死にたてピチピチ」と言う私を、母はとても嫌がる。だって本当のことじゃないの。

047】TVショッピングの「ど忘れ辞典10巻セット」を注文した父が、届いた際に「これ、誰が頼んだの?」と言っていた。

048】「おっちゃん、ドンブリに指入っているよ!」「大丈夫、熱くないから!」「汚いよ、変えてくれよ!」「指は変えられないね」。(以上9.29ぴあ)

049】百貨店の化粧品売り場を歩いていたら、店員が「お化粧が崩れていますわ。お直ししましょう」。「結構です」と答えた私は、ノーメークだった。

050】運動会の借り物競走で「お父さん」というカードを拾い、「かっこいいお父さんを」と物色するうちに、ビリになってしまった。

051】虫の居所が悪く、夫が怒鳴り出した。腹を立てた私が「『怒鳴ってごめんね』って謝りなさい」と言うと「ごめんね」と怒鳴る。からかわれたのかと思い、もう一度言ったら、また「ごめんね」と怒鳴られた。(以上10.5朝日新聞)

052】理髪店で中学生が「少し長めにして下さい」と頼むと、ご主人が「耳はどうしますか」と聞き返した。中学生は少し考えていわく「切らないで下さい」。

053】ワープロで「週刊読売」と変換しようとしたら「習慣よ身売り」となった。

054】4歳の甥はデパートの試食コーナーが大好き。先日も漬物コーナーで試食をしたが、脇に置いてある割り箸で漬物をつまんで直接口に入れてしまった。係の人は新しい割り箸を出しながら「坊や、こういうのは一度手にとってから食べるのよ」と注意。甥は「うん」とうなずき、新しい箸で漬物をつまんで一度左手に乗せ、その漬物を改めて同じ箸でつまんで口に入れた。(以上10.5週刊読売)

055】端の欠けたコンタクトをケチって使い続けたら、病院に行くはめになった。(10.6ぴあ)

056】バイト先で英語力の話になった。本当に英語の出来ない私が「サンキューぐらいしか出来ないよー」と言うと、ある人が「2級や1級は難しいからね」。以来、私はそれなりに英語の出来る人とされている。

057】日曜日の朝のテレビで箱を持ったリポーターが「この中身、何だかわかりますか」。父と私は思わず身を乗り出した。後ろで「テレビは平面よ」と母。

058】1歳半の娘とお風呂に入った。熱めの湯が入った浴槽に手を入れようとするので「アチチよ」と言うと、彼女は浴槽に向かってフーフーと息を吹き始めた。

059】パート先のかっこいい男性が「今度の日曜日の夜は予定ありますか」とささやいた。ドギマギしながら「いえ、何も」と言うと、「じゃあ、早番と遅番、代わってもらえますよね」。

060】テーブルの上に、専業主婦の妻が書いた何かの申込用紙があった。ふと見ると職業欄に「家政婦」とあり、勤務地が「自宅」となっていた。

061】4年前、中学3年の実力テスト後、答え合わせをしていた時、「あーっ」と叫ぶ声。彼女は「1543年、種子島に鉄砲を伝来したのは何人か」の問いに「2人」と書いたらしい。

062】3歳の娘とかくれんぼ。物陰に隠れたつもりの彼女は、目をつぶって小さな両手で顔を覆っていた。

063】次男が7歳の時、初めて書いた国語のテストの答えです。「人から物をもらった時に言う言葉は?」に「やったー」。「人の物を壊してしまった時、まず言う言葉は?」には「やっちゃったー」。(以上10.12朝日新聞)

064】履歴書の趣味の欄に「お菓子作り」と書いた友人。ところが、提出時には水でにじんで「お菓」の字が消えたため、「趣味・子作り」となってしまい、大恥をかいたそうだ。

065】模試を受けに行った友人が、翌日、学校で暗い顔をしていた。第1志望校が漢字で書けなかったそうだ。

066】近頃少々おデブモードの姉貴に「エアロビか水泳教室にでも通えば」と意見すると、返ってきた言葉は「その前にやせなきゃ!」。

067】先日、テレビに出ていた100歳のおばあさんが「ヤブ医者や、1人生かせば2人死ぬ」とうまい句を言っていた。(以上10.12週刊読売)

068】銀座4丁目に「タベルナ(TAVERNA)」という名前のイタリア料理店がある。ただし、お客さんはおいしそうに食べていた。

069】具合が悪くて病院へ行ったが、待ち時間が異様に長く、その間に治ってしまった。いざ医師と向かい合った時に困ってしまった。

070】被災地に視察に行っては怒鳴り散らす某大臣をTVで見た友人Oは「あれがそもそも二次災害じゃないか」と、もっともな感想をもらした。

071】某公募雑誌を見ていたら「おばあちゃんの名前大募集」というのがあり、優秀賞に選ばれた名が「茶柱タツ」。

072】友達からの電話で「今、何してる?」と尋ねられたので、とぼけて「電話中だ」と答えたら、「じゃあ、また後で電話する」と言って切れた。…一枚上手。

07315年間、美容整形をして逃亡していた犯人が捕まって、先日TVで、所有していた本が公開された。タイトル−「逃げるが勝ち!!」。(以上10.13ぴあ)

074】授業中、気持ちよく寝てしまった。夢心地の中で「すごいいびきだなあ」という声。「え、誰、誰?」と起きると、先生が隣に立っていて「君だよ」。

075】「連絡せよ、母」と娘にポケベル。しばらくして連絡あり。娘「お母さん、なんて打ったの? まったく分からんよ」。私「でも私だとよく分かったね」娘「こんなメチャクチャ、お母さんしかいない!」。

076】久しぶりに手間をかけて料理した。食事中「今日は隠し味とか、いろいろやったのよ」と言うと、息子は「隠れちゃったね」。夫「隠さないで出したら」。

077】夜中、戸の開く音を聞いた。あわてて隣に寝ている夫に「お父さん、お父さん」と呼びかけたが、応答なし。夫は翌朝「ずいぶん大きな声で寝言言ってたぞ!」とのたまった。

078】小学1年の息子が「お母さんは子供の頃、どんな髪型してたの」と聞く。「おかっぱよ」と言うと、「えっ、頭のてっぺんだけハゲにしてたの」とびっくりしていた。

079】娘が2歳の頃、神社の賽銭箱にお金を投げ入れた後、彼女は私に「何で動かないの」と聞いた。お金で動く乗り物と間違えていたようだ。

080】生後1ヶ月の子供の育児に奮闘中。最近母乳の出がよくなった。「ミルク代助かるわ」と喜ぶ私の横で、「母親が二人分食べて本当に節約なのか」と夫がつぶやいた。

081】義母が初めてシンガポールに来た時、娘が「ひょっとしておばあちゃん、英語出来るんと違う?」と私に聞く。義母は、食卓に箸を並べながら「ヒー、フー、ミー、ヨー、イツ」と言っていたそうだ(彼、誰、私、あなたの、それは)。[注:シンガポールからの投稿](以上10.19朝日新聞)

082】ルーズソックスという言葉さえ知らなかった近所のおばあさん、お孫さんのソックスを見て「ワシの孫は、とことん物を大切にする子で」と感心し、白いゴムひもでソックスのたるみを伸ばしてやったらしい。

083】郵便局に行ったら、10人以上の人が、ある検定試験の申し込みに来ていた。今日が締め切りで、間に合うかどうか心配していた。私は知っているが、その検定をやっている協会は、その郵便局から歩いて2分のところにあるのだった。郵便局の人も「直接行ったほうが早い」と言いたかったろうが、せっかくのお客さんだし…。

084】「お前も自立せにゃ」という声に振り向くと、フンの後始末をしたビニール袋を、おじいちゃんが犬の首にくくりつけていた。自立っていったい…。

085】うちの娘は鹿島建設に勤めている。先日「大成建設の清水の大林の代理で青木と申しますが、常務いらっしゃいますか」という電話を受け、思わず「もう一度お願いします」と言ったら、今度は丁寧に「大成建設の清水支店の大林支店長の代理で青木です」。ちなみに清水建設、大林組、青木建設とも東証一部上場の建設会社です。

086】地元新聞に「オヤジ狩りで高校生3人逮捕」という記事が載っていた。それによると、駅前で襲われたのは74歳になる駐車場の管理人だったそうだ。これは「オヤジ狩り」ではなく「ジジイ狩り」ではないか。

087】酒屋にて。おばちゃん客が店員に「このお店のドライビールって、みんな辛口って書いてあるけど、甘口のドライはないの?」。ドライという言葉の意味って…。(以上10.19週刊読売)

088】「あれ? よう、ハッピー?」と小学生が読んでいた。読み方が違っても意味は通じている「Are you happy?」。(10.20ぴあ)

089】結婚式で、新郎の会社の仲間から祝電。「○子さん、当社の目玉商品をお買い上げいただき、ありがとうございます。当商品は返品不能につき、末永くご愛顧下さい」。

090】夫の運転で夜の高速道路をドライブ。トンネルを抜けて「消灯確認」の表示に、夫はライトを消した。

091】会社あてに、思いっきり悪口を書いた苦情の手紙が来た。文末に「匿名」とあったが、封筒の裏には、住所、氏名が書いてあった。

092】中学1年の娘に「いいなあ。あんたの人生はこれから、お母さんの人生はもう下り坂よ」ともらすと、娘はすかさず「いいじゃん、下り坂って、走りやすくて疲れないんだよ」。

093】最近、入れ歯を作った夫。会社に行く時は大切に部屋に置き、寝る時はしっかりはめて眠っている。(以上10.26朝日新聞)

094】イギリスに留学していた時のこと。美容院へカットに行った。なんと、あちらでは、カットといえばカットだけで、髪がびっしょりぬれたまま帰された。

095】「飲み放題、食べ放題2時間2000円ポッキリ」の店に行ったら、壁のあちこちに「健康を損なわないよう飲み過ぎ食べ過ぎに注意しましょう!」と貼り紙してあった。

096】ギャラもらって、さらにクイズで豪華賞品や大金をもらっているタレントの番組を見せられている視聴者って、いったい何なのだろう。

097】ある昼下がり、電車の中で5歳くらいの男の子を連れた母親が子供に、真顔で「今、ヨッちゃんが食べている『焼きチョコ』って、チョコレート工場が火事になった時に思いついたのよ」と話していた。子供に嘘を教えるのは良くないことだと思った(意外と事実だったりして!?)。

098】夫と決めていることがある。子供らが結婚したいと言ってきたら、どんな相手であっても反対するのだ。駆け落ちする→お金がかからない→めでたしめでたし。(以上10.26週刊読売)

099】某工場内の「おれがやらなきゃだれがやる」という看板が、「だれが」の「が」の点が削られ、「おれがやらなきゃだれかやる」になっていた。この会社の将来は…。

100】母は、クロスワードの「高い生活水準の日本で減少傾向にあるのは?」に「マリモ」と答えて、他の答えが合わないと悩んでいた(正解は「コドモ」)。

101】改札口を出てきた会社員風おやじに宗教娘が話しかけた。おやじ、宗教娘を一喝「赤の他人の幸せを祈っている暇あったら、親孝行しろ、親孝行!」。

102】「コーディネートは、こーでねーと」。(以上10.27ぴあ)

103】激しい雨だったが、チラシにつられスーパーへ。5円安い、10円安いと満足して帰ろうとしたら、買ったばかりの7000円の傘が消えていた。

104】お茶会で、足がしびれて限界に達した時、ふと亡母の教えを思い出した。薬指につばをつけ、両まゆの間を3回ぬらすと治るというもの。早速やり始めると、先生が「そんな茶道は教えていませんっ」。

105】テレビで寝ながら泳ぐイルカを見て感心していると、5歳の息子が言った。「僕だって寝ながらおしっこ出来るよ」。

106】宴会で若い女性の隣になった。彼女は、つまみも食べず、酒ばかり飲んでいる。「そんな飲み方をすると、体にさわりますよ」と注意すると、「どうぞ」と言って平然と飲み続けていた。

107】中学のテストで「吉宗は何将軍か」という問題に、自信を持って「暴れん坊将軍」と答えた長男。大学生になった今も、間違っていないと言い張っている。(以上11.2朝日新聞)

108】「近所の家の前を通ったら、キンモクセイがいい香りだったわ」と家族に言うと、娘が「キンモクセイってどんな香りなの?」と言ったので、すかさず息子が「トイレのにおい」と答えた。(11.2山陰中央新報)

109】小1の娘が学校から連絡プリントをもらってきた。ひらがなで「あるみかんをもってくること」と書いてある。「どんな大きさのミカンがいいのかな」と私。それを聞いていた夫は「それはアルミ缶のことじゃないのか」。やれやれ、危うく大恥をかくところだった。後日、娘によれば、当日ミカンを持ってきた生徒がクラスに2人いたということだった。

110】近くの駅で「女子パート募集」の貼り紙を発見。近づいてよく見ると、そこには「女子パート募集。ソプラノ、メゾ、アルトの各パート、年齢不問、○○合唱団」と書いてあった。(以上11.2毎日新聞)

111】青森・三内丸山遺跡を見学に来ていた農家のおばあちゃんたちがこぼしていた。「何も見るものねーな。泥穴と小屋だけだべさ」。思わず吹き出してしまったが、この風景、彼女たちにとっては日常そのもので、実に正直な感想なのでした。

112】我が子に国語力をつけさせようと、4コマ漫画を数本切り抜き、コマをバラバラにして組み立てさせた。数十分後、「出来た!」というので見てみると、見事全問正解。難しいと思っていたのに全部出来るとは、この子には才能があると喜んでいたら、コマの裏の記事をパズルのように並べたとのことだった。

113】女性2人が店に入ってきた。「エイズ撲滅運動にご署名下さい」と丁寧に頼むので、署名してもいいかなと思って用紙をよく見ると、某宗教の入会用の書類だった。どういう訳!!ときつく尋ねると、家庭が平和じゃないと不倫して感染の危険が…とのたもうた。冗談じゃない!

114】小学校2年生になった娘。最近、いろいろ漢字を覚え始めたらしく、「ねぇ、○○ちゃんのおじいちゃん、作家なんだよ!」と言うので、さっそく色紙を買って行ったら、大工さんだった。(以上11.2週刊読売)

115】集合写真を見た母の言葉。「あんた、顔でかいんだから、遠近法使って!」。

116】穴埋め問題「品○方○(ひんこうほうせい)」に、鉄道ファンの友人は「品川方面」と…。採点は1/2点+先生の励まし「君は上手に生きられるよ」。

117】うちの母は「今日は『みなしご丼』よ」と言って、ただの卵かけご飯を出す。(以上11.4ぴあ)

118】山で、枝を折ろうとしている孫に注意すると、「今日はいいでしょう、紅葉狩りなんですから」と、嫁に逆にたしなめられた。嫁の国文科卒を疑った。

119】初めての病院で、医師が「その後、どうですか」と顔も見ずに聞く。答えに困っていると「何か変わったことはありました?」。見かねた看護婦が「先生、初診です」。その後その病院には行っていません。

120】おなかの調子が悪い5歳の次男がトイレから出てきた。「どう? 軟らかかった?」と尋ねると、申し訳なさそうに「触らなかったから分からなかった」。

121】自動販売機でジュースを買った。取り出したのに、まだランプがついている。押すとまた出てきた。「ラッキー」。有頂天で帰る途中、気がついた。「千円札入れたんじゃない…」。(以上11.9朝日新聞)

122】小6の時、学年全体でミュージカルをやって大成功。特に準主役と言うべき魔女役の男子は非常にうまかった。だが客席で録ったビデオには、彼の登場シーンで、下級生の「おかまだ」というつぶやきが入っていた。(11.9北海道新聞)

123】子供が幼稚園の頃のこと。「今日、フコウさんが来たよ」と言う。「不幸さん」なんて縁起でもない名前はないだろうと思い、よく聞いてみると、婦人交通指導員を略して「婦交さん」だった。もっと素敵な名前に変えたほうがいいと、ずっと気になっている。

124】紅葉見物でドライブ中、ちり紙を持たずに山中の公園のトイレに駆け込んだ。しまったと思った時にはもう遅く、トイレットペーパーの芯だけが残っていた。芯の中心部に小さな字で何か書いてある様子。よくよく見ると「神に見放された者は自らの手で運をつかめ」。(以上11.9週刊読売)

125】NHKのニュースで、たまごっちを「タマゴ型ゲーム機」と言っていた。

126】V6のニューアルバムは、シングル曲が4つも入っている。お得のようで、シングルすべて持っている私から見ると、ちょっぴり損した気分だったりして。

127】我が家の近所の作業服屋さんに貼ってあったアルバイト募集の紙は、「アルバイト募集! 女子高生のみ」とあった。目当てで来る客が結構いて、繁盛しているようだ。(以上11.11ぴあ)

128】市営分譲墓地が当り、山間部で少々遠いが妻と下見に。「山の中で寂しいし、遠くて来るのに不便ね」と妻。「心配するな。来るのは俺だから」と言うと妻は沈黙した。

129】「おーい、目にごみが入った。見てくれ」とにわか大工をしていた夫。虫眼鏡で目をのぞいたが、見つからない。イライラした夫は、私から虫眼鏡を取り上げ、ごみの入ったほうの目を当ててのぞいていた。

130】近くの公園で、犬と遊んでいた小学生の男の子が、やおら犬の後ろ脚を持って逆立ちさせ、「これでお前は神になったのだ!」。なるほど、「DOG」の逆立ちは「GOD」だ。(以上11.16朝日新聞)

131】娘は幼稚園の面接で園長先生に「お名前は?」と聞かれて「人に名前を聞く時には先に自分の名前を言うものでしょ。まったく親の顔が見たいものだわ」とすまして言った。(11.16北海道新聞)

132】義母が会社に勤めていた時「○○さんって、お人形さんのようだねぇ」と言われ、ちょっとウフッと思ったらしいが、実は毎日同じ服を着ているということだったそうだ。

133】髪の生え際がちょっと薄くなってきた夫が、18000円もする中国製の育毛剤を買ってきた。「こんなものに18000円も出してバカか」と思ったが、2ヶ月たってもなかなか使用しないので、「何で使わないの」と聞くと、「何となくもったいなくて、もうちょっとハゲてから使う」と訳のわからないことを言っていた。

134】いとこのK子ちゃんはOLだ。先日、ガーデニングの話で隣席のC子さんと雑談に花を咲かせていたのだが、その中で「ハゲイトウ」という花のことを述べていたところ、近くにいた伊藤課長にえらくしかられたそうだ。彼は髪の薄さに悩んでいて、彼女らの「ハゲイトウ」を「ハゲ伊藤」と聞いてしまったらしい。(以上11.16週刊読売)

135】某本屋の本棚には、目の高さに「立ち読みはダメです」、腰の高さに「座り読みもダメです」という貼り紙がしてある。

136】台風の日、私は、とある町のちょっとうらさびれた商店街を雨風にうたれながら歩いていた。と、その時、ちっこい、これまたうらさびれた感じのラーメン屋のドアの取っ手の「引いてください」の「引」の文字が消えて、「いてください」になっていた。何だかせつないような気持ちになった。

137】「A教授の授業って、単位を取るには金次第らしいぞ」「なるほど、『優・良・可』の有料化か」。(以上11.17ぴあ)

138】ビデオ録画した料理番組を早送りしながら見ていると、86歳の義母は「まあ、あの人、手早いこと」としきりに感心していた。

139】ある店の開店イベントして、一回100円で石鹸のつかみ取りがあった。「こんなお客、初めてや」と店員に言わせた女性挑戦者は、左の手のひらを台にし、腕に寄りかからせて、右手で石鹸を1個ずつ積んでいる。山が崩れる瞬間、別の女性が袋で石鹸をキャッチ。結局、20個くらい持ち帰った。

140】大学院を出て就職した息子が帰省した。夫がいつもの癖で「金はあるのか」と気遣うと、「あるよ」と息子。すると、妹、弟ら家族全員が「なら、ちょうだい!」と手を出した。(以上11.23朝日新聞)

141】友人は入社試験の面接で、あまりに緊張してしまい、「家業は何ですか」との質問に「かきくけこ!」と答えてしまい、家に帰るまで、何で「カ行」を尋ねられたか分からなかったそうだ。(11.23北海道新聞)

142】モービル石油のテレビCMに「子供の頃、嬉しいことがあるとオシッコに行きたくなった」というセリフがあるが、あれはモービルのガソリンスタンドでオシッコをして下さいという意味だろうか。

143】先日、義兄が亡くなったので、死亡診断書を持って埋葬(火葬)許可証をもらいに市役所に行った。渡された死亡届なる書類を見て、思わずギョッ! 届け出人が誰かをチェックする欄があり、(1)本人(2)配偶者(3)親族…とある。本人が死亡届を出す場合ってどんな時だろうか。

144】5年前、自民党副総裁の金丸信氏が佐川急便から5億円受領したことが発覚し、職務権限の有無で大変もめる事件となった。その時私は「職務権限なしと不問にするのは納得できぬ」と読売新聞に投稿して掲載され、その月の月間賞を受賞した。ところが、この賞品を届けてくれたのが、なんと佐川急便の宅配便だった。(以上11.23週刊読売)

145】新宿駅南口には、同じ形、大きさのポストが2つ並んでいる。友人の郵便局員によると、形が違うポストが並ぶと、片方だけが満杯になってしまう可能性があるから、同じ物を並べているとのことです。

146】最低瞬間視聴率は0%だろうか。

147】世界で一番短い官能小説・女編、「あっ」。世界で一番短い官能小説・男編、「うっ」。(以上11.25ぴあ)

148】3歳の娘にピノキオの絵本を読んでいた。「ゼペットさんは、怪物鯨にひとのみにされてしまいました」のくだりで、娘は「クジラさんはいけないねえ。ちゃんとよくかんでから飲み込まないとねえ」。そしたら話が続かないよ。

149】「ザ・ピーナッツ、ピンクレディー、パフィー。一世を風靡する女性デュエットはPがつくんです」と歌謡番組のアナウンサー。それを聞いた父は、「こまどり姉妹はちがうぞ」と反論した。

150】バス旅行をした。ガイドさんの歌に、みんないっせいに拍手。少し遅れて手をたたいた私にガイドさんは「今の方、手遅れでした」。(以上11.30朝日新聞)

151】小学生の孫娘が学校を休んだ時、算数の授業で数の数え方の授業があった。孫娘はその勉強をせずにテストを受けた。問題で、人間は1人2人、犬は1匹2匹、ところが孫娘は馬のところを1頭2頭ではなく、1着2着と書いたそうだ。(11.30山陰中央新報)

152】私の姪は3歳なんですが、舌がよく回らないので、「どんぐりコロコロ」の歌の「ぼっちゃん一緒に…」のところを「おっちゃん一緒に…」と歌う。このまま大きくなったら…とちょっと心配です。

153】数学の授業で、先生「問題が解けずに悩んでいる者は手を挙げよ」。誰も手を挙げない。先生は教室を見て回った。先生「誰も出来ていないではないか」生徒「先生、私は出来ないが、悩んではいません」。

154】小学校低学年の理科の教科書に「かげはなぜ形が変わるのか」という問題があり、答えは「太陽が動くから」だった。この教科書は天動説を支持しているらしい(ガリレオが見たら泣くぞ)。

155】東芝と三菱電機の不祥事がマスコミをにぎわした日、東京・銀座の東芝ビルにある電光ニュースはこの一件を報道したのだろうか。

156】会議で提出する書類を新人のI君が作成してきた。なかなか整った文章だったが、少し長かったので、「もう少し縮めたらどうか」とアドバイスした。するとI君、5分もたたないうちに出てきて「短くしてきました」。見ると、文章はそのままで、縮小コピーになっていた。

157】近所のスーパーに行った時、卵売り場の前を通ると、手書きの貼り紙が目に入った。棚に何種類か並んでいるうち、一番高い卵の上に「この卵は安心な卵です!」。じゃあ、他の卵は危険なの?(以上11.30週刊読売)

158】某ドーナツショップでバイトをしています。今日のこと。おばさんが「これと、あれと…」と指を差してドーナツを選ぶので、「すいません、名前を言って下さい」と言うと「えっ、山本ですけど…」とキョトンとされた。

159】ゴールデン・レトリーバーを散歩させていたら、見知らぬおじさんに「その犬、どうもう犬になる犬でっしゃろ」と言われた。どうもう犬は、盲導犬になれないと思うんですけど…。(以上12月号Lマガジン)

160】心臓は毎日動いている、と幼稚園で教わった友人の息子。毎朝起きるとすぐに両手足の脈、心臓の鼓動を確認して「よかった、今日も生きてる」と安心する。が、見つからないと半泣きで必死に探すそうだ。(97.6.8朝日新聞)

161】「ドレミファソラシドは、逆から言うとドシラソァフミレドだ」と私の友人が言っていた。(読者投稿)

162TOYOTAの「ラウム」のCMは、ドアがスライド式なので、狭い駐車場でも乗り降りOKと言っていましたが、現実には、隣りに止めてある車もラウムというのはまれ。隣りの車はどうするのだろう。(読者投稿)

163】ラーメン屋に行ったら、貼り紙がしてあった。「30分以内に10杯食べたら、もう1杯サービス」。(読者投稿)

164】ベジタリアンの人は、アニマルビスケットを食べてもいいのだろうか。(読者投稿)

165】「コギャルと言えば茶髪・日焼け・ルーズソックス。みんないっしょで、個性が感じられない。」と大人達が言うことはみんないっしょで個性が感じられない。(読者投稿)

166】後輩が訊いてきた。「マクドナルドのメニューの一番最後に何て書いてあるか知っていますか?」「いいや」「スマイル0(ゼロ)円て書いてあるんです。それで、この前、言ってやったんですよ」「なんて?」「君のスマイルが欲しいって」「へぇー、そしたら?」「お持ち帰りになられますかってさ」。(読者投稿)

167】福田和子被告が人前で本名を名乗るのは15年ぶりだそうだ。彼女は20以上の偽名を使い分けていたそうだが、平凡な「福田和子」のほうがよっぽど偽名っぽく聞こえる。(読者投稿)

 

1998年冬(1997.121998.2

001】最近買った履歴書は学歴、職歴の欄が右側まで及んでいて、転職回数が多くても大丈夫になっている。これも時代の反映か。

002】「平和」や「希望」。タバコにそんな未来があるだろうか…。

003】コンビニで外人が「ポカリスウェットは何の汗か?」と店員に聞いていた。

004】仕事で疲れ果て思考力ゼロ状態の時、冷蔵庫を開けるのに扉をノックしてしまったことがある。

005】生物学的には「ムダ毛」はムダじゃないと思う。

006】健康雑誌の「1日にこれだけは取りたい栄養素」。食品に換算すると、とても1日では食べ切れない。(以上12.1ぴあ)

007】アルバイト探し中の大学生の娘が新聞の求人欄を見ながら、「何で顔が細くなけりゃダメなんだろ」とつぶやいている。見ると「細面」(委細面談)と書いてあった。

008】デパートの魚売り場で。「このサケ、脂がのっておられるので、おいしいですよ。ノルウェーから来られたキングサーモンです」と店長さん。

009】テレビで歌の電話投票が始まったが、何度電話しても「ただいま受け付けていません」の返事。「老人だと思ってなめるな!」と怒っていると、娘が来て「お父さん、これビデオ録画だからダメよ」。

010】ステーキを注文した老婦人に「焼き方はどのようにいたしましょうか」と尋ねると、しばらく考えて「心を込めて焼いて下さい」。(以上12.7朝日新聞)

011】味噌汁は食べ物? それとも飲み物?

012】時代劇撮影での3大タブー。(1)道中の場面でジュースの空缶が落ちている。(2)飛行機雲が映っている。(3)入浴シーンで、女性に水着の跡がある。

013】「丸の内」以外は「丸の外」だろうか。

014】友人Kから手紙が来た。1枚目の便せんには「前略」、2枚目には「中略」、3枚目には「以下省略」と書いてあった。(以上12.8ぴあ)

015】夏休み、カナダでホームステイして、英語に自信をつけた中学3年の兄を見て、5歳年下の弟が「僕もイタリアなら行けるよ。ローマ字なら書けるし、読めるもん」。(12.14朝日新聞)

016】ある日、デパートで耳にした高校生同士の会話。1人が「離婚した人のことを×(バツ)イチって言うけど、あれ、何でだろう」。するともう一人が「変なことを気にするなー」と。すると「だって自分が考えて納得していたことだけに×じゃない。○(マル)イチって言ってもいいんじゃないか?」。(12.14山陰中央新報)

017】先日、子供部屋があまりにもちらかっていたので、12歳の娘に「床に落ちているものは全部捨てちゃうよ」とおどしたら、「じゃあ、いらないものは床に並べておこうっと」と言われた。

018】上野動物園のボランティアをこの秋に引退した夫いわく、「動物園ではご婦人がきれいに見えるよね。特にゴリラの前では」と。ゴリラに失礼か、ご婦人に失礼か。(以上12.14毎日新聞)

019】「竿や〜、竿竹〜、20年に一度の大安売り、20年前とお値段は変わっていません」と竿竹売りがやって来た。なんと20年前と同じ値段とは、当時、相当高く売っていたことになるのでは。なのに、なんだか当時も大安売りと言っていた気がする。

020】「こんなやばい注文受けてもいいんですか?」と部下のY子が差し出したワープロ書きの注文書には「客名・ヤクザ医師会」とあった。「どきっ!?」としたが、これが「薬剤師会」からのものだとわかるまで、そんなに時間はかからなかった。

021】大だるの上に小錦に一晩座ってもらって、「小錦の一夜漬け」なる漬物でも販売してファンを喜ばせてほしい。

022】真夜中にゴトッと音がしたので、隣で寝ていた夫に「あなた、あなたっ!」と呼びかけたが、返ってきたのはいびきだけ。翌朝、夫は「おまえ、昨晩はずいぶん大声で寝言言ってたぞ」。

023】私の妹は、見合いの席で「生け花を習っています」と嘘をつき、見合い相手の母親に「何流ですか?」と聞かれて答えに詰まり、苦し紛れに「自己流です」と答えた。

024】近所の洋服屋さんが、閉店セールを始めた。「在庫一掃セール」と言っているのに、1ヶ月以上たっても商品が減ることなく、どんどん増えている。あの商品はどこの倉庫から来ているのだろうか。(以上12.14週刊読売)

025】家計簿をつけているが、「今日こんなに使ったか」「住民税高いな」で終わってしまい、家計改善のために何ら役に立っていない。

026】インターネットで台風情報を得ようとサーチエンジンに「台風」と入力したら、「仙台風俗情報」なんて出てきてしまった。(以上12.15ぴあ)

027】運転免許を取りに行った学生時代。初めての学科の授業の時、教官が「この中でO型の人は?」と言うので、一番前に座っていた私は元気に手を挙げた。30人くらいいた中で手を挙げたのは私1人。周りの人たちの変な視線を感じた。「えー、それでは普通車の人」。再び教官の声。「えっ、オー型って血液型じゃなくて車種だったの」。なんとなく車=事故、と思い込んでいたため、血液型を聞かれたのかと思ったのに…。(12.21毎日新聞)

028】阿蘇山麓の村営温泉に行った。男女別々の浴室になっており、男風呂の脱衣場でトイレに行ったところ、入口に男用と女用の表示がしてあった。男湯のトイレに入る女性がいるのだろうか。

029】医院の窓口で中年の女性が「食間といったら食事の…」と言ったところで、私は、たぶん次は「…最中に飲むのですか」と言うのだろう、なんと古いギャグかと思ったら、「ハンバーグの中に入れて子供に食べさせてもいいのですか?」と聞いたのでびっくりした。

030】「家庭内で出来るCO2削減法には何がある?」と質問したところ、ある生徒がこう言った。「おならをしないように、芋や豆類は食わない!」。

031】カナダのバンクーバーで開かれたAPECに出席した18人の首脳たちは、皆おそろいのジャンパーを着ていた。あれは事前にサイズを聞いていたのか。代金は各国持ちなのか、それとも開催国のカナダが全部持ったのか…、とどんどん気になってきた。(以上12.21週刊読売)

032】私は一人暮らしになってやらなくなったことは「トイレのドアを閉めなくなった」です。

033】皆さんは小学校、中学校、高校の校歌をすべて覚えていますか? 私はほとんど忘れてしまいましたが、PL学園の校歌は歌えます。

034】電話番号を語呂合わせにするのは分かるが、「094」でオリックスは無理矢理だと思う。

035】4歳くらいの子供が父親に質問。「なんで口で膨らませた風船は浮かばないの?」父「二酸化炭素だからだよ」。そんな教え方あるか!?(以上12.22ぴあ)

036】算数で数量単位を習ったばかりのおいが、ある清涼飲料水の缶を見て、「ビタミンCが1000mg入っているって書いてあるけど、なぜ1gって書かないの?」と聞いてきた。たぶん、1000mgと書いたほうが、たくさん入っているように見えるとか、そんな理由なんだろうとは思ったものの、純真な子供にそんなことを説明して良いものかと悩んでしまった。(12.28山陰中央新報)

037】床屋に行った。席につくと「カットですか、パーマですか?」。冗談もほどほどにしてくれよ。小生の頭はつるっぱげなんだよ。

038】中1の息子の古文のテストに「浦島太郎は何にのっているか」という問題が出た(答えは「御伽草子」)。間違いの答えの中に「カメにのっている」というものが結構あったらしい。

039】悪ガキの早退アイテムの一つに「使い捨てカイロ」があります。ワキにはさんで保健室に行き、保健室に入る前に取って体温を測ると「微熱あり」になるとか。大人も使えそうな手である。

040】山梨県のある町が「上流人のための上流学講座」を開講したというニュースが、ある雑誌に出ていた。いったいどんな人がどんな講座を、と興味を持って本文を読むと、富士川の上流に位置する早川町の町民塾のことだった。ちなみに運営は「日本上流文化圏研究所」なるところだったという。(以上12.28週刊読売)

041】この間、ブーツカットのジーンズを買った時、身長の低い私が裾上げ修理を店員さんに頼んだら、「ブーツカット(裾の広がった部分)じゃなくなりますけど…」と言われた。(1月号Lマガジン)

042】私は高校の家庭科教師。「大根のおろしあえ」の調理実習で、「おろした大根の水気を切る」に、ある班は大根の汁だけ、もう一つの班は搾ったかすだけ持ってきて「どうやって使うの?」。結局、二つを合わせて大根おろしにした。

043】手術後、激しいせきとたんに悩まされた。付き添いの大学生の息子があまりに心配するので、「大丈夫」と書こうとして「大」と書いた途端、息子は「わかった」と言って飛び出し、便器を手に看護婦さんを連れてきた。(以上1.4朝日新聞)

044】戦中派の夫は、カタカナ文字が大の苦手。ミャンマーのアウン・サン・スー・チーさんのニュースが流れると、「スー・チンさんだけ苦労して、アウンさんはどうしてるの?」。「アウン・サンとスー・チーさんは一緒の人」と教えると、「夫婦かい。男運の悪い女性だね」と。

045】最近よく無言電話や間違い電話がある。受話器を取って黙っていたら、相手に「なんだ、無言電話か」と、切られてしまった。

046】朝、3歳の娘を保育園に送ったが、玄関先でふざけて中へ入らない。「普通にしなさい」と怒ると、先生が、「お母さん、これがまいちゃんの普通です」。(以上1.11朝日新聞)

047】音痴の私。カラオケを友人が一緒に歌ってくれた。友人「すごいやん、ハモれるやん」。本当は友人と一緒に主旋律を歌っていたつもりなのです。

048】先日、銀行のキャッシュコーナーで、近眼の私は選択ボタンを見るために画面に顔を近づけたら、いきなり画面が変わった。「画面の上に物を置かないで下さい」。私の顔は物か…。(以上1.11毎日新聞)

049】車を運転していたとき、ふと前のトラックの荷台を見たら「女王運転中」と書いてあった。「えっ、女王様が乗っているの?」と驚き、よく見たら、「安全運転中」の文字が上にかぶせてあったシートで半分隠れていたのだ。(1.11週刊読売)

050】青少年っていっても、少女も入るんですよね。

051】この前、手紙に消印を押していたら、「この切手は私の涙で貼りました」と書いてあった。

052】駅前に最近できたカラオケボックス、「オープン記念特別価格」は嬉しいけど、「先着2万名様!」というのはどうかと思う。(以上1.12ぴあ)

053】田舎のおじいちゃんと、電話で新年のあいさつ。一番に出た4歳の娘が、「ありがとう」と顔を真赤にしている。何事かと電話を代わると、「いや、おめでとうと言っただけなんだが」とおじいちゃんは困惑していた。

054】畑をやっているが、野菜を盗まれ頭が痛い。「とらないで」の立て札も効果無し。ある日、散歩中に「消毒中。責任持たぬ」の立て札を発見。さっそくまねたら、効果てきめんだった。

055】「JUNKO」というデザイナーのネーム入りトイレマットを敷いた日、夫は「J」の文字を踏んでいたらしく、トイレを出るなり、「あのマットはなんだ」とのたもうた。

056】中学1年のめいの三者面談での話。「嫌いな教科は?」の質問に、めいは「英語です」と答え、さらに「どうして」と尋ねられて、しばらく考えたあと、「日本語じゃないから」と答えたそうだ。(以上1.18朝日新聞)

057】小学生の時、母に「勉強しなさい。勉強があんたの仕事でしょ」としかられ、「仕事は家庭に持ち込まない主義だから」と言ったら、もっとしかられた。(1.18北海道新聞)

058】「日本の風邪には○○が効く」のメロディーのコマーシャル。ということは、もしかしたら外国の風邪には効かない?(1.18毎日新聞)

059】昨夜かかってきた間違い電話に、父「間違えるくらいなら、かけてくるんじゃねえ、バカヤロウ!」。

060】気取っている時に限って「はい」と「ええ」が合体して「へい」とか言う私。新バージョンは「じゃあ」と「だったら」が合体して「じゃったら」。(以上1.19ぴあ)

061】有名バレエダンサーのサイン会に母と行った。「かっこいい。私たち趣味が合うね」とはしゃいでいると、父が一言、「結婚するのは父さんみたいな人だよ」。夢を壊さないで。(1.25朝日新聞)

062】「大人っぽいね」と言われれば子供。「若いね」と言われれば大人。「若いですね」と言われれば、さらに上。

063】妻の誕生日プレゼントを7歳の長女と相談。長女「お母さん、何が欲しいかなあ」。父「それとなく聞いてみたら?」長女「お母さん、それとなく聞くけどさあ…」。(以上1.25北海道新聞)

064】3歳の娘は、最近、絵本と歌に興味を示し始めた。先日、浦島太郎の絵本を見せると、「どうして竜宮城の絵が描いてあるの? 絵にも描けない美しさと歌っているのに」と言って私を困らせた。(1.25週刊読売)

065】同僚のN君は、冬至生まれの私のことを「一番暗い日に生まれた」と言ってきかない。

066】猫好きらしいからと、猫の絵が描かれたやかんをプレゼントされたが、火あぶりにしているようで、とても使えない。

067】祖父がボケ防止の本を買ってきたので、「体に気をつけているんだ」と感心していたら、翌日も同じ本を買ってきた。(以上1.26ぴあ)

068】小学4年の息子が受けた国語のテストに「もう…してしまった」を使って例文を作りなさい、という問題があった。息子は「もうしわけないことをしてしまった」と書いていた。

069】タクシーの配車の仕事をしています。住所を聞いた後、「お客さんのところはマンションですか、一戸建てですか」と聞くと、「うちは借家です」と答えてくれた。(以上2.1朝日新聞)

070】予備校生の我が家の二男。大学を4校ほど受けることに決めたが、ほとんどあきらめムードの私に彼は明るく言った。「そう言っても、合格率全部足したら50%くらいにはなるから」。(2.1毎日新聞)

071】私の病院への外来日は大雪になった。それで行くのが億劫になり、予約変更の電話をしたのだが、つい「ちょっと体の具合が悪いので…」と口が滑ってしまい、大恥をかいた。

072】大晦日、テレビでNHKの「ゆく年くる年」を見ていて思った。3年後は「ゆく世紀くる世紀」に番組名が変わるのかな!?

073】先端が光る耳かきを買った。さっそく使ってみた。直後、一人で使うと、単なる普通の耳かきだと気づいた。(以上2.1週刊読売)

074】昨年夫が入院した病院から年賀状が届いた。「病院も出すんだ」と妙に感心したが、夫は「病院から年賀状が来るようじゃ、おれもおしまいだ」としょんぼり。「今年もよろしく」とは書いてなかったが。

075】3歳の息子と、近くの神社へ。「今年はそうちゃんがすねて泣きませんように」とお願いすると、息子も手を合わせ「お母さんが怒りませんように」とお願いしていた。

076】結婚した教え子から年賀状が来た。「性が変わりました」と書いてあった。

077】年末のボーナスでテレビか冷蔵庫か迷ったあげく、冷蔵庫を購入。すると3000円で1回引ける抽選券がついてきた。30回分ほどあったので、適当に回していたら、突然大きな鐘の音。「おめでとうございます。一等です」。景品は大型冷蔵庫だった。

078】あるお店が突然店じまいに。年中無休で便利だったのにと思いつつ、数日たってその店の前を通ると、シャッターに書かれていた「年中無休」の「無」だけが消されていた。(以上2.8朝日新聞)

079】奥さんが海外旅行に出かけたとかで、元気のないY君。「奥さん、誰と行ったの?」という周りの声に、ポツリと「義理の父」。これって不倫じゃないかと、みんな色めきたったが、よく考えたら、奥さんにとっては実父のことだった。

080】大雪が降ると、電車の運転を見合わせることが多いが、よく考えると、電車の本数を少なくすればするほど、雪がレールの上に積もる確率は高くなるのだから、むしろ逆ではないだろうか。

081】家族みんなで初詣に行った時のこと。二番目に行った神社で、おみくじを引いて「大吉」が出なかった小学生の息子が「もう一つ、おみくじを引く」と主人に言った。すると主人は「ここのおみくじは一つ50円もするから、最初に行った神社で10円のおみくじを5個買ったほうが大吉の出る確率が高いぞ」と教えていた。

082】ある日、娘の体温が平熱よりかなり低い35.5度になってしまった。あわてて病院へ行き、診察券を出して、受付の前で再び測ったら、36.8度と平熱だった。冷静に考えると、どうやら我が家の体温計が壊れていたらしい。仕方が無いので看護婦さんに「熱が高くなったので帰ります」と言ったら、不思議そうな顔をされた。

083】「美人多し、スピード落とせ」の標識。かえってわき見運転が増えるのでは…。(以上2.8週刊読売)

084】父は自分の栄養食品の袋に「パ々」と書いている。

085】「イケてる」という言葉自身、イケてるかどうか分からない。

086】若い女性の間で「ババシャツがはやっている!」とか言っているけど、みんな今まで言わなかっただけで、本当は昔から着ていたと思う。(以上2.9ぴあ)

087】住宅展示場に行き、あるメーカーの説明を受けた。営業マンが「床の間」を「ゆかのあいだ」と言うのを聞き、ここはやめようと誓った。

088】3歳と1歳の息子を寝かせつけながら、寝たかどうかを確認。「お兄ちゃん、もう寝た?」「…」「○○くん、もう寝た?」「寝たっ!」。

089】久しぶりに泊りに来た73歳の弟、「この前忘れていった電気カミソリどこに置いた?」私「そんなのあったかしら」弟「やだなあ姉さん、忘れっぽくなったね」私「?」。

090】言葉数がだいぶ増えたが人前ではあまり話したがらない3歳半の息子。公園でお友達のお母さんにお菓子をもらって黙っているので、「何て言うの?」と促すと、「おせんべい」。それはそうだけど。(以上2.15朝日新聞)

091】我が家ではおすしをとる直前に、子供たちにラーメンやふりかけごはんを食べさせる。これを「上げ底作戦」と呼んでいる。

092】「百円均一」の文字に弱い。隣のドラッグストアで同じ物を88円で売っているのを知りつつも、購入欲望を抑えることが出来ない。(以上2.15北海道新聞)

093】夏の終わりごろに、とある新聞社に「晩夏のオバサン」というペンネームで雑文を投稿したところ、冬の初め頃に「初冬のオバサン」というペンネームで掲載された。

094】「男もいっしょにつけてほしい」と訴えている宝石店のコマーシャルを聞いていて、夫が叫んだ。「宝石を買ったら、オマケに男をつけろだなんて、何言ってんだ!」。なるほど、あのコマーシャル、そんなふうにも感じ取れる。

095】電力会社がよく節電を呼びかけているが、電力消費量が増えれば売上げが増えるだろうに、不思議だ。

096】よく行く散髪屋さんで、年末に張った「年内無休」の貼り紙を、年が明けてからもしまい忘れて、近所の人たちに「おいおい、今年は一年中休みなしかい?」とからかわれている。(以上2.15週刊読売)

097】たばこは「百害あって一利なし」と言われているが、弟いわく「うまいという一利がある」だそうだ。

098】「世界の車窓から〜地下鉄編」。

099】ぜひやってほしいこと。「サザエさん」一家の声優さん、レストランで、役の声で、思いっきり会話してほしい。

10018世紀文学はみな不倫ものだ。「赤と黒」でさえも。

101】あったら怖い? 賞味期限:無限。

102】「リモコン」がどこに行ったか分からなくなることから、「リモコンを動かすリモコン」がほしいと思ったのは、私だけではあるまい。(以上2.16ぴあ)

103】母は懸賞クイズに応募するのが大好き。でも、「個人情報がもれると危ないから、嘘の情報を混ぜる」という。それはいつも年齢で、16歳、25歳など思いっきり若く、実際より多かった試しがない。

104】電話が故障したので、近くの公衆電話から局に電話した。住所、氏名、電話番号を伝え、「いつごろ修理に来てくれますか?」と聞くと、「日程を調整して折り返しお電話します」。

105】地下鉄などでの忘れ物処分バーゲンから意気揚々と帰ってきた母、「安かったからたくさん買ってきたわ」と言うので、「見せて」と言うと、「あっ、地下鉄に忘れてきた」だって。(以上2.22朝日新聞)

106】酒のまったく飲めない友人は、いつも「水割りでも飲むか」と言ってカルピスを飲む。

107】銀行が安心できないので、30万円の金庫を購入した。数日後、金庫が届いたので、妻に金庫に入れるものを持ってきてと言うと、「子供のお年玉通帳しかない」と言って持ってきた。中身は7万5000円の残高。金庫の中身より金庫のほうが高いなんて!

108】うちの小さなアパートにフランスのお嬢さんが入居した。ある時、「つまらないものですけど、イナカのおみやげです」と言って箱をくれた。開けてみると、実に良い香りの石鹸で、「PARIS」製。パリの実家に帰っていたのだった。

109】久しぶりに献血に行くと、いつもとは逆の左腕に初めて針管を通された。翌日、その影響で左腕の血管がつったような感じで、重い布団が運べなくなった。父は、それを見て、私にこう言った。「若いのに家でゴロゴロしとるからじゃ。鍛え方が足りん!」。ちょっと待てい。血管ってどうやって鍛えるんじゃ!?(以上2.22週刊読売)

110】時々自分は、日本の総人口に含まれていないような気分になることがある。

111】1月はどこもかしこも「おせちに飽きたら」というフレーズで埋まっているが、いまどき飽きるほどおせちを食うやつはいるのだろうか。

112】単なる手抜きも「主婦の知恵」とか言うと、かっこ良く聞こえる。(以上2.23ぴあ)

113】「避雷針」というのはすこしおかしいと思う。「誘雷針」が本当では?(読者投稿)

114】日常では「四番」を「よんばん」と読むが、野球の時だけは「四番」を「よばん」と言うのはなぜだろうか。(読者投稿)

 

1998年春(1998.31998.5

001】私は幼稚園教諭。子供たちからは「先生は何の仕事しているの?」とよく聞かれる。

002】手術後、麻酔のさめやらぬ母に医師が「○○さん、ここはどこですか?」。母「エーッと、エーッと」。医師「では、年はいくつ?」。母「本当の年を言うの?」。医師「はい、大丈夫ですね」。

003】塾で小学5年生に算数を教えている。初めてのXを使う式に「先生、このシャネルのマーク何?」。(以上3.1朝日新聞)

004】「あなたの弱点って何?」と何度聞いても真面目な顔で「そんなものはない」と答える夫。弱いところを見せられない、それが男の大弱点。(3.1北海道新聞)

005】入浴中、電話のベルが聞こえました。中2の息子が「お母さん、アライさんから電話」と声をかけてくれました。「後でかけるから、電話番号聞いといて」と返事をしました。その時、3人のアライさんが浮かんだからです。お風呂から出て、息子に番号を聞くと「『アライ』と言ってくれればわかるって」。そう、そう、そう言いきれるアライさんはあなただけでしたよ、新井さん。(3.1毎日新聞)

006】ある地方に住む親子が映画を見に出かけ、切符売場でのこと。子供「学生1枚」。父親「農業1枚」。売り場の人「エッ!?」。

007】我が社の部長は、女子社員を見かけると「バストいくつ?」と聞くのがくせ。それに対してA子は「二つです!」と答えた。

008】1月末、あるテレビのお天気キャスターが「明日は真冬並みの寒気団が来るので、寒さが厳しくなるでしょう」と言っていた。1月末は真冬ではないのかな。

009】新聞を読んでいた夫がつぶやいた。「最近の中学生は何を考えているのかわからん。仲良しサークルに『メイク・ラブ』なんて名前をつけて…」。でも、よく見ると「メイ・クラブ」というサークルだった。何を考えているのかわからないのは夫のほうだと思う。

010】日本航空に「名古屋発札幌行き857便に爆弾をしかけた」という脅迫電話があったという記事が新聞に載っていた。愛知県警は「悪質ないたずらとして捜査している」とのことだったが、いたずらに良質のものがあるだろうか。

011】以前勤めていた会社の近くには「伊丹歯科」や「加納外科」があったそうだ。

012】サッカーの「'98年間シート申し込み受付中」の車内広告を見て母が一言。「これから先、98年間の座席が買えるの?」。

013】水族館の説明板を読んでいると、最後の部分に必ずと言っていいほど「おいしい」「食べられるが大味」「毒があるので食不可」などのコメントがついていた。たしかにお客さんの間でも「きれい」というより「おいしそう」という感想が多かった。

014】年金の身上報告書に町長の印鑑がいるので役場に行った。「町長の印鑑…」とつぶやきながら係員の前に行ったら「あの、町長いらっしゃいますか」と聞いてしまった。「今、不在ですが、何か?」と言われ、つい「それなら、また来ます」と答えて外に出た。考えてみたら、町長の印鑑なんて係員が勝手に押しているんだ。(以上3.1週刊読売)

015】前を走っていたオンボロ軽トラックの後ろに「全長18m、死ぬ気で追い越せ!」というステッカーが貼ってあった。

016】和菓子職人は、朝、納豆を食べないそうな。納豆菌を持ったままあんこを作ると、たとえ微量でも釜すべてが納豆になってしまうからだ(大豆と小豆の違いだけで製法は変わらない)。

017】テレビ画面で予約や予約確認が出来るのは便利だけれど、テレビをつけないと予約できないのは、それ以上に不便。

0181999年に恐怖の大王を見ずに死ぬのは、運がいいのか悪いのか?(以上3.2ぴあ)

019】私の母は、ダイエットと言って、夜に近所の友達と散歩するようになった。ある夜、彼女は「8時から100円だったの」と、ケーキの箱とともに散歩から戻ってきた。(3.8朝日新聞)

020】「大弱点」に「大好き」と「大嫌い」の両方の意味があるのはなぜだろう。日本語って不思議だ。(3.8北海道新聞)

021】かわいいリボンのついた紅花の入浴剤を買った。湯船に入れる前に説明書をちょっと見たら、「湿気厳禁」! 一瞬、手が止まったけれど、これって入れる前までのことと気がつくまで、約2秒かかってしまった。

022】先日、高校生が「大学の試験受ける時、制服着てないとすべるの」と言っていた。そういえば、タクシーやバスの運転免許試験はネクタイ着用でないと絶対受からないとも聞いた。では、ダンプカーの試験は、作業服でないと受からないのだろうか。

023】JR津田沼駅(千葉)の北口前は、船橋市と習志野市の境界線地域。先日、この駐輪禁止区域に放置してあった自転車を、習志野市の職員が撤去しようとして、船橋市側の駐輪場の係員ともめていた。「自転車の前輪は習志野市側にあるから撤去しよう!」と習志野市の職員。「後輪は船橋市側だからかわいそうだよ。こっちに移動してやろうや!」と船橋市側。なかなか決着がつかない。すると、通行中の男性が「前輪と後輪を切り離して持って行ったら」。(以上3.8週刊読売)

024】寄せ鍋は「煮たり寄ったり」。(3.9ぴあ)

025】屋台で買ったタコ焼きに、タコの入っていないものがあった。おじさんに文句を言うと、「お客さん、メロンパンにもメロンは入っていませんよ」と言われた。(3.15朝日新聞)

026】私が中学生の時、テストの時間に先生が「終わりの笛を吹いたら途中でも手を止めて下さい」と説明された。純粋な私は解答の字を書いている時でも、途中で笛が鳴ったらたとえ字が書きかけでも真面目に筆を置いていた。(3.15山陰中央新報)

027】会社で適性検査を受けさせられた友人が「あんな検査、無駄だよ。だいたい『あなたは決断力があるほうですか?』なんて項目にしても、決断する事柄やTPOによって違うんだから、YESかNOか、簡単に答えられるわけないじゃない」と言うので、私は彼に言った。「その項目に関しては、明らかにNOに丸をつけるべきだよ」。

028】最近、ドラえもんの絵の入った「ドラエホン」という名前の携帯電話が新発売になりました。もしかすると次は天才バカボンの絵の入った「天才バカホン」が発売されるかも!?

029】今、育児に奮闘している。母乳の出がよくて、ミルク代が助かっている。それを見ていた夫「お前が3人分食べていて、節約と言えるのか?」。

030】会社のファクスは、10回コールしてつながらないと、自動的にリダイヤルに切り替わるようになっている。友人A君宅のファクスは、電話と同じ番号で、10回コールすると自動的にファクスに切り替わる仕組みである。会社からA君に資料を送信しようとしたが、出来なかった。何回やっても、向こうがファクスに切り替わる前に、こちらがリダイヤルになってしまったのだ。

031】信号待ちをしている時、カーラジオで「体がむくんでだるい時は、頭のてっぺんのツボを押すとすっきりします」と言っていたので「どれどれ」と押してみました。すると、前の車のドライバーも頭のてっぺんを押していました。もしやと思ってバックミラーを見たら、後ろの車でも助手席の人まで一緒になって頭のてっぺんをグイグイやっていました。

032】カツラや増毛の会社が育毛剤も同時に宣伝している。そんなにその育毛剤が効果的ならカツラは売れないと思うんだけどな。

033】インフルエンザによる40度の発熱と全身の倦怠感でご来院した幼稚園の先生に、「今日は休みなさい。あなたもつらいだろうし、子供たちにもうつりますよ」と言うと、「たくさんうつして子供が減れば、楽できるから休みません」と言って出勤していった。プロ根性なのか、ただのズボラ人間なのか。

034】繁華街を歩いていたら、背後から「おーい、そこの頭のハゲた人ー」という声が聞こえた。振り返ってみると、私のことではなかった。振り返った自分が悔しかった。

035】病院で、小学校2年生になる孫娘が急におなかが痛くなった。トイレに行かせたが、すぐに飛び出してきた。「ここではできないわ」と青い顔。どうしたのかとのぞいてみると、前の壁に白いプレートが下がり、「トイレットペーパー以外は流さないで下さい」とあった。(以上3.15週刊読売)

036】「後悔先に立たず」ということわざは何かの役に立っているのだろうか。後悔しなけりゃ出番がないし、後悔してから出てこられてもどうしようもないし…。

037】「日本で初めて鉄砲が伝わったのは何島か?」というテストの問いに、力強く「かご島」と答えていた弟。(以上3.16ぴあ)

038】薬局に風邪薬を買いに行った。店員「どんな症状ですか」、私「せきが出て、のどとおなかが痛いんです」、店員「どちらを先に治したいですか」、私「?」。

039】私の属している趣味の会は、この2、3年新人が入らず、会員数が減っている。入会金と会費が入らないので、財政も苦しい。幹部が「何か良い案は?」と言うと、一人が真面目な顔で「今月10人くらい退会して、来月また入会すればよい」と言った。

040】左党の友人が来た。妻が「紅茶にブランデーを入れましょうか」と聞くと、「いいですね。猫舌なのでぬるくなるくらい入れて下さい」とのたもうた。猫よりトラだと思う。

041】もうすぐ2歳の娘はこの頃、しぐさが一人前になってきた。質問をすると、天井を見上げ、考えているポーズ。絵本の間違い探しで、「違うのはどれ?」と尋ねても、天井を見上げて考えています。

042】息子が幼稚園からマラソン大会のお知らせをもらってきた。予行演習では一番だったという。「見学に行かなくちゃ」と、プリントの「当日の見学者」に名前を書いた。大張り切りで行ってみると、息子がぽつねんとマラソンを見ていた。ごめんね、見学者って子供のことだったのね。

043】2歳の息子がテレビでヤドカリを見ていた。ヤドカリが移動して画面から消えると、自分もテレビの横に回ってヤドカリを探していた。(以上3.22朝日新聞)

044】結婚30周年記念日を前に主人にプレゼントをねだったら、「実は僕も30周年になるんだよ」。それをそばで聞いていた娘が「それは、それは、偶然ですね」。(3.22毎日新聞)

045】今年は何度か大雪が降りましたが、温暖化のせいか暖冬が続いています。私が子供の頃は、もっと寒かったし、もっと雪が降りました。娘達にその話をすると、9歳の長女に「あ、それ知ってるよ、氷河期って言うんだよね!」と言われてしまいました。私はマンモスか?

046】そば屋から出前をとったが、いつも遅いので、父が「おめえんとこは、いつも遅いなあ。たまにはびっくりするような速さで来い」といやみを言ったら。まだ食べている最中にどんぶり鉢を取りに来た。

047】ワープロで「入会金」と打って変換すると「乳開襟」が現れた。もう一度、変換キーをたたいたら、「乳解禁」になった。

048】同僚のM君が健康診断に出かけた朝のこと。書類を持ってきた女子社員が「あれっ、Mさんはお休み?」と聞いてきたので、私が「いや、診断だよ」と答えたとたん、彼女は「えっ!」と絶句。再度「健康診断」と念を押すと、彼女、ほーっと息を吐いて「やだぁー、死んだなんて言うもんだから」。

049】近所に家族全員の名前を書いた表札のかかった家がある。そこまでは、どこにでもあることだけど、子供さん2人の名前の横に「高校2年」「中学2年」と書いてあるのはどういう意味!? 「猛犬注意」の札代わり!?

050】昔の私の上司に、やけに自分が英語が出来ることを自慢する人がいました。彼いわく「俺はね、アメリカに行けばアメリカン・イングリッシュなんだけど、不思議なことにね、イギリスに行ったらブリティッシュ・イングリッシュが出るんだよ」。すると、あまのじゃくのA君「道理で日本にいる時はいつもジャパニーズ・イングリッシュだと思った」。(以上3.22週刊読売)

051】野生の熊はエサのセイウチの群れを待って2年も3年も食べないことがあるという話に辛抱強さを感じたが、そのことを2年も3年もかけて確認した人もかなりのものだ。

052】NHK「毛利元就」の森田剛を見て気づいたこと。ピアスの穴、開いています…。

053】入院してもたぶん、僕の場合はお金がないので、働きながら入院を続けることになる。

054】あるペットショップにあった貼り紙「モルモットいます」「リスおります」。(以上3.23ぴあ)

055】ゴミ袋が透明・半透明に統一されたのに、黒のポリ袋で出している人がいた。警告のステッカーが張られ、回収されない。次の回収日、黒い袋がそっくり透明の袋に入れてあった。それは回収された。

056】デパート前で声をかけられた。「少々お時間をいただき、お客様の声をお聞きしたいのですが…」。「えーっ、こんな所で歌うの?」と思い、「ちょっと今風邪をひいているので」と断った。その女性が離れてから、一緒にいた娘が、「今の人アンケートを取りたかったのよ」。(以上3.29朝日新聞)

057】うちの4歳の子供が幼稚園の友達としりとりをやっていた。「カエル」「ルビー」「ビール」と進んだ時、1人の子が「また『ル』や」と言うと、息子が「『ルリカケス』があるやん」。他の子も「そーや、そーや」。横から私が「ルリカケスって何?」と聞くと「みんな見たことないけど、しりとりにはルリカケスが必要なんやねん」と言っていた。(3.29週刊読売)

058】どうせ7桁になるのなら、あと3桁加えて10桁として電話番号と同じにして、宛名を書かなくても届く究極の郵便番号にしてほしい。

059】雪上を走るという単純なオリンピック競技があってもよいと思う。(以上3.30ぴあ)

060】私の部屋は四畳半。悠々と寝そべりたいと、やや大型のベッドを購入した。運び込もうとしたら、祖母から「そんな大きなものを入れたら、寝るところも無くなるべ」と言われた。

061】初めて手編みの帽子に挑戦した21歳の娘、しばらく順調に編んでいたが、突然目をつむり下を向いてしまった。本を見ると「ここで目を休める」と書いてあった。(以上4.5朝日新聞)

062】先日、3ヶ月の息子をベビーカーに乗せて夫と散歩した帰り道、すれ違った中年女性が息子を見て一言「わぁー、産み立ての赤ちゃん!」。わたしゃニワトリか。(4.5毎日新聞)

063】ある公募に投稿したら、「1次選考は通りましたが、最終選考で落選しました」と返事が来た。そうか、惜しかったんだ、と残念がったのもつかの間、その後の文面に「これを機に、文章がさらに上達する○○通信講座を受講してみませんか」と書いてあった。(4.5週刊読売)

064】各テレビ局が募集した長野オリンピックの応援FAXを見ると、今回一番得をしたのはNTTかもしれない。

065】「今年のバレンタインデーは土曜日だったので義理チョコが激減した」などといっているが、大間違いである。義理チョコが激減したのは「ホワイトデーが土曜日だから」である。

066】カードの暗証番号を当時好きだった人の誕生日などにしてしまい、後悔している人は多い。

067】納豆ふりかけの臭いは、普通の納豆よりたちが悪い。

068】引っ越すのでダンボール箱を本当にたくさん持ち帰った私は、ひそかにダンボールに引っ越すらしいと噂されている。(以上4.6ぴあ)

069】仕事の内容も給料も満足していたが、同僚のAさんと気が合わず。パートをやめた。最後の給料をもらいに行ったら、私の一日後にやめたというAさんとバッタリ。彼女いわく、「あんたがやめるんだったら私やめんでよかったんよ」。

070】6歳の息子に「好きな女の子はだれ?」と聞いた。教えてくれないので、クラスの子一人一人名前を言ってみた。「違う」「違う」と言っていたのに、ある女の子の時、急に「教えない!」に変わった。まだまだ甘い!

071】シールを集めると景品が当たるビールを6本買ったが、2本にしかシールが貼られていなかった。悔しくて、その晩は一缶余計に飲んだ。「カロリー控え目」というのをチェックして買ったのに…。

072】妻が私にトランクスを買ってくれた。グレーで非常に地味だったので、「地味過ぎやしないか?」と言うと、「はいたところを誰かに見せるわけじゃないでしょ」と却下された。

073】8月に3人目が生まれる予定です。4歳の娘に「今度はどっちがいい?」と聞くと、しばらく考えた後「やっぱりお母さんが産んで」。お父さんが産む姿を想像したの?(以上4.12朝日新聞)

074】このたび念願の車庫を建てた。車庫入れの際、いつも頭を低くする姿勢を取ってしまう。(4.12北海道新聞)

075】警察官の義弟の結婚式でのこと。新郎の義父のあいさつで「息子は高校を卒業して、その後警察のご厄介になり…」と言った。(4.12毎日新聞)

076】新聞を見ていた夫がびっくりしていた。「JALってとうとう高校にまで手を伸ばしたんだ」。見ると、春の選抜高校野球の組合せが出ていて、その中に「日本航空高校」という山梨の高校が載っていた。

077】以前働いていた病院で内科外来を改装した時、「四」という数字は縁起が悪いということで診察室のナンバーに付けられなかったのだけど、ドクターたちは「五診(第五診察室)」のほうが縁起が悪いと言っていた。

078】東京駅で列車の発車を待っていたところ、列車の後ろのほうから50歳くらいのおじさんが、あいている席はないかとキョロキョロと探しながら近づいてきた。見ると、驚いたことに、「社会の窓」が全開である。そこで私はすぐに注意してあげた。「前があいていますよ」。すると、そのおじさんは「ありがとうございます」と前の車両へ飛んで行ってしまった。

079】会社のウインドウズにトラブルが発生し、使えなくなった。社内放送で簡単な説明があったが、その後「詳しいことは画面の説明をご覧下さい」。おいおい、その画面が出なくて困っているんだよ。(以上4.12週刊読売)

080】買ったばかりの定期券を落としてしまうのは、同額の現金を落としてしまうよりショックが大きい。(4.13ぴあ)

081】ゆっくりと駅の階段を上る男子高校生2人。身長約150cmの学生「おれ、背が低くて得すること知ったわ」。約180cmの学生「いいなあ」。視線を上に向けると、学生達の数段上を、超ミニスカートの女子高生2人が上っていた。

082】2歳の娘は、交換のことを「コーケン」、結婚のことを「コッケン」と言う。そんな間違いも今のうちだけと思えばかわいいが、近所の男の子とけんかして、「今日もけんちゃんとカンケーしたの」と言うのだけはやめてほしい。(以上4.19朝日新聞)

083】近所の家具屋は毎年3月になると「改装大売り出し」がある。買物に行って「どこを改装したの」と店員に聞いたら「お客様用トイレを自動洗浄式に改装しました」。

084】母校の校歌はとっくの昔に忘れてしまったのに、PL学園の校歌だけは、なぜか全部歌える。

085】パック旅行のパンフレットに「地上最後の楽園」と称して、ニューカレドニアやフィジー、パラオ、サイパン、モルジブなどが紹介されていたが、「最後の」というからには一つしかないはずだが…。(以上4.19週刊読売)

086】ついになってしまった薬物アレルギー。そしてそれを治す薬をさらに飲む。

087】「あるある大事典」を見なくても、月曜日に某同僚が食べているものを見れば、何が推奨されたのかがわかる。

088】バックミュージックのボリュームだけ下げられるテレビがあったらいいのに。

089】ホームシックというのは、まともな家庭に育った人だけのぜいたく病ではないだろうか。

090】「海藻」と「海草」の違いについて。どちらも同じ「かいそう」ですが、コンブやワカメなど食べられるものは皆「海藻」です。「海草」には食べられる種類はありません。レストランのメニューに「海草サラダ」とあったら、書き間違いもしくは注文しても食べられないか、です。

091】解釈がないと意味が通じない格言は、もう格言じゃないと思う。(以上4.20ぴあ)

092】「とりたてや」の立て看板。やっぱり世の中不況なんだなと思って近寄って見ると、箱の陰に「さい」と続きがあった。

093】小学2年の息子が、「ママはぼくがテレビゲームをするとほめてくれるよね」と突然言い出した。「30分したらやめなさい」と常に言っているのにと思ったが、本人いわく「30分してやめたらほめてくれるよ」。なるほどゲームを30分でやめたらほめ、しない時はほめていなかった。(以上4.26朝日新聞)

094】4月1日、テレビのニュースが、北海道での鮭の稚魚の放流を放送していた。そのうち、アナウンサーはこう付け加えた。「新しい年度がスタートした今日、鮭は元気に川を泳いで行きました」。そうか、年度が替わったことを鮭は知っているんだ。

095】「うちの娘は毎日、職安通いです」と、隣の奥さんが何気なく話してくれた。大卒の娘さんも失業して大変なんだなと思っていると「やっと職安(ハローワーク)に就職できて安心しましたわ」。(以上4.26週刊読売)

096】うちのテレビのリモコンは、テレビ台の中に保管されている。

097】ありそうでないもの、「クラシックの新曲」。

098】化学繊維は最も最先端技術なのに、「カセン」と発音するととても安っぽい。

099】学研の「中1コース」のCMは、3年前のKinki Kidsの表紙の本を未だに使用している。この時期しか流れないので、3年間使いまわしか?(以上4.27ぴあ)

100】血のにじむようなひどい靴ずれをした後、パンストは「脱ぐ」というより「はがす」であった。(5月号Lマガジン)

101】小学1年の息子が、私の実家の近くに「なるへそ」という店があると言う。新しい店かと見に行ってみたら、「メルヘン」と書いてあるなじみのコーヒーショップだった。

102】テレビで、携帯電話が鳴り夫の浮気がばれた場合が出た。それを見た夫、「バカだなあ、電源切らないからばれるんだよ」。私にもばれてないつもり?

103】小学校の教員をしています。黒板の字を間違えた時の言い訳は、「みんなが集中しているか、試してみたんだよ」。

104】期末テストの直前だというのに漫画の本をどっさり抱えて帰宅した、中学2年の息子。聞くと、「家に置いておくと読んじゃうからってA君が貸してくれた」と嬉しそう。

105】子供が授からない私を慰めようと、母が言った。「子供なんか作ったって、ろくなことはないわよ」。すみません、ろくでもない娘です。(以上5.3朝日新聞)

106】職安(ハローワーク)で求人票をめくっていたら「履歴書の家族欄には、家族の身長、体重を詳しく記入して下さい」という文字が目に飛び込んできた。よく見ると、病院の受付の募集。でも、家族が太っているかやせているかなんて、受付の仕事と何か関係があるのかしら。

107】マンションの管理組合がエレベーターに、こんな貼り紙をした。「漏水工事のため、ご迷惑をおかけ致しております」。その貼り紙に、誰かが書き加えて「漏水防止工事のため…」となっていた。

108】友人が引っ越しする際「荷物といっしょに私も乗せていただけませんか」と業者に聞いたところ、「うちでは基本的に生き物はお断りしております」と言ったそうだ。

109】知人のところの80歳になるおじいさんは、まだまだ行動力があり、ひとりでホイホイ出かけてしまうので、携帯電話を持たせることにしたそうだ。ところが、なくすと困るというので、いつもわざわざ家に置いて出かけるのだそうだ。

110】目覚まし時計は1、2分進めておくのに、体重計は1、2キロ後退させている、おちゃめな母上。

11185歳になるうちのおじいちゃんが、「5年日記」を買おうか迷っている時、隣の家の92歳のじいさんは「10年日記」を買ってきた。(以上5.3週刊読売)

112】閉店前にスーパーに行くと、値引きのシールが次々と貼られていく。少しでも安いものをと物色していると、なじみの店員が「見切り品でしたら明日お越し下さい」。そして「予約は出来ませんけど」と駄目押しされた。

113】買い置きの乾電池を使おうとしたら、几帳面な妻がアルミ箔で包んでいた。おかげで電池は全部放電していて、使い物にならなかった。

114】妻がバスの中に手袋を忘れたので、バス会社に電話すると、保管してあるという。しかし、いつまでたっても取りに行かない。聞くと、「バーゲンで500円で買ったから、取りに行くと足が出てしまうのよ」。(以上5.10朝日新聞)

115】トイレットペーパーの端が三角に折ってあると、他人が触ったことがわかって、かえって不潔に感じる。

116】大学の合格発表を見に行った時のこと。後ろの人が「あ、惜しい。1番違いなんだけどなあ、クソッ!」と言っていた。大学側の判断は正しかったようである。

117】カルピスクリアーは、カルピスの空きびんに水を入れ、いじましく飲もうとした時の味に似ている。

118】笛ラムネは、一つ一つ直接吹いて検査してから出荷するという噂は本当なのだろうか。(以上5.11ぴあ)

119】友人とレストランで食事をした。食べきれなかったので持ち帰ろうと「犬のために」と言って袋をもらった。すると友人は「これもこれも」と魚の頭からご飯まで入れてくれた。本当は人が食べると言えなかった。

120】小学2年になった息子のクラス名簿を見て、先生も含め女性で下に「こ」という読みがつく名前は一つもない。それを息子に言うと、「ほんま、おれ一人だけや」となぜかうれしそうだった(息子の名前はヒデヒコ)。(以上5.17朝日新聞)

121】某週刊誌のカラーの挿絵が気に入ったので、妻が文房具店でカラーコピーしてもらったら、350円也。「げっ!」と驚いて帰って来たが、これじゃ週刊誌をもう一冊買ったほうが安上がりだった。

122】冷蔵庫の掃除をしていて、昨年9月に買いだめした安売りのアイスクリームを見つけた。20度を超える陽気にいいものを見つけたと早速なめていると、夫から「安売りの差額より電気代のほうが高いんじゃないか」と言われ、ギクリとした。

123】友達がくれたドイツみやげのグリーティングカードにはしっかりと「Made in England」の文字が…。

124】テレビのニュース番組の生放送で、潮干狩りのリポートをやっていた。キャスターのお姉さんがさんざんアサリの話をしたあと、横にいる子供に「ぼく、今日の晩ご飯、何が食べたい?」と尋ねると、「ハンバーグ!」。(以上5.17週刊読売)

125】新入社員の皆さん、バス停の「○○行」を「御中」に訂正したい衝動にかられたことはありませんか?

126】近年、家の中にクモが増えているようなのだが、繁殖した彼らが食べているだけの何かが、この室内にいるのかと思うと、寒くなる。

127】桜前線と一緒に旅に出たい。

128】健康診断の時、体重がかなり減っていたが、「まあ、身長も少し減っていますし、いいでしょう」の一言で片づけられた。(以上5.18ぴあ)

129】センスの悪い服ばかり買ってくる主人に文句を言うと、「お前を選んだのも俺だぜ」と言われた。

130】スーパーの春物処分市で「店頭で2割引き価格をレジでさらに2割引きます」との呼び込みを聞いて、合計4割引だと思って買物に行ったら、3割6分引きだった。計算上はそうかもしれないが、ペテンにかかったような気がした。

131】会社でセクハラについての講義があった。講師「職場における実態を知りたい」。私「定年間近の女性が1人。セクハラは起こりようがありません」。講師「それがセクハラです」。

132】先日の夕食後、長男に「もしお父さんとお母さんが離婚したら、どっちについて行く?」と尋ねると、長男が「テレビゲームは、どっちが持って行くの?」と聞いた。

133】病院で尿検査の時、「適量」とはどの程度なんでしょう。コップ片手に採尿に行く患者さんを見ると、不謹慎ながら、あの人も「適量」でお悩みになるのかしらと、ついニンマリしてしまいます。

134】先日、某ディスカウントショップへ姪の誕生日プレゼントを買いに行った。「贈り物です」と言うと、店員さんは気を使って、店の名前が入っていない紙で包装してくれた。ラッキー、と喜んだのもつかの間、店を出てから品物の包みの裏側を見たら、その店の名前が入った包装テープがしっかりと貼られていた。

135】ある酒処で、板長さんがやってきて「よろしかったらお好みの芸能人を呼びましょうか」と声をかけてきた。「誰でもってわけじゃないんでしょ?」と聞いたら「渡哲也から吉本のお笑い系まで幅広く大丈夫です」。私が半信半疑で「所ジョージさんを呼んでほしいなあ」と言うやいなや、口元に両手を持っていって「所さーん、ジョージさーん!」と大声で呼び続け「これくらいでいいですか」と来た。

136】さぬきうどん屋さん「しすせそ」。

137】病院での出来事。捻挫をして電気治療中の60歳代の女性が先生にこう訴えた。「先生、足がまだ痛くて曲げられないので、あぐらをかけないんですけど」。先生は非常に困った顔で答えた。「女性はあぐらをかかなくていいんですよ」。

138】朝の通勤電車が駅に着くたびに、こんな放送が流れた。「後続の電車が遅れていますので、なるべくこの電車をご利用下さい」。いつのまにか超満員になってしまった。すると、今度はこんな放送が…。「無理をしないで、次の電車をご利用下さい。次の電車は続いてまいります」。(以上5.24週刊読売)

139】単身赴任のため、よく飛行機を利用する。ある日のこと、機長は張り切って、「皆様、当機はボーイングトリプルセブン。新車でございます」とアナウンスしていた。なるほど車輪はある。

140】2年前のこと。小学4年になった息子に、「今度の担任の先生、どんな先生?」と聞くと、「なげやりな先生」とポツリ。後日、家庭訪問でどんな先生が来るのかとドキドキしていたら、「大学時代はやり投げの選手でした」。

141】スイスを旅行した時、初めてコインを使って有料の公衆トイレに入った。出るとドイツ人のご婦人達が4、5人待っていて、ドアを閉める前に入れ違いに入り、私だけ有料で、後の人たちは無料で済んだ。

142】隣村に住む姉と3歳のめいの母娘。ワンワン、ニャーニャーとめいが動物の絵を指しながら鳴き声を真似する。そこで姉がリスの絵を指したら、めいは裏声で声音を作り、「リス、リス」と言った。(以上5.31朝日新聞)

143】新人女子社員が自己紹介で「趣味はガーデニングです」と言ったが、私には「???…」。近くにいた40歳代の女史が「庭いじりのことよ」と、そっと耳打ちしてくれた。私は「何だ、年寄りの趣味か」と言いかけて、思わず口に手をやった。

144】駅のホームでごみ箱を探したが、なかなか見つからなかった。端のほうにやっと一つあったが、見ると「その他のゴミ」と書かれていた。さて、その他とは何を指すのか、しばらく考え込んでしまった。

145】スーパーで100円と200円の豆腐を並べて売っていたので、一つずつ買ってきた。家へ帰って豆腐を並べてみたら、どっちが値段が安いのかわからなくなってしまった。そこで、半分ずつ切って冷やっこにして食べてみたが、区別がつかなかった。以後、豆腐は一番安いのを買うことにした。(以上5.31週刊読売)

146】先日、子連れで離婚したばかりの友人に「人生谷あり底ありやけど、がんばって!」と励ました。

147】昔、婚約破棄したことのある私は、自分のことを「△いち」と呼んでいる。

148】私の世界三大がっかり。「エジプトのピラミッド」「香港の100万ドルの夜景」「パリの凱旋門」。(以上7月号Lマガジン)

149】図書館にある専門書の中には全数千ページのとても片手では持てないほどの重い本があるが、そう言うのに限ってタイトルは「生化学ハンドブック」。(読者投稿)

150】健康診断の後で「宅配便」を「たくはいべん」と読んでしまった。(読者投稿)

151】「ノドン」地対地攻撃ミサイルと「パトリオット」ミサイル迎撃用ミサイルとをひさぐ者あり。これを誉めていわく「吾がパトリオットの堅き事、これを陥(おと)す物なし」と。またいわく、吾がノドンの利(と)き事、物において陥さざるはなしと。ある人、問うていわく「子のノドンをもって子のパトリオットを陥さんとせば如何」。その人、応じていわく「これ矛盾にあらず、数の多きが勝ちなり」。(読者投稿)

152】もうすぐ4歳、いたずら盛りの姪に「もう少しおしとやかにしなさい。ともちゃんもお嫁に行くんでしょ」と言ってみたら、「うん!うん!」と元気のよい返事。4歳と言えども女の子なんだな〜と感心していたら、しばらくたって「おじちゃん、早くお嫁に行こうよ。今から連れてって!」と大騒ぎ。行けるものなら、行ってみたいが…。(読者投稿)

 

1998年夏(1998.61998.8

001】4月3日放送の「驚きももの木20世紀」のテーマは「徳川慶喜」。でも慶喜は19世紀の人である。いくら視聴率が取れるからって、このテーマはおかしいんじゃないだろうか。

002】「独語会話」という言葉には違和感を覚える。

003】免許証更新の通知が来たのだが、その中にこんな一文があった。「生年月日を変更する方は、住民票が必要」。

004】私の言われた失礼な言葉。目を一杯に開いている時に言われた「もっと一杯に開いて」。(以上6.1ぴあ)

005】昨年、小学校に入った友人の息子が、時間割を合わせる練習をしていて、「図工の教科書が一つしかない」と泣き出した。時間割は「国語、算数、図工、図工」だったそうだ。(6.7朝日新聞)

006】大中小学校という小学校がある。大中(おおなか)という名前になったのは、大島と中津屋の子供が通っている学校だから。(6.7毎日新聞)

007】環境ホルモンを「良い環境で育てられた牛や豚のホルモン」のことだと思っていたうちの旦那。

008】父は教師で「正しい日本語を使いなさい」と僕にうるさく言う。大の巨人ファンなので「じゃあ、長嶋監督の日本語はどうなのさ」と逆襲すると「いいんだ。チョーさんは英語交じりだから日本語部分に誤りはない」。

009】いつ連絡しても席にいたためしがない友人に、半ばあきらめ気持ちを抱いて電話した。私「もしもし、S君、今日も外出でしょうか?」相手「えーっと、今日は出かけておりません」私「よかった。じゃあお願いします」相手「だから出かけていないんです」私「???」相手「出かけちゃって、いませんので、帰社次第、連絡させます」。(以上6.7週刊読売)

010】足を怪我して思ったこと。階段は上りより下りのほうがつらい。しかも上りに比べると下りのエスカレートのなんと少ないことか。さらに駅などでは下り向きの階段は小さく仕切られている。

011】微分積分いい気分。

012】キットカットのCMで、コピーした書類にキットカットもコピーされてしまったというのがあるが、今時文章だけの書類をカラーコピーなんて景気のいいことをするだろうか。

013】「馬鹿は死ななきゃ治らない」と言われたので、「治るものなら死んでもいい」と言ったら「だからお前は馬鹿なんだよ」と言われた。

014】イギリスに回転寿司があったら、Mr.ビーンはさぞや面白いコントを作っただろう。

015】カップラーメンにお湯を入れている途中にお湯が切れた。しかもコンビニの中で…。

016】受領書を音読したら「ズローソ」になった。

017】「今は平均気温より何度高い」と決まって言う天気キャスターがいるけど、平均気温って上下した温度の平均なんじゃないの?

018】健康診断は健康な時じゃないと受けられない。調子悪い時にバリウムは飲めない。

019】教育テレビの「イタリア語会話」に出てくるキャラクターは、頭の上に国旗のついたスパゲティをのせている。これを見てイタリア人は怒らないのだろうか?(以上6.8ぴあ)

020】一昨年秋、松本城を見に社内旅行をした時のこと。バスに乗るとすぐ酔う同僚が、青い顔をして苦しんでいた。すると、他の同僚が「大丈夫か、まだまだ道は長いぞ」と何度も声をかけていた。

021】明後日から定期テストという土曜日の朝、相変わらずぼーっとしている中学生の息子に「何時から勉強するの?」と聞いた。「お昼ご飯食べたら」と答えた彼は、夜になるまで何も食べなかった。

022】4歳になったばかりのやんちゃ息子。反抗期で「やだやだ」ばかり言う。あまりにひどいので「そんなのお返事ではありません!」としかると、真面目な顔をして「やだでございます」と返事した。(以上6.14朝日新聞)

023】岩手県の温泉場にある自炊宿に行った。ガスは「1回10円」という自動販売式で、同じ10円ならと、ヤカンいっぱいに水を入れて火にかけた。ところが、2分もしないうちにスイッチが切れ、沸騰するまでにあと2回投入。必要だったのはお茶1回分だったのに…。「欲を出せば損をする」との教訓を得た。(6.14毎日新聞)

024】娘が「ソフトクリーム、今日は買ってね」と言い出した。妻が「でも、あそこのソフトクリームは、ひとつ350円もするのよ」と答えたところ、娘いわく「えっ、そんなに美味しいの? 絶対買って!」。

025】たまには妻といっしょに家でカフェオレでも飲むかと思い、コーヒーに冷たい牛乳をたっぷり注いだカフェオレをカップに二つ作り、それを温めようとレンジの中に入れた。妻と私のカップはデザインが同じため、間違わないように右側が砂糖無しの妻のカップ、左側が砂糖入りの自分のカップと覚えて、レンジのスタートボタンを押した。すると、中でカップを載せた台がぐるぐる回り始め、カップを取り出すときにはどっちがどっちか分からなくなってしまった。(以上6.14週刊読売)

026】私はとてもナルシストなので、自分以外のナルシストの人を認めない。

027】W杯で日本代表の選手たちが試合後に会場の芝を持ち帰ることは絶対にない。

028】札を財布に入れることも「入札」とは言わないだろうか。

029】金魚のエサの原料に魚肉が入っていることを発見した。彼らはパクパク食べているが、このままでいいのか。

030】正確に言うと「こちら葛飾区亀有バス停前派出所」だ。

031】ガムのCMで、フィンランドでは日本の人口の約3分の1しか虫歯の人がいないと言っているが、フィンランドの人口はどのくらいなの?

032】なぜ男女の事だけを「不倫」というのか。ためしに政治倫理に背いた議員を「不倫議員」と呼んでみよう。真面目に政治活動をやりたくなるだろう。

033】先日ひとりでサッカーを見に行ったら、隣の席が一つ空いていた。「彼女にふられた男」に見られなかったか心配だ。

034】電車で一度地ベタに座った奴は、席が空いても座ってほしくない。

035】「人肉質入裁判」。これが文明開化当時の「ベニスの商人」の邦題だそうだ。はっきりいって内容そのままのひねりのないタイトルだが、ストレート過ぎてかえって怖い。

036】「お喋りクッキング」で、ゲストがしゃべらない場合は当然だが、しゃべりすぎても上沼恵美子さんは機嫌が悪い。(以上6.15ぴあ)

037】中学2年の娘が小学1年の時に書いた詩。「手をたたいたり/肩をたたいたり/足ならしたり/幸せってタイヘンだな」。

038】二人目の子を出産し、4歳だった長女に「赤ちゃんとっても小さくてかわいいから見に来てね」と病院から電話した。その日の午後、娘は虫眼鏡を手に、うれしそうにやってきた。

039】この春、調子が悪くなった冷蔵庫とテレビを買い換えた。家族でその相談をしていたら、中学3年の息子が、87歳の祖父を見て「おじいちゃんの耐用年数ってあるの?」。(以上6.21朝日新聞)

040】3歳の息子に童話「赤ずきんちゃん」を聞かせたところ、息子は「オオカミは、おばあさんを食べたらいかん」と真剣な顔。何と優しい子に育ったんだろうとうれしく思ったが、息子は「だっておばあちゃんはおいしくないんだもん!」。(6.21山陰中央新報)

041】よく思わぬアクシデントに見舞われたと言うが、予期していたアクシデントってあるのだろうか。

042】テレビのナイターを見ていた幼稚園の孫が突然「おじいちゃん、サッカーもバレーボールも監督は選手と違って洋服を着ているのに、野球の監督はなぜ選手と同じユニホームを着ているの?」と聞いてきた。そのうち、中日の星野監督が審判の判定に猛然と抗議に向かった。で、とっさに「乱闘の時には、監督が真っ先に参加するので、背広が傷んだら困るからだよ」と答えた。(以上6.21週刊読売)

043】なぜ、ばれるとまずいと知りながら、男達はバーのマッチをポケットに入れて帰ってくるのか?

044】JRの喫煙所が禁煙車に乗る人の並ぶ列のところにあるのは嫌がらせとしか思えない。

045】某個人情報誌に「映画『タイタニック』のような船旅をしませんか」という誘いが載っていたが、私は遠慮しておく。

046】男「60歳過ぎると毎日休みみたいなもんだよね」女「サンデー毎日だね」男「うん」。(以上6.22ぴあ)

047】5歳の息子と散歩していた。ある家の塀に、女性議員のポスターが2枚並んでいた。その顔写真をじっと見比べて彼が一言。「間違いが3つあるの?」。

048】同僚の国語教師が宿題に読書感想文を出した。原稿用紙3枚以上を条件にしたら、感想文1枚に白紙2枚を添えた生徒がいた。

049】公園で、2歳の息子がモンシロチョウを追いかけていた。危ないなと見ていたら、息子がチョウに「待ってー、転ぶよっ」。どうやって?

050】スイミングスクールに通い始めたばかりの4歳の女の子が、池のコイをしばらく眺め、ポツリと「いいなあ、コイは。鼻がないから、水が鼻から入らなくて」。(以上6.28朝日新聞)

051】この前、人事部の友人が「最近の若い奴は面白いよ」と言うので、どんな話かと聞いてみて、私も大笑い。履歴書に駅やバス停からの略図を書く欄があるが、そこに「6畳2間とリビング、トイレ」といった間取りが書いてあったというのだ。「自宅までの略図」なのに「自宅の略図」と勘違いしていたらしい。

052】近所にラーメン専門店が新規開店した。入口に「○月×日まで御入店の皆様全員に、1000円の金券をプレゼント」と書いてあったので、1回行けば、その後ラーメンが2杯はただで食べられるな、とほくそえんで店に入った。すると、確かに1000円の金券をくれたが、それは100円券が10枚つづりになっていて「お1人様1回につき1枚のみご使用になれます」と書いてあった。

053】駅のホームに「喫煙コーナー」が作られ、非喫煙者というか嫌煙者の私としては大歓迎である。そこでJRにお願いしたいのだが、ついでに「携帯電話コーナー」や「抱き合いコーナー」なんかも設置してもらえないだろうか。

054】先日、珍しくマンションの下に夜鳴きそばが止まった。私が駆けつけると、麺をほぐしかかったおやじが突然「何階ですかあ?」と聞く。「へえ、最近の屋台は出前もするんだ」と感心した私は「いえ、持って帰りますからいいですよ」と返事したが、そのとたんにおやじは「だから、何階まで持って帰るとな!」。要は、麺のゆで加減の問題だった。

055】団地の郵便受けに「ビラ配りアルバイト募集」のビラが大量にまかれていた。(以上6.28週刊読売)

056】カラオケでKinki Kidsの曲は、スペードとクラブのマークで表示されるけれど、「剛」と「光」にしてもらわないと、どちらのパートだかわからない。

057】常識で考えれば不可能なはずだが、誰か作ってしまうのではないか、「タイタニック2」。

058】家にゆうパックを送るとき、7ケタの郵便番号だからと県名を省いたら、局員の方々が、料金がわからず「うっ」とうめいた。

059】お魚くわえたドラ猫を追いかけるサザエさんは、果たしてその魚を食卓に出すつもりなのだろうか。(以上6.29ぴあ)

060】太り過ぎて、服ずれする私。

061】私は「手が痛い」のについ「足が痛い」と言ってしまう。それを友人に話したら「あんたは『前足と後足』の構造になってんのとちゃうか?」と言われた。(以上8月号Lマガジン)

062】社会人一年生になった娘は、この春から家計簿をつけている。そこには「食費」「洋服代」「貯金」などと並んで「なくなったお金」の欄がある。

063】中学3年の息子。昨年、家庭科のテストで「青菜をゆでる時に塩を入れるのは何のためか」という問題で、わからず困った彼は「悪霊を取り払うため」と答えた。「お清めの塩」を思い浮かべたらしい。(以上7.5朝日新聞)

064】狭い路地を自転車で通った時、水道局の「足元注意」と電力会社の「頭上注意」の立て看板が並んであった。工事は同時進行だった。この場合、どちらを優先して通ればいいのだろう?

065】テレビをつけたら、お天気お姉さんが「今日の日中は晴れ、絶好の行楽日和です」と言っていた。木曜日に「絶好の行楽日和」と言われてもねえ。

066】先日、お見合いの「釣書」を見ていたら、34歳のお相手の彼の直筆という文面には「身長一米74センチ」と書いてあった。本当に年齢は30歳代なの?

067】若い内科医が当院に着任した。外科診療で、その医師は常連患者のおばあさんに、型通り「お加減はいかがですか」と尋ねて「加減がいいか悪いか、そこんとこを見るのが医者でしょう!」と叱られていた。

068】雨模様の朝、始発の次の電車で池袋に着いた。駅の構内放送が「本日は雨のため、傘の忘れ物が非常に多くなっています。お気をつけください」と言っていた。始発に乗っていた客は、よほどあわて者が多かったのだろうなあ。

069】小学1年の息子の授業参観でのこと。算数の時間に、先生が「小屋にニワトリが5羽いました。2羽とってきました」と言うと、息子は元気よく手をあげ「それはドロボーです」。(以上7.5週刊読売)

070】「電撃的」と騒ぐ松田聖子の結婚騒動の中、「体にフィットしているウェディングドレスを作る時間的余裕を考えると、電撃的ではない」と鋭い指摘をした女性コメンテイターは偉い。

071】フリーマーケットでいつも思うことだが、「あなたのいらないものは私もいらない」。

072】ラジオでDJが「また後でお耳にかかりましょう」と言っていた。国語学者を悩ませる表現だ。(以上7.6ぴあ)

073】近所のおじいちゃんは散歩をしたり、畑仕事をしたりと、とても元気。道で会って「百歳までは大丈夫。保証するわ」と言ったら「あと3年やないか」。

074】朝、祖母とテレビを見ていたら、「今日の運勢」になった。その日の祖母の運勢は「年上の人を立てればラッキーなことが」だった。97歳になる彼女は「そう言われても、周りにはすっかりいなくなっちゃったからねえ」。

075】食後、「おなかが出てきた」と上着をまくりあげた。すると、10歳の妹が「あれ、三段腹が二段になってる。やせたんと違う?」。ところが実は、太ってつながっただけだった。(以上7.12朝日新聞)

076】温泉に行った時、脱衣場で「刺青の人、入浴おことわり!」の掲示を見た幼稚園児ぐらいの子供が父親に「イレズミって、なあに?」と聞いたところ「からだに絵を描いている人だよ」。この返事に、子供は「絵の具が落ちるからだめなんだね」と納得していた。

077】毎朝、妻はフジテレビ、日本テレビ、テレビ朝日と3つのテレビ局の星占いを見ている。毎回どの局も運勢が違うので、どれを信じていいのか分からないと困っている。

078】「パートさん大募集」のチラシの大見出しに「誰でもできる簡単なレジ係」とあるのを見た妻が「誰でもできるなら、私もやってみようかな」と言い出したが、しばらくして黙ってしまった。そのチラシを覗き込むと「年齢18歳〜45歳位」と書いてあった。妻は「誰でもできるわけではないじゃない」とぶつぶつ言っていた。

079】東京・神田にある大衆的なてんぷら屋で昼食を食べていたら、後ろの席の若いサラリーマン2人連れが「おい、上海ロードンって何だ」「えっ。なんだよ、それ?」「あれだよ、あれ」。悟られないように、そっと横目で声の先を見たら、壁に「上海老丼」と書いてあった。

080】内分泌撹乱物質、ダイオキシン、地球温暖化…。最近、環境を扱うビジネスが脚光を浴びている。そんな、ある環境ビジネスの現場で聞いた話。理想に燃える若い職員が、職場に立ち込める紫煙を見て上司にこう直訴した。「私たちは環境を扱うのですから、まず職場の環境からきちんとすべきだと思います。たばこで空気を汚すのもよくないと思うのですが…」。すると上司は「君は、何を言っているんだ。環境ビジネスにかかわる者は、まず環境に慣れることが大事なんだよ」。(以上7.12週刊読売)

081】求む! バニラシャーベット。

082】Aさんの母は、Aさん宛ての勧誘電話に対して「Aは犬ですが」と言い放った。

083】「怪我人」と書くと、負傷している人には思えない。何か怖い人を想像してしまう。

084】「正当な理由なくバタフライナイフなどの毒物を持ち歩くことは法律で禁止されています」。正当な理由の定義って何?(以上7.13ぴあ)

085】母と一緒にオセロをしようと話していた。母が「たまには碁石でやってみよう」と言うので、思わず「そうだね」と答えたが、碁石は表も裏も同じ色だった。

086】高校1年の娘は数学が苦手。授業の後に「先生、これわからへん」と質問し、「もう少し高校生らしい話し方ができないのか」と注意された。考えた娘は「チョーわからないって感じ!」と言って先生をのけぞらせてしまった。(以上7.19朝日新聞)

087】「ホトケの国の飛行機に乗りたい」と甥っ子に言われた。ホトケの国って、中国? インド? 彼の百科事典をのぞいてみたら「エールフランス(仏)」とあった。(7.19週刊読売)

088】きんさん・ぎんさんが三つ子だったら、三番目の人はやはり「どうさん」になっていたのだろうか。案外「てつさん」かもしれないと思うのだが…。

089】「千葉県千葉市若葉区…」。葉ばっかり書かせるな!

090】中島はマジかな? うとい伊藤 中田かな? 以上、人名回文。

091】包丁のテレビショッピングでは、そんな非現実的なものより、固いかぼちゃや冷凍の肉でも切って見せてほしい。

092】大蔵省のボーナスはある意味「現物支給」といえる。

093】岡田監督のルックスは、外国人が誤解して抱いている日本人男性のイメージそのままという感じで、W杯を機にさらにそのイメージが固まってしまいそうだ。

094】町内会の掲示板の貼り紙「変質者のお知らせ」。せめて「の出没に関する」とか入れて欲しい。(以上7.21ぴあ)

095】5歳の時、初めて歯が抜けた子供が鏡の前で「早く大人の歯がはえてこないかな。だって銀色でかっこいいもん」とにっこり。

096】息子は小学3年の時、理科のテストで、昆虫の体の名称を「頭、胸、腹」なのに「顔、胸、腹」と書いていた。(以上7.26朝日新聞)

097】おいしい食べ物を紹介する番組で、美人アナが「こういうの初めて。じゃあ、食べてみまーす」とアツアツにかぶりついた。しかし、あまりに熱かったのか、吐き出してしまい「さっきより熱い!」と言った。リハーサルで食べたな。

098】健康診断の時の体重計は衣服分として1キロを引いてあるが、乗る前にソックスを脱ぎ、ヘアピンをとっている女性がいた。気持ちはわかるけどねえ…。

099】先日、久しぶりにキャバレーへ行った。店名の横に「安価料金、女子大生のピチピチギャルばかり」というキャッチコピーがあったが、現実は…。帰り際、看板横に「ホステス急募。年齢経験不問、高給優遇」とあり、すっかり酔いがさめてしまった。(以上7.26週刊読売)

100】クロスワードで「パパイア」か「パパイヤ」かいつも迷う。

101】ベストセラーランキングでよく「〜上・下巻」というのが入るが、上下合わせてだったらとても有利なような…。

102】年齢を聞かれた人が「○○歳と120ヶ月です」と答えた。私はこのフレーズがすごく気に入った。いつか使ってみたい。(以上7.27ぴあ)

103】近くの料理屋さんで、壁に張られたメニューの中に「生枝豆」という文字を見つけた。生でどうやって食べるのか、不思議に思って聞いてみると、「冷凍でない枝豆」のことだった。もちろん、しっかりゆでてあった。

104】超話題の映画「ゴジラ」を何とか座って見ようと思い、上映開始1時間半前に映画館へ行った。そのかいあって、立ち見は避けられたが、1時間以上も入口の前に立って待っていたせいで、立ち見と同じくらい疲れてしまった。(以上8.2週刊読売)

105】「遠山の金さん」のお裁きシーンで、後ろに控えて記録を取っている役人さんがいるが、金さんの得意のあの決めゼリフもやっぱり記録しているのだろうか。(8.3ぴあ)

106】中学2年の時、席替えでずっと好きだった男の子の隣に。床に落ちていたペンを拾った彼が「これ、お前の?」と聞いてきた。緊張していた私は、「私のじゃないよ」と答えかけた途端に自分の物と気づき、思わず「私のじゃ」。

107】先日、父に一通の封書が届いた。ニコニコしながら開いた父は、中身を見て急に不機嫌になり、ごみ箱に捨てた。そっと拾って見ると、「あなたは見事美人エステに選ばれました」と書かれていた。父の名は「しのぶ」だった。(以上8.9朝日新聞)

108】プロ野球の西武−日本ハム戦で、日本ハムの西浦選手が打ったホームランを、あるテレビのスポーツニュースで「レフト中段に入るホームラン」と言っていたが、他の局にチャンネルを切り替えたところ、「レフト上段に入る…」と言っていた。ホームランの大きさって、局によって違うの?

10966歳の妻と街を歩いていると、ビラ配りのお兄さんが彼女の両手に余るほどのティッシュをくれた。見ると、女性専用のテレクラの宣伝文が…。妻いわく「私もまだ捨てたものじゃないのね」。なあに、あれはお兄さんの手抜き労働じゃよ。(以上8.9週刊読売)

110】ニラが入っただけで「スタミナ〜」になる料理は多い。

111】雑誌の文通欄の「返事120%」の意味がよくわからない。

112】選挙権も金券ショップで買ってくれないかしら。

113】「暴走族くずれ」などと言ったりするが、暴走族ってそれ自体くずれていないか?(以上8.10ぴあ)

114】小学1年の妹は、体にろっ骨があることを学校で教えられて感動し、それ以来ぬりえなど様々な絵にろっ骨を付け加えている。ちょっと怖いんだけど。

115】中学3年の息子は、期末テストで「二毛作とは?」の問いに「二頭の牛を使ってする米作り」と回答。先生のコメントは「…しゃれか」だった。

116】中学校の時、英語の授業で「thank(感謝する)」の意味を聞かれて分からなかった友人がいた。先生は「thank youはありがとうだ。じゃあ、thankは?」とヒントを出した。友人はなるほど、という顔をして自信を持って「ありが」と答えた。(以上8.16朝日新聞)

117】「キテレツ大百科」のテーマソング「はじめてのチュウ」は、台湾で「第一次的感覚」と訳されていた。

118】黄門様一行は何年も旅をしていて、今ではほとんど毎回すでに来たことのある土地に立ち寄っているのに、以前の顔見知りがまったく出てこない。

119】友人A子が大好きな「三国志」の諸葛孔明の話をすると、A子の妹は「死んだ奴のことはとっとと忘れろ」と答えるらしい。

120】我が家は区境にあるため、選挙カーが来ない。静かで助かるが、自分達が彼らの票数に入っていないのだと思うと、少し腹が立ったりもする。「うちのほうまで来た人に投票しようか」と家族で話し合っている。

121】ホテルで客室係をしていたときの話。掃除をサボって客室のテレビで高校野球を見ていたら、管理職の人が点検に来た。「おい、もう終わったのか」と聞かれ、つい「あの、8回裏です」。(以上8.17ぴあ)

122】Iさんが部分カツラを頭に載せてきた。「ちっとも気にならない」「風が吹こうが、飛び跳ねようが平気」「つけているの忘れる」などと言っていたが、じっと観察していたところ、Iさんは10分に1回は頭に手をやっていた。

123】小3の妹が動物園主催の「サマースクール」なるものに参加した。そこでは「シー・クイーン」と呼ばれるお方が引率して下さったそうだ。僕もぜひお目にかかりたかったなあ。しかし、根掘り葉掘り聞いてみると、引率してくれたのは、飼育委員のお兄さんであった。

124】会社の掲示板に、セミナーのポスターが張られた。「少子化問題セミナー」。何かちょっかいを出してみたくなって、ポスターにこう付け加えた。「抽選でバイアグラ進呈」。

125】「今日の肉じゃが、肉が少ないんじゃない?」と子供に言われ、苦しまぎれに「今日のは『じゃが肉』よ!!」と押し切ってしまった。

126】何十年ぶりかで開かれた同級会。楽しく飲んで帰宅した。次の日のこと。「おい、親友だったA、今度課長になったんだって。よほどうれしいんだろう。飲んでいる間、何回も何回も同じことを言うんだ。あいつも年をとったもんだよ」と妻に話した。すると、それを聞いていた小6の孫が「おじいちゃん、その話、きのうからもう5回もしているよ…」。(以上8.23週刊読売)

127】収納用品を買いすぎて、部屋をちらかす矛盾。

128】乳酸菌飲料を飲みすぎて、おなかをこわす矛盾。

129】「難易度が高い」という阿呆な表現を耳にするが、難易度とは難から易まで並べたもので、ABCとでも表すよりない。「高い、低い」としたいときは「難度(ないし易度)」を用いるのだ。

130】先日、郵便貯金の通帳記入をしたら、僕の知らない「利子」という女性から15円の振り込みがあった。もしかして、ストーカー?

131】鉄砲の正式名称は「化学物質瞬間燃焼発生気体圧力式鉛弾発射装置」だそうだ。

132】ある猛暑の午後、頭に冷えピタシートを貼り付けたおじいさんを街で見かけた。涼しそうだった。あのときほどハゲ頭がうらやましいと思ったことはなかった。

133】アンケート用紙を見ていて、ふと思った。バツイチで独身の人は「既に結婚したことがある人」だから「既婚」になるのでは(「未婚」にならないはず)。(以上8.24ぴあ)

134】東京タワーの展望台で親子が話していた。「ママ、うちのマンション、どこ?」「ここからは見えないでしょう」「だって、うちから東京タワーよく見えるじゃない」「…」。(8.30週刊読売)

135】新製品のCMで「当社従来品」と出ると、「今までこんなもの売っていたのか!」と思う。(8.31ぴあ)

136】みんなの分までマクドナルドに買物に行って、「チーズバーガー20個!」と注文したら、「こちらでお召上がりですか?」と言われた。

137】先日、電車の中で携帯電話が鳴り響いた。みんなが注目する中、寝ていたおばさんが手に取ったのはいいけど、使い方を知らないみたいであちこちのボタンを押しまくっていた。それでも携帯電話は鳴り止まず、困ったおばさんは電池パックをはずしたのだった…。(以上10月号Lマガジン)

13810年ほど前の話だが、京成千葉線の現京成千葉駅は、「国鉄千葉駅前」と言った。すると、その駅前は「国鉄千葉駅前駅前」になるのだろうか。(読者投稿)

139】「タバコを吸ってもいいですか?」と聞かれると、いつもこう言い返したい…「正確には『吐いてもいいですか?』でしょ!」。(読者投稿)

140】天に唾吐く地下実験。(読者投稿)

 

1998年秋(1998.91998.11

001】おばが亡くなり、斎場にある和室の霊安室に安置された。翌朝、そのまくら元に「絶対に寝たばこしないで下さい」という立て札があった。

002】友人は3匹の犬を飼っている。出かける時には「お母さん行ってくるからね」と声までかける。すると、ご主人が「お前は犬を産んだのか」と言うそうだ。

003】今年から自宅を改造して塾を経営し出した友人。「生徒を集めるのが大変」と言っていたが、1ヶ月後には家の前に自転車がずらっと並んでいた。私が「たくさん集まってよかったやん」と言うと「家族の自転車もとめてあるの」。塾にもサクラがあるのね。

004】小学4年の次男が、祖父母に暑中見舞いを書いた。住所のメモを見せると、番地の「1099107」を、「まとめて992と書いてもいい?」。

005】娘とテレビを見ていたら、字幕で「地震情報」が出た。「長野県中部で地震が…」「各地の震度は…」、そして「長野県に津波の心配はありません」。地理の苦手な23歳の娘は、自信なげに「長野県って海あったっけ?」。諏訪湖のことでしょうか。

006】娘が中学生の時。バスで乗り合わせた近所のおばさんに話しかけられ、「ええ」と言うつもりが、丁寧に答えねばと緊張して「ええです」。恥ずかしくて飛び降りたかったとか。(以上9.6朝日新聞)

007】田舎の義母から初めて留守電にメッセージが入った。再生してみると、「○○君、○○ちゃん!」と孫の名前が大きな声で流れて、みんなびっくり。「きっとおばあちゃんは、大声で言えば誰かが電話口に駆けつけてきてくれると思ったんだよ」と大笑いした。

008】動物園に5歳の子供を連れて行った。鯉の池の前で、息子が「100円ちょうだい」と言うので手渡すと、いきなりその100円を鯉めがけて放り込んだ。私が「何すんねん」と言うと息子は「あそこに『こいのえさ100円』と書いてあるから、やってん」と答えた。(以上9.6週刊読売)

009】これからカツラをつける君、雪の日には要注意。カツラの上に乗った雪は解けません。一発でばれます。

010】庶という字はバカボンのパパに似ていると思いませんか?

011】みなさん、「金鳥の夏、日本の夏」などと言われて納得してはいけない。使わないで済むほうがいいに決まっている。

012】私が卒業した大学の日本文学科では、生きている作家は評価が定まっていないという理由で、卒論に取り上げるのを許されていなかった。学生の不平に対してS教授「どうしてもやりたきゃ呪い殺しなさい」。

013】就任早々の会見で1〜2年で景気回復できなかった場合の辞意を示唆した総理大臣がいたが、成果を上げられないまま1〜2年も政権にいられると考えているあたり、まだまだ認識が足りない。

014】出前が遅いので電話したら、「今出ました」と電話で言ったおやじが出前を持ってきた。(以上9.7ぴあ)

015】中学1年の娘が塾の授業で「□の中に同じ文字を入れて四字熟語にしなさい」という問題であてられた。「ワシのような人のことだ」というヒントを先生からもらい「無知無能」と答えた。先生は「それでもいいけど…」。(答えは「全知全能」。)

016】弟が小学生の時、国語で「いかにも」を使って短文を作りなさいというテストがあった。なぜ間違っているのか不思議がっていたので、解答欄をのぞいてみると、「いかにもたこにも足がある」と書いてあった。

017】小学5年になった息子が、キャンプのしおりをもらってきた。就寝・起床時間を守る、荷物はロッカーに、そして入浴マナー…。その項は「青年の家出の生活」となっていた。(以上9.13朝日新聞)

018】整形外科でストレッチャーに寝ていた70歳台の女性がうなっていた。そこへ先生がやってきて、「ちょっと体を動かしますよ。痛いけど、頑張ってね」。すると、動かしたとたん、その女性が「あーっ、いたたあ。骨が折れるー」と叫び、すかさず付き添いの女性が言った。「骨が折れたから来たんでしょうが」。

01971歳の父は自営業。先日、取引先の方に「持ってないと不便だ」と言われ、生まれて初めて携帯電話を使うことになった。さっそく外出先から自宅の母に電話してきて「ああ、オレだ。試しに電話してみた。ところで、これ、どうやって切るんだ」と言ったそうです。

020】最近テニスクラブに通い始めたが、そこのコーチがラケットを振るコツを「ムチを握るように!」と教えてくれた。だけど、ムチなんて、私、扱ったこともないよ。上達は無理かしら。

021】デパートにいた占い師さんが無料で姓名判断をしてあげるというのでしてもらったところ、名前の字画数から「いい時はいいけど、悪い時は事故などが起きる」と言われた。何かわかるようでわからない占いだったが、さらに、その占い師さんが厄除け用の印鑑を勧めだした。すっかり不安になって印鑑を注文した。家に帰って、よく考えてみると、絶対にはずれない姓名判断だと気付いた。

022】ある言葉の会の講師に招かれて会場に行ったら、座席表を配られた。私を含め、参加者全員、呼び捨てで書いてあったので、不思議に思って表の上のほうを見ると、「敬省略」と注意書きしてあった。(以上9.13週刊読売)

023】1回でいいからタクシーで「43個目の信号を右に行って下さい」と言ってみたい。

024】小さい頃、郵便局で売っているポストカードってただ赤いポストの写真が使われていると思っていた。

025】ある外国語教室の宣伝文句「教えるのはすべて日本人教師ですので、初めての方でも安心して学習できます」。発想の転換というか、物は言いようというか…。(以上9.14ぴあ)

026】娘が幼稚園でプール保育を始めたばかりの頃、その日、おふろに入りたくなかったらしく「今日のおふろは見学にする」とのたまった。

027】ある有名グループのコンサートに行った。会場の前で、若い女性が泣きそうな顔でおろおろしていた。どうやらダフ屋にお金を渡したらそのまま逃げられたらしい。すると、そばにいた別のダフ屋が彼女に歩み寄り「大丈夫、ダフ屋は絶対にだまさないから、信じて待ってな」。

028】息子が小学校低学年の頃、家族で出かけた車の中で、私「右に曲がるのは?」息子「右折」「左に曲がるのは?」「左折」「ではまっすぐ進むのは?」「直折」。

029】私と夫は同い年。「私が寝たきりになったら、面倒見てくれる?」と夫にたずねると、「よし、どっちが早いか競争だ!」と明るく言われた。(以上9.20朝日新聞)

030】ゲートボールの試合から帰ってきた知り合いのおじいさんに「試合どうでした? 勝ちました?」と聞くと「うん、勝った、勝った。1回はこっちが勝った。むこうも2回勝った」とのことだった。

031】夫は人をほめるのがうまい。我が家では、長女(中2)二男(小5)、三男(小2)がよくピアノを弾く。三男がピアノを弾いていると部屋を覗いて、「おっ、上手に弾いているな。あんまり上手やから、おにいちゃんが弾いているのかと思ったよ」。その後、二男が弾いている時は「上手だから、お姉ちゃんが弾いていると思った」と言ったそうだ。ちなみに長女に「あなたは何て言われたの」と聞くと「私には『あんまり上手やからCD聞いているのかと思った』と言った」そうだ。

032】孫息子に子守歌を歌って寝かしつけようとしていると、孫は「その歌もうすぐ終わる?」。がっくりきた私は、翌日から作戦を変えて「早く寝ないと、おばあちゃんが子守歌を歌うよ!」とおどかすことにした。そのほうが断然効果があった。

033】友人と2人で女性雑誌の「あなたの肥満度チェック」というのをやっていた時、項目に「腰骨の肉を洗濯バサミでつまむことができる」というのがあり、私はそれにバツをつけた。すると友人は「えっ! バツなの?」とひどく驚いた様子。「うん、つまめない。布団バサミならつまめるけど」と言うと「えっ!」とまた驚き「これって、ぜい肉がないか、あれば洗濯バサミでつまめるかって質問じゃないの」。私はてっきり「普通の人は洗濯バサミでつまめるくらいのお肉しかついていないが、あなたはつまめるか、またはそれ以上でつまめないか」という質問だと思っていた。

034】先日、5歳の息子を連れてデパートに行った。気がついたら一緒にいたはずの息子がいない。あわてて放送係のところへ行って、迷子探しを依頼したところ、係の人いわく「先ほど、子供さんがいらして、『ママがいなくなったので探して下さい、住所は…』という申し出がありました」。(以上9.20毎日新聞)

035】上司から職員配置図を作るように頼まれた。ワープロで「しょくいんはいちず」と打って変換キーを押したら「職員は一途」となった。

036】「私ねえ、幼稚園から大学まで、常にトップで卒業したのよ」と自慢する彼女の名前は「アオキケイコ」です。

037】私の車の前を走るトラックが赤信号を走り抜けた。トラックの後部には「私は黄信号で停まります」というステッカーが張ってあったが、なるほど、赤信号では止まれないのだと、私は一人納得した。

038】どこで住所氏名を探り出したのか、アダルトビデオのダイレクトメールがちょくちょく舞い込む。どうせ調べるなら、我が家のテレビにはビデオデッキが付いていないことまで調べろ。(以上9.20週刊読売)

039】気を使って、体重を教えてくれない体重計。

040】電気メーターを動かすための電気代は、誰が負担しているのだ?

041】ありそうでないコメント。「宛先は番組の最初にお知らせしてあります」。

042】私「恐竜展に行こうよ」彼「俺、ああいうのきらいなんだよね。だって、どうせ作り物でしょ」。当たり前や…。

043】ロッテ「粒ガム・アソート5パック」には料理カードがついている。ちなみに、材料にガムはない。

044】「これで、何かうまいものでも食べなさい」と、割り箸をもらった。

045】一説によると、よく使うところが白髪になるらしい。先日、鼻毛の中にそれを発見してしまった自分は、そうとう鼻息が荒い?

046】「『読書感想文の書き方』を読んで」…私の夏休みの宿題です。(以上9.21ぴあ)

047】お盆に娘と3歳の孫と、夫のお墓参りをした。「おじいちゃんに拝みなさい」と言われた孫は、手を合わせて大きな声で「早く良くなって下さい」。

048】「庭に除草剤をまかないと」と言うと、息子が「除草剤って環境なんとかで、男が女になったりするんでしょ」と言う。感心して「そう、環境ホルモンで悪さをするのよ」と教えたら「なんだ、男が女装するのかと思った」。女装剤と思ったらしい。(以上9.27朝日新聞)

049】スーパーの魚売り場で商品を並べているおじさんに「このウナギは国産品ですか」と聞くと「国産品は置いてないよ。台湾や中国のものだよ。今や世界各国から来ているんだから。日本なんてこだわらないで、奥さん、世界的な大きな気持ちで買ってよ」。(9.27毎日新聞)

050】近所のパチンコ屋さんに「従業員募集。男性経験者に限る」と危ないことが書いてあった。(9.27週刊読売)

051】「バイアグラ個人輸入のご案内」というハガキが、ダイレクトメールで届いた。ドキドキした。「注文してみようかな、でも副作用が怖いな、でもやっぱり試してみようかな」と考えているうちに、興奮して血圧が上がり、気分が悪くなってしまった。ハガキ1枚で血圧が上がるとは、確かにすごい効き目だ。

052】某ラジオにて、「深呼吸は体にいい。その深呼吸を多くしているのは、タバコを吸う人である」と言っていた。これって体にいい? 悪い? どっちなんでしょう。(以上9.28ぴあ)

053】夫婦で旅行に出かける課長が、パンフレットを手にホテル選び。「おい、ほとけ料理ってどんなんや」と尋ねられ、お盆のお供え物が頭に浮かび、「その地方の名物精進料理じゃないですか」と答えた。フランス料理だと気付いたのは翌日だった。

054】まじめに回し車を走っていたハムスター。ある朝見ると、輪の下に仰向けに寝そべり、面倒くさそうに足げりして輪を回していた。

055】昨年、九州の三池炭坑を閉山するニュースを見た小学生の息子は「えー、それじゃ炭坑節も一緒になくなるの?」と叫んだ。

056】最近、太り気味が気になる私。小学1年の息子が一言「母さんの体重って、今何トンなの?」。

057】春に退院してずいぶん良くなったと思っていたが、また入院することに。妻は「お父ちゃん、悪くなったり良くなったりを繰り返しながら、少しずつ悪くなっていくのが年を取るということなのだから、入院は気にしなくていいのよ」と言う。

058】5歳の次男が高いところから落ちて頭を打った。病院でレントゲンを撮ることになり、「レントゲンって何?」と先生に質問。「頭の写真を撮るだけで痛くないよ」と言われ、安心してレントゲン室へ。技師に「かっこよく撮って」とお願いしていたが、出来上がりを見てびっくり。「なんじゃ、このガイコツ。あいつへたくそや」と怒っていた。

05911歳の息子が「明け方まで勉強している」と近所でうわさに。彼は違うと弁明したいのだが、この年になっても暗闇が怖くてライトをつけたまま寝ていると知られるのもイメージダウンだと悩んでいる。(以上10.4朝日新聞)

060】先日、11歳と9歳の娘と一緒に車のパンフレットを見ていたら娘が「ねえ、エアバッグって、ポンと飛び出てくるんでしょ」と質問。「うんそうよ」と何気なく返事をしたら、「だったら、せっかくだからウサギの顔だったらかわいくていいよね」「えーっ、ぜったいクマのほうがいいよ」。ちょっと待ってよ。あれは車が衝突した時に飛び出すのよ。そんなの見て楽しんでいる状態じゃない!(10.4毎日新聞)

061】食事の後片付けは誰しも嫌なものだが、私のいとこは遊びに来るたびに、毎食後、決まって後片付けをする。「いいよ、いいよ、早い者勝ちよ!」と言って洗い物をしている。何かこちらが損をした気がするから変なものだ。

062】JR名古屋駅の新幹線ホームでのこと。おじいちゃんを見送りに来ていたらしい5歳くらいの男の子と若いママ。「さようなら…」と手を振って列車が出た後、突然男の子が「ママ、大変だ! あの『ひかり』バックしていく」と大声で叫んでいた。

063】夜7時近く、浅草で露天商の前を通りかかったら「さあ、つきたてのおもち、おいしいよ」と、掛け声を出して売っていた。ふと見ると「朝つきたてのおもち…」という表示が出ていた。

064】テレビで経済評論家が「今ほど不透明な時代はありません!」と、ぶっていた。しかし、果たして過去に一度でも「透明な時代」ってあったのでしょうか。いつの世でも、不透明だと思うのですが。(以上10.4週刊読売)

065】街で見かける友人、知人のそっくりさんは、服の趣味までそっくりなので、すごく困る。

066】永谷園のCMで豪快にチャーハンをかきこむ男性は、チャーハンを型抜きにするという、実は細かい男だと思う。

067】最近なんだか釈然としなかったこと。小田急線某駅ホームにて、喫煙スペースをきちんと守ってタバコを吸っている高校生を発見した時。(以上10.5ぴあ)

068】地方紙に尋ね人の広告が出ていた。「○○へ 特に帰らなくてもいい ××」。(10.11朝日新聞)

069】会社のメンタルセミナーが直前になって急に中止になってしまった。講師の先生が過労でダウンしたのだという。ご自身のメンタルケアーが足りなかったのだろうか。

070】Mさんは、一人暮らしの元警察署長。投稿謝礼の為替にはしゃいでいる。「何にお使いになりますか」と尋ねると「老後に備え貯金します」。88歳の老後は何歳から?

071】「近頃女房のやつ、何日か前におれにした話を、さも初めてのようにくどくど聞かせる。それも一度や二度ではない。ボケの現象が始まったみたいで心配なんです」と後輩のA君が真剣なまなざしで私に訴えた。ところが、その話は以前A君が私に話して聞かせた同じ内容のもの。そのことを指摘したら絶句して、しばらく立ち直れない様子だった。

072】知人に待望の男の子が生まれて、姓名判断で見てもらったところ、「圭助」か「孝市」がよいとのことで、嫁さんに相談したら、どっちも駄目になった。理由は「圭助は将来、大学教授になった時、助教授と間違われる。孝市は、もし市長になった時、市がだぶってややこしい」。

073】近所の薬局のおやじさんは、このごろ若い薬剤師や製薬会社の営業マンをしょっちゅう青筋を立ててしかりつけている。イライラにはカルシウムを多く取ることを勧めたい。

074】あるテレビ番組を見ていて、ぶっ飛んでしまったのは、女性アナウンサーの次の一言。「当選者の発表をもって発送にかえさせていただきます」。

075】団地の中の公園の掲示板に「ハムスターの子差し上げます」などと貼り紙があった。しばらくして、その前を通りかかると、「ハムスターの子」の「の子」の部分に横線が二本引かれていた。もらい手がなくてハムスターが大きくなってしまったんだなと思った。

076】小学生の女の孫が、クイズに出すからハガキを1枚くれと言うので渡した。宛名は「住所不要。○○編集局クイズ係様」と書いてあった。(以上10.11週刊読売)

077】指の跡がくっきりとついたサンドイッチには、確かに手作りだと安心したいところだけれど、でもねえ。

078】サラリーマン生活(飲酒&運動不足)→腹が出てくる→朝、ズボンをはくのが億劫になる→会社に行きたくないという悪循環が発生する。

079】皮下注射を「ヒカチュー」と略すとかわいいものを想像する。(以上10.12ぴあ)

080】歴史を習っている小学6年の長男が「織田信長が…」と言うのを聞き、小学3年の次男は「呼び捨てはダメなんだぞ。先生が言ってたもん」。以来、うちでは織田信長さん、豊臣秀吉さんなどと、親しく呼ばせていただいている。

081】会合にお茶を持って行く役を引き受けた。前日、ペットボトルを数本買い、中学生の娘に冷蔵庫に入れておくよう頼んだ。会合後、たくさん残ってしまい、よく見ると油性ペンで「飲むな」と書いてあった。よく見てから出すべきだった。(以上10.18朝日新聞)

082】ドライブの帰途、隣に土ほこりにまみれたライトバンが止まった。車体には指で「近日洗車予定」とほこりをなぞって書いてあった。

083】2年ほど前に、値の張る腕時計を買った。万一のことを考えて、スペア用に値段の安い腕時計もついでに購入しておいた。先日、安いほうの腕時計の電池が切れたので、さっそくスペアの腕時計を取り出してはめたら、購入時期が同じだったためか、スペアのほうも電池が切れていて針が止まっていた。

084】「ワシに勝ったら、こづかいやるよ」と言われ、おじいちゃんの将棋の相手をした。まさかと思ったが、僕が勝ってしまった。約束のこづかいを要求したら、「出世払いにして! でなければ50年ローンに!」とのたまうおじいちゃんは70歳だ。かなり往生際が悪い。

085】妻とファミレスへ。食べ残した料理を「犬にやるから折りに詰めて」と妻が店員に言った。すると、店員が折り箱に手当たり次第に放り込むのを見た妻が「もっときれいに盛り付けて」。(以上10.18週刊読売)

086】オーディションに送る書類の健康欄に、生命力旺盛と書いた。

087】駅で見かけた某県の遊園地のポスター。観覧車の写真を使っているのだが、点検の時のものらしく、ほとんどのカゴの扉が開いていて中は無人…。怖い。

088】豆腐の上に納豆をのせて醤油をかけて食べると、けっこううまい。これもある意味「親子丼」だろうか。

089】時間どおりに確実に(?)起きる方法。(1)保存用ビデオテープをデッキに入れる。(2)起床時間に録画が始まるよう予約を入れる。(3)録画が始まる前に起きて、予約を取り消せば勝ち…というものですが、私はやりたくない。

090】「三度の飯より好き」と言うが、三度の飯って好きだから食うものか?

091】デブのエレベーターガール。まずお前が降りろ。(以上10.19ぴあ)

092】久しぶりに夫とフランス料理店へ。最後の料理が来る前に店の人に「おなかの加減はいかがですか」と尋ねられ、「少し下痢気味です」と答えてしまった。病院じゃなかった…。

093】兄の孫は3歳。7月に他界したひいおばあちゃんの仏前で毎日「早く新しいおばあちゃんが来ますように」と祈っている。

094】友人達と下校途中、カラーコンタクトレンズの話になった。「青色のをしてみたいよね」「赤がいいなあ」と、何色がいいかと言い合っていた。すると、それまで黙って聞いていた友人がポツリと「じゃあ、私は白かなあ」。それじゃあ白目だよ。

095】小学5年の息子の机の上に、社会科のテストが置いてあった。×印が多いので見ていたら、「この戦いの後、鎌倉幕府はどうなっていったのでしょう」の問いに、大きな字で「死体がちらばっていた」と書かれていた。(以上10.25朝日新聞)

096】ジベタリアンを嘆かわしく思い、新聞の投書欄への原稿をワープロで打っていたところ、「しゃがみこんだ若者」が「社が見込んだ若者」と変換された。(10.25週刊読売)

097】ティッシュ配りのおねえさんが、わざわざポケットから自分のティッシュを出して鼻をかんだのには感動した。

098】山道を運転中、「落石注意」の看板を見た父「注意のしようがないよな。いっそ『落石覚悟』のほうがわかりやすいぞ」。いや、わかりやすくされても…。

099】あったら怖い、粉末状にしたバイアグラが混じっている大人のふりかけ。(以上10.26ぴあ)

100】父親が死後に献体すると言い出した。「人体の不思議展」で再会することになっても、きっと気がつかないだろうなあ。

101】「カール」って関西では「うすあじ」、関東では「しおあじ」があるらしい。名古屋に行ったら「うすしおあじ」というのがあった。

102】「英会話のジオス」のCMで、金城君が言う「英語が話せると10億人と話ができる」というコピーは説得力がある。(以上11月号Lマガジン)

103】夫婦で北海道・函館へ旅行した時、五稜郭タワーのエレベーターに「おいしいイカそうめんの作り方」という貼り紙が。「1、イカを海からとってくる 2、イカの皮をむき短冊に切る」。とる方法が知りたいわ。

104】体重をはかっていると3歳の孫が来た。体重計に乗せて「まだ13キロだね」と言うと「今のは足だけだった」と、体重計の上で四つんばいになって見せた。

105】英語教師の夫の車に、小学1年の息子と乗った。カーナビのアナウンスが英語に切り替えてあり、それを聞いた英語嫌いの息子はパニックに陥り、「ひらがなで言って!」。

106】夫とテレビを見ていた。夫の退職金3千万円を持って妻が消えたという再現ドラマが流れ、「私なら1千万円でも残しておいてあげるけどなあ」と言ったら、「ありがとう!」と夫に感謝されてしまった。(以上11.1朝日新聞)

107】どうも勉強の方面には身が入らない小3の息子。ある日、学校から帰ってくるなり「お母さん、僕、国語の時間に新記録出したんよ」と言うので、やっと勉強もやる気を出してくれたのか、と喜んで話を聞いてみると、「あのね、1時間に10ヶ所も蚊にさされたん、今までの最高記録や!」。(11.1毎日新聞)

108】以前から疲れた時や酒量の多い時、家内にいびきを指摘されていた。先日、夫婦でテレビを見ていたら、ひどいいびきの人は睡眠中に呼吸がひんぱんに止まり、短命の傾向があると言っていた。その夜から、いびきをかかずに寝ていると呼吸停止と勘違いし、家内があわてて起こすので、迷惑している。

109】テレビの髷もの番組大好き人間の一人であるが、子供たちが出る場面で時々、「ヤッター、ヤッター」と大騒ぎするシーンに出くわす。子供たちはあの時代から、あんな言葉づかいしていたのか。

110】テレビを見ながら朝食をとっていた小3の孫が突然「僕、今日学校へ行かない!」。さては、登校拒否? あわてた母親が「どうして!?」。すると、孫いわく「今、テレビの占いで双子座は外出を控えたほうがいいって言ったもん!」。「学校は別なの! じゃあ帰ってきたら、どこへも遊びに行ったらだめよ」と母親。

111】回転寿司を、それ自体がクルクル回るものと思い込み、回り始めるのをずっと健気に待っていた3歳の長女。

112】我が家は貧乏である。そのことは植物にもわかるらしい。その証拠に、ホームセンターで買い求めた「金のなる木」と「幸福の木」の両方とも、すぐに枯れてしまった。

113】3歳の孫は焼き魚が大好き。イワシを焼いてやったら、頭だけ残してきれいに食べた。「イワシは頭も食べられるんだよ」と言うと「ここは頭じゃなくて、お魚の顔でしょ」ときた。

114】学校で生徒が手洗い推進ポスターをかいていた時のこと。ポスターには「食事の後とトイレの前には手を洗おう」とあった。おいおい。(以上11.1週刊読売)

115】遠くから帰ってきた時、見慣れた建物や看板を見ると「やっとうちに帰ってきた」と思う。でもそこはうちじゃない。

116】母は「一度どこかに上陸したお下がりの台風なんか嫌だ」と言う。あくまで初物が好きらしい。(以上11.2ぴあ)

117】夕飯を食べていた時、小学3年だった息子が「どうしてお父さんと結婚したん?」と聞く。「一緒にいると安心するから」と答えたら、彼は「そうやな。ハンサムやとドキドキするもんな」と妙に納得していた。

118】幼稚園に通うめいが日本脳炎の予防接種に行った時のこと。彼女は途中の車の中でとても御機嫌で、「ニッポン、チャチャチャ」と大騒ぎしていたらしい。「日本の応援」のつもりだったのね。(以上11.8朝日新聞)

119】友達がタコ焼きを買いに行った時の話。タコ焼きにタコが入っていなかったらしくて、「タコが入っていない、これ」と店先で大声で言ったら、タコ焼き屋のおじいさんが「まあ、メロンパンにだってメロン入っているわけじゃないしな。うちのタコ焼きも同じだ」と言ったそうだ。(11.8毎日新聞)

120】風呂に入っていた夫が濡れたままで飛び出してきた。「電話、鳴ってんじゃないのか」。実は、その時テレビのドラマで電話が鳴り続けていたのだ。テレビの音声が良くなるのも考えものだ。

121】バイクを欲しがっていた高2の息子が店から契約書をもらってきた。勝手に自分で書き込み、「おやじ、ここに保護者の印を押してくれ」と言ってきた。「俺、何を保護せにゃいかんのか?」と聞いたら、「警察に補導されそうになったら、保護してくれよ」。

122】テレビの修理を電器屋に頼んだ。来てもらったついでに、屋根の上に取り付けてある衛星放送のアンテナの支柱のテープがひらひらしていたので「上って点検して」と妻が頼んだら、「屋根に上るだけで800円もかかりますよ」だと。そばで聞いていた息子「じゃ、代わりにおれが上ってやるよ」。(以上11.8週刊読売)

123】ある日の私とN子の会話。私「じゃあ、いつにする? ○日は?」N子「あー、その日はちょっと、考えごとがあるんで…」。どうやら私との約束は「考えごと」以下らしい。

124】話下手の彼は、6秒1円電話のせいで「俺、電話したぞ、じゃあな」しか言わずに切るようになった。恨みます…。

125】我が家のワープロで「イレタテノオチャ」と入力したら「入れた手のお茶」と変換された。(以上11.9ぴあ)

126】友人の家族は全員電話に出るのが嫌いで、なかなか受話器を取らない。先日もやっぱり出てくるまで長くかかった。何をしていたか後で聞いたら、「電話に出たくなかったから、誰が出るかじゃんけんで決めていた」。時間を稼いで切れるのを待っていたらしい。

127】「ゆで卵を作る時、塩を一つまみ入れると殻がむきやすくなる」と聞いてきた夫。自ら塩を入れ、殻むきもして「ほらな、きれいにむける」と自信満々。が、数日後、自分が入れたのは砂糖だったと気付き、ショックを受けていた。何でもよかったのね。

128】仕事を辞めて暇になった。子供たちが幼い時に参考にしていた「お菓子作りのハンドブック」を引っ張り出して読んでいたら、夫がギョッとしている。表紙の「お菓」の部分が破れてなくなっていた。(以上11.15朝日新聞)

129】中学校の授業で「不良にタバコをすすめられた時の対処法」というのに「禁煙中ですからと断る」というのがあった。

130】「白身魚」って意外と怖い表記だと思う。何の魚かわからないわけだし。(以上11.16ぴあ)

131】昨年、14歳になる我が家の愛犬ポチの元気がなくなった。病院へ連れて行くと、先生は「なるほど。確かに顔色も悪いな」と真顔でおっしゃった。もともと真っ白ですが。

132】両親が遊びに来た帰り、空港の免税店に寄った。洋品雑貨のコーナーにネクタイ専用の細長いカバンがあり、「しゃれたものがあるねえ」と母に言うと「もっとすごい物がある。パンツ専用のカバン」。へえと思ってよく聞くと、ブリーフケースのことだった。じゃあ、トランクス用は?

133】遠足の日、お天気になって喜んでいる小学2年の妹に、中学1年の兄が言った。「晴れたんは、てるてる坊主のおかげやと思っとるかもしれんけど、この世で天気を自由にできるんはドラえもんだけなんやぞ」。彼の顔は真剣だった。(以上11.22朝日新聞)

134】洗濯機の中に自分の洗濯物を入れていた息子が「お母さん、この洗濯機は手も洗えるの?」と突然聞いてきた。「だって手洗いコースって書いてあるよ」。

135】ラジオ番組を聞いていた時のこと。DJがある相撲好きな女性のハガキを読み終え、最後に「ケガしないように気をつけて下さいね」と親切な一言。しかし、よく考えてみると、その人は相撲をとるのじゃなくて見るのが好きなのでは?

136】5歳の孫と夫が話をしていた。「おじいちゃんの年はいくつ?」「隣のおじいさんと同じだよ」「じゃあ、隣のおじいさんはいくつ?」「他人の年なんかわからんわい」。(以上11.22山陰中央新報)

137】ケンカ友達と言われている私の両親が銀婚式を迎えた。お祝いに父の職場から金一封が出た日、母が「私が生きているから銀婚式でお祝いが頂けたのよね。ありがたいと思ってよね」と言うと、父が「いや、香典代のほうが高いんだ」。

138】小3のおいがパンパンにふくらんだランドセルを背負って登校するので、妹がなぜそんなに荷物が多いのか聞いたそうだ。おいが言うには「時間割を合わせるのが面倒くさいから、全教科の教科書とノートを持っていくんだ」。(以上11.22毎日新聞)

139】健康診断の視力検査でのこと。技師「視力計をのぞいて、中に見える輪の切れている方向を番号順に言って下さい」受診者「左、右、下、上、マル、マル、テン、テン、テン」。そういう時は普通「わかりません」と言うよ。

140】会社の慰安旅行で日本でも有数の温泉地へ行った。二次会を終えて歓楽街をプラプラしていると、怪しげなお兄さんが寄ってきて「旦那、裸の写真あるよ。2人で激しくからみ合っているやつ」という。1枚500円というし、酒も入っていたので、話のタネに1枚買った。開けると、小錦が土俵で相撲をとっていた。

141】先日、ファミリーレストランでウエイトレスにメニューの写真を指差して「これ、おいしい?」と聞いたら「さあ、私も食べたことがないのでわかりません」という正直な答えが返ってきた。

142】商用で都心に出かけ、電車の中で生まれて初めて座席を譲られた。女房にその話をして以来、私が出かけるたびに「座りたいような顔をしていないでよ」と忠告する。座りたい顔ってどんな顔なんだろうと、鏡で自分の顔を改めて見たが、わからなかった。

143】家ではテコでも動かない夫。外出から戻ってみると、植木鉢が倒れてジュウタンは泥だらけ。「よく平気でいられるわね!」と声を荒げると「これが、見ないようにするのも結構大変だったよ」と疲れ果てたように言う。(以上11.22週刊読売)

144】「はぐれ刑事」の再放送が好きだ。どのくらい好きかって、再放送を楽しむために決して本放送を見ないほどだ。

145】料理番組を見ていて、すごく気になること。おそらく分量どおりに測られた調味料を、鍋に入れる時に少し残すのはなぜ? 味が変わっちゃうじゃんか。

146】某ビデオレンタルショップにて。レジのカウンター上のUSAゴジラのフィギュアに触ろうとした子供に、父親らしき人が一言、「それ本物だから、触っちゃだめ」。

147】「八方ふさがり」。台風のせいで遊びに行けないのに、台風情報番組でテレビがつまらない日の状況。(以上11.23ぴあ)

148】近くに住む主人の祖母は、何か尋ねられると「若い者に聞いておきます」と言うのが口癖。祖母は105歳で、若い者とは80歳を過ぎた彼女の娘である。

149】娘が5歳で水ぼうそうにかかった時のこと。赤いポツポツでいっぱいの自分のおなかを見ながら言った。「おっぱいがわからなくなっちゃった」。

150】夜、父とテレビを見ていた。旅の番組で「田舎の小さな学校がある」とナレーションが流れた。が、画面に映っているのは、どう見ても大きな学校だ。「田舎って言葉になると、何でも小さくなるのかなあ」と父は不服そうだった。

151】電話を取り次いでも、夫はすぐに出ない。いつも電話を前に数秒待ってから受話器を取る。「どうしてすぐに出ないの?」と聞くと「だって、広い家に住んでいると思わせたいじゃん」。(以上11.29朝日新聞)

152】高2の娘は、ただいまアメリカ留学中。送られてきた手紙に「1マイルを8分で走ったよ。早いでしょ」と書いてあった。私が86歳の母に「1マイルってどのくらい?」とたずねると母は「確か17町だよ」と言う。「やだーっ。じゃあ1町はどのくらいなの?」と聞くと、今度は「60間」と明解な答え。我が家の数の単位は一昔前です。(11.29毎日新聞)

153】よく利用する駅のそば店には、そばつゆに関東風と関西風がある。先日、私が食べていたら、店員のおばさんが客に「関西風と、どちらにしますか」と聞くと、客は「普通の!」と答え、おばさんはてきぱきとおつゆを入れていた。他人事ながら、いったいどっちのおつゆを入れたか、気になった。

154】深夜のラジオ放送を聴いていたところ、リスナーが「明日受験なんですけど、アドバイス下さい」とファックスを送ってきたらしい。それに対して、DJは「今すぐ、このラジオを消して寝なさい!」と的確なアドバイスを与えていた。(以上11.29週刊読売)

155】巨乳ブームの次は、巨腹もしくは巨太ももブームが来ないかなあ。もしそうなら、もうブームの先取りなのに。

156】所ジョージのCMで有名な001電話。あまり意味がわからずにとりあえずかけてみた。その後請求書が届いてびっくり。なんと請求額5円なり。請求書の郵送料のほうが高い。(以上12月号Lマガジン)

157】マインドコントロールの勉強をしたのだが、最後に出た結論が「マインドコントロールにかかりやすい人は『自分だけは大丈夫』と思っている人」だった。じゃあどうやって防いだら良いのだろうか。(1月号Lマガジン)

158】川島なお美は、以前ケガをして何針か縫った時に「私にはワインの血が流れている」と言った。ということは、体は酸性で、成人病をわずらっているのではなかろうか。(読者投稿)

159】昔ある所で、おじいさんが芋を掘っていました。そこへ進駐軍のアメリカ兵がやってきてその芋を興味深く見ていました。不安になったおじいさんは「掘ったイモいじんなー」と叫びました。おじいさんが叫んだ声がアメリカ兵には"What time is it now"と聞こえたので、彼は "It's two o'clock."と西部なまりで答えました。それが、おじいさんには「売っておくれー」と聞こえたので「一貫、5円と30銭」と答えました。そうしたら、アメリカ兵には今度は"It can go into sandy shit."と聞こえたので、これが食料の芋だとわかり、"Oh, it's potato"「そうじゃ、芋が多い」とお互いによく分かりあうことができましたとさ。(読者投稿)

160】DIY店で見つけた「剥がせる両面テープ」と「超強力両面テープ」。この二つを貼り合わせるとどうなるんだろう???…。ま、いいか、「両面粘着帯」って故事成語が出来るわけでもないし。(読者投稿)

161】近くのスーパーで 安売りの「リサイクル紙」と書かれたトイレットペーパーを買いました。でも、だれかが拭いた紙だと思うと、汚いような気がしました。(読者投稿)

162】新鮮であることをアピールするために、魚屋が生きた魚を水槽に泳がせているのはよくある話。でも、同じことを肉屋がやったら恐い。(読者投稿)

 

1999年冬(1998.121999.2

001】漢字をど忘れして、大学一年の息子に「どうだったっけ?」と聞いたら、「お母さん、常識ないね」。言葉を返せずにいると、「今時の学生に字を聞くもんじゃないんだよ」。

002】3歳の息子と買い物にコンビニへ。どれを買うかなかなか決められずに迷っているので、「早く決断しなさい!」と言ったら、彼は突然、泣きながらズボンとパンツを下ろした。「ケツ出し」じゃないの…。

003】一緒に本屋に行った小学4年の娘が「へー、最近はネコ語を読むんだ」と感心している。時代もそこまで進んだかと思ったら、「猫ごよみ」という来年のカレンダーだった。(以上12.6朝日新聞)

004】引越し先でガス屋さんにガスの元栓を開けてもらい、その後、ガス器具の点検をしてもらった。その際、ガス屋さんはガス漏れ警報機の購入を勧め、「あったほうが安全ですよ。ガス器具だって安全じゃありませんから」。不安になり買うことにした。続いてファンヒーターの購入も勧められた。私が「ガス漏れが怖いなあ」と言うと「大丈夫、ガス漏れなんて、めったに起こりませんから」。それが怖いんだよ。

005】整理整頓が苦手な私。そこで、収納上手や簡単収納などをうたった本を購入。けれど、たくさん買いすぎて、今度はその本の整理に苦戦している。

006】「いし焼きいもー」に続いて「押さないで。怪我人が出たら困るので、一列に並んでください」とマイクの声が流れてきたので、外を見たけれど、おいも屋さんのほかには誰もいなかった。

007】カラー刷りがほとんどの新聞のチラシの中に珍しく白黒のチラシがあり、目を引いた。見ると、某紳士服店のもので、但し書きに「チラシ代もお客様に大還元! 一品でも多く恩返しできますよう、一色チラシにて失礼します」とあった。(以上12.6週刊読売)

008】おかまやミスターレディーの方たちがふと出す「本当の」野太い声に、男の色気を感じてしまうのは私だけだろうか。

009】掃除せぬ・ほこりのつもる掃除機に・掃除機かける秋の夕暮れ。

010】最近の東京ドームは、専ら廃棄物の膨大な量を示す単位になっている。

011】レストラン「デニーズ」のメニューがファイル化された(アルバムみたいにメニューが1枚ずつ差し替えられる)ので、「愛してるよ」と書いたメモをはさんで、見知らぬ誰かにラブコールを送っている。(以上12.7ぴあ)

012】今でも貝を見ると思い出す。中学生の時、「シジミの化石が出土した場所は、昔は何だったか」というテストで、友人は「台所だった」と答えた。

013】新婚旅行でニュージーランドへ。レストランで日本語のメニューがあり、「魚羊魚」というものが。「魚と魚の間に羊の肉が挟まれた郷土料理かな?」と言っていたら、「鮮魚」のことだった。

014】夜、目を覚ますと布団が半分の長さになっている。怪奇現象かと怖くて、そのまま我慢して眠った。次の晩も目を覚ますと半分に。恐ろしかったが、勇気を出して明かりをつけたら、自分が90度回転していた。

015】夕方、4歳の次女が突然叫んだ。「あたしのワンピースかけるハンガーは!?」。隣では、小学校5年の長女が小学校2年の長男に、掛け算の特訓をしていた。

016】スポーツクラブのサウナで、中年のおばさん二人の会話が聞こえてきたので聞いていた。「そやけど、あっちのあれは、あそこのあれより、ちょっとあれやと思わへん?」「そうやなあ。あっちのあれのほうが、あそこのあれよりも、あれやわなあ」。(以上12.13朝日新聞)

017】狭い我が家で息子の誕生会を開くことになり、食卓の周りにある炊飯器やポットを風呂場に隠していた。当日、息子の友達に風呂場をのぞかれてしまい「ここでご飯食べてるの?」と聞かれた。

018】グルメを自認する先輩、居酒屋で「ミリンチ」と書かれた紙を見て「ミリンチなんて食べたことないだろう」とそれを2個頼んだら、板さんが「お客さん、ミリン干しですか?」。

019】横浜フリューゲルスが合併されることに反対のサポーターが34万人の署名を集めたが、資金難が根本的原因だから、カンパを集めたほうがより効果大であったと思うが…。

020】野菜嫌いの夫が、親類宅で出されたニンジンのソテーをポケットに入れて帰ってきた。「大の男がニンジンが食べられないなんて、恥ずかしいだろ」と言う。ポケットがベトベトの上着を、クリーニング店に出す恥ずかしさはどうしてくれるんだ!

021】地方のラジオ局の面接試験での話。「即興で寸劇を作れ」と言われた女子大生の姪は即座にドアを開け、ライバルたちに怒鳴った。「入社予定者はすべて決まりました。皆さんは交通費を受け取ってお帰りください」。姪は見事合格した。(以上12.13週刊読売)

022】桃太郎が出たあとの桃って、食べたのだろうか。

023】友人のひとこと「ピン札(新札)をしわくちゃにしてくれる機械を誰か発明してくれないかな」。数えにくいからって…。

024】よく商店などのおばちゃんで「ありがとうございました」のかわりに「すいません」と言う人がいるが、つい、何か妙なものを買わされたのでは?という気がしてしまうので、やめてほしい。(以上12.14ぴあ)

025】親類で集まった時、おいが父に「くそじじい!」と叫んだ。それを聞いた姉がしかった。「『くそ』も『じじい』も両方とも悪い言葉よ。『うんこじいちゃん』って言い直しなさい」。

026】高血圧で病院に通っている母が、お医者さんに注意された。「肥満は心臓に悪いです。車で言えば、小さなエンジンで大きな車体を動かすようなものです」。それを聞いた妹は「高性能ってことじゃない?」

027】小学1年の息子が、国語の教科書を音読していた。「おじさんが公園でイキむとき、…うっとりします」。変な話だなと教科書を見たら、おじさんは「公園で休んでいた」のだった。(以上12.20朝日新聞)

028】平積みの本を買うときは、他人の手あかがついていない上から3番目の本を抜いて買うのだが、先日、隣で立ち読みをしていた人が、なぜか上から3冊目の位置に読んだ本を戻していたので、考えが変わった。

029】引っ越してきたばかりなので、隣近所の人とまだうまくなじめない。自分から話すことが大切なのはわかっている。しかし、話題がない。で、ゴミの収集日と出すゴミの種類などを聞くことにした。皆さん親切に教えてくれた。同じ話を何度もするのは馬鹿らしいのだが、仕方ないと覚悟する。「あの人は何度言ってもすぐ忘れる」そんなレッテルを1枚もらうのはあっと言う間だった。

030】テレビで「彼女は大きなトラウマを抱えているんだ」という話を耳にした夫が「トラウマって何だ? 新種のペット?」と聞いてきた。(以上12.20週刊読売)

031】CDラジカセを購入したら、店員に「これは当店がメーカーに直接作らせたオリジナル商品です」と説明された。その店のチラシには「他店で同製品が一円でも安かったらお申し出下さい」と書いてある。(12.27北海道新聞)

032】先日、駅ビルの商店街を歩いていると、某牛丼屋の店先に次のような垂れ幕が。「本日だけの大サービス! 並も大盛も特盛も500円均一!」。実はこの店、ふだんは並が400円で大盛と特盛はそれぞれ100円増し、200円増し。果たして、損得勘定はいかに?

033】「また忘れたの」と言われたおじいちゃんが言い返した。「それを言うなら、老人力がついたと言いなさい」。(以上12.27週刊読売)

034】某料理番組にて。「この手の作業は時間がかかりますから、助手の方にやっていただきましょう」、さらに別の作業も「時間が無いので助手の方に」。しかし最後の過程では「時間が無いので、出来上がりのものはこちらにあります」。だったら助手の人の努力は?

035】「キャンディ・キャンディ」の原画展を見るにはこの歳では恥ずかしい、と思ったが、考えたら来る人はみんな30歳前後。

036】私は「財布の形がくずれる」という理由で、今まで一度もコインを財布に入れたことがない。(以上1.4ぴあ)

037104歳の母がよく言う。「なんでたくさんのお金をかけて、お月さんや火星なんかに行きたがるんだろう。下から見ているだけできれいなのにねえ」。

038】テレビのCMを見て「テレビ電話って出来るんだ、いいねえ」と言ったら、中学2年の息子が「ぼくいらない。間違い電話した時恥ずかしいもん」。

039】宿題をしながら中学1年の息子がしみじみ言った。「中学生になったら試験問題や宿題が厳しくなってきたよね」。なぜだか聞いたら「小学生の時は『といてみましょう』とか『答えましょう』だったのに、今は『とけ』とか『答えよ』とか命令形だもん」。(以上1.10朝日新聞)

040】電柱の「バイアグラ個人輸入代行承ります」という張り紙の下に「相手の女性も代行してくれ」とフェルトペンで書き加えられていた。

041】事務系と技術系の合同会議は必ずもめる。「あんたらは我々の苦労を知らんからな」が開戦の合図。「両方できれば、こんな会社にいるかよ」で、お互い納得して終わる。

042】年末になると、CMでも酔っ払いがよく登場する。息子が「酔っ払いって、必ずひもで縛った包みを手にぶら下げているけど、あれなーに?」と聞いた。息子は、酔っ払いのシンボルだと思ったようだ。

043】数年ぶりで風邪をひき、お医者さんへ行った。超満員でなかなか自分の番が来ず、気分も悪くなってきた。その時、隣に座っていたおばあさんが声をかけてくれた。「しんどいやったら、家帰って休みや」。

044】屋内型ジェットコースターに子供と乗り込もうとすると、係員が「お子様は安全な奥へお乗り下さい」と言うではないか。思わず「えっ、外側は危険なの?」と聞くと、係員は真面目な顔で「いえ、危険というわけではないのですが、落ちた時に衝突物が多くてけがをされるので…」。(以上1.10週刊読売)

045】街頭ニュースが流れる電光掲示板に「小■首相」という文字が。「渕」の字が登録されていないからだと思うけど、一応首相なのに…。

046】原材料からすでに違うのに、独自性も出せずに同じ料理法にされている、うどんとそばが不憫でならない。

047】着色たらこより、無着色たらこのほうが高いのはなぜ? 着色料の価格は?(以上1.11ぴあ)

048】通勤ラッシュの駅で。「白線の内側に下がってお待ち下さい」とのアナウンスも効果無し。が、「そこのかっこいい方、下がって下さい」と流れると、みんなが一歩下がっていた。

049】第二子を帝王切開で出産。お兄ちゃんになった幼稚園に通う息子が心配そうにやって来た。が、彼は私よりも心拍数などを表示する機械にくぎづけ。「これ、なんだかうるさいね。止まっちゃえばいいのに」。頼む、殺さないでくれ。(以上1.17朝日新聞)

050】職員室での話。「先生、これあげる。赤ちゃんが生まれるお祝い」。生徒は産休に入る直前にプレゼントを渡すと、すぐに職員室を去った。「ありがとう」と若い教員は言ったままプレゼントをじっと見続けていた。彼女がもらったのは、出産祝いと印刷してあるのし袋のセットであった。

051】週刊誌を週間誌と書くと間違いだと言われるが、売るほうの側から見れば、週刊誌でも、買うほうの側から見れば週間誌だろう。どちらも間違いではないと思うが…。

052】年賀状はできるだけ簡単にと、「卯」の一文字にすることにした。もっと簡単に「う」ではどうかと思ったのだが、どう見ても、うなぎの「う」にしか見えないので、やめにした。

053】6歳と4歳になる姉の子供たち。いつもはケンカばかりしているが、たこ焼きを食べる時、両者の利害関係が一致する。たこ嫌いの兄はたこだけ残し、たこの好きな弟はたこだけ食べる。(以上1.17週刊読売)

054】私は携帯電話を持っているが、通話料より基本使用料の消費税のほうが高い。

055】ある日の私と夫の会話。夫「寒いかい?」私「寒くないよ」夫「じゃあなんで暖房入れてるの?」私「暖房入れてるから寒くないのよ」夫「…」。(以上1.18ぴあ)

056】スーパーの初売りに出かけた時のこと。お得な福袋はないかと店内を探し回っていると、食料品売り場にかわいい袋が置いてあり、少し見える中身には「お年玉」という袋が…。「やったー、お年玉だ!」と喜んで買って帰り、袋を開けてみると中にあった袋の正体は空のお年玉袋だった。(1.24山陰中央新報)

057】もうすぐ結婚十周年になるので主人に「この指輪欲しいなー」とチラシを見せたら「これかあ。サイズ合うかなあ」とハサミでそのチラシをジョキジョキ切り始めた。(1.24北海道新聞)

058】妻とスーパーに行った。4時前、買い物かごにパンをいっぱい持った人たちがウロウロしている。何やっているんだろう? 早くレジに並べばいいのに、と思っていた。と、その時、店内放送が。「4時よりパンが半額になります」。放送と同時に、その人たちは一斉にレジに並んだ。あわててパン売り場に行ったが、おいしそうなパンはほとんど残っていなかった。(1.24週刊読売)

0591999年7月、何も起こらないほうに1万円! 誰か乗れ!

060】某ポテトチップス。「のりしお」より「うすしお」のほうがナトリウムの量が多いけど、それってOKなの?

061】再婚の結婚式の場合も、やはりバージンロードを歩くのだろうか?

062】友との会話。友「私は今を精一杯生きてるからさあ」私「そう言えば聞こえはいいけど、要は、今でいっぱいいっぱい、あっぷあっぷしてるってことだよねえ」。(以上1.25ぴあ)

063】4歳の息子が「お友達に犬とか猫とか飼ってる子がいるんだよ」私「うちは団地だから飼えないなあ」息子「何だったら飼えるの?」私「鳥さんとか、うるさくないのかなあ」。息子はそれを聞くと「じゃあアイガモさんとかラクダとか? やったー!」。

064】会って間もない人から渡された薬を飲んだというニュースを聞いて、「よく飲む気になるよね」と言ったら「お前は、かかりつけの先生が出す薬でもなかなか飲まんのにな」と夫に言われた。(以上1.31朝日新聞)

065】新入りの入院患者の家族が隣のベッドの患者に「うちのおばあちゃん、同じ話を何度もするので、うるさいと思うんです」。すると、その付き添いの人が「大丈夫です。うちのおばあちゃんは、今聞いたことをすぐ忘れる人ですよ」。二人のおばあちゃんはすぐに仲良しになり、毎日話がはずんでいる。

066】異例の早さで新薬として承認されたバイアグラ。「厚生省の役人が一番欲しかったんだな」と思った人は多いと思う。(以上1.31週刊読売)

067】時代劇なのにマニキュアを塗っている女優さんを見てげんなりするのは私だけ?(2月号Lマガジン)

068】日本一ひったくりの多い大阪。が、しかし、上岡龍太郎いわく「日本一ひったくられてる大阪人」。

069】うちの近くの図書館には、「航空」のコーナーにUFOの本がある。それは大目に見るとしても、ミステリーサークルの本までそこに置くのはいかがなものか。

070】みなさん、メガネを作るとき、黒ぶちのロボットみたいなメガネを装着しましたね。メガネをかけたあなたの友人、あの有名人、みーんなあの恥ずかしい格好していたんですよ…。

071】ある日、東横線に乗ったら、すべての広告が「数の子」で気持ち悪かった。

072】財政難なのに減税というのは、やせているのにダイエットするのに似ている。(以上2.1ぴあ)

073】「消費税還元セール」がはやっているが、昨年末、近所のスーパーから「不況還元クーポン。今年一年の感謝を込めて」というのが配布された。還元されたら困る。

074】夫の死亡診断書を受け取りに病院へ行った。手続きを済ませていると、看護婦さんが現れ、「どうぞお大事に」とファイルを手渡しながら言った。

07515年飼っている我が家の愛犬は、耳が遠くなり足腰も弱ってきた。白内障の症状も出てきたので、動物病院の先生に相談したところ、「細かい仕事をするわけじゃないから、まあいいでしょう」と一言。(以上2.7朝日新聞)

076】テレビの番組で、温泉に行って美味なる物を食べるというのを見ながら、晩酌するのが趣味の夫に「私も毎日作ってばかりで飽きたから、おいしい物を食べに連れていって」と言うと、夫いわく「同じ物ばかり作るから飽きるんだ」。

077】年賀状を分けていた時のこと。父あてのはがきを手にして「あれっ」と思った。牛の印刷がしてあったからです。今年はうさぎ年なのにな。もしかしたら、うさぎを「う」と言うので牛の「う」と間違えたのかなと思った。

078】叔父は健脚を自慢にして万歩計をつけて歩いていた。ところが先日、万歩計をつけるのをやめたという。訳を聞いたら、万歩計を2台用意して両足の歩数を別々に計っていたが、どうしても歩数が合わないのでやめたとのこと。(以上2.7毎日新聞)

079】某雑誌が「忘れ物」というテーマでエッセーを募集していた。そそっかしい私にぴったりのテーマとばかり、早速書いて送った。だが、返却されてきてしまった。切手を貼っていなかった。

080】私が住んでいる団地では月に1回、日曜の朝9時から清掃がある。近所の奥様連中は「もう、朝起きて何もせず飛び出したのよ。朝ご飯すら食べられなくって」と言う。しかし、みんなバッチリ化粧しているのはどういう訳か。(以上2.7週刊読売)

081】「5秒前、4、3、2、1、0、発射」では、7秒くらい時間を使っている。

082】「オフピーク通勤・通学にご協力下さい」と駅の案内にあるが、フレックス制の学校ってあるのか?

083】若者に蔓延しているらしい覚醒剤。その「覚醒」という言葉が、SFとか超能力っぽいから良くないんだと思う。有毒性幻覚剤とか中毒性脳死剤とか害を強調する名称にすれば?

084】民放を見ていないとまったくわからないギャグばかりの紅白歌合戦っていったい…。(以上2.8ぴあ)

085】小学4年の息子は、優しいけれど内気で、ちょっと自信が無い。自信を持ってほしくて、「あなたは世界でただ一人。すごいことだよね」と言ったら「みんなそうじゃん」。(2.14朝日新聞)

086】2階に娘夫婦が同居している。婿殿は風呂に入る時、必ず「お風呂、お借りしまーす」と言って入る。いつ返してくれるのだろうか。

087】大雪で東北地方の列車が立ち往生をし、お客さんが代替輸送のバスに乗り換えているニュースを見ていたら、屋根の上に雪が積もり、つららの下がったバスの車体に「冷房車」のシールがついていた。

088】ある全国ネットのニュース番組を見ていたら、「センター試験」のニュースが流れていた。男性アナが受験生を励まそうと「七転び八起きの精神で…」と口にしたので、横から女性アナがこう言った。「まだ転んだと決まったわけではありませんので、これからも頑張って下さい」。

089】「まずい」「彩りが悪い」「おかずの品数が少ない」などと、私の作る弁当に文句タラタラの子供たちに、夫がガツンと言ってくれた。「文句を言うな! 食えればいいんだ!」。(以上2.14週刊読売)

090】拾得物とは、拾って得した物という意味ではない。

091】ペットショップでかわいいウサギを見つけ、店員さんに「ウサギの寿命はどれくらいですか?」と聞くと、「無理をしなければ10年くらいは生きますよ」という答え。無理って…。

092】食品メーカーで働く友人は、きなこの賞味期限を「2月30日」とプリントし、出荷してしまったらしい。大丈夫なんだろうか。

093】先日、彼氏と同棲している友達の苗字が変わったので、「結婚したんでしょ」と冷やかしたら、彼女の両親が離婚していた。

094】またやってしまった。「大丈夫です」と「できます」の合体語「でえじょうぶです」。(以上2.15ぴあ)

095】小学1年の妹が持ち帰った国語のテスト。「『たぬき→きつね→ねこ』この遊びは何と言うでしょうか」の問いに「ばけっこ」と彼女は答えていた。

096】母が「『かくしごとは疲れる』とお父さんがため息をついていた」と心配そうに言う。何を隠しているのか、それとなく聞いてくれと頼まれたので、「もう年なんだから隠し事はしたらあかんよ」と父に言ったら「そうやな、もうお前にまかそうか」と伝票と書類の束を渡された。「隠し事」ではなく「書く仕事」だったのね。

097】中学3年の締めくくりのテスト。「この3年間の国語の授業を通じてどんな力がついたか書きなさい」という問題で、忍耐力と書いた生徒が複数いた。そんなにつらかった?

098】入り口に大きく「コピー、速い!安い!きれい!」と書かれた文房具屋があり、十枚頼めば50円というので入った。おじいさんが出てきて、コピー機のスイッチを入れた。加熱に3分。紙がセットされておらず、店の奥に取りに行きガサゴソ探して2分。どこを押すのか迷って、私が教えて1分。やっと動いたと思っていると、おじいさんはにっこり笑って「ね、速いでしょ、昔はねえ…」。

099】「台風で飛んだみかん」「舞った木の葉」「万有引力が働く」「足が加速する」。以上、大学受験生の長女を気遣っている、我が家のわかりにくい会話です。(以上2.21朝日新聞)

100】インフルエンザの予防接種に、注射の大嫌いな小学2年の孫娘を連れて行った。腕をまくったとたん「いや! 痛いから、麻酔してからにして」と叫んだ。周囲の人たちがくすくすと笑った。医師が「麻酔の注射のほうが痛いよ」。

101】小2の姪は時間割をそろえるのが苦手だ。よく忘れ物をする。先生に「明日から絶対に忘れないように」ときつくしかられた日からピタリと忘れ物がなくなった。ある日、ランドセルを開けた妹はびっくり。中には全教科の教科書とノートが入っていたそうだ。(以上2.21週刊読売)

102】「31人芝居って何?」。よく見たら「蟹江敬三一人芝居」だった。

103】ギネスブックを作った人は、ギネスブックに載っているのだろうか。

104】8月以降が白紙の「恐怖の大王カレンダー」。(以上2.22ぴあ)

105】カゴメトマトジュースのCM「余計な味がしない」の余計な味ってどんな味なのだろうか。(3月号Lマガジン)

 

1999年春(1999.31999.5

001】さっぽろ一番のCM、「みそラーメン」の部分、音も「ミソラーソラ」になっていた。

002】友人は、数学のテストでダルマの絵を描き、「手も足も出ません」とコメントしたら、親子で呼び出された。

003】友人は、インド人が経営している雑貨屋で、「ここのカレーはすごく辛い」と説明しているインド人に向かって「インド人もビックリですね」と言ってしまった。

004】会社のめぐちゃんのお兄さんが作った回文。ヘアリキッド ケツニツケ ドッキリアヘ。(以上3.1ぴあ)

005】新聞の広告を見ながら友人が電話で注文していた。名前の説明で、「幸」の文字を「不幸の幸」と言っていた。(3.7毎日新聞)

006】近所で開業している高齢の歯医者さんは、新しい入れ歯が合わず痛いと訴える患者に「歯茎を入れ歯に合わすように努力して下さい。昔の兵隊さんは靴に足を合わせたもんです」と説教していた。

007】家内は健康自慢で、特に歩く効果を信じている。先日も「かぜ気味だから、医者に行く」と言うと、家内に「健康維持のために、歩いて行ってね」と言われた。(以上3.7週刊読売)

008】「非凡」。この字からなかなか「すごい人」というイメージはわかない。

009】歯磨きの後、口をすすぐとき「口を動かすのではなく顔を左右に振ってすすぐ」という人を珍しいと思っていたが、やってみたら意外と効率のいいことに気づき、今ではすっかり顔振り派である。

010】一人暮しでトイレの鍵を閉めることの意味。それは他人の家に行って、トイレの鍵を閉め忘れないため。

011】沖縄土産の液体とうがらしにあった注意書き、「開栓時、直接手に触れないようご注意下さい。手についたときは水で充分洗い流して下さい。」こんなもの食べて平気なのだろうか?(以上3.8ぴあ)

012】ボケを恐れる一人暮しのおばは、「同じことを何回も繰り返して言うようになったら、遠慮なく病院なり施設なりに連れていって」と何度も繰り返す。

013】食事中におかずの文句を言った息子に、夫が一喝。「男がめしのことでガタガタ文句を言うな。父さんはな、15年間黙ってがまんして食べてるんだぞ」。

014】市議会議員候補の街宣カーが道をふさいでいた。警笛を鳴らしたら「クラクションでのご声援、ありがとうございます」。

015】テーブルにガーゼ付きばんそうこうが張ってあった。3歳の娘が張ったとのこと。はがすと、表面に小さな傷がついていた。(以上3.14朝日新聞)

016】電車で女子高生が、母乳がミルクに比べてすぐれている点は経済性、スキンシップ、もう一つは何?と横の茶髪に聞いた。「そんなの簡単じゃん、お袋の味だよ」。

017】どの占いを見ても、「晩年幸福型」と出ている夫の運勢。「晩年はいつから始まるんだろうね」としきりに私に言う。でも、死期が分からないと、晩年は知ることができないと思う。

018】近頃、5歳の息子はお約束表に「まる」をもらおうと一生懸命。「きょうは、よくやったから二重丸!」あとで見ると、赤い丸が20書いてあった。

019】姑はスーパーの広告で卵の安売りを見つけると、遠くても出かけて行き、卵だけを2パック買ってきて、得をしたと喜んでいる。まだたくさん残っているうちに、また売り出しがあると買いだめするので、いつも古くなったのを料理で大量に使うことになってしまう。「本当に得しているの?」と姑に聞いてみたい。

020】小2の孫は生タマゴをかけて食べるご飯が好物である。まず、ご飯にしょうゆをかけて、そのあとでタマゴを落としてかき混ぜる。一般的には、タマゴにしょうゆをといてからご飯にかけると思うので、そのように言うと「どちらでも同じだ」とのたまう。(以上3.14週刊読売)

021】見たい映画がある。もうすぐ終わる。まあいいや、ビデオが出るだろう。ビデオ発売。いつでも見られるから、結局見ない。

022】テレビドラマのキスシーン。男優の唇に口紅がつかないのはなぜ?(以上3.15ぴあ)

023】手荒れがひどくなって皮膚科に行った。医師「主婦湿疹です。ほかの所はないですか」私「腕にもあります」医師「そうですね。顔も荒れてますね」。ガクッ。(3.21朝日新聞)

024】小学5年の孫が、宿題で2重丸をもらって帰ってきた。見ると、「一年中で一番、日の短い月は?」という問題に、「2月」と書いていた。

025】私の通院している歯医者さんには、診察室の入り口に「入室の際には口紅等を落としておいて下さい」とお知らせが貼ってある。口紅等って、ほかに何を落とせばいいのだろう。

02686歳の母がぜんざいにご飯をかけて食べた。「腹に入れればおはぎと同じこっちゃ」。

027】今度の休みにスキーに行くことにしたら、娘たちは大喜び。「また見られるかな」「楽しみだね」などと二人でコソコソ話しているので、不思議に思っていたら、滑り終わってスキー靴を脱いだ時、靴下から湯気が出るのを見るのが楽しみなのだそうだ。

028】町内会の旅行に行った母親が、みやげ物屋さんで「むらさきいもようかん」を見つけて「これ、娘の好物なの」と言いながら、周りじゅうにすすめたくせに、自分は「ゆずようかん」を買っていた。(以上3.21週刊読売)

029】風邪のとき前を歩く人のタバコの煙はとてもつらくて、根性出して全員追い越してしまった。そんなところに体力使ってたため、風邪自体がなかなか治らなかったのは言うまでもない。

030】なぜ私のお気に入りの店はすぐなくなるのか?と考えてみたところ、「いつ行っても空いていて静か」というのが気に入った理由の一つだと気づいた。だからだめなのか…。(以上3.23ぴあ)

031】銀行のエレベーターに乗ったら、きれいな外国人女性が先に乗っていて「ナンガイデスカ」と日本語で聞かれた。私は緊張して「スリー」と答えた。私にも返事ができた、とほっとしたとたん、恥ずかしさで顔から火の出る思いだった。(3.28朝日新聞)

032】学生街に新しく定食屋さんができた。さっそく行ってみると、柔道部や相撲部の猛者で満員。壁には「定食のご飯おかわりタダ」と貼ってある。翌日行くと、張り紙は「定食のご飯おかわり一度だけタダ」に変わっていた。

033】空港で航空券を買っているとき、発券をしている女性に席の希望を聞かれたので「窓際」と返事をした。キーボードを操作しながら、その女性「窓際はあいにく羽の上になりますが、よろしいでしょうか」と言うので、私が「寒そうなので中にしてください」と答えると「承りました」の一言だけ。お笑い芸人の「寒い」を実感した。

034】親しい友人3人で飲んでいたとき、H子のケータイが鳴った。彼女、電話機を取り出すと、突然大きな声で「どうして、ここが分かったの?」

035】ときどきポストに入っているピンクチラシに「巨乳から虚乳までいろいろ」とあった。

036】五つ下の妹と派手なけんかをした。しばらくして妹が「お姉ちゃん、さっきはごめんね。バカにして」と言ってきた。謝りにきたのか、けんかを売りにきたのか、はっきりしろ!

037】雑誌についていた紙の付録のことで、5歳の息子と押し問答。「もうボロボロだから捨てろ」「いやだ」「捨てろ!」「いやだ!」「捨てたらセガサターンのソフト買ってやる」「いやだ、捨てない」「お前はこんなもののためにソフトをあきらめるのか」。間髪をいれずに息子の一言。「お父さんはこんなもののためにソフトを買うのか」。(以上3.28週刊読売)

038】先日、メガネを作りに行った際、「無色ですか」と店員にレンズの色を聞かれた。「はい、フリーターです」と言ってしまった自分が悲しい。

039】「甘党」「辛党」はよく聞くが、「シブ党」「ニガ党」というのはほとんど聞かない。

040】私の中学時代の恩師であるO先生は、若い頃出張先で盲腸の手術を受けた。理科の担当だった先生はそれを教材に使おうと考え、標本にしてもらい、あげくに新幹線の中に忘れてきたのだ。以来20年、「人間の盲腸」は国鉄の珍品忘れ物ベストワンに燦然と輝きつづけている。(以上3.29ぴあ)

041】雨の中びしょぬれで帰宅した夫を見て「水も滴るいい男!」と言ったら、なぜか怒り出した。「水虫たたる」と聞こえたらしい。

042】ひらがなが読めるようになった6歳の息子。お米の広告を見て「『あき、たこ、まち』ってぼく知ってるよ」と言っていた。

043】あるお宅に電話をかけた。私「もしもし、○○さんですか?」。子供「はい。○○でしゅ」私「母さん見えますか」子供「はい。ちょっと待って下さい。お母さん電話!」。しばらくして「いないだって」。

044】3歳の娘に「もっと大きくなってすてきなお姉さんになるのよ」と言った。翌日の夜、寝たふりをしている私の頭をなでながら娘は、「お母さんはもっともっと大きいおばさんになるのよ」と優しく語りかけてくれた。

045】四十代くらいのおばさんが、高校生のはいているような、ベージュ色のブーツをはいていた。ナウいおばさんだなあと思いながら近寄ってみると、あずき色の長靴一面に乾いた土がこびりついていただけだった。(以上4.4朝日新聞)

046】「ぼくのはみんなもらいもの。この服は兄ちゃん、靴は姉ちゃん、ランドセルは○○ちゃん(いとこ)から。自分のって何もない!」「ここに立派な体があるじゃないか」「これはママからのもらいもん!」。

047】給料日前、同僚が3000円貸してくれと言う。3000円もないのかと思いながら、財布を開けてみると、ちょうど3000円しかなかったので「全財産だぞ」と言って渡すと「へえー、意外に貧乏人なんだな」。「どっちのセリフだよ」と言ってやった。(以上4.4週刊読売)

048】「打ったぁ。入るか、入るか、入ったホームラン!いやぁ、文句なしのホームランでしたねぇ。」矛盾100%。

049】家をリフォームしたばかりなのに、3日に1度は「リフォームしませんか?」と言ってくる。そんなに今でも築30年に見えるのだろうか。

050】身分証明書の写真にかぎってよく撮れたためしがなかったりするものだが、あの写真しか使ってもらえない正岡子規は本当に気の毒だ。(以上4.5ぴあ)

051】夫の腹部の傷跡が気になる5歳の娘。「お父さんはおなかに石がたまって、それを取る手術をしたのよ」と言うと、娘は「お父さんは、オオカミなの?」。

052】久しぶりに街で顔見知りの奥さんに出会った。にこやかにあいさつされ、「夫が市議選に出るのでよろしく」と言われた。「はいはい」と返事したものの、どうしても名前を思い出すことができない。

053】「いとをかし」を現代語訳せよという問題が出た。「とてもすてきだ」で正解だが、ある生徒の答案には「チョーイケてる」と書かれていた。

054】4歳の息子が、トイレのドアを開けっぱなしにしてウンチをしていた。「くさいから閉めてよ!」と言ったら、「閉めてもくさいで」。その香りは独り占めしてほしい。(以上4.11朝日新聞)

055】私を手術した外科医の先生は「痛かったら言ってください」と言っていたにもかかわらず、いざそうすると「もう少しですから我慢してください」。

056】パソコンで蔵書目録を作っているとき、梶井基次郎と打とうとしたら、「火事芋と次郎」と出た。

057】ナンバーズが1番違いではずれてがっかりしていると、今年すでに浪人が決まって上京していた甥が同情するように言った。「おじさん、実は僕も1番違いで落ちたんですよ、○○大学は。1番違いって、ほんとくやしいですよね」。

058】日本版ゴジラの歩き方って、ズボンをひざまで下ろしたまま歩くのと似ていませんか。あれじゃ、スピードが出ないはずだ。

059】柄にもなく、お茶を習っている。毎週休みたくなる。しかし、こしあんより粒あんが好きな私は、きょうのお菓子がめったに出ない粒あんだったらどうしようと思い悩んで、結局出席する。

060】私は学生時代から早い時間に目覚まし時計をセットするとドキドキして鳴る前に起きてしまい、ベルを止めてからまた寝ちゃって、何度失敗したか数え切れない。

061】兄が風邪を引いた。見舞いをかねて電話をする。手短に話し、最後に「電話を切るよ。お大事に」と言うと「ああ、風邪をうつすと悪いからな」。

062】「だんご3兄弟」のブームに便乗して一時行列のできた地元の甘味屋。このところ評判が悪い。いままで1串4つだっただんごが3つになったのに、値段は変わらないかららしい。(以上4.11週刊読売)

063】息子の大学推薦入学が決まった友人が、「本当に言うのも恥ずかしい、誰も知らない田舎の学校なの」と、その大学の短所を並べ尽くして大学名を言った。別れるまで、それが夫の出身校とは言えなかった。

064】いつもぐうたらな私は、これではいけないと思い、夫に「今日から心を入れ替えて立派な妻になります」と宣言した。すると夫に「お前は心を入れ替えてもすぐまた入れ替える」と言われてしまった。

065】見たかった「タイタニック」のビデオが実家にあった。喜んだのもつかの間、向こうで買ったもので、字幕がついていない。がっかりしていると妹が一言。「大丈夫、わかるよ。ぶつかって沈むだけだから」。

066】小学3年の息子は授業中ふざけてよく立たされる。先日は一緒に騒いでいた友達数人と校庭を走らされたらしい。帰宅するなり「おれが一番速かった」とうれしそうに話す。どんな時にも前向きで全力疾走する息子を、私はほめてやりたい。

067】置き傘をしているにもかかわらず、雨にぬれて帰ってきた小学2年の息子。「どうして傘をさして帰ってこなかったの?」と聞くと、「だって、お母さんが必ず学校に一本傘を置いておけって言ったから」。彼には置き傘の意味が分かっていなかった。(以上4.18朝日新聞)

068】デパートに行った時、小2の娘がエレベーターのわきの壁に向かって突然「あー、いー、うー、えー、おー」と大声で話し出した。壁を見るとポスターに「お客様の声をお聞かせ下さい」とあり、アンケートボックスがあった。(4.18毎日新聞)

069】星占いを勉強していた知人のSは、失業を機会に「占いの館」の空きコーナーを借りて「星占い」を開業したが、一向に客が来ない。家賃も払えなくなったSは、隣のトランプ占いのおばさんに自分の今後を占ってもらっていた。

070】串に4つささっているのに「だんご3兄弟」と書いて売られているだんごがあった。おかしいと思ってよく見ると「だんご3兄弟といとこ」と書いてあった。

071】大混雑したデパートで3人連れの中年女性が立ち話をしていた。「どうしてこんなに混んでるのかしら」「休みの日ぐらい家にいればいいのに!」「ほんとに何考えてるんだろうね」。あなたたちが来ているから混むんだよ。

072】女房はへんなセールスマン撃退法を編み出した。インターホンに出るとき、「はい」とわざと子供っぽい声で応対するのだ。まともな用件なら、あとは普通の声に戻す。招かざる客なら、「よくわからない」と言って、そのまま演技を続け、「おかあさんは?」と聞かれたら「いない」と返事をする。女房は「嘘はついていない」と主張しているが、この裏技の弱点は、あきらめの悪いセールスマンの場合、時間を置いてもう一度トライしてくるケースがあることだ。(以上4.18週刊読売)

073】ニューヨークの自由の女神に、そろそろ自由を与えてもいいと思う。腕、疲れているだろうな。(4.19ぴあ)

074】「忙しい」が口癖の母のために、全自動洗濯機を買った。一週間たっても「賢いなー、全自動って。スイッチポンしたら全部やってくれる。すごいなー」と洗濯機につきっきりで眺めている。

075】床屋でひげそり後のマッサージ中、指が口の中へ入った。すぐうがいをしたが、どうもさっぱりしない。怒りながら妻と娘に話したら、「気持ち悪かったでしょうね、その床屋さん」と口をそろえた。(以上4.25朝日新聞)

076】怖くて右折できないので、いつも僕の車はすごく遠回り。

077】ある日の会話。母「ちょっと手伝って」私「だめ。コンタクト取ってるから」母「誰と?」…しかたがないので「宇宙人」と答えておいた。

078】某動物園の投書に「ライオンがおとなしすぎる」という苦情があったらしい。(以上4.26ぴあ)

079】英会話のテレビCMは、どんなに払ってもこの程度にしか上達しないと宣伝しているようにも見えるのだけれど…。

080】JRのアナウンス。「まもなく発車しますのでお急ぎ下さい」「かけこみ乗車は危険ですのでおやめ下さい」。どっちやねん。

081】「タイタニック」のビデオを予約してまで買ったのに、「延滞料金がかからないから」と言ってまだ観ようとしないうちの家族。(以上5月号Lマガジン)

082】最近なぞなぞに凝っている5歳と3歳の息子たち。弟「問題です。ピカチュウみたいなのはなーんだ」、兄「ピカチュウ」、弟「ピンポーン。では青くてゼニガメみたいなのはなーんだ」、兄「うーんと、ゼニガメ」、弟「ピンポーン」。

083】中学一年になった孫から数学の解き方を聞かれた祖母は「卒業証書をもらったお礼に、習ったことは全部返してきたからわからん」と答えていた。

084】中日が連勝中だった頃、中日ファンの夫は、帰宅するとテレビのプロ野球ニュースのはしごをし、満足そうに「中日が勝ってるぞ」。次のチャンネルに変えて「おお、ここでも勝ってるぞ」と喜んでいた。

085】結婚式というものに一度も出席したことがなかった夫が、自分の結婚式で。司会者が「新郎は新婦と腕を組んで退場です」と言うと、自分一人で腕組みをし、私が手をかけようとしても、再三手を振り払って真顔で立っていた。

086】受験生の長男に犬の散歩を頼んだ。「おい、散歩に行くぞ」と犬に声をかけ、犬をこわきにかかえて自転車に乗り、家の近くを一周まわって帰ってきた。

087】母は賞味期限が3日前に切れたお菓子でも、「おいしいわよ」と平気ですすめる。「賞味期限が切れているからいらない」と言うと、「地球の歴史45億年から比べたら、ほんの一瞬の違いよ」と答える。「比べ方がおかしい」と反論すると「宇宙のような広い考え方をしなくちゃ」。ちなみに母は理科の教師である。(以上5.2朝日新聞)

088】最近、近所に引っ越してきたお宅で、立派な大型犬を飼っている。庭には大きな犬小屋が置かれているのだが、そこに書かれた名前は「MIKE」。あの犬が猫みたいに「ミケ」と呼ばれているとは、笑っちゃうなと思っていたら、ご主人が「マイク!」と呼んでいるのを聞いた。

089】買って2、3回しか使っていない礼服用のバッグの口金がとれたので、買った店に修理を頼んだら、店員が不機嫌そうに「直ったら電話します。電話するまで取りに来ないで下さいね」と言われた。1ヵ月ほどして電話がかかってきた。「直りましたので、なるべく早く取りに来て下さい」。

090】高級居酒屋で「刺身大根」というのを注文。氷の入った器で出てきた。だがそれは薄く切られたただの大根。「わさびじょうゆでどうぞ」だと。しかもこれで500円とは。

091】国をあげて「威嚇射撃、イカクシャゲキ」とはやし立てていては威嚇にならないんじゃなかろうか。

092】娘の小学校入学式で記念写真を撮った。技師さんはけっこう細かい人で、「手はひざ、男の子はグウ」だの「背筋伸ばして」だのきちっとさせたあと、「じゃあ、体だけはピシッとしててね。ちょっと笑ってみようか。イチたすイチは?」の問いかけに、子供達は「にーっ!」と言いながら、Vサインを出した。技師さん、ガクッ。

093】「いいんだ。これで日本経済を潤すのに貢献したんだ」。これがパチンコに負けた主人の最近のグチです。(以上5.2週刊読売)

094】小学5年の娘が、三角形の面積を出す問題を尋ねてきた。「底辺×高さ割る2だから、5×7÷2でしょ。計算してみなさい」と言うと、「そうやった。35÷2やから、17あまり1や!」

095】長男が小学6年の時、珍しく母の日に「お手伝い券」をくれ、彼はそのまま泊りがけで遊びに出かけた。裏面を見たら、端っこに小さい字で「本日のみ有効」と書いてあった。

096】夫に「あなたと別れられても、子供たちとは分かれられへんわ」と言うと、「おれもだ!気が合うなあ」。(以上5.9朝日新聞)

097】中2の時、期末テストの問題をノート2ページ分くらい予想したら、先生に「お前すごい勘だな。同じ問題けっこう出るぞ」と言われたもんだから、みんなが私のノートを写してしまい、先生は「これじゃ意味がない」と問題を作りなおしてしまった。(5.9北海道新聞)

098】友人と出かけた時、デパートのトイレに入った。私より先にトイレに入った友人がメガネをかけて出てきた。たしか入る時、メガネをかけていなかったのにと、一瞬不思議に思いながら私も入った。用をたし、水を流そうと思ってもレバーはないし、右横に何やら小さな文字で書いてある。しかたなく、私もメガネを出し、やっと操作がわかった。メガネをかけて出てきた私を見て、友人は大笑い。次の人も不思議に思っているかも…。(5.9毎日新聞)

099】ほぼ毎日午前5時に寝て午前11時に起きていれば、それもまた規則正しい生活なのだろうか。

100】男女雇用機会均等法が施行されてから、職業を性別で区別できなくなったが、「レースクイーン」の世界にも「レースキング」というのが現れるのだろうか? そんなもの、見たくもない。

101】ファーストフード店などで1万円からおつりをもらう際、「千、2千…」と数える店員に「今なんどきだい?」と言いたくなるのは私だけだろうか。(以上5.10ぴあ)

102】2歳の娘が、たこ焼きを1個丸ごと口に入れて食べている。のどにつかえそうだったので、「少しずつかじって食べるのよ」と注意した。しばらくたってから見てみると、残りのたこ焼きが全部、少しずつかじられていた。

103】朝のホームルームに、遅刻してきた教室に入ってきたA君。「遅れてすみません」という言葉がとっさに出てこず、突っ立ったまま先生を見つめていた。先生は一言、「君と僕はまだ目と目で分かり合える仲ではないのだが…」。

104】満員の電車に乗った。お年寄り、体の不自由な人、妊婦、乳幼児連れの表示絵のある優先席の一つが空いていた。五十歳代の女性が「おなかが大きいからいいのよ」とつぶやきながらどっかと座った。

105】3歳の娘が「サンドイッチのおにぎり作って」というので、「おにぎりの中に何を入れるの?」と聞くと「ごはん!」(以上5.16朝日新聞)

106】必ずといっていいほど風邪が流行する前に風邪を引く。いったい誰から風邪の菌をうつされるのか、本当に不思議だ。(5.16北海道新聞)

107】長男が6歳の時のこと、「お母さん、神様ってほんまにおるんやなぁ。僕、毎晩神様に弟を下さいとお願いしたら、弟が生まれたもん。今度は、お兄ちゃん下さいとお願いするんだ」。神様にもそれは無理では?(5.16毎日新聞)

108】小旅行をした時、ある地方の駅前に赤ちょうちんの小さな店があった。看板に「おふくろの味をどうぞ」と出ているので入ってみたら、初老のおじさんがひとりでやっていた。

109】大雨になった日曜日の夕方。小学生の孫から迎えに来てくれと電話があった。「どこにいるの?」「電話ボックス!」(以上5.16週刊読売)

110】知人のMさんは「僕、個人的な事情で結婚するんです」と言っていたが、個人的な事情でなかったら何なんだ? 政略結婚か?

111】「お名前は?」「あ、真田のさなに、田んぼの田です」。おいおい、しっかりしろ。

112】ある日、友人が言った。「モテないってことは、つまり君の遺伝子はいらないっていうことなんだよ」。

113】エレベーターガールに「あんた従業員だろ、混んでるときくらい階段を使ったらどうだ」と言っているおやじを見た。

114】うちの父はハムスターを高く頭の上に持ち上げる。「こいつらはいつも地面をはっているから、たまには違う視点でものを見せてやろうかと…」なのだそうだ。(以上5.17ぴあ)

115】友人Nと友人Eが遊びに行った途中、道に迷ってしまったときの二人の会話。「何か目印はなかったの?」というEの質問に、Nは「あった!前の白い建物に、カラスがいっぱいとまっていた!」

116】いつもおもちゃの車で遊んでいる2歳半の息子。サイレンを鳴らしていない本物の救急車を見て寂しそうに、「救急車電池ないね…」。

117】待ち合わせ場所に現れた彼が「どんなにたくさん人がいても、僕は君だけはすぐ見つけられるよ」という。思わず感動しかけたとたん、「だって君はいつも季節感のない服を着ているから」。

118】父はタクシー運転手。ある日、お客さんから「○○って歌手、知ってる?」と聞かれ、「全然知りまへんわ」と正直に答えた。客はそれを聞いてため息をつき、「そうだよな。売れてへんもん…」。どうやら本人だったらしい。

119】小学2年の娘に、「お母さんがいない時は、行き先をメモに書いて残しといてね」といっておいた。それからはまめにメモして出かけるので感心していたら、メモ帳にはクラスの女子全員分の「○○ちゃんちに行ってます」が作られており、ページをめくるだけでいいようになっていた。(以上5.23朝日新聞)

120】幼稚園に通っているお隣の坊や、ママのお使いでよく回覧版を持ってきてくれる。ある日、ふと真剣な顔で「おばちゃんち、もういっぱい回覧版がたまったでしょう? ぼくがいつも持ってくるから」。

121】中学2年生のあるクラスに行ったら、後ろの黒板に「卒業まであと695日」と書いてあった。そんなに早く高校生になりたいのだろうか。

122】わが息子は6歳。小学校入学にあたって「人一倍頑張りなさい」と激励したら、「それじゃ、みんなと同じじゃない」。(以上5.23週刊読売)

123】東京駅構内での呼び出し。ベタベタな棒読みで「アテンションプリーズ。ミス・スザンナ、フロム・ドイツ…」だって。「ドイツ」って日本人にしか通じないんじゃ…。(5.24ぴあ)

124】娘が小学生の時にくれたプレゼントはお手伝い券。それには「これをお姉ちゃんに渡してこき使って下さい」とあった。

125】1歳の息子と散歩中、犬が来た。息子に「ほら、ワンワンよ」と教えると、飼い主は「ほら赤ちゃんよ」と犬に言っていた。

126】「この世で一番信用できるのは子を思う親の心よね」と言ったら、夫は「いや、床屋さんだ。あのカミソリを首筋にあてられるんだぞ。おれは何よりも誰よりも床屋さんを信用している」と熱弁を振るった。

127】仕事が忙しいと夜遅くまで缶詰状態。隣の弁当屋で、毎日のようにお世話になっていた。ある日、店のおばちゃんが「こんなのばかり食べてると体に悪いよ」。

128】我が家では親子三人「川」の字で寝ていたが、昨年次男が生まれて四人になった。「一本多くなるから『川』にならないね」と長男に話していると、横から夫がぽつりと「いいよ、『山』の字で寝るから」。(以上5.30朝日新聞)

129】4歳の息子が、スゴロクをやりたくて、主人にせがんだ。主人が「一人でやってな」と言うとすかさず「1回休みや2回休みが出たらどうする?」(5.30毎日新聞)

130】電車通勤で駅まで毎朝歩いている。ちょうど高校生の通学時間帯と重なるのだが、私の前を歩いている高校生たちは、私を見ると一斉に走り出す。失礼じゃないか、「遅刻の目安」にしているのか!

131】ゴールデンウイーク中のアナ場の店、という特集記事を某雑誌で読み、さっそく店に行ってみた。すると、その記事を読んだ人達が多かったのか、店の前にはすでに数十人の行列が出来ていた。アナ場は雑誌で紹介された時点でアナ場でなくなってしまうので、逆に「混雑するので絶対避けたほうがよい店」を特集してくれるほうがいいような気がする。

132】目的の場所が見つからない。「交番で聞こう」「そうだな。で、交番はどこだろう?」「それも交番で聞けばいいじゃないか」。(以上5.30週刊読売)

133】床屋に行き「スポーツ刈りに」と言ったら「何のスポーツですか?」と聞かれてしまった。

134】のび太の草野球での打率は「0割0分1厘」だそうだが、よく考えてみると最低でも100打数が必要で…。そんなに試合に出してもらっているとも思えないが。

135】当支店のトラブルメーカーのS。先日もクレームに対するお詫び用の菓子折りを買いに行かせたところ、近所のコンビニで3千円分のお菓子をたっぷりと買ってきてくれた。

136】「俺、生まれも育ちも東京だから」と地方出身者をバカにしていたAは、小笠原諸島の出身だった。

137】私の出身高校の放送テスト。「この放送が聞こえないクラスは放送室まで言いに来て下さい」。(以上5.31ぴあ)

138】予告を見て「これは!」と思った映画を実際に見に行くと、予告を作った人に拍手を送りたくなる。

139】やっと自動車免許がとれた。教習所の先生に「卒業させてやるけど、絶対に運転したらだめ」と言われた。

140】中学生の妹が赤いアイラインをして帰ってきたが、どう見てもはれているようにしか見えない。(以上6月号Lマガジン)

141】土浦一高は共学だが、男子校だった旧制中学時代のなごりで、校歌に「東国男児の血をうけて」「亀城一千の健男児」という言葉が出てくる。(読者投稿)

 

1999年夏(1999.61999.8

001】家族旅行中、コンビニに寄った。店の中はとても混雑していて、若い店員さんが忙しさのあまり「ありがとうございませ」と言っていた。

002】あるテレビ番組に「バナナのたたき売り歴44年」の人が出ていた。「(昔はとてももうかって)バナナで家も建てました」というおじさんの言葉に、小学4年の長男は「バナナで建てた家って、どんなんだろう」と真剣に考えていた。(以上6.6朝日新聞)

003】私の会社には社員のための「前借制度」というのがある。先日、提出された借用書を見ていたら、お金を借りる理由に「人に貸す為」とあった。

004】まだかなり有効期限が残っていたが、ついでがあったので区役所でパスポート切り替え用の住民票交付を受けに行った女房、窓口で「これって、いつまで持ちます?」と問いかけ、「あんたね、住民票は生鮮食品じゃないんだから」とたしなめられていた。

005】まもなく2歳の誕生日を迎える孫は、我が家にやってくると、食卓に並ぶ料理を指して「オイチイ、オイチイ」を連発する。料理の下手な娘にすべての食べ物はおいしいと無理やり覚えさせられていると思うと、かわいそうでならない。

006】知人の息子さんがゴールデンウイーク中に結婚式を挙げた。招待客の中には時期的に自分の行楽予定に影響を受けた人もいたようで、回収した祝福メッセージカードに「できれば、次回はこの時期を避けて下さい」という意味のものが複数あったそうだ。(以上6.6週刊読売)

007】テレビのニュース映像に出てみたいと思ったら、連休明けの朝、東京駅前の信号待ちで大あくびすればいいのね。

008】JR新宿駅でのアナウンス。「当駅では喫煙所を除きまして終日」「新宿ぅー、新宿です」。絶妙のタイミングではあったけど、じゃあ喫煙所は新宿ではないのか。

009】友人から「ファンデーションには頼りません」というCMの美白ものを勧められた。「白くなる?」と聞くと「今より黒くはならない」と返ってきたので購入を決めた。(以上6.7ぴあ)

010】スーパーのレジで「出るところが違うがな…」とおっちゃんがぼやいていた。のぞいてみると買い物の合計額が「777」。隣はパチンコ屋だった。

011】今年70歳になる母が「『奥さんお若いですね。とてもお年には見えませんね』と今日も言われた」とうれしそうに電話してきた。母は「おいくつですか?」と聞かれると、相手によって7580歳のどれかを選んで答えるらしい。

012】6歳の娘と3歳の息子が迷路をしていた。きまじめな娘は、行き止まりになると「うーん」と考え込み、戻ってほかの道を進んだ。自由人の息子は「ジャーンプ!」と言って、ほかの道へ飛んで行った。(以上6.13朝日新聞)

013】バスの車内で、太っている女性に向かって、知人らしき人がおなかを指しながら「2人目?」とつっこんだら、その女性は「ううん、万年腹」と切り返した。(6.13週刊読売)

014】私の友人S君は、バイト先に出す履歴書の特技の欄に「小内刈り」と書いていた。それって得意技だろ。

015】マンガでは見たことがあるが、実際には見たことがない人。(1)バナナの皮ですべっている人。(2)おみやげを手に提げた酔っ払い。(3)「どうです、仕事が終わったら一杯」とおちょこを口に持って行く真似をする人。(以上6.14ぴあ)

016】ドリームジャンボ宝くじを買うことにした。「1枚下さい」と窓口で言うと、「はい、バラですか? 連番ですか?」と聞かれ、しばらく考え込んでしまった。

017】「たいていの赤ちゃんは頭から出て来るんだよ」と私から聞かされていた7歳の長男は、つい最近まで「お母さんの頭のてっぺんがパカッと割れて、オギャーッと出てくると思ってた」そうだ。

01870歳の母は物忘れがひどい。最近、物忘れをするたび、「夏がくーればおもいだす」と歌っている。

019】大相撲の場所中、福岡県直方では地元力士・魁皇が一勝するたびに河川敷で花火が上がる。娘は、東京ディズニーランドで打ち上げ花火の音を聞いて、うれしそうに「魁皇勝ったんやねー」と言っていた。

020】「学校探検」をしてきた小学1年の息子が、帰宅するなり「校長室って怖いところだよー」。「なんで」と聞くと、「だって今までに死んじゃった校長先生の写真がズラーッとならんでるんだもん」。(以上6.20朝日新聞)

021】イソップ童話のウサギとカメの話で、どちらが良くなかったかという問いに、最近の子供の中には「ウサギを起こさなかったカメのほうがひきょう」と答える子がいると聞いた。4歳の娘は「ウサギ」と普通の答え。理由をたずねると「だって眠ってしまうと運動ができなくて太ってしまうから」。(6.20山陰中央新報)

022】北陸先端科学技術大学院大学という大学があって、そこに知識科学研究科という学科があるとか。それにしてもこの名称、あまりにも長すぎて不便ではないだろうか。

023】私は大学の面接試験の時にあがってしまい、「勉強とスポーツの両立」と言うべきところを「運動とスポーツの両立」と言い間違えたが、幸か不幸か見事に合格してしまった。(以上6.20週刊読売)

024】公衆トイレで、妙に広い個室というのも、ノックされたとき返事ができない(手が届かない)ので困る。(6.21ぴあ)

025】地元生まれの夫は自称、都会育ち。先日、仕事から帰ると、いつも駐車する庭の一角に大嫌いなヘビがとぐろを巻いていた。どうしたものかと考えた末、彼はヘビを相手にクラクションをずっと鳴らし続けていた。

026】病院嫌いの父が、白内障の手術を受けることになった。眼球に迫り来る注射針に耐えられず、「お願いじゃ、電気を消してくれまいか」と懇願したそうだ。

027】誕生プレゼントが待ち遠しい5歳の息子。誕生日が近づき、毎朝起きては「今日はお誕生日?」と聞く。「あと14回寝たらよ」と答えると、「じゃあもう1回寝てくる」と布団に戻って行った。(以上6.27朝日新聞)

028】私が住んでいる地域は、最寄駅から上り坂の連続。そのため不動産の仲介業者は「駅まで楽に行けます」とそこだけ強調してお客に説明している。

029】某大手メーカーに勤める友人が「ゴキブリで赤字だよ」と言うので、工場にゴキブリが大量発生して操業中止にでもなったのかと思ったら、「5期ぶり」だった。

030】田舎の兄が6月の誕生日をもって満60歳で定年退職した。「おまえは公務員だから年度末まで勤められていいなあ」と兄は言う。確かに私は4月生まれだから、60歳になっても1年近く勤められる。しかし、よく考えると、定年後すぐに61歳になるから再就職は難しい。兄とどっちが有利なんだろう。

031】新聞の求人欄で見つけた男性モデル募集の広告。「身長180190センチで、顔の長さが20センチ以下の小顔に限る」。しかし、顔の長さってどこからどこまでを測るのかしら。

032】小学校から健康優良児で、虫歯すら1本もない同僚は、今にいたるまで学校・会社を病欠したことがない。「悩みは?」と聞くと「健康すぎて他の人のように仮病が使えないことだ」。(以上6.27週刊読売)

033】その昔、和田アキ子の足の大きさを表現するのに、彼女の靴の中に堀ちえみの靴をすっぽり入れていた。本人いわく「あたしの靴は堀ちえみの靴のケースか!!」。

034】賞味期限は、やはり誰かが食べられなくなるまで調べたのでしょうか?

035】「そうだろうと思います」と「そうじゃないかと思います」が一緒になって「そうじゃろうと思います」と言ってしまった。(以上6.28ぴあ)

036】息子の作文に、「うちの父と母の口げんかは、母が勝ったり父が負けたりします」と書いてあった。

037】色違いのブラウスが2着、大幅値下げで店頭に並んでいた。両方を手に取り、迷いに迷っていたら、そばにいた女性が「こちらが似合うわよ」。「そうですか。ありがとう」と一着を手放したら、さっと取って、レジの方へ駆けていった。

038】新聞に裏が白いチラシが入っていると、母は喜んでメモ用紙を作る。ファクスが来ても、「こんなに長いのが来た」と大喜び。ファクス用紙がうちのものだということにいつ気づくか、楽しみにしている。

039】「ない本はない」を宣伝文句にしている大きな書店に行った。が、どうしても求める本が見つからない。すると子供が「お父さん、やっぱりない本はなかったね」。(以上7.4朝日新聞)

040】会社で早朝緊急会議を開くことになり、全員、通常より1時間ほど早く出社しなければならなくなった。「いつもの倍も早く家を出なくちゃ」。入社2年目のK子の言葉だが、私にはこの数式がどうしても理解できなかった。

041】日ごろから鼻が低いのを自覚していた妹であるが、先日、耳鼻科で「ああ、そんなに上を向かなくてもいいですよ」と言われた時ほど悲しいことはなかったという。

042】最近、近所に引っ越してきた家は犬を飼っている。この犬が、なんと「私」にそっくりらしい! それ以来、私は「犬顔の女」と笑われているが、私のほうが先に生まれているんだから、犬のほうを「人顔の犬」と言ってほしい。

043】先日、飼い犬に手をかまれて、急いで病院に。病状を告げて待合室で待っていると「次、犬の方…」と看護婦さん。気持ちはわかるけど…。

044】友人とゴルフに。初めてコースに出たA君は池ポチャの連続で、見ていて気の毒になった。プレー後、仲間で「暑かったから、ボールも水に入りたかったんだよ」と慰めた。(以上7.4週刊読売)

045】私の上司は「要するに」と言ってからが長い。

046】「貴様」って字づらだけ見ると、尊敬語に思える。(以上7.5ぴあ)

047】学校で「国際交流の時間」があった日。帰宅した7歳の息子は「英語では名前が先で、苗字を後に言うんだよ」といい、我が家のカブトムシに君は『マイネームイズ・ムシ・カブト』だよ」と教えていた。

048】父と母が70歳を過ぎた頃、「あまり年を取ってからでは」と二人でお葬式用の写真を撮りに出かけた。写真屋さんで帰りがけに、「お急ぎですか?」と言われたそうな。

049】太り気味の夫を引っ張って、エアロビクスに参加した。黒一点の夫は「恥ずかしいから」と一番後ろに並んだ。が、先生の号令でみんなが一斉にくるっと向きを変えると、夫は先頭になり、あわてふためいていた。

050】にらめっこの技に磨きをかけている4歳の息子が、新技を鏡の前でいろいろ試している。何やら困っている様子なので「どうしたの?」と聞くと、どうしても僕の顔が見えないんだ」。その技を見せてもらったら、白目をむいている顔だった。(以上7.11朝日新聞)

051】会社のプロジェクトで新しい活動テーマについて話し合い、「21世紀のわが社」に決定した。ところが具体的な案が出てこない。よく考えたら、メンバーのほとんどが今世紀中に定年を迎えるのだった。

05220年来の友人Mは、ノストラダムスの信奉者のくせに「2000年問題が心配だ」と口にしている。

053】「ぢ」の薬の試供品を請求したところ、毎日のようにダイレクトメールが送られてくるようになった。「誰にも知られずに…」と宣伝してくるけれど、こんなに頻繁に届くとかえってあやしまれるのではないかな。

054】リビアのカダフィ大佐って、ずいぶん長い間、大佐をやっているなと思って調べたら、なんと69年からだった。30年間同一階級になる。世の中のサラリーマン諸君、課長昇進が2、3年遅れたぐらいでガタガタ言うな。さっそく若い者にこの話をしたら、「リビアは大佐と二等兵しかないんじゃないの」とやり返された。

055】住民基本台帳法改正で国民総背番号制になれば、書店で「姓名判断占い」の隣に、「国民総背番号占い」なんていう本が並ぶ日が来るかもしれない。(以上7.11週刊読売)

056】いじめられっ子のHはボクシングを習いに行ったが、ボクシングジムでもいじめられ、すぐやめてしまった。

057】世界一ギネスブックに載りそうもない人も、ギネスブックに載るのだろうか。

058】「忘れ物しないようにね」という母親の呼びかけに「忘れてるからわかんない」と答える少年がいた。(以上7.12ぴあ)

059】ファクスを買って間もない母から、うれしそうな声で電話がきた。「結婚記念日のお祝いファクス、ありがとうね。紙の両端に赤いラインまで書いてくれて。赤色も出るんだねえ」。記録紙を換えて下さい。

060】国語の時間。受験の面接で話すことを作文に書くよう言われた。友人が「謙譲語で書くんだよね」と聞いてきたので「うん」と答えた5分後、大きな声で「できた」。読むと、「○○高校から参上しました」と書いてあった。(以上7.18朝日新聞)

061】誤差が10万年に1秒という超正確な時計が発売されるという。科学の進歩には脱帽だが、こんな完璧な時計を必要としている人が、どれほどいるのだろうか。私は少しくらい遅れるような時計のほうが愛嬌があって好きだ。

062】お祭りの半てんの下に着るダボシャツを買った。ちゃんとLLを入れてくれたかなと確かめてみると、「特大」と刺繍されたタグが縫い付けられていた。改めて日本語でそう書かれると、きつい…。

063】私「広末って早稲田に全然行ってへんやったら、勉強について行けへんやろうね」夫「全然ついていけへんかっても大変やし、ついていけても、早稲田にとってはえらいこっちゃで」。

064】娘のかかりつけの歯科医院では、治療が終わると、ごほうびに飴や饅頭をくれる。リピーターの育成策ではないと信じたいのだが…。

065】健康診断に珍しく若い女性が来た。「たばこは何歳から吸っていますか?」「15歳」。「1日に吸う本数は?」「2箱半だから50本」。健康に関心があるなら、すぐにやらなければならないことがあると思う。

066】主人は健康のために始めたマラソンで自転車と正面衝突して全治1ヵ月の怪我を負い、次に始めたスポーツジム通いでは、汗をよくふかぬまま帰宅して肺炎になり1週間の入院。彼の身には常に健康という名の危険がつきまとっている。(以上7.18週刊読売)

067】先日、駅の伝言板に「先に行きます。あとで携帯で連絡とりあおう」と書いてあった。意味ないじゃん。(7.19ぴあ)

068】田舎のおじいちゃんは私に会うたび、「のりや昆布を食べ!」と言う。「どうして?」と聞くと、「髪が赤うなっとる」。(7.25朝日新聞)

069】先日、スーパーで買い物をしている時に聞こえてきた会話。「うちのお父さんが『真っ茶色のズボンを持ってる』って言うから、『そんなのあった? 見せて』と頼んだら、出てきたズボンが渋い緑色だったの。『これのどこが茶色なの?』と聞くと、『だからはじめから抹茶色って言っただろう』だって」。(7.25毎日新聞)

070】「太陽にほえろ」のボスって一番えらいはずなのに、なぜ誰よりも先に電話に出るの?

071】駄菓子という言葉は、その菓子に対して失礼だと思う。(以上7.26ぴあ)

072】結婚式の司会者が「新郎・新婦は腕を組んで退場…」と言ったところ、新郎は腕組みをして退場していった。

073】子供用風邪薬の注意書きに「服用後は自動車等の運転をしないで下さい」と書かれてあった。(以上8.1週刊読売)

074】トンネルを抜ければ、外野だった。(8.2ぴあ)

075】ドライブ中にどこからか蚊が一匹。助手席の母は何度も取り損ね、「落ち着きのない蚊だよ」と結局あきらめてしまった。

07614歳の息子が「ハムスターを飼おうよ」としきりに訴える。家族会議で「1匹だけなら」と許可が出て、購入した。しかし2週間後、突然8匹の赤ちゃんが誕生した。まさか妊娠していたなんて…。(以上8.8朝日新聞)

077】電車の窓から外を眺めていた若者の会話。「フルモトシなんて市、あるのかなあ」「秋田か青森あたりに、あるんじゃないか」。JR新橋駅前のビルにはこんな垂れ幕が出ていた。「古本市・地方物産展」。

078】テレビで国会中継を見ていた時のこと。隅のほうで居眠りをしている議員の姿がチラリ。途端に撮影者が気を利かせてカメラの向きを変えた。それを見ていた祖母は「ワイドテレビなら顔がもっとはっきり見えたのに」と残念がっていた。(以上8.8週刊読売)

079】履歴書の欄に「好きなスポーツ」があって「好きな本」とか「好きな映画」という欄がないので、不公平だと思う。

080】友人が献血をしたら、その場で倒れた。採った血をそのまま輸血していた。

081】私の知り合いには「NO SMOKING」を「横綱はいらない」と訳した人がいる。

082】突然の雨。「置き傘してるんだけどさー、持って帰っちゃったら置き傘の意味ないと思わない?」。持って帰らなきゃそれこそ意味ないだろ。

083】「なんちゃって!」(ノストラダムス)。

084】バスの運転手に「次の信号を右に曲がって下さい」と頼んでいるおばあちゃんを見た。(以上8.9ぴあ)

085】我が家の車は、エアコンをかけると「ボォー」と音がするようになったので修理に出した。返ってきたとき、納品請求書の整備内容に「エアコン使用時、ボォー音」とワープロで書かれていた。そのまんまじゃん。

086】私が住む団地には、「大猫の散歩を禁止します」という立て札が立っている。が、いまだにお目にかかったことはない。

087】間仕切り板で仕切られただけの簡素な応接室から、「まあ、君もぐぐっと一杯飲んでくれ」と社長の声。「勤務中にお酒?」と思いのぞいてみたら、観葉植物に水をやっていた。(以上8.15朝日新聞)

088】友人宅では、子供が「もののかぞえかた」という算数の問題で、魚の数え方を「一切れ」と答えたため、食卓に出す魚はなるべく切り身ではなく尾頭付きのものにしたという。娘が牛の数え方を「一枚」と答えた我が家ではどうすればいいのだろう。

089100円ショップの「開店1周年大特価セール」のチラシを見て、喜んで買い物に出かけた。店内いたるところに「広告の品」の表示があったが、どこを見まわしても全品「100円」だった。

090】最近、某エステからの勧誘の電話がしつこい。何とかやめさせようと思って、「あなた、私の姿かたちを見たことあるんですか。そんなにひどいですか? お金をかけて治さないといけないほど醜いの? ひどいじゃない。うっうっ…」と嗚咽する真似をしながら電話してやったら、それ以来電話が来なくなった。

091】情報サービスの会社から請求書が送られてきた。開けてみると、請求金額は「15円」。切手代や事務費用を考えたら赤字ではないかと、同情したくなった。

092】スーパーに出かけたら、携帯電話で話しながら買い物をしている人がいた。「え? 豚肉は298円じゃなくて258円のほうを買うの?」などと叫んでいた。1円でも安いほうを指示する気持ちはわかるけど、通話料はいくらになるのかなあ。

093】新しい電話機を買った友人に、電話で操作方法を説明しようと試みたが、「#」は「シャープ」ですぐ通じたものの、もう一つの「*」がうまく表現できず、思い余って「肛門マーク」と話したところ、完全に意志疎通ができた。

094】妻が1リットル牛乳を100円で買ってきたが、なんだか水っぽい。「こりゃ水割りじゃないの? これでも牛乳?」と言うと、妻は「水牛の牛乳よ、きっと」。

095】「お金のことでくよくよするな!」という本を発見。だが、1600円という値段にくよくよして、買わなかった。

096】ロース生ハムというのを買ったら、パックに調理例と書いた写真が載っていた。だが、それはただハムを並べて周りにパセリを置いただけ。こういうのはせいぜい「盛り付け例」と書くのが正しいのではなかろうか。

097】靴屋でスニーカーを見ていた男の子が、店のお兄さんに「それ、両足分の値段ですか?」(以上8.15週刊読売)

098】テレビで天気予報を見ていた92歳の父。日本全国晴れのおひさまマークを見て「あれだけのものが出たら暑くて生きておれんのう」。

099】熱心なキリスト教徒の同級生を持つ高校生の娘。その同級生の信心深さに感心して「キリシタンなんだね」と言って、「私はクリスチャンよ」と訂正されていた。

100】実家から遊びに来た母が、通りかかったちり紙交換の人と話をしていた。「あんたまあ、こんな遠いところまで回ってなさるんですか。ご苦労さんやなあ」「?」「そやかてマイクの声もゆうてはることも、うちに回ってくる人といっしょやでね」。テープに吹き込んだのは何県の人?

101】娘が幼稚園のとき、父の日に「なんでもいうことをききます券」を発行した。先日、夫がそれをまだ大事に持っていることが判明。24歳になった娘は、有効期限を書くべきだったと悔やみながら、いつ出されるかと、戦々恐々としている。(以上8.22朝日新聞)

102】毎年、夏になると「宅配便でーす」と、近所中に響く大声とともに、親類からきれいなメロンの箱が届く。が、中身は菜園で取れたジャガイモである。おすそわけがしにくいわ…。(8.29朝日新聞)

103】野球を知らない母が、野球中継を見ていた時の言葉。「このピッチャー、アナウンサーはいいコントロールだと言うけれど、ギリギリいっぱいのストライクを投げてるようじゃあダメよ」。ちなみに母はダーツが得意です。

104】駐車場から車をバックで出そうとしたら、4歳の長女が「私が後ろで見ててあげる」。「じゃあ、お願いね」「うん! ぶつかって壊れちゃったら、ちゃんと教えてあげるからね!」。それじゃ遅いっちゅうの…。

105】友人はいつも、金魚鉢をのぞきながら「さゆり元気? ゆかちゃん、餌だよ」などと金魚に呼びかけている。寝言がひどい彼にとって、それは奥さんにガールフレンドの名前を聞かれた時のための予防策なんです。

106】仕事先で閉店後、店先の掃除をしようと思ったら、パトカーが止まっていて、掃除ができなかった。あれって業務妨害じゃないのかなあ?

107】昔、九州の熊牧場の「迷路の館」へ入り、方向音痴の私は迷いに迷い、30分かけて来た道を戻り、やっとの思いで「入口」から外に出られました。

108】ある洋品店の前を通りかかると「全品10割引!」の張り紙が。ふうん、10割引ねえ。ん? それってもしかして、タダ?(以上8.29週刊読売)

109】私は小さい頃「台風一過」と「台風一家」をはき違え、親台風、子台風といった恐ろしい家族を想像していました。

110】うちの会社では、新入社員に「B4のコピーとってきて」と頼んだら、彼はエレベーターで地下4階に行ってしまった。

111】人間は7回生まれ変わると言うが、今の自分はその7回目のような気がする。(以上8.30ぴあ)

112】「びっくりいちご」という苗を植えた。そして、びっくりするほど小さい実がついた。(9月号Lマガジン)

113】ポストに不在者届が入っていたので郵便局に取りに行って帰ってきたら、また不在者届が入っていた。

114】人間ウオッチングをしている人達を見る、人間ウオッチャー・ウオッチングが僕の趣味。そんな僕を見ている人は…。(以上10月号Lマガジン)

115】家の近くのとある政治家の事務所の宣伝看板には昔こんなことが書いてあった。「45歳の若さで…(以下若さを生かして政治に貢献する、といった文だった)」。それはいいのだが、10年以上その看板はそのままであった。(読者投稿)

116】安田英夫は、自己紹介するときは「あんたええおっと」というが、奥さんに言わせれば「あんたひでえおっと」である。(読者投稿)

117】先日、私は友人の家族と潮干狩りに行った。その時採ったアサリを友人の奥さんが料理していると、なぜか友人の息子が逆立ちの練習を始めた。聞いて見ると「だって今からアサリの逆立ちやるんでしょ!! 僕、負けないよ!!」。どうもアサリの酒蒸しをアサリの逆立ちと勘違いしているらしい。それ以来、友人の息子は逆立ちと酒蒸しの違いは、食べれるか食べれないかで判断しているようだ。(読者投稿)

 

月刊ひざねた20001月号掲載

001】にしん漁で儲けて建てた家を「にしん御殿」と言うそうだが、ほたて貝で儲けて建てると、「ほったて小屋」なのかな?(読者投稿)

002】踏切の側を歩いていたら、警笛がなったので、急いで踏切を渡った。渡り終えて一安心したが、落ち着いて考えると、別に踏切を渡る用事はなかった事に気がついた。(読者投稿)

003】幼稚園に通う甥は、写真を撮るとき大声で笑います。なぜだろうと思い、聞いてみたら、「幼稚園の先生が、写真を撮るときにいっつも『はい、笑ってー』って言うの。」との事。どうもまだ、笑顔と笑うの違いが分かっていないらしい。(読者投稿)

004】国語の授業のとき「主人公はいいはった」と先生は言った。主人公は関西人だと思いきや本を見ると「言い張った」ということでした。(読者投稿)

最近の新聞・雑誌・ネット等から、ひざねたを集めました。

005】原発事故の起こった東海村は温泉が売り物だったが、「温泉は地下水だから危ない」という噂が立った。天然温泉の売り物があだになってしまった。

006】労働省の通達が逆効果となり、派遣社員が3年以上同じ所で働くことができずに辞めさせられてしまうというニュースを聞いた。通達の本当の意味は「3年も同じ業務を続けさせるくらいならば正社員を雇いなさい」という意味なのに。

007】電車やバスでお年寄りが優先席の前に立っても、席を譲ってもらえないことがある。むしろ、普通の席の前に立つほうが、譲ってもらえる確率が高いかもしれない。なぜならば、電車やバスの優先席にどっかり座り込むこと自体、根っからずうずうしい人でないとできないことだから、そんな人が席を譲るはずがない。

008】電車に女性専用車両を作るというアイデアがある。痴漢防止にもなり、確かに名案だが、一つ心配なのは、女性が普通の車両に乗った時に変な誤解をされないかどうかである。

009】松茸の絵が高価で売られているという。モデルがいいと値段が高くなるのは食べ物も人も一緒か?

010】乗用車でのシートベルト着用は、妊婦には義務付けられていない。腹部が圧迫される恐れがあるからである。しかし、かと言って、シートベルトをしないと母親が危ない。あちらを立てればこちらが立たず、どちらを選択するかは本人に任せることである。

011】震災跡地にできたショッピングセンターの名前が「ポンテリカ」だった。何語だろうと悩んでいたが、ふと逆から読むと「カリテンポ」つまり「仮店舗」だった。

012】電車のアナウンスはうるさすぎる。「白線の内側に下がれ」「駈け込み乗車はするな」と毎度のように聞かされる。そして、仮に事故が起きたときに今度は「あれだけ言ったあげくの事故なのだから、責任はとれない」と言うのだろう。

013】「遅く起きた朝は…」というテレビ番組が日曜日の朝9:30にやっている。私はこんなに早く起きたことがない。

014】テレビでモザイクがかかっていると、何だろうとつい興味をもってしまう。国民がもっと関心を持つべき事物は、モザイクをかけてテレビに出せば、みんな興味をもつのではなかろうか。

015】病院で「よく食べられましたか」と聞かれるのがプレッシャーとなり、さらに食べられなくなったことがある。

016】「貴君」と書いてあるのを「たかしくん」と読んだ人がいた。

017】「いっぱいやってかない?」とおちょこを持つ真似をして誘う上司は、夏になるとジョッキを持つ真似に変わる。

018】「パソコンがウイルスにやられてしまって…」と部下に報告された上司は、パソコンのディスプレー上部に手をやり、「ほんとだ、熱がある」。

019】ワープロで「ビデオ持参」と変換するつもりが、「ビデおじさん」と変換してしまった。

020】子供の運動会を見に行った。種目は玉入れ。赤も白も数え切れないくらいたくさんの玉がかごに入り、さあ、これから1個ずつかごから出して数えるのかと思いきや、敵陣の応援団が「ばんざーい」と早くも勝利の喜びを表している。なぜ勝敗がわかるのか始めはわからなかったが、やがて納得した。玉の大部分がかごに入ったため、地面に残った玉はもうほとんどなく、その残りの数が、敵のほうが少なかったのだ。

021】中学生の妹が、教科書に出てきた「顔に泥をぬる」ということわざを指して、「これって、泥パックのこと?」と母親に聞いていた。

022】暴れん坊将軍の肩にツベルクリンの跡があるのは気になってしまう。

023】子供の頃あこがれていたところ。1位、ハトヤホテル。2位、龍園。3位、大磯ロングビーチ。

024】近所のさびれたペットショップに「ペット大特売中!」という張り紙がしてあった。

025】某ビデオ店の張り紙に「防犯のため隠しカメラで撮影中」と書いてあった。ここまで書くなら、隠しカメラにする必要はないのでは?

026】私「海に行ってずいぶん焼けたね」友人「うん、耳まで赤くなって、ウサギさんみたいだよ」。ウサギは耳ではなく目が赤いはずだが…。

027】私の人気は、生まれたときがピークだった。

028】テレビ欄に「沖縄の駅弁」という文字があった。電車がないのに駅弁はあるの?

029】酔えない夜…そんな自分に酔っている。

030】バスの中で、若い背広の男が大きなオナラをした。次の瞬間、彼は電源も入っていない携帯電話を取り出し、慌てた声で「もしもし」とやっていた。いくらなんでも無理がある。

031】「広辞苑」という辞書に「広辞苑」という言葉は載っていないが、もし載せるとしたら、意味は「あなたが今見ている、これ」とでもなるのだろうか。

032】新明解国語辞典より。「プリン」=「洋風のぶよぶよした生菓子」。今の日本では「洋風」は曖昧ではある。

033】電車内の、自意識過剰の人達へ。「見てるのは あなたじゃないのよ 中吊りよ」。

034】友人Kは、風の強い日はきまって「今日はカゼで休みます」と連絡してくる。

035】その昔、「ネクラ、ネアカ」と呼ばれた人種がいたことを、歴史の教科書に載せてはどうか。

036】ひざの黒いのがおばさん、ひじの黒いのがおじさん。

037】デジタルカメラに変な形大賞をあげたい。

038】ちびまる子ちゃんが、嫌なことがあって死にたいともらしたとき、たまちゃんは「今日が人生で最悪の日だよ。明日からは楽しいことばかりだよ」と言った。私の座右の銘にしようと思った。

039】ある学校の先生が夏休み前に生徒に「茶髪、ピアス、顔の悪い女子、夏休み前に直してくるように!」と言った。

040】私が通っていた大学のバス停には、その名も芭巣亭(バス停)という食堂があった。政府は当て字禁止令を出さないとだめな時代が来ている。

041】うちの近所のパブ、その名も「越後屋(えっちごや)」。

042】ノートパソコンを買った。本体より説明書のほうが重い。

043】バイト先に本社から「ゴキブリトラップ設置・回収のお願い」が勧告された。設置はいいが、回収は嫌だ。

044】金正日に似ていると自分で思っている友人は、電車の中で金正日の雰囲気が出るように、いつも手を後ろで組んで胸を反らして立っている。

045】職場の某女史は、食べ物の好き嫌いが激しい。だが、本人いわく「彼氏が偏食だから、釣り合いがとれてるの」。そういう問題か。

046】外国人向けのFM番組で、DJがゲストに「アルバムの話にお移りになりたいんですが」と言った。外国人向けだと、その程度の日本語でいいのか。

047】三越の閉店セールも終わり頃、指輪のいいのがたくさん売れ残っていた。なぜ?と思ったら、店員が「小さなサイズしか残ってないんですよ」。貫禄のあるマダムたちには小さいのか。

048】「武田鉄矢が101回なら、俺はお前に102回プロポーズしてやる」、これが夫のプロポーズの言葉だった。

049】「愛する二人別れる二人」の芸能人大会をぜひやってほしかった。

050】私の父は、おいしい物を食べた後で「うまかった、牛負けた、おーいし(大石)かった、吉良負けた」と言う。

051】他人の携帯の着メロを聞いていると、音程がずれていたり抜けていたりして、笑える。

052】「結局」から話し始める人が多い。

053】うちのワープロは、「まったくそのとおり」を「舞った糞の通り」「待った糞の通り」と変換した。

054】先日、コンビニで10品くらい買っているのに「袋に入れますか」と聞かれた。

055】映画館で、「山田くん、大人1枚」。気分は「笑点」。

056】ある社員が休んだとき、「今日はずる休みじゃないか」との疑惑が出たが、ある一人が「いや、飲みかけのジュースを捨てずにとってある。彼は来るつもりだったんだよ」と、「自殺する人が旅行の準備をするのはおかしい」的な推理をしていた。

057】修学旅行で博物館に行ったら、休館日だった。

058】友人はニワトリを飼っていて、カラちゃんと名づけている。もうすぐ唐揚げにするのでカラちゃんなのだそうだ。

059】中国には「アイスクソーム」なる日本語の食べ物があるという。

060】「内閣総理大臣」を辞書で引いたら、「内閣総辞職」と「内閣不信任案」に挟まれていた。

061】「アテンション・プリーズ、アテンション・プリーズ、皆様覚悟をお決め下さい」。

062】ミネラルウォーターの容器に「原材料名:水」と書かれているのには、何か疑問を感じる。

063】うちの先生は「DDT」を「デーデーテー」と発音した。

064】高校野球で球児たちが校歌を歌う姿を見た幼稚園の息子が「お坊さんが多いんだね」。

065】何でも真似する1歳の娘が、コードレス電話を肩と耳の間に挟んで「ワハハ」と笑い、空いた両手でお菓子を食べていた。帰宅した夫に、昼間の私の行動がバレバレだった。

066】夏は女性の肌の露出が増える。若い女性の場合は性犯罪につながるが、中年のそれは防犯になると言った人がいた。

067】クレヨンや絵の具で色を混ぜることに興味を持ち始めた3歳の娘との会話。「赤と青を混ぜると?」「紫!」「青と黄色では?」「緑!」「じゃあ、黒と白では?」「しまうま色!」

068】我が家の周りにある恐ろしい交通標語。「赤信号渡って死んでも文句は言えぬ」「交通違反あっという間にあの世行き」。

069】うちの祖母は、近所に買い物に行くとき、使い古したピンクの風呂掃除用のプラスチックの靴をはいている。

070】父が息子に「もう9歳なんだから、お母さんと一緒に寝てたら恥ずかしいよ」。すると息子は父に「お父さんなんか42歳のくせにまだお母さんと寝て、よく恥ずかしくないね」。

071】工事中の道で、おじさんが旗で車に合図をしていた。そこに通りかかった幼稚園児が「赤あげて、白あげないで、赤さげない」と歌い出し、おじさんの顔をひきつらせた。

072】息子が幼い頃、危ないものは手の届かない場所に隠した。中学3年になった彼は、見られてまずいものは「お母さんの手の届かないところに」と高い所に置いている。

073】自称「天体マニア」の友人が、最近まで「皆既日食」を「怪奇日食」だと思っていたことが判明。

074】眼科に毎日のように来ていたおじいさんが、1週間ぶりに来たときに、検眼表を上から読んでいる途中で、はたと考え込んでしまった。視力が落ちたのかと思った医者が「見えにくくなりましたか」と聞くと、おじいさんは「いや、1週間も来なかったから、順番忘れてしもうたわ」。そういう検査じゃないんだけど…。

075】中学生の弟は、自分の傘の布いっぱいに、大きな字で名前を書いている。たとえ誰かが失敬しても恥ずかしくてさせないように、という盗難予防なのだそうだ。自分は平気なのだろうか。

076】モデルのように足をくねくねさせて歩いていたら、3歳の息子が「その足は、トイレだな」。

077】父が自分の頭にティッシュの箱を何個乗せられるか挑戦していた。「何やってるの。お母さん、何とか言ってやってよ」とあきれて言うと、母は父に一言「がんばれ」。

078】勤務している高校で、北海道へ修学旅行に行った2年生のおみやげは「北海道限定チョコレートケーキ」。岡山県北部の蒜山(ひるぜん)へ遠足に行った1年生は「蒜山限定チョコレートケーキ」を買ってきた。違うのは地名だけで、包装紙も中身もまったく同じだった。

079】弟は「『いったい〜でしょうか』を使って短文を作りなさい」という国語のテストに「いったいだれが右の耳に手を入れて左の耳から出して鼻をほじくったのでしょうか」と書いて、マルをもらっていた。

080】勤務する病院で、高齢の患者さんに、思いつめた表情で「ご不浄に行かせて下さい」と訴えられた。初めて聞く「ご不浄」という言葉を「極楽浄土」のたぐいだと思い込み、「何言ってるんですか、まだまだ大丈夫ですよ。一緒に頑張りましょう」と思いきり励ましてしまった。ちなみに「ご不浄」はトイレのこと。

081】キャベ2はあるのに、なぜキャベ1はないのだろう。

082】小学一年のおいが「しつけって何?」と聞いてきた。すると5歳の息子が「黙らせること」。

083】言葉が遅かった息子は、3歳まで片言しか話せなかった。あれから15年。今も「おかん、めし!」「金!」「うるせー!」とやはり片言だ。

084】兄弟げんかが始まった。弟いわく「お兄ちゃんがたたいた」。すると兄は「違うよ、それはこいつのおとぎばなしだ!」。それを言うなら作り話だろうに。

085】駅のホームで、高校生らしき制服姿の二人がベンチに座り、タバコを取り出すと、「ルールは守らなくちゃ」と言い、喫煙コーナーに行って吸い始めた。もっと大事なルールを守ってほしい。

086】小学2年の息子は、いつもじっとしていられなくて、先生に怒られてばかり。が、始業式の日、「今日はじっとしてて偉かったね」とほめられた。彼いわく「いねむりしてほめられたん、初めてや」。

087】小学生の子供達を相手に、小さな個人塾を経営している。夏期講習の最終日、「先生と一緒に勉強してどんな力がついたと思う?」と聞いたら、「がまんする力」と言われてしまった。

088】朝の満員電車。某駅で今まさにドアが閉まろうとしている時、奥のほうから「すいません!」と男性が叫びながらかきわけてきた。みんな避けて空間を作り、通してやった。しかし、その男性、降りる気配もなく、ドアにぴったりくっついた。そして、次の駅で、ゆうゆうと最初に降りていった。

089】朝の通勤電車に、吊り革と同じくらいの大きさのイヤリングをしている女性がいた。電車が揺れた際、それにつかまりそうになった。

090】うちの赤ちゃんは、ママがそばにいないと子守りをしているパパを無視してママを探し、パパがいないと、抱いているママから逃げ出してパパを探すので、恩のない子と言われている。

091】高校生の息子に頼み事をすると、必ず「明後日にやります」と言う。「なぜ、明日からできないのか」と聞くと、「明日は心の準備をします」。

092】新婚間もない奥さんが、近頃ムクムク太ってきた。友人は「あの奥さんは神社の縁日で見つけてきたからだよ」と言う。「ほら、縁日でうっかり買った手乗りウサギやヒヨコって、すぐでかくなっちゃうじゃない」。

093】コンタクトレンズを買った時、店員に「先月から会員の割引率が15%から20%に上がりましたので、○○円です」と言われた。「そりゃどうも」と代金を支払ったが、前回と値段が一緒だった。なんのことはない、割引率が上がった分、レンズの値段も値上げされていたのだ。

094】母「私って蚊に刺されたことないのよね」息子「お母さんの血はまずいんでしょ」。母「刺してもみないで、よく分かるわね」息子「それじゃ、見た目がまずいんでしょ」。

095】バレエ鑑賞に出かけた。「眠れる森の美女」を見ていたら、眠ってしまった。

096】友人は「東京ドーム3個分くらい悲しい」と言う。

097】母は「私の平均睡眠時間は4時間だ」と言う。あんなに寝てばかりの母が、そんなはずがないと思ってよく聞いてみると、「朝寝2時間、昼寝2時間、夜8時間の平均のことだった。

098】「すいている戸口をご利用下さい」。そんなのを探しているうちに、電車は発車してしまった。

099】一円玉の効果的な使用法。募金箱に入れる。すると、優しい人に思われる。

100】上司が頼りないと、部下達は「自分達がしっかりしないと」と思ってくれる。これもメリットか。

101】肩凝りの祖母が、冷蔵庫から湿布を取り出しながら、「最近とんと効かなくなった」と言う。よく見ると、それはスライスチーズだった。

102】カラオケ教室で発声練習をしていたら、先生が太目の奥さんに「太っ腹に力を入れて!」と言っていた。他の人には「下っ腹」と云っていたのに…。

103】友人は、自動車教習所で、出発する際に教官に「出てください」と言われて、車から降りようとした。

104】テレビで歌舞伎を見ていたら、4歳の長女がひとこと「あっ、鈴木その子がいっぱい!」

105】NHKラジオの電話健康相談でメニエル病の特集をしていた。医師と相談者のおばちゃんの会話。「よく眠れますか?」「よく眠っております」「それなら心配ないですよ」「はい、睡眠薬を毎日飲んでいますから」。

106】保険の勧誘員のおばさんに「この保険に入って10回骨折すると元が取れるよ」と言われ、悪寒が走った。

107】パソコンを買ったものの、使い方が理解できず、パソコン通の友人に電話した。「わかった、Eメールでアドバイスするから、アドレス教えて」「…」。

108】花火大会に行こうとしている女子大生らしき二人の会話。「花火って、前から見ると円だけど、横から見るとどうなっているのかしら」「10円玉と同じで薄っぺらいんじゃないの」「じゃ、裏から見るとどうなってるの?」「前から見るほどはきれいじゃないんだろうね」。笑いをこらえるのに必死な私だった。

109】国語の問題集に「未知」の反義語を下記から選びなさいという設問があった。(1)予知(2)既知(3)察知。私は、未知(ミッチー)の反義語は察知(サッチー)だと思うのだが。

110】夜、帰宅する途中でコンタクトレンズを落としてしまった。暗くてなかなか見つからない。そうだ、もう一方のレンズを同じ場所から落として、その行方を追えば同じ場所に2つともあるはずだ!」。そして、出費が2倍になった。

111】「最近、この辺でも女の人の後をつけて襲う事件があったわね」「そうそう、ストーカーっていうのよね。変な人が多い世の中だから気をつけなくちゃ」。確かにおっしゃる通りだが、お二人ともどう見ても70歳過ぎ。

112】我が家では「痔」のことを「ちにてんてん」と言っている、でも、かえって生々しい気がする。「血に点々」と聞こえるからだろうか。

113】妻と焼き肉屋に入ったら、生ビールが半額のタイムサービスをしていた。飲めない妻が「生2つ」と注文するので、「おまえも飲むのか」と聞くと「飲めるはずないでしょ。安いから注文しておくのよ」。2杯目のジョッキを口にしながら「高くても、冷たいのが飲みたいのに…」と思った。

114】中学の時、水泳のテストの日に寝違え、25mをクロールで息継ぎしないで根性で泳ぎきり、体育の成績が一段階上がった。

115】親知らずの生えた娘がひとこと、「あーあ、口の中が歯だらけになっちゃう」。

116】睡眠中に歯ぎしりをするようなので、歯医者さんにマウスピースを作ってもらった。だが、それを装着する前に、その請求書を見て歯ぎしりしてしまった。

117】「うるせーなぁ、このやろー、ふざけんじゃねえ!」。夜中に外でこんな大声が聞こえてきた。さらに「オリャー」とすごい音。ケリを入れた模様。このままでは相手が死んでしまう、と思って外に出てみたら、男がガードレールを蹴りながら携帯電話で話していた。

118】外出から戻ると、間違い電話と思われる留守電が入っていた。「マツタケもらったから分けてあげる。取りにおいで」。どうせなら住所も入れておいてほしかった。

119】敬老の日に「100歳以上が1万人を超えた」というニュースが流れた。65歳の祖父は「こんなことを言われると、65歳ではプレゼントをもらえなくなるかもしれん。9月15日以降に発表すればいいのに」と文句を言っていた。

120】友人が病院で、できものの切開手術を受けた時のこと。執刀直前に医師に電話が入り、その医師は廊下の電話で「黙れ!」とか「ふざけるなっ」とか、口論を始めたそうだ。帰ってくるなり顔面蒼白の医師は、「あの野郎、殺してやる。看護婦さん、メス!」。友人は生きた心地がしなかったそうだ。

121】「9月になっても暑いなあ」とぼやいたら、「8月40日だと思えば」と言われた。

122】結婚費用の平均額が昨年に比べ減ったという記事を読んだ妻が「できちゃった婚が多くなって、新婚旅行の費用が少なくなったためだろう」と言った。

123】うちのCDプレイヤーはものぐさだ。曲順をランダムに演奏する指定にしても、ほとんど通常の曲順どおり演奏する。

12420倍辛いカレーは、その分、20倍ごはんを食べられて、経済的である。

125】酔い止めの薬を飲んで飲酒すると、酔いを知らずに飲みすぎて、薬が切れると同時に一気に泥酔状態となるらしい。

126】教習所の終了検定であがってしまい、まわりの確認をせず、ドアロックせず、ルームミラーの調節をせず、シートベルトもせず、ギアバックのまま発進し、1mも進まずに失格となった友人がいる。

127】「1h=○円」という表示を見て「1ヘクタール」と勘違いした。」

128】花柄やチェック柄の車は見たことがない。

129】アイスクリームでダブルを頼み「コーンは別々にして下さい」。

130】入学試験の受験料をさんざん取られたことを思い出すと、就職試験は無料なのが嬉しい。

131】「スプリングセール」は、訳すと「売春」か。

132】理髪店で「長めのスポーツ刈りにして下さい」。

133】富士山を1m削ったら、有名人になれる。

134】シンデレラの靴はぴったりだったはずなのに、どうして脱げたのか?

135】うちの学校は厳しかったので、スクールバスは「護送車」、卒業式は「出所祝い」と呼ばれていた。

136】カレーキャラメルというお菓子があった。カレールーと区別がつかなかった。

137】自分さえよければかまわないという考えは、他人ばかりか自分をも不幸にする。

138】「しかも1回のお洗濯代は今までと変わりません!」というCMがあるが、これではちっともお得ではない。

139Spring has come.日本語では「バネ持って来い」。

140】はがきアンケートで「購入の動機」という欄がよくあるが、「その他」に○をつけて「太陽がまぶしかったから」と書いてみよう。

141】顔パックしていたら、小さな蚊が止まった。とることもできず、かわくのを待った。ゴキブリホイホイの気持ちを味わった。

142】某銀行の車内吊り広告。家康「ふえるまでじっくり待とう夏のボーナス」。秀吉「今すぐにふやしてみせよう夏のボーナス」。信長「ふえぬなら使ってしまえ夏のボーナス」。

143】もしもタイムマシンで江戸時代に行き、目覚し時計を売り込むとしたら、文字盤にはやはり「暮れ六つ、丑三つ」と書くことになり、アラームはゴーンという鐘の音だろうか。

144】地方情報誌にあった記事。「ゆずります。子供が大きくなったので…」。手におえなくなった子供をゆずるのかとあせっていたら、三輪車だった。

145】顔を出して平泳ぎをしている人を見ると、それは生首の平行移動である。

146】数学の授業で「回転体を挙げなさい」と言われて「コンパス」「綿菓子」と答えた奴がいた。

147】「このだいこん足!」「そんなに細い? うれしいわ」。

作品のアイデアの出典について

今月掲載した作品は、以下の書物に掲載されたアイデアを参考にさせていただきました。

朝日新聞/読売新聞/毎日新聞/産経新聞/週刊読売/Weeklyぴあ

 

月刊ひざねた20002月号掲載

001】友達との会話。私「何となくおはぎ食べたいなあ」友「おはぎってどんなん? 食べたことないねんけど」私「おにぎりの周りにあんこついてんねん」。言った後、すごくまずそうだと思った。(読者投稿)

002】ゆかいな英語雑学という本には、日本語で「このタコ!」という時は「ユウ、オクトパス!」と英語では通じないとあった。(読者投稿)

003】目覚まし時計の、秒針が折れ曲がって他の針に干渉し、時計が動かなくなってしまった。機械オンチの妻は、秒針の曲がりを直そうとしたが、誤って折ってしまった。結果的に針同士の干渉がなくなったので、時計は再び動き始め、妻は「私が直した」と得意がっている。しかしどう考えても、私には「妻が壊した」としか思えない。(読者投稿)

004】アメリカの銀行などでは、電話で身元の確認をするのに母親の旧姓を聞くのが一般的だが、未婚の母だった場合はどうするのだろう? 父親の名前を聞くのだろうか?(読者投稿)

005】ロングランを続けてきたブロードウエーミュージカル「キャッツ」の公演終了ニュースに製作スタッフのコメント。「公演終了は残念だが、18年は猫としては大変な長寿だ」(読者投稿)

006】コンピューター2000年問題のひとつに、うるう年問題がある。誰でも知っているとおり、うるう年は4年に1回だが、100で割りきれる年はうるう年ではない。さらに、400で割りきれる年はうるう年となる。例えば、1700年、1800年、1900年はうるう年ではないが、2000年はうるう年なのだ。すると、コンピューターに異常が生じるのは、100年毎の事情を考慮していて400年毎の事情を考慮していない場合である。両方とも考慮してあれば異常は生じないし、皮肉にも、両方とも考慮していない場合にも異常は生じない。

007】祖父は、殺虫剤の使い方がわからずに、自分の顔にふりかけてしまった。

008】「神奈川県警の不祥事で本部長が1ヶ月、100分の20の減給」というニュースを見た妻が叫んだ。「えー、それなら毎月10%も賃金カットされているあなたはなんなの」。

009】一姫、二太郎、三なすび。

010】流行の厚底サンダルを見た小学生の妹が「あれなら十年は履けるね」と言った。

011】小学1年の娘が、給食でカバ焼きを食べたそうだ。「どんな味だった?」と聞くと、「やっぱりカバの味がした」と答えた。

012】孫とおじいちゃんの会話。「おじいちゃんの誕生日を教えて」「昭和11年○月○日だよ」「平成で言ってほしいの」。

013】小学生の弟は、トイレに入っているときにノックをされると、いつも「どうぞ」と答えている。「入ってます」と言ってほしい。

014】飼い猫が目のけがをして近くの動物病院に連れて行ったら、渡された目薬が、有名病院でもらった私の目薬と同じだった。

015】単身赴任中の夫が「明日は絶対に遅刻できない。5時半に起こしてくれ」と電話があった。目覚ましをかけて寝たら、10分前に「起きているから」と夫の電話で起こされた。だったらかけないでほしい。

016】初めてフリーマーケットを開いた。懐かしい友人とおしゃべりし、立ち去った後、気づいた。彼女の結婚式の引き出物を出品していた。

017】月々の小遣いをもらうようになった息子の引出しを見ると、二つ並べた財布の一つがパンパンに膨らんでいた。中にはティッシュが丸めて詰めてあった。彼いわく「泥棒が来たら膨らんだほうを持っていくでしょ」。二つとも持っていくと思うけど…。

018】ある日、5歳の息子が「目にゴミが入った」と言って、一生懸命に後頭部をたたいていた。

019】スーパーのエレベーターで、中年の女性がドアの端に立ち、ボタンを押そうにも押せなかった。「何階ですか」と聞かれたので「6階です」と答えると、「早く押さないと通過してしまいますよ」。

020】いなかっぺ大将の「いなか」ってどこ?

021】銀河鉄道スリいない。

022】レジで万札払いをすると、たいてい「大きいほうからお返しします」と言われるのだが、この間は「小さいほうからお返しします」と言われた。「中くらいからお返しします」と言われてみたい。

023】「おれの人生のモットーは、『より困難な道を選べ』だ」と豪語していた友人は、奥さんに「私との結婚もそうだったのね」と泣かれたらしい。

024】某NHKでは「貧乏ゆすり」と言ってはいけないらしく、「足を上下に細かく動かす動作」と言っていた。

025】旅行誌に本当に載っていた言葉。「露店風呂」。

026】猫踏んじゃった…。「笑い事じゃねえよ」(猫談)。

027】「お医者さんごっこしようよ」「いいよ」「どうなさいました」「二重まぶたにしてほしいんです」。

028】喫茶店にて。健康志向の友人がウエイトレスさんに「このオレンジジュースは100%ですか」と聞くと、ウエイトレスは「少々お待ち下さい」と言って慌てて厨房へ。数秒後、彼女は走ってきて「申し訳ございません、当店のジュースは90%でございます!」

029】鉄道などの「忘れ物即売会」というのがあったので覗いてみたら、使用済みテレカを「コレクターのために」と言って1枚30円で売っていた。しかし、使用済みテレカって、忘れ物というよりゴミではなかろうか。

030】「新明解国語辞典・第二版」には、「アメしょん」という言葉が載っている。意味は「アメリカへ行って小便をするだけの無意味な旅行」。

031】本屋で、ヤンキー兄ちゃんが、携帯着メロ本の立ち読みならぬ立ち入力していた。

032】大学生は後期日程が気になるだろうし、建設業者は工期日程が気になるだろう。

033】無免許ならばカリスマではなく「カリソメ美容師」である。

034】メール来てるかなあ、とパソコンの電源を入れるも着信がなく、せっかく電源を入れたのだからと、自分が以前に送ったメールを読み返す…、むなしくなる。

035】バスの中での親子の会話。「何座?」「モナリザ」「何どし?」「巻き戻し」。

036】「チューボーですよ」につのだ☆ひろ氏が出演して「星一つです」。

037】回文「シナモンパンモレモンパンモナシ」。

038】「お金持ちってどんな人?」と聞かれて「ソフトクリームのコーンを捨てちゃう人」。

039】中古ビデオソフト店で、今ならば絶対にありえないタイトルを見つけた。その名も「勇者ストーカーの冒険」。

040】あったら怖いもの、「『買ってはいけない』で紹介されました!」という宣伝文句。

041】あったら怖いもの、「世界の社葬から」。

042】ラーメシ、ワンタンメシ、チャーシューメシ、とラーメン屋のメニューに落書きされていた。直さないのか?

043】うちのおじいさんは、自転車のことを人力車と言う。

044】「若い人ばっかりだった」。敬老会に行ってきたおばあちゃんの感想。

045】「年寄りばっかりだった」。敬老会に行ってきたおじいちゃんの感想。しかし、全員年下だったはずだ。

046】美女と柳生博。

047】水に浸すだけで洗剤いらず、と書かれたお風呂掃除用スポンジを買ったが、そのスポンジについた汚れは結局お風呂用洗剤で落としている。

048】虎と狸の母さんよー。

049】浅川次郎氏は、浅田次郎氏のことをどう思っているのだろう。

050】皇族と結婚した力士は「お相撲さま」と呼ばれるのだろうか。

051】カリスマ美容師はいいが、「美容室カリスマ」という店があったら行きたくない。

052】「謝って済むなら警察はいらない」とよく言うが、謝ってばかりいる警察もいらない。

053】仮住まい美容師。

054】また会う日まで。→また会う、暇で。

055】中華街に崎陽軒があるのは、日本が中国に殴り込みをかけているような気がする。

056】秋田県・乳頭温泉郷で売られているお饅頭の名は「乳頭の夢」。

057BOSS7のCMで世界を敵に回したシンちゃん。実は日本は敵に回していない。マンションの前で抗議しているのは全員外国人。

058】豊年万作という言葉を聞いて「あ、巨人の星の」とのたまった友人。それを言うなら「左門豊作」。

059】祝日の朝、テレビの星占いで私の星座の幸運の鍵は「銀行の窓口」だった。だめじゃん。

060】某文房具店にあった張り紙。「なめらかインク、ヌルヌル書けるボールペン」。あまり使いたくないなあ。

061】「巨人」という呼び方は、阪神を「トラ」と呼ぶようなものだ。であれば、こちらの呼び方に統一して、「巨人の先発は上原、コイは佐々岡です」という感じではどうだろう?

062】アニメキャラの絵がプリントされたトランクスって、浮気防止のために奥さんが旦那に買うものなのだろうか。

063】幼い頃、父に「かゆいところは血が出るまでかくと、かゆみが止まるよ」と教えられ、今では足がかさぶただらけだ。

064】小学2年の娘は、風邪が治りきっていなかったとき、体育の授業を見学させてもらおうと連絡ノートに書こうとしたら、「体育は大丈夫だから、算数お休みしたいって書いて!」。

065】学生時代、信号無視で警察に捕まった時に「ちょっと酔っていたもので…」と言い訳をしてしまい、当然のごとく免停を食らってしまった。

066】夫「女なら、みんな持って生まれてくるものだけど、すぐに失っちゃうものってなーんだ」私「純情?」夫「惜しい。可憐さだってさ」私「それなら私、まだある」夫「そのずうずうしさが、失っている証拠なんだよ」。

067】相撲中継を見ていた妻が「あの腹巻きは洗濯するのかどうか」と心配していた。それよりも、30歳にもなって「まわし」を「腹巻き」と呼ぶほうがずっと心配だ。

068】読後感想文に、小学5年の男の子が「『あっ、そうなの』と思いました」と書いた。

069】祖父は、毎朝テレビ欄をチェックして、「伍代夏子が出演する」と知ると、その時間帯にはきちんと背広を着てテレビの前に座る。彼女には祖父の姿など見えないのに。

070】そば屋で男性客が「かけそば」と「卵」を注文。店員が「じゃあ、月見ですね」と聞き返したが、「いや、かけと卵だ!」と言い張る。値段表を見ると、かけと卵は計290円、月見は300円だった。

071】父はサラリーマンを引退し、自適の生活に入っている。それでも、散髪にはわざわざ込んでいる日曜日か祝日を選んで行く。母からは「究極の見栄っ張り」と言われている。

072】5歳の息子が、最近いろいろな質問をしてくる。ヒット作は「鏡はどうして僕のまねばかりするのだろう」。天才かぼんくらかわからない。

073】私がダイエットを始めたことを知ると、夫はアイスやらプリンやらを買ってくるようになる。これは「あまりやり過ぎないように」という深い愛なのかと思ったら、「性格がきつくなるから」だって。

07415分進めてある車の時計に従い、ゆうゆう出社したら遅刻してしまった。車検に出したら、ご丁寧に時計まで正確に合わされていたのだ。

075】地方の原発に勤める友人に、「臨界」と「爆発」の違いを尋ねた。友人は「外国で起きたら爆発だけど、日本で起きたら臨界」。どうしてか、さらに聞くと「驚かせるのと、驚かせないための違いだよ」。

076】メガネ店でコンタクトレンズを担当している。日本語が上手なイギリス人の青年にレンズのつけ方を説明したときのこと。「では、そのまま指先のレンズをそっと黒目にかぶせて下さい」「青目でもいいですか」。

077】駅のホームで列車待ちの列に並んでいたら、歩いてきたおばさんが私の真横で立ち止まり、いかにも通り抜けたそうなそぶりを見せる。私は快く、前に空間を作ってあげた。すると、そのおばさんは、一礼をして私の前に入ったとたん、背中を見せて行列に並んでしまった。

078】私は小顔なので、アルバム写真を撮るときは誰も私の隣に立ってくれない。小顔のデメリットである。

079】寿司の広告を見ていた祖母が、どうしても食べたいと言うので、広告の品を買ってきた。ところが祖母は、一口食べて、「なんだ、チラシほどうまくないな」。チラシはそんなにおいしいのか?

080】ドラッグストアで、298円で売っていたシャンプーが「大特売50%オフ、300円」になっていた。値上げ?

081】干し物のパンツが盗まれた。しかも、私の水泳用のサポーターパンツと5歳の娘のパンツばかり。妻は自分のパンツが無事だったことがショックだったようだ。

082】「2000円札発行の話をしていたら、お隣のおばあさんが「その2000円札、いつもらえるの?」どうも地域振興券で、もらい癖がついてしまったようだ。

083】私の塾の先生の口癖は「イーヨーン(イーオン)」。笑う時は「イーッ、シッ、シッ(ECC)」。さすが英語の先生だ。

084】大事故に遭って奇跡的に助かった人を「強運の持ち主」と言うが、本当に強運の持ち主ならば事故に自体遭わない気がする。

085】小2の息子は算数が苦手。「赤組が125点、白組が130点。どちらが何点多いでしょう」という問題も解けない。そこで私が「おねえちゃんがアメを125個、僕がアメを130個。どっちが何個多い?」という問題にすりかえたら、「やったー、5個得した!」。

086】最近、睡眠不足に悩む私は、「不眠症で悩む人に」という講座を友人と聞きに行った。途中、舟をこいだ拍子に目が覚めた。なんと小一時間も眠っていたのだ。「講座の効果抜群だね」と友人に笑われた。

087】うちの父は、物の無い時代に育ったせいか、なんでもおいしいと言って食べるので、母が喜んでいる。ところが、先日は食後の薬を飲んだ後も「うまい」と叫んでいた。

088】山梨と静岡の県境に位置する「海抜2000m」の行田山。西暦2000年にちなんだ山として登山道を開いてPRしているが、実際は1999.7mだ。山頂で30センチだけジャンプすればいいのか。

089】知人が勤める私立高校では、常時願書を受け付けているが、問い合わせには「いま偶然あきが出ました。すぐ手続きしてもらえれば、間に合います」と答えるらしい。

090】「遠くを見ていると視力が良くなる」と聞いた6歳の息子は、毎日、双眼鏡を一生懸命に逆から覗いている。

091】「毎朝、鳥の声で目覚めるんです」と田舎暮らしの夫婦がテレビで自慢げに語っていたが、私だって、毎朝ゴミ置き場に集うカラスの声でたたき起こされている。

092】千葉にあるポートタワーは、1階の次の2階がなんと地上100m以上のところにあり、恐ろしかった。

093】私「燃えるゴミと燃えないゴミを区別して」父「火をつけてみなければ、燃えるか燃えないかわからないじゃないか」。

094】JRの駅が終日禁煙になり、全部の灰皿が除去された時、これまで以上に掃除が大変になるだろうなと思った。

095】学校の机に「KOHICHI命」と書いてあったのを「こひち命」と読んだ。

096】歯科でアシスタントをしている。患者に「奥」という姓の人がいるが、「奥さーん」と叫ぶことが恥ずかしくてできず、フルネームで呼んでいる。

097】なぜ桃太郎はまっぷたつにならなかったのだろう。

098】母「お空に痛いの痛いの飛んでいけ!」妹「お空が痛くなっちゃうよ」。

099】私「ねえ、お母さんのことは育ての母と産みの母って言うじゃない。お父さんは何て言うのだろう」。友「育ての父とタネの父」。

100】あるテレビ番組にて密室トリックの特集があった。完全密室のトリックの一つに、「死体の周りに急いで家を建てる」というのがあった。

101】子供の頃、駐車場で野球をするたびに「この車、じゃまだなあ」と本末転倒したことを叫んでいた。

102】目をつぶって、目と目の間にゆっくりと人差し指を近づける。気持ち悪くなる。

103】オートリバースというのは、テープがデッキの中でひっくりかえるのだと思い込んでいた。

104】電車のドアが開くなり乗り込んできた高校生に降りるのを邪魔されたおじさんが「こら、おまえら、降りる人が先っちゅうことわざを知らんのか」。

105】「長細い」と「細長い」の違いは何?

106】「短大」と「短小」は似て非なる。

107】学生食堂でカレーライスを食べようと思い、券売機を見ると売りきれだった。一瞬がっかりしたが、大盛カレーライスは売りきれていなかったので、それを食べることができた。なぜ普通のカレーライスは売りきれだったのだろう。

108】性格検査の「長所・短所」の欄に、弟は「長所:鼻の下」「短所:足」と書いた。

109】「矢田その子」。

110】打ち上げ花火は前から見ると丸く見えるが横から見ると棒のようにしか見えないと思っていたそうだ。

111】電話をコードレスにしたのだが、すぐにどこかに置き忘れて探し回ってしまう。父が「なくさないように、ちゃんとヒモでもつけて、どこかに結んでおけ」と言った。

112】選挙結果発表の当確に対して「落確」。

113】女性嫌いの男性と、男性嫌いの女性が同じ職場にいた。二人はとても気が合い、つきあうようになったという。

114】「○○さんの送別会のご案内」と書くつもりが、間違えて「○○さんの告別式のご案内」と書いて配ってしまった。

115】ある料理番組のレギュラーゲストは、何を食べても「おいしい、おいしい」と言っている。妻は、「この人、きっと味おんちなのよ」と言った。

116】「危ない! 老人は車を見ていない」という看板。

117】ワイドショーの見出しが「○○氏、元美人アナと結婚」となっていた。今は美人でもないという意味だろうか。

118】シャンプーに「十分すすいで下さい」と書いてある。妹は、十分間もかけてすすぎをやっていた。

119】会社の仲間とカラオケに行った時、ハミングを表す「HumHumHum…」という部分で、先輩は「ハム、ハム、ハム…」と歌っていた。

120】腰が90度に曲がったおばあさんは、寝る時に足が垂直に天井を向いているのだと思っていた。

121】駅の階段のうちの一つに、「ここからは降りられません」と書いてあった。友人は「俺なら別に降りられるぞ」と言って、悠然と降りていった。

122】3人の英会話。「I'm a student」「Me, too」「Me, three」。

123】小学生の子供が百人一首を見てひとこと「妖怪みたいな名前だね」。

124】テレビのプロ野球中継を見ながら「松井三振だ!」と叫ぶと、母が「松井さん死んだって?」と驚いてしまった。

125】子供「右足ってどっちの足?」母親「はしを持つほうの足だよ」。

126】「僕は魚座なので、水泳が得意です」と言って自己紹介した男の子がいた。すると、みずがめ座の私は沈んでしまうではないか。

127】スーパーに「手作りタマゴ」なるものが売られていた。「タマゴが手で作れるか」とつっこみを入れているおじさんがいた。

128】あるラジオ番組でDJが、「いつも本名でお便りをくれる○○君が、今日はどういうわけか、匿名希望のペンネームで送ってきてくれました」と言ってハガキを紹介していた。

129】近所の人に「おたくの娘さん、今から出勤?」と聞かれた母は「参勤交代なのよ」と答えた。三交代制と言ってほしかった。

130】路上でカメが売られていた。子供「ねえパパ、カメ買ってよ」父「すぐ死んじゃうからだめ」子供「カメは万年生きるから大丈夫だよ」父「だめ。あのカメはもう9999歳だから」。

131】「万引きは立派な犯罪です」という張り紙を見つけた。友人は「立派だなんて励ましたりして、かえって万引きが増えないかな」と心配していた。

132】肇さんという名前の上司は、電話で自分の名前を説明するのに「ハナ肇」の「肇」と説明している。「もっと他に言い方はないんですか?」と聞いてみると、「私もいろいろと考えたんだが、どうしても他にないんだよ」と答えてくれた。

133】ダイエットのため乗馬を始めた。馬がやせた。

134】テレビの野球中継で、アナウンサーが「目立たないミスが目立ちます」と言った。

135】近所の八百屋さんにニンニクが売っていたが、札には「人肉」と書いてあった。

136】うちの息子は父親のことを「パパッチ」、母親のことを「ママッチ」と呼ぶ。一人不満な顔をしているのは、「ババッチ」と呼ばれたおばあちゃんだ。

137】妻「今日は結婚記念日だよ」夫「お前のか」。

138】理科のテストで、アサガオの断面図の絵が与えられ、「このアサガオから実はできるか」という問題が出た。ある生徒は「できない。半分に切れているから」と答えた。

139】電車の中での親子の会話。子供「電車、止まっちゃったね。電車も疲れるんだね」。母親「違うのよ。『前の電車がつかえてる』って言ったの」。

140】私が中学校の時、「遅刻ゼロの日」というのがあり、前日には先生が「明日は絶対に遅刻しないように。遅刻しそうになったら、休んでしまいましょう」と言った。

141】国語のテストで「ねんごろ」という言葉を使って短文を作る問題が出た。友人は「1600ねんごろ、江戸時代は始まった」と答えた。

142】歯医者で先生に「はい、しっかり食いしばって」と言われた。その食いしばる歯を抜かれるというのに…。

143】母「はげますの過去形は?」子供「はげた」。

144】弟は国語のテストで「生産」の反意語を「死産」と書いてバツをもらっていた。

145】吹き替え映画を見ていたら、金髪碧眼のおじいさんが「わしの目の黒いうちは許さん!」と言っていた。

146】車で出勤する夫を見送ろうと思って外に出ると、夫は車の中から投げキッスをしてくれた。うれしく思った私が投げキッスを返すと、夫は外に出てきて、「何やってんだよ、タバコだよ、タバコ」。

147】デパートに「赤ちゃん収納ケース」なるものが売っていた。「赤ちゃん用」とちゃんと書いてほしい。

148】幼稚園児の息子に「お母さんの老後、見てくれる?」と聞くと、息子は「うん、いいよ」と答えてくれた。しばらくして「おかあさんのローゴ、早く見せてよ」。

149】スポーツ中継で、アナウンサーが「一瞬も目が離せない展開となりました!」と叫んだとたん、CMに切り替わった。

作品のアイデアの出典について

今月掲載した作品は、以下の書物に掲載されたアイデアを参考にさせていただきました。

朝日新聞/北海道新聞/日本経済新聞/毎日新聞/読売新聞/週刊読売/Weeklyぴあ

 

月刊ひざねた20003月号掲載

001】ある外国人が日本でセールスを始め、印象はどうだったかを尋ねたところ、「勝手口さんという名前が多かったが、不在が多かった」と言った。「勝手口」をその不在宅の方の苗字と思ったらしい。(読者投稿)

002】語尾に「ざます」とつけるひとにあってみたい。何弁になるのだろうか…。(読者投稿)

003】以下「ニュースウイーク日本版」より。メージャー前英首相が在任中にロシア・エリツィン大統領に「ロシアの状況を簡単に説明してくれ」と言うと、エリツィンは「グッド」と言う。「せめて2語で説明してくれ」とお願いしたら「ノー・グッド」と言われたらしい。(読者投稿)

004】ゴア米副大統領は「若い女性の性的モラルが低下しているのではないか」という記者の質問に「さあ、経験したことがないもので…」。(読者投稿)

005】ニューヨークのある産科医は、赤ん坊を帝王切開で取り上げた後、「われながらほれぼれする出来だ。ここへサインしておこう」と、母親の腹部にメスでイニシャルを残した。(読者投稿)

006】ベストセラー作家のマイケル・クライトン「原爆で人類を絶滅させるのは難しいけど、遺伝子組替え技術を使えばちょろいもんだからね」。(読者投稿)

007】黒い物は実物よりも小さく見えるという目の錯覚がある。白と黒の碁石を同じ大きさに作るとすると、黒石のほうが小さく見えてしまうため、実際には黒石のほうが大きく作られているという。

008】太平洋戦争の最中、日本軍は、ソロモン諸島のひとつであるガダルカナルに基地を置き、約3万人の日本兵を常駐させていた。そこへアメリカ人が奇襲攻撃をしかけてきた。送り込んできた兵は約5万人。このため日本軍は約2万人が死傷し、島はアメリカ軍の手に落ちた。さて、アメリカはなぜ5万人という大人数の兵士を送り込んだのか。実は、アメリカ軍は、ガダルカナルにいた日本兵の数を勘違いしていたという。攻撃前にスパイを送り込み、日本軍の数を見積もったところ、約1213万人と出たため、これに対抗すべく5万人を動員したのである。スパイはなんとトイレの便槽から兵力を算出していた。当時、日本人の1日の便量は400グラム。アメリカ人は1日平均で100グラム。日本人が便秘知らずだとはアメリカ人は知らなかったわけだが、これが幸いして基地を奪還できたといえる。日本人は繊維をよく食べるため、アメリカ人などに比べて便秘しない体質だが、これが災いして命を落とすことになったのである。

0091987年6月17日、千葉県浦安市の建築会社の資材置場から火が出た。その日、たまたま近くの港で、テレビ局がドラマの撮影のために火を燃やして撮影するとの届出を出していた。そのため、消防署は通報を受けてもロケだと思い込み、初めは調べもしなかったため、かなり燃え広がってしまったという。

010】広島県のJR福塩線に実在する駅名「駅家」。上から読んでも下から読んでも「駅家駅」。

011】道の反対側に渡りたいのだが、横断歩道がなく、歩道橋と地下道があったとする。階段の数は同じである。この時、たいていの人は地下道を歩くほうが楽だと感じ、地下道に向かうという。上ってから降りるのと、降りてから上るのでは、苦労は同じはずなのだが、初めに降りるほうが楽だという錯覚が起こるようだ。

012】今年の入学試験で、ある学校は漢字の書き取りの問題として「携帯」という字を出題したらしい。ところが、各人の受験票には「携帯電話のスイッチを切っておくこと」と書かれており、採点対象から除外せざるを得なくなったという。このように考えると、絶対に入試に出題されるはずがない漢字というものがいくつかある。「試験」もそうだし「鉛筆」もそう。これらの漢字は、覚えなくてよいとは言わないが、覚えるのは後回しでも良さそうだ。

013】高速道路が渋滞でちっとも前に進まないと腹が立つ。高速でないから、名が体を表していない。有料道路と名前を変えるべきではないか。

014】外国人のお客さんに「どうぞこちらへ」と言って手を差し出すと、その手に握手を求めてくるお客さんが多くて困る。

015】商店街にチラシが貼ってあり、「ものずきの奥様募集」とあった。しかし良く見るとそれは「き」の文字が風に飛ばされた「きものずきの奥様募集」というチラシだった。

016】声変わりした13歳の長男が電話に出たら、相手に主人と間違われ「奥様はいらっしゃいますか?」と聞かれたらしい。長男は「まだいません」と答えたそうだ。

017】近所の八百屋では、ご主人は「消費税なし」奥様は「消費税あり」と言っていることに気がついた。それ以来、その店では買い物をしていない。

018】友人の結婚式でスピーチを読んでいるうちに、自分の経験と重ね合わせワーワー泣き出してしまった。新郎と関係があったかのように誤解され、それ以来友人の結婚式には呼ばれなくなった。

019】ついこの間まで、「動物占い」とは、動物の骨を焼いて骨に入ったヒビで吉凶を占うものだと思っていた。

020】毎朝夫の靴を磨いている。ある日忘れてしまったところ夫は「よし、今日は顔で勝負だ」と言って出勤して行った。

021】OL同士が「歩き方で若いかお年寄りか分かるんだってよ」と話していた。それを聞いた男性社員いわく「歩かなくても顔を見れば一目瞭然だ」。

022】娘との会話。「飴が3つありました。お母さんが1つもらうと残りは?」「2つ」「では3つもらうと?」「そんなの嫌だ」と泣き出してしまった。

023】「自動車で時速60キロでは40分かかります。では時速80キロでは何分?」という算数の問題にある生徒は「それは警察に捕まります」。

024】青い空、白い雲、緑のたぬき。

025】家の炊飯器の「お急ぎタイマー」を押しても、普通より5分しか早くならない。

026】部長は忘年会のシメを頼まれ、「それでは三三九度で」と言ってしまい、慌てて「失礼しました。三三七拍子で」と言いなおしていた。

02711月4日にクリスマスケーキを予約したら、その店で第1号だったらしく、電話のむこうで「早い」という声が聞こえた。だったら予約開始日をもっと遅くすればいいのに。

028】実家にて。私「昼寝しているから、夫から電話があったら子機持ってきて」父「あんまり俺をこき使うな」。

0291111日の「スタジオパークこんにちは」で、ゲストの永作博美さんが「平成111111日1時1111秒に番組に出演した」ということで祝われていた。永作さんは複雑な表情をしていた。11時でないことがまた中途半端である。

030】「なお、歌丸さんの頭にもまだ若干の余裕がございます」。

031】家に大きな木を植えようと思った人は愛のエネルギーが強く、小さい木を植えようと思った人は弱いらしい。心理学って、そのまんまだと思う。

032】JRの本州3社(西日本、東海、東日本)は仲が悪いのに、トンネルは仲良く崩壊している。

033】雑誌のアンケートで「持っているAV機器は?」との問いに「モザイク消し」と書いたうちの兄。

034】ある日、うちの弟はバイクに乗っていて、白バイの警官に止められた。しかし、何も違反していなかった。そして警官に言われたひとことは「もっと堂々と乗れ」。

035】「世界ふしぎ発見」での不思議な発見。草野さんの「こんばんは」の問いかけに、黒柳徹子は「こんばんは」と答えたためしがない。

036】まゆげがつながった時に、床屋に行くことにしている。

037】病院へ提出する書類で「発病の原因」の欄に「不詳」と書くべきところを「不評」と書いてあるのがあった。よほど評判の悪い病気なのか。

038】「宗教の強引な勧誘って嫌だよね」と言った相手がどこかの信者だったりすることがよくある。

039】ある人に「どうも。白タクの運転手やってます」と朗らかにあいさつされた。それが違法だとわかっていないのだろうか。

040】以上をもって、今回のヒニン訓練を終了します。

041】東京モーターショー初日。電車内からディズニーランドの駐車場を見た人がひとこと「これこそモーターショーだね」。

042】ワープロで「秋篠宮夫妻」と打ったら、「安芸市の飲み屋夫妻」と出てしまった。

043】御茶ノ水で「MAPS×MAPS」という地図専門店を見つけた。

044】「ゆで卵の白身と黄身とどっちが好き」と聞いて、相手が「黄身が好きだよ」と言うのを「君が好きだよ」と言われたつもりになって喜んでいる人がいた。

045】一般に眠れない時には羊を数えると言うが、私の場合は「次の羊が骨折していてうまく飛べなかったらどうしよう」などと考えてしまい、かえって目が覚めてしまう。

046】プレステのゲーム「ウンジャマ・ラミー」を、最近まで「ウンジャラ・マミー」だと思っていた。

047】2千円紙幣よりも、1980円紙幣のほうが使いやすいかもしれない。

048】ドラム、キャッチャー、部長。いずれも、太った人を連想するのは私だけだろうか。

049】東京ドームでバイトしていた頃、掃除をしていた私にジャビッ子ちゃんが近寄ってきて、耳元で「お互い大変だけど、がんばろうな」と励ましてくれた。足はとてもきれいなのに、野太い男の声だった。

050Windowsのガイドブックに「それでは窓を開けていきましょう」と書かれているのを見て、部屋の窓を開けた人がいるそうだ。

051】ベビーオイル=赤ちゃんが歳をとる。

052】失業中の叔父は、毎日職安に通ううちに気の合う仲間を見つけ、釣りサークルを結成して職安そっちのけで釣りにいそしんでいる。

053】「焼き肉屋で働いている」とウソをついて水商売をやっている知人がいる。最近、旦那が気づいたらしく、出かけようとすると、化粧した顔を舌でペロペロ舐めて仕事に行かせまいとするそうだ。

054】電気屋で、音声で入力できるパソコンを見て「わあ、これなら私にできるかも」と言うと、店員に「これは難しいですよ。標準語で話さないとだめですから」と言われた。大阪弁を標準語に変換でけへんのか?

055】美術館で抽象画を見た。絵もわからないが、サインの字もまったく読めない。妻いわく「あのサインは、絵の上下を判別するための印よ」。

056】理髪店で「かゆいところはないですか」と聞かれたので、正直に「あちこち、いっぱいかゆいです」と答えると「家でゆっくりかいて下さい」と言われた。

057】生徒「今まで右分けだったのに、どうして左分けにしたんですか」先生「分け目のところがハゲてきたからだよ」生徒「じゃあ、次はオールバックにしたらいいですよ」。

058】自転車で、子供一人を背負い、一人は後ろに座らせ、もう一人は前の子供イスに座らせて軽快にペダルをこいでいると、パトカーに「危ないから一人おろしなさい」と放送された。そう言われても…。

059】子供の頃、どうせすぐに成長するのだからと、いつも大きめの服を着せられていた。高校を卒業する時に、もう大きくならないからと、初めてぴったりの服を買ってもらった。ちょうど良すぎて変な気分がした。

060】妹がペン立てを作り、おじいちゃんにプレゼントした。家に遊びに行くと、ペン立てにはゴミがたんまり入っていた。私が修学旅行のおみやげにカップをあげたところ、今度は入れ歯が入れてあった。

061】パチンコ好きの夫が、大負けして「もう卒業だ」と宣言した。ところが最近は、「同窓会に行く」と言って出かけるようになった。

062】5歳の娘に「迷子になったらお母さんの携帯電話の番号を言うのよ」と、番号のメモを渡そうとすると、娘は得意そうに「知ってるよ。短縮の2!」。

063】電池式の顔マッサージ器を買った。スイッチを入れると、顔にあたる部分よりも持つ手のほうが震える。顔のしわより先に手相が無くなりそうだと思った。

064】イベントで近所に元大関のKONISHIKIが来た。ものすごい人出で、見に行った母は「実物は豆粒のように小さかったわ。やっぱりテレビのほうが大きくて、迫力があっていいなあ」。

065】高校生の息子の弁当にマツタケご飯を詰めた。見栄えよく、マツタケを一番上にずらりと並べておいたのに、返ってきた弁当箱の内ぶたにマツタケがへばりついていた。

066】テストで「厳か」の漢字の読みが出題された。クラスの半分以上が「きびしか」と答え、先生が一言「テストに方言は出しません」。

067】「私と同じ失敗をした息子を妻が怒っているのを見て、私は○笑した」の○を埋める問題で、ほとんどの生徒が「苦」と書いたが、隣の友達は「『爆』じゃないの?」

06870代夫婦の会話。「私はこれまで忍の一字でやってきたのよ」「俺は忍耐の二字だ」。

069】間違い電話がかかってきた。「○○さんですか」「いいえ、××です」「いつから名前を変えたんですか」。

070】国鉄が民営化される時、「115年間ありがとうございました」というポスターが車内に貼られていたが、115年も世話になった人はまずいない。

071】スピード違反で捕まりそうになった時、メーターを破壊したらどうなるか。

072】「女性自身」という雑誌があるが、「男性自身」という雑誌がもしあったら、雑誌の内容をいろいろ想像してしまいそうだ。

073】会社で、警察から気を付けるようにという回覧が回ってきた。その内容は「当たり屋の車種と車番」。どうやって気を付けろというのだ。

074】うちの辞書はよく使い込まれている。それは、勉強家である証拠ではなく、単に言葉を知らない証拠である。

075】東京の道は都道、神奈川の道は県道、大阪の道は府道、では北海道の道は「道道」になるのだろうか。

076】お肉とコーンの入ったドリアを「ミトコンドリア」と呼ぶ。

077】芸達者な芸者達。

078】選挙の前日の午前中、立候補者が「最後のお願いに参りました」。午後、また来た。

079】小学校の時、句読点の無い文章を読む時は息継ぎをしてはいけないものと思い込み、朗読してゆでだこになったことがある。

080】目をつぶるということは、まぶたの裏を見ているということだ。そんなに近くの物を見ているのに、どうして目が悪くならないのだろう。

081】浦和市には「大間木(おおまぎ)」「尾間木(おまき)」「大牧(おおまき)」という紛らわしい地名がある。

082】グアムに行く友達を成田空港まで見送り、車で家に帰ると、家族から「しばらく前に、グアムに着いたって電話があったよ」。

083】「夏が来れば思い出す」ならば「冬が来れば忘れちゃう」。

084】ダイエットのためにブラックチョコレートを食べている人がいるようだが、ブラックチョコレートは、強い苦みを中和させるために、多量の砂糖が使われているそうだ。

085】横浜にある戸部警察署。飛べないって。

086】時計の短針を太陽に向けると、12時のところと短針との中間が南になる。

087】イヤホンの左右がわからなかったが、主人が「Red(赤い印のついているほう)のRはRight(右)のRと覚えるんだよ」と教えてくれた。

088】「%」を縦にすると、ウルトラマンになる。

089】中学の時、水泳のテストの日に寝違え、25mをクロールで息継ぎしないで根性で泳ぎきり、体育の成績が一段階上がった。

090】「百万人の英語」を初めて聴いた時、自分は百万一人目だと思った。

091】目をつぶって、目と目の間にゆっくりと人差し指を近づける。気持ち悪くなる。

092】千葉にあるポートタワーは、1階の次の2階がなんと地上100m以上のところにあり、恐ろしかった。

093】電車のドアが開くなり乗り込んできた高校生に降りるのを邪魔されたおじさんが「こら、おまえら、降りる人が先っちゅうことわざを知らんのか」。

094】電車に乗っていて居眠りをした。はっと目が覚めて、もう下車駅に着いてしまっていた場合、あわてて降りようとした瞬間にドアが閉まったら笑い者になるなと思って身動きが出来ない。

095】「人妻」という言葉はあるが、結婚した男性の場合は「人夫(ニンプ)」だろうか。

096】世界史のテストで「下線1の事件において、グレゴリー一世はどのような態度をとりましたか」。「なめた態度」「ふざけた態度」は1点、「でかい態度」は2点だった。

097】じいさんでも「老婆心」とはこれいかに?

098】犬のフンの下に爆竹をおいて火を付け、飛び散るフンをよけながら逃げる遊びがある。

099】ナポレオン「私の辞書には不可能という言葉はない」。安物の辞書だったのだろう。

100】クロレラの広告に愛飲家のお便りが載っていた。「主人不整脈、私自律神経失調症、息子川崎病」という一家の、クロレラで治りましたというものだった。すべて治ったことよりも、一家でこれだけの病気をかかえこんだことのほうが驚異だ。

101】あったらいいな、ヤクルトサイズのビール(一気飲みが楽)。

102】あったらいいな、パスワードがないとはずせないランジェリー(痴漢よけ用)。

103】発送は発表をもってかえさせていただきます。

104】北海道旅行のパンフにのっていた、熊に出会った時の対処法。白い紙をばらまく。すると熊は冬だと思って冬眠する。

105】「3度の飯より好きなものは何?」「4度の飯」。

106】クラシックコンサートの時、曲と曲の間ではせきばらいをするものだと思っている人が多いように思う。

107】もしも願いがかなうなら、自分でのぞきながら自分の耳をそうじしたい。

108】「先輩には手取り足取り指導していただいて…」。手を取ってくれるのはいいが、足を取られたら出世できないんじゃないだろうか。

109】私の友達は、得意になって日本語で話しかけてくる外人に、時代劇に出てくる古語を用いて相手を自信喪失に追いやる冷たい女子大生である。

110】先日買ってきた当たりくじつきのアイスは、持つ手のほうにすでに当たりマークが刻印されて見えているという間抜けなアイスだった。

111】昼には「お」を付けるのに、朝や夜には付けない。

112】竹から生まれたかぐや姫が、首無しの惨殺死体にならなかったのが不思議だ。

113】アルプスの少女に出てくるヤギは、「ユキ」という日本名だった。

114】うちの学校のN先生は、スポーツ刈りなのに濃いヒゲをはやしたため、だまし絵と呼ばれている。

115】面接官「通勤はどれくらいかかりますか」「片道120円です」。

116】孫を寝かしつけるのに、私の祖父は「むかしむかしのそのむかし、まだまだ昔のその昔、どんどん昔のまだ昔、…」をえんえん繰り返した。

117】若い女性が散歩させていた犬が、公園で用を足し始めた。女性はティッシュを取り出して終るのを待っている。マナーを守る女性と感心していたら犬のお尻を丁寧に拭き、紙は道にポイと捨て、そのまま行ってしまった。

118】A「おまえ、この前貸した1000円、今週中に返さなかったら絶交だぞ」B「よし、絶交で手を打とう」。A君が前言を取り消したのは言うまでもない。

119】芭蕉がバナナの中国語名だって、松尾芭蕉は知っていたのか。

120】録画した番組を見る時、たいていの人はCMを早送りしてしまうので、そのうち1/5倍速くらいの超スローのCMが現れてもいい。

121】恐い標語「とびだすな、かげもかたちもなくなるぞ」

122】「くやしかったら、○○してみろ」と言ったら、「くやしくないもん」と言われた時のくやしさといったら…。

123】不戦勝で勝ち名乗りを受ける力士は、せめて土俵上でひとり相撲をとるくらいのパフォーマンスをしてほしい…。

124】古語辞典で「いで」。意味は「ある事柄をしようとする時に出す声。どりゃ」。

125】「一度でいいからロールケーキを丸ごと食べたい」と言いながら、今日もまた、ナイフで細目に切りながら全部食べてしまった。

126】コンタクトの検査をしに行ったら「体質的に涙の量が少ないようですね」と言われた。献血しに行ったら「ちょっと血が薄いようですね」。私は血も涙もない人間か?

127】「ここのビルって駅の西側だっけ、東側だっけ?」駅ビルは駅の上です。

128】あるアーチストが、好きな女の子のタイプはと聞かれ「All kinds」と答えた。それを聞いて、少し英語のわかる父は「ふーん、やさしい娘か」。

129】アイスホッケーで、小錦をゴールキーパーにしてゴール前に座らせておけばいいのではないか。

130】美人とブスでは、ふられて辛いのは美人のほう。容姿のせいにできないから。

131】毎朝オイルをぬっていた私の顔は、油分を与えられることを覚え、乾燥肌になった。

132】国語の時間に「AしてからBする」という構文を聞き、赤面した。英語の時間に、prefer A to B「BするよりもAしたい」で赤面してしまった。

133】近所に住むおしゃれな奥さんが、私と同じエプロンをしていた。「あの奥さんと一緒でよかった」と言うと、夫は「それは一方的な考え方だよ。相手の身にもなってみろ」。

134】うちのおばあさんは、「近頃、言葉がすぐに出てこないもんだから、ボケ防止のために、あれやってんのよ、ほら、あれ」と言う。「クロスワードパズル」という言葉はついに出てこなかった。

135】「買うの反対語は?」と子供に聞くと「見るだけ」「がまんする」という答えが返ってきた。

136】父と中学生の弟が恋愛ドラマを見ていた。父が「お前にはまだ早すぎる」と言うと、弟は「おとうさんにはもう遅すぎる」。

137】会社の同僚が出前のラーメンを頼んだが、なぜか出前は届かず、彼は昼抜きになってしまった。翌日、彼は電話で「きのう電話で頼んだラーメン、まだ届かないので早めにお願いします」と言っていた。

138】寿司屋の出前の食べ終わった入れ物を、若い男性店員が取りに来た。帰った後、玄関先で物音がするので、玄関の戸を開けてそっとのぞいてみると、先程の店員が、食べ残してあったにぎり寿司を2個パクッと食べているところだった。

139】カエルの子は(    )」の空欄に言葉を入れる国語の問題に、オタマジャクシと書いたが、答えは×だった。

140】居酒屋で「今日は鮎の笹焼きがおすすめですよ」と言われ、「えっ、愛のささやき?」と聞き返してしまった。

141】部活動で地元では強豪と呼ばれるチームに入ったけれど、ずっと補欠。大会が始まれば勝ち続けるから、休みもなくなる。「休みてー」と叫んだら、皆に「だったら次の試合お前が出れば」と言われた。

142】「のりしろ」を「のりする」の命令形だと思っていた。

143】早稲田大学のある机に「天は人の上に人をおいて人を作った」と書いてあった。

144】6歳の長男に「どうしてパパはゲンコツをする時、拳を息で温めるの?」と言われ、返事に詰まってゲンコツをあきらめることがある。

作品のアイデアの出典について

今月掲載した作品は、以下の書物に掲載されたアイデアを参考にさせていただきました。

朝日新聞/日本経済新聞/北海道新聞/毎日新聞/週刊読売/Weeklyぴあ/KAWADE夢文庫

 

月刊ひざねた20004月号掲載

 

001】先日車上荒らしに遭って、コンポを盗まれたときのこと。 調書を取りにきたお巡りさんに「コンポなんて、そんな簡単に盗まれるもんなんですかねぇ」と聞くと、「私でも簡単に取れますよ」と笑顔で返された。 世も末である。(読者投稿)

002】船が沈没してから三日間、漂流をしつづけた三人組が、無人島へつきました。食べ物を探していた一人が、手紙の入ったビンを見つけました。手紙には、「この島は、本土から12km離れている」と書いてあります。相談の結果、一人ずつ、泳いでみることにしました。一人目は、ほんの一時間程度で戻ってきて、「2kmぐらい泳いだが、めまいがして帰ってきた。」二人目は、二時間半くらいして戻ってくると、「だめだ12kmはきつすぎる。せいぜい4kmが限界だ。三人目は、三時間して戻ってくると、息を切らして、「だめだ、必死に泳いだが、6km泳いだところで、戻ってきてしまった。」(読者投稿)

003】ナポレオン「私の辞書には不可能という言葉はない」。安物の辞書だったのだろう(先月号に掲載)。これをもうひとひねりすると。ナポレオン「私の辞書には、不可能という文字はない。」したがって、彼に完璧な辞書を作ることは不可能。(読者投稿)

004】「ジョークとトリック」という本から。課長「仕事をしながら口笛なんか吹いちゃいかん。」係員「仕事しながら口笛なんか吹いていません。ぼくは口笛を吹いているだけです。」(読者投稿)

005】日本経済新聞夕刊のエッセーより。エレベーターの「閉」ボタンを押すと、自然に閉まるのを待つのに比べて余分な電力がかかるらしい。そう信じて、節約のためにできるだけ押さないようにしていた。自分が操作盤の前に立ち、他に人が乗っている場合などは、「閉」を押さないと気がきかないと思われてしまう。そこで、なるべく操作盤のすぐ前には立たないようにした。これでは結局、別の人が押してしまうだけなので節約になっていないが…。さて、後日、「閉」ボタンを押すと余分な電力がかかるというのが誤解だということがわかった。ボタンを押すことによる負荷はない。ただし、「閉」を早く押せばそれだけ一回に運搬できる人数が減ってしまうので、それだけ効率が悪い。「閉」を押さないほうが結果的に節約になることは確かだったようだ。

006】テレビCMで「まばたきを2時間しなかったら○○プレゼント」などというのをやっていたが、長時間まばたきをしない一番の方法は、目をつぶっておくことではないだろうか。

007】あったらこわいけど、ひょっとしてある? ○分以内に食べたら無料になるフランス料理のレストラン。

008】教師「お前らのことは絶対に忘れない」生徒「先生」教師「なんだ、サトウ」生徒「サイトウです」。

009】「今年の風邪はしつこい」と毎年冬になると言っているが、本当は現代人の抵抗力がなくなっているだけではないのか。

010】いかに相手が動物とはいえ、きびだんご一つであんな危険なまねをさせるのはいかがなものか。

011】昨年の忘年会の罰ゲームは、両腕にしっかり時計をはめ、道行く人に「今、何時ですか」と聞くことだった。

012】もっとも実害が少なそうな2000年問題。「動く歩道が止まった」。

013】動く歩道のことを「歩く歩道」と言ってる人がいた。

014】なぜ全米はすぐに「震撼」するのか。

015】「嘘八百」も「USO800」と書くと、グローバルスタンダードな感じがする。

016】どうしてこんなにエルトン・ジョンは追悼かが似合うのだろう。

017】一度やってみたいこと、タクシーに乗って「運転手さん、前の車追って!」

018】ラジオのニュースで、アナウンサーが強盗犯の服装を伝えていた。「男はブルーの上着を着て、青いズボンをはいていました」。色の違いを教えてほしい。

019】夫のお気に入りの茶碗を割ってしまった。袋に入れて台所の隅に隠しておいたところ、翌日それを見つけた夫は「冷蔵庫の隅で、お茶碗の変死体発見!」夫は警察官。

020】中学生に聞かれた。「ミレニアムの『ミレ』は2000の0が3つ、『ニ』は2、じゃあ『アム』ってなんだろう」。

021】夫と息子に保険金をかけて殺したというニュースを夫といっしょに見ながら、「夫はわかるけど、何も子供までねえ」とつい言ってしまった。夫の顔がひきつった。

022】お下がりが当たり前で育った7歳の次女。姉がはずした歯の矯正器具を見つめ「いつからこれつけるの?」

023】小学生の女の子から届いた年賀状に「もうすぐクリスマスですね」と書いてあった。

024】物忘れをするようになったので、備忘録を作った。年末に大掃除をしていたら、書きかけの備忘録が3冊見つかった。

025】ある大学に、受験の願書をもらいに行った。友人の分も頼まれていたので「二部下さい」と言うと、事務のおじさんは「気持ちはわかるけど、この願書は今年しか使えないんだよ」。

026】母に私の料理の味をたずねると「おいしいよ」と言って食べてくれた。夕食後、テレビのグルメ番組を見ながら母は「たまにはおいしいものが食べたいわー」と言った。

027】テレビで「ひざ関節症を予防するには、家に閉じこもってテレビばかり見ないこと」と、医学博士が話していた。家に閉じこもったお蔭でこの番組を見たのだが…。

028】ビデオデッキの故障で、若い男の人が修理に来た。客に対する言葉とは思えない乱暴な話し方で、その揚句に、「僕では直せないのでほかの人を呼ぶ」とのことで会社に電話をしている話し方は、同じ人とは思えないほど丁寧だった。

029】職場旅行の帰りの飛行機内でスチュワーデスが「いちばんエッチなお客様」と呼んでいる。社内で一番エッチな人を「おまえのことだ」と指差しながらよく聞くと「1番H」の座席の人に免税店の忘れ物を届けているのだった。

030】子供に「どんちゃん騒ぎのドンちゃんってどんな子?」と聞かれた。

031】喫茶店で隣にいた男女の会話。「乾燥大麻を忘れないでね」「わかってる」。思わずコーヒーカップを落としそうになったところ、「うちのお風呂はすぐにカビが生えるんだから」。どうやら、風呂場の乾燥タイマーのことだったようだ。

032】友人は、仲間が先に帰ってしまうといつも「あいつ、いいやつだったのに」と勝手に人を葬ってしまう。

033】食堂で頼んだラーメンに髪の毛が入っていた。主人に注意すると、「髪の毛の分まではお金をいただかないから、安心して食べて下さい」と言われた。

034】宅配寿司の500円の割引券が各戸に配られた。「注文の際には、割引券使用と電話してください」と、注意書きがあった。割引券使用の寿司と普通の寿司とは違うのだろうか。

035】学生時代のあこがれの先輩に銀行でばったり会った。「運命の再会だったりして」と友人に言ったら、「ばかね。私なんか5年間に3回も別れた旦那にばったり会っているのよ。東京は狭いの」。

036】山村美紗のミステリードラマは、いつも作者の娘(山村紅葉)が出演しているのに、どうして犯人がわからないのだろう。

037】酉の市で熊手を買ったら、幼稚園の息子は「これでアサリがいっぱいとれるね!」

038】娘は一人っ子。ジャストサイズの服を買うと、義母から「来年には着られなくなる。もったいない」と言われる。それじゃあ、とワンサイズ上のを選んだら、今度は「もったいないから来年着せなさい」。さて、今年は何を着せたらよいのだろうか。

039】自分勝手は他人に忍耐力をつける。

040】人に優しくすることをどうして「親切」と書くのだろうか。

041】小さい頃見ると何とも思わないが、大きくなってから見ると妙に気持ちが悪いものなんだ?」「自分の母親の裸」。

042】「寝言は寝てから言え」。

043】壁に耳あり、柱に白アリ。

044】「失敗は成功のもと」というのが失敗のもと。

045】我が校の野球部員は少ないのに、部長、副部長、監督、コーチ、バッテリーコーチ、キャプテンがいて、ほぼ全員が何らかのまとめ役である。

046】「神様、どうか大学に入れて下さい」「何でもするか」「はい、何でもします」「勉強しろ」。

047】私は8月生まれ。友達から「くそ暑い時期によく生まれたな」「よくくさらなかったな」と言われる。

048】「模試の成績どうだった」と友達に聞いたら「後ろのほうだったよ」と言われた。実は「成績優秀者名簿の後ろのほう」という意味だった。

049】テレビのクイズ番組で、「最古の人物を何と言うか」という問題が出て(答えはアウストラロピテクス)、コギャルが「ひいおじいちゃん」。

050】和式便所でのサスペンダーはつらい。

051】耳の中に入ったアリが10年も出てこない。

052】「皇后陛下のお姿も見えました」のはすが「皇后陛下のお婆も見えました」となっている誤植があった。

053】友人は、婦人病や皮膚病に効用のある温泉に行き、婦人病や皮膚病の人が入った後の風呂に入れない神経質な奴だ。

054Stand by me、訳すと「私によって立たせる」か。

055】「もと長嶋選手の息子さん…」とテレビで言っていた。一茂はいつ息子をやめたのか。

056】電車の両開きドアが刃物だったら、ラッシュはスリリングだろう。

057】好きなあの人にと編み出したセーター。次々に行き先が変わり、完成時にたまたま好きだった人のところに行く。

058】虹の根元を探しに行こう。

059】東京ドームで試合をする日本ハムは「ハムエッグ」。

060】同じ真珠に生まれながら、アクセサリーになるヤツと男の変なところにうめこまれるヤツ。でも、女を喜ばせるという意味で同じである。

061】人気のいないホームで、手書きの時刻表があると、幻の最終電車を書き込みたくなる。

062】仮面ライダーの怪獣は、自己紹介してから戦うという点で、戦国武将の血をひいている。

063】「悪い様にはしない」と言われ、いいようにされる。

064】ボケ老人に対抗して「つっこみ老人」。

065】くさいものかぎたさ。

066】あったら恐い「今月の事故○人、死者○人」の表示板があるフグ料理屋。

067】「一生のお願い」を今まで何回しただろう。

06839度9分の熱が出た時、兄は「あと1分か、惜しい」と言った。

069】「石楠花(しゃくなげ)」というラブホテルがある。音読みすればいいのだろうか。

070】七五三のアメの袋は、長さを年齢別に分けたらどうか。

071】日頃留守にしていることが多い私も、この時間だけは必ず家でテレビを見ていると知っている友人達は、「男女7人秋物語」が始まると次々に電話をかけてくるので、あの番組をまともに見たことがない。

072】望まぬ子が出来てしまった時の名前、男「成行」女「はずみ」。

073】「資本にはどのようなものがあるか」との質問に、女生徒が「体」。

074】タバコを吸いながら、床に落ちている髪の毛を灰皿に入れてしまうくせがある。あの家から人を焼く匂いがするという噂が立ってしまった。

075】「チューリッ」といいながら屁をこく。たまに複数形になる。

076】医者に「痛かったら右手をあげて下さい」と言われたので、上げた。「はい、がまんして」と言われた。

077】風が吹けば、凧も揚がり、桶屋も儲かる。

078】世界史の先生は「あと3分で唐は滅びます」などと言って、1時間に幾多の国を滅ぼす。

079Good fortune seldom comes in succession.は、「幸運は続いてやってくるものではない」という意味だが、「遺産相続の時、いい財産はめったに回ってこない」と訳した人がいる。

080】冬の入浴法というパンフに「首までどっぷりつかるのはやめて、肩までしっかり入りましょう」とあった。いかり肩の私には無理だ。

081】あたりつき自動販売機で、大人げの無さに「興味ないよ」と見せかけて、わざとジュースをゆっくりと取り出したり、わけもなくその場で立ち飲みして結果を待ったりする。

082】「ギャフン」と言わせるのは難しい。

083】「お風呂、わかし過ぎだよ」「体が冷えているから、人が入ればちょうどよくなるよ」。

084】ピエールカルダンの座布団カバーや、ニナリッチのこたつの上掛けが売っていた。カルダンやニナリッチって、座布団やこたつの存在を知っているのだろうか。

085100mプールサイドを走ったほうが早い。

086】あと100年早く生まれていたら、近代史を100年分覚えなくて済んだのに。

087】院長「おい、総義歯入れて」。患者を病名で呼ぶな!

088】毎日使うものだから、亭主の品質にこだわります。

089】「映画は映画館で」という映画評論家への素朴な疑問。試写室は映画館か。

090】おサッカーさん、おラグビーさん、お野球さんとは言わないのに、お相撲さんと言う。

091】「だいぶつもってきたね」。「大分積もってきたね」なのか「大仏持ってきたね」なのか。

092】無神経性胃炎。

093】殺気を「ころっけ」と読んだ生徒がいた。「っ」が入ることだけは覚えていたらしい。

094】「手紙」。中国語ではトイレットペーパーの意味。

095】天気予報で「明日は朝から雨でしょう」。翌日、「今朝は思いがけず晴れておりますが…」。

096】フルーツポンチをおかずに、お赤飯を食べながら牛乳を飲む。給食って大胆だった。

097】病院の待合室で「久しぶり。元気?」「うん」。元気なら来るな!

099】「やせるとしわになるわよ」と化粧品売りのお姉さんに言われた。しわをとるか、デブをとるか。

100】アダルトビデオの一作目を処女作とは言わない。

101】犬がキャットフードを、猫がドッグフードを食べていた。やはり、他人の食べているものがおいしく見えるのか。

102】埼玉県上尾市に住む友人が「東京まで20分だよ」と言う。それは、走行中の新幹線に飛び乗り、都県境の荒川を越えるまでという意味だ。

103】軟式ビリヤード。

104】大金の入ったかばんを見つけ、警察に届けようと歩いている最中に落とし主と警察が現れ、ネコババ扱いになったらどうしよう。ヒッチコックの見過ぎか。

105】高校受験の時、雪が降った。大学受験の時も雪が降った。しかし、その翌年も降ったので、本当の雪男・雪女は浪人したに違いない。

106】「マイク」はマイケルのあだ名であるが、英語辞典に載っている。外国人用の日本語辞書に「さっちゃん」や「みっちゃん」が載っていたら変ではないか。

107】見ざる言わざる着飾る。

108】「ミルキーはママの味」。母親を食ったことあるのか?

109】茶畑のそばに、「飲酒運転、お茶なら大丈夫」という看板があった。標語か、それとも広告か。

110】「桃太郎って10回言って」「桃太郎、桃太郎…」「じゃあ、カメをいじめたのは?」「桃太郎」「…」。

111】某関東バスには「甲州街道」というバス停がある。

112】長嶋一茂が初ヒットを打った時のスポーツ紙の見出し「一茂やった、初安打!(走者がいれば)初打点!」。

113】幼稚園の時、動物園でずっと猿を見ていたことがあった。理由は、人間に進化する瞬間を見たかったから。

114】踏み切りで電車が行き過ぎるのを待っている時、遮断機にバッグを引っかけていたら、昇っていってしまった。

115】NHKラジオで「ミミズといえば、普通30cmから50cmくらいですが、このたび中国で1m20cmのミミズが発見されました」。ちっとも普通じゃないぞ。

116】ニュースシャトルで星野知子は「10大ニュースのうち明るいニュースは、利根川博士のノーベル賞受賞のニュースだけですね」。竹下新政権発足のニュースは明るいニュースではなかったのか。

117】うちの犬は過糞症。

118】外人に向かい「いらっしゃいませ」と言うと、外人は笑ってごまかす。先手必勝だ。

119】子供がいないと「完全な夫婦とはいえない」、ひとり産むと「一人っ子は病気と同じ」、ふたり産むと「男一人、女一人じゃ、一人っ子と同じ」「男(女)の子だけじゃ、本当のきょうだいじゃない」などという人の本心は、自分の苦労は他人にも味わわせたいのひとことにつきよう。

120】親子の会話。「このできそこない!」「この作りそこない!」。

121】行司さんは反復横とびが得意。

122】「飛び降り自殺の時に、どうしてみんな靴をぬぐの?」「はかない命だからさ」。

123】もてる男はつらいと言うが、もてない男はもっとつらい。

124】四倒五楽。

125】石油ストーブが電気屋に売っていた。なぜ?

126】「あの店、パン作っているんだって」と言うのを、パンツ食っているに聞こえた。

127】恐いもの。眼球に出来たにきび。

128】入るのは簡単で出るのが難しいもの:こたつ。大学とは逆。

129】7月で始まり6月で終わるカレンダーが欲しい。冬に最後の1枚をめくるのは寂しすぎるから。

130】テスト前日の夜中にお菓子をたらふく食べ、あと3時間は眠れないぞ、と自分に言い聞かせるのだが、そのくせ寝てしまい、太る。

131】「B29って知ってる?」と友人に聞いたら、「そんな濃いえんぴつあるの?」と言われた。

132】マクドナルドでアイスコーヒーを注文したら、出てきたのはコーラだった。ミルクを入れてから気がついた。

133】テレビの体操番組を早送りで見ると面白い。

134】僕の友人は、知り合いの女性を見つけて肩をたたいたら人違いで、その勢いでナンパしてしまった。

135】あったら怖いもの、実物大の地球儀。

136】養命酒の飲み過ぎでアル中になった人は健康か不健康か?

137】甲斐さんという人が自分の名前を説明するのに「甲斐の国の甲斐です」と言ったら「貝」さんになっていた。

138】大井さんは「おおい!」と呼ばれてしまう。

139】「戦争を知らない子供たち」はもちろんのこと、今の子供は「戦争を知らない子供たち」を知らない子供たちである。

1401231日の残りあと5秒くらいの時に手をつねり、「去年の痛み」。

141】「チューリップの葬式」「メリーさんの子羊の葬式」を歌ったり演奏したりする場合は、それぞれミとラを半音にするだけでよい。

142】冬は脂が落ちて寒いから風呂に入らない。夏は汗で汚れが流れるから風呂に入る必要がない。

143】白雪姫やシンデレラや眠れる森の美女に出てくる王子様は、みんな女の人の顔を見てすぐに結婚してしまう。

144】次の元号は「牛丼一筋」「教師生活」「苦節」「懲役」がいい。

145】おなかに手術のあとがある。海外の学校で着替えをしている時に「ハラキリしたのか」と言われた。

146My God=うちのカミさん。

147】井の中のかわず大海を知らず。海に連れて行けば死んでしまう。淡水生物だから。

148】酒に交われば赤くなる。

149】「この団子、明日まで持ちますか」「大丈夫ですよ、これ明日も売りますから」。

150】入試初日、すべりだし快調!

151】車内で隣の人の様子がおかしい。見ると、スキューバの本を見ながら呼吸の練習をしていた。

152】桃太郎はやっぱり一人で鬼退治に行くのが怖かったんだろうな。

153】「絵の具の緑を食べると死ぬんだよ」と小学校のときに言われ、今も信じている。

154】うちの留守電メッセージ「おかけになった電話は大変込み合ってかかりにくくなっております」。

155】「夜にツメを切ると親の死に目に会えない」という迷信がある。「そんなの迷信よ!」と思い、私は平気で切ってしまうが、我が子のツメを夜に切ることはどうしてもできない。

156】小学一年の息子に「仏前に花を飾って」と頼むと、いつも向こうむきに置いてしまう。注意すると、息子は「えっ、こっち向きに飾るの? 仏様に見せるんじゃないの?」

157】駅前に不法駐輪が絶えず、迷惑していたところ、ある日、自転車はすっかりなくなっていた。見ると、「不要自転車置き場」という張り紙が張られていた。

158】小学一年の息子が自分の写真を道に落としてしまったらしい。「恥ずかしいから、探しておいで」と言うと、息子は「えっ、僕の顔ってそんなに恥ずかしいの?」

159】小学一年の息子は、夏休みの宿題にベゴニアの観察日記をつけていた。夏休みの最後の日に、息子は「ベゴニアに水をやるのも、今日でおしまいだ」と言った。

160】名前に「倫」の字がつく私の友人は、自分の名前を電話で説明するのに「倫理の倫です」と言ってもなかなかわかってもらえず、「不倫の倫です」と言えばすぐにわかってもらえるという。

161】小学一年の息子は、学校の理科の時間にもらった磁石を、お米の入ったお茶碗の中に入れ、「へえー、ごはんつぶって、磁石につくんだ!」と言った。

162】道端に「やせるゴミ」と書いた立て札があった。やせるゴミってどんなゴミだろうと興味深く近づくと、「燃やせるゴミ」の最初の文字が見えなかっただけだった。

作品のアイデアの出典について

今月掲載した作品は、以下の書物に掲載されたアイデアを参考にさせていただきました。

朝日新聞/日本経済新聞/北海道新聞/毎日新聞/週刊読売/Weeklyぴあ

 

月刊ひざねた20005月号掲載

001】「ユーモア話術」という本から。得意げにピアノを弾いた人が言った。「私はこう見えても今までどんな先生にも習わなかったんですからね。」すると、そばにいた人は言った。「感心なお心がけです。まったく、責任を他人になすりつけるのはみっともないですから」。(読者投稿)

002】幼稚園での会話。園児「せんせぇ、オシッコぉ〜!!」先生「先生はオシッコじゃありません!」出典元:古いパソコン雑誌(雑誌名失念)(読者投稿)

003】(以下、ニューズウイーク日本版より)警察に踏み込まれたことを誇りに思う。われわれがちゃんと仕事をしていたという証拠だからね。――セルビア南部の放送局、テレビ・ポジェガのスタッフ、ライコ・ミロバノビッチ――警察によって閉鎖させられたことについて(読者投稿)

004】スポーツって、ほんとに野蛮ね。――大リーグのオープン戦を取材中、頭にファウルボールが当たった写真家のジャネル・シュローダー――彼女自身が何度も経験してきた戦争の取材より、スポーツの取材のほうがはるかに恐ろしいとジョークを飛ばして(読者投稿)

005】「レディー」と一緒に寝るなんて、妙な気分だ。――エリザベス女王からナイトの爵位を授与されたヴァージングループの総帥、リチャード・ブランソン――夫婦そろって「サー」と「レディー」の称号が与えられたことについて(読者投稿)

006】頭数に入れてもらえてうれしいよ。自分は生きてるんだって実感できるからね。――ワシントンの保護施設にいるホームレスのレンド・アームストロング――国勢調査の用紙に記入した後で(読者投稿)

00730分で20ドルとか40ドルなら、ちっとも高くはない。――シカゴのマイケル・フレーガー神父――売春婦を「買って」、聖書の教えを説き、生き方を変えるよう彼女らに勧めている(読者投稿)

008】人間を月に送ることはできても、留守電はちゃんと処理できないんだ。――ロバート・グレアム米上院議員のスタッフ、ケン・クライン――彼がNASA(米航空宇宙局)の留守番電話に残したメッセージが、誤ってNASAの時間外応答メッセージとして流れたことについて(読者投稿)

009】われわれは、常に生命の危険を感じながら仕事をしている。――フランスで自動車運転免許の試験官をしているローラン・グロニュ――試験に落ちた若者が、逆恨みから試験官に暴力を働くことがあるとして(読者投稿)

010】マンハッタンって関西弁だと思っていた。

011】あり、をり、はべり、大外がり。

012】母「私も早くおばあちゃんって呼ばれてみたいわ」私「おばあちゃん」。

013】目玉焼きって、よく考えるとグロテスクな名前だ。

014】パンダは白黒テレビで見ても同じ顔。

015】お見合いの席。仲人が「はい、見合って見合って!」。

016】友達の結婚式に25回も出席した友人は、自分の結婚式でしきりまくっていた。

017】ゆっくり急ブレーキをかけて!

018】うぐいすあんは何の豆? うぐいす豆ではない。グリーンピースである。

019】個室トイレで15センチだけペーパーを残していった方、小さな親切大きなお世話です。

020】「わ、コーヒーフロートみたい」「しょうゆをかけた大根おろしみたい」、と言いながら雪解け道を歩く。

021】寝言で父が「こう忙しくちゃ、寝てられねえよ」と言っていた。

022】ギンギンのヘビメタル少年が、返された音楽の答案用紙を見ながら「俺はこんなもの、音楽とは認めねえ」。

023】満員電車の中で下の方から子供の声で「こんなおしりだらけの電車はきらいだよー」と聞こえてきた。

024】お風呂に浮くテレビがほしい。

025】仮面ライダーと「尊」の字は似ている。

026】女性誌の矛盾。ダイエット特集の次のページがおいしいケーキ屋さん特集。

027】トイレの落書きで「現役偶然、一浪当然、二浪平然、三浪唖然、四浪呆然、五浪愕然」というのがあった。

028】似ているもの、ビッグエッグとビッグマックとエッグマックマフィン。

029】五月病。「会社に通うのがつらいよ」「じゃ、会社から家に通え」。

030】ローンで買った犬が死んじゃうのは悲しい。

031】「申し訳ありません」というのは、「何も言うことはないね」の居直り言葉。

032】「出版関係の仕事なんだ」という弟は、実は新聞配達。

033】祖母「遅かったね」妹「うん、体力作りやってきたから」祖母「へえ、それでうまく作れたかい」。

034】「ふんだりけったり」は、正確には「ふまれたりけられたり」ではなかろうか。

035】なんとなく映画のビデオを借りた。その映画、今日テレビでやるとわかった。

036】「マッチ6本で秋を書け」。答え「のぎへんを5本で書いて、もう1本で火をつける。」

037】医学は日ごとに進歩している。ある医大での会話。学生「先生、次のテスト、問題が昨年と同じって本当ですか?」教授「本当だとも。ただ答えが全部変わったんです」。

038】「おたくのネコちゃん、のらねこと3時間もうなり続けてたわよー」と近所のおばさんに言われた。それを3時間見続けていたおばさんのほうがすごい。

039】アナタハキレイデスネ。あなた歯きれいですね。

040】「あがり性はこれで治る!」「人前であがらない法」という本を、あがり性の友人は人前で買えない。

041】中学の時に、校則で「外出するときは制服着用、農作業の場合はこの限りではない」とあった。

042】「ケンタッキーフライドチキン」は食べ物の名前が店名。

043】「あの人は病気で危ない」と言うと深刻。「あの人はビョーキでアブない」と書くと明るい。

044】「お友達でいましょうね」と言って友達づきあいしてくれる女性はいないなあ。

045】医者の電話番号が1564(ひとごろし)だった。

046】ビデオデッキは2台あるが、テープは1本しかない。

047】下手な鉄砲、数打ちゃなくなる。

048】朝礼の時、いつも貧血を起こしていたので、先生がいつもとなりに立っていてくれた。しかし、やがてその先生を見るだけで倒れそうになるようになってしまった。

049】シルバーバスに乗るがシルバーシートに座ろうとしない人。

050】アンカー英和辞典によると、「Thanks heaven」の意味が「やれありがたや」となっていた。日本語のほうが難しい。

051】「先輩」という呼びかけは、予備校で言われるときつい。

052】「北極はすごい寒さです」と聞いたおばあちゃんが「なら、南極に行けばいいのにね」。

053】「お前の考えは甘い。ようかんに蜂蜜をかけて食うようなもんだ」と言われたことがある。

054】学生時代、私は将来人名辞典に顔が載ることを想定してメガネをかけなかった。

055】救急車に乗せられたときに「いくらですか」と聞いてしまった。

056】生徒「先生、黒板の赤のところもノートに赤で書くんですか」先生「じゃあ、白で書いたところはどうするんだ」。

057】へのへのもへじには「へめへめつくも」という彼女がいる。

058】技能教習1時限目に「運転するのはじめて?」と聞かれ、「いいえ」と答えてしまった。

059】薬局で買い物したら、レシートに「オダイジニ」と書かれていた。歯ブラシ1本買っただけなのに。

060】花粉飛散情報が出なくなり、私は単なる慢性鼻炎患者。

061】よく「これは日本で言えば太郎や花子のようにありふれた名前で…」と言うが、ちっともありふれていない。

062】私の髪をほめてくれた店員さんがくれたシャンプーの試供品は「いたんだ髪用」だった。

063】1円切手80枚。貼りきれずに大きい封筒に変えた。

064】英語の授業で「He is bright.の意味は?」と聞かれ、「彼はハゲです」と答えてしまった。

065】親知らずを上に投げたら、大きな親知らずが生えてくる?

066】ロイヤルホストって、高級クラブだと思っていた。

067】理科の先生の子供の名前が「元素(もとやす)」だった。

0681リットルサイズのユンケルは気持ち悪そうだし、高そうだ。

069】腕の上にシャワーをたてに走らせると、腕毛がたてじまになるという瞬間芸「シマリス」を持っているが、披露する場がない。

070】ガムテープに性格検査をしたら、粘着気質と出るだろう。

071】おニューの白い靴が恥ずかしくて「汚れるまではかないぞ」と思った。しかし、それでは永久にはけない。

072】雨が降ると、私の頭はふえるワカメになる。

073】私の学校の夜間部は、朝礼のかわりに夕礼がある。

074】力士が、優勝したくて神社にお参りしましたが、12勝しかできませんでした。なぜでしょう。答え:参拝(3敗)したから。

075】「僕は中学校のときに…」「おまえ、建物だったのかよ」。

076】「20年に1度の大安売り」と言う竿竹屋さん。何年同じことを言っているんだ!

077】朝、駅へ向かうときは東向き、帰りに家に向かうときは西向きに歩くため、顔の半分だけが小麦色になった。

078】金太郎の横顔が見たくて斜めに切る。

079】骨折したとき、声も出ないほど痛かった。「えらいわね、立派よ」と言われた。

080】小学校のとき、象が踏んでもこわれない筆箱を落として割った。

081】大河ドラマはマンネリでつまらない。今度は縄文時代でもやってみたらどうか。でもセリフなし。

082】西暦2000年までは20世紀だから、30歳はまだ20代なのでは?

083】ウルトラマンには兄弟が多い。父母は家族計画しなかったのか。

084】回転ドアに入るのが苦手である。そう言えば、昔「おはいんなさい」に入るのが苦手だった。

085】カやハエは、家賃払っていないくせにずうずうしい。

086】用心深い人は、石橋をたたいて人に渡ってもらう。

087I live in Tokyo. 過去形にするとI live in Edo.

088】痔が治った。これが本当の「痔・エンド」。

089】野球の応援に来ていた人がインタビューに答えていわく「ホームランでもいいから塁に出て欲しい」。

090】つぶ塩入り歯磨きはしょっぱいので、甘いものがほしくなる。

091】高校野球第4回が中止になった理由は米騒動だった。

092】「おまえなんか売っちゃうからね」「お母さん、人身売買は許されません」。

093】喫茶店で女子高生が「アイコ(アイスコーヒー)ひとつ」と言った。そばのおばあさんがそれを聞いて「トメひとつ」。

094】一万年後、小錦の化石が見つかるかどうかで歴史が変わる。

095】デパートのゴミ箱売り場に「このゴミ箱はゴミ箱ではありません」と書かれていた。

096】デパートで貧血を起こし、両腕を支えられて医務室に連れていってもらった。万引きの犯人になった気分だ。

097】血を吸いながらこう考えた。夜に働けば蚊取り線香。腕に針刺せば殺される。シャツの中では窮屈だ。とかくこの世は住みにくい。

098】子供の頃、ウルトラマンに出てくる怪獣は、どうして日本にばかり来るんだろうと思っていた。

099】「慰謝料」って、「医者料」だと思っていた。

100】白髪が増えた。悩み事でもあるのか? それは白髪が増えたこと。

101】水洗トイレは「大小」ではなく「多少」にしてほしい。

102】「熱湯の中に手を入れて真偽を確かめる呪術的風習をなんというか」という日本史の問題。「がまんくらべ」と答えた人がいた。

103】ラーメンライスはいいが、「ライスラーメン」はいやだ。

104】「修正液のかわくのも待ちきれない…」という比喩はうまい。

105】蚊はブーンと鳴くから「蚊」なのか。

106】満員電車に乗ると、天井はすいているなあと思う。

107】全便座席指定を「全便座:席指定」と読んでしまった。

108】プッシュホンなのに伝言ダイヤル、粉じゃないのに歯磨き粉。名は体を表せ。

109】一度やってみたいイタズラ。道にあらかじめカリントウを置いて、その場を去る。しばらくしてからその場所に戻り、カリントウを拾い上げて食べる。すると、周りにいる人には、犬の糞を食べているように見える。

110】目が悪くなったのを隠そうとして、あらかじめ視力検査の表を覚えておいた。ところが、検査の日、先生の棒の先端がどこを指しているのかさえわからなかった。

111】私の父は、テレビで野球観戦する時に、「うるさくなっては迷惑だからな」と言ってイヤホンで聞いていたが、そのうち大声で応援を始めた。

112】駅で、「お呼び出しいたします。○○ジュニア様」というアナウンスが聞こえた。よく聞きなおしてみると「ジュンヤ様」という男性の名前だった。

113】知らないおじさんが、募金運動をしている人に「両替して下さい」と頼んでいた。

114】公衆便所に「備え付けの紙以外は流さないで下さい」と書かれていた。しかし、ペーパーは切れていた。

115】友人に「馬券は一年間有効なんだよ」と教えると、「じゃあ、当たった時に交換すればいいじゃん」と言われた。

116】私の父は、塩分は体に悪いと言って、塩辛い味噌汁をお湯でうすめ、全部飲み干してしまった。

117】私の父は「おれの墓は立派なのを作ってくれよ。生きている時間よりも死んでいる時間のほうが長いんだから」と言った。

118】市民プールで泳いでいると、「青地に白のシマの入ったお子さんが迷子になっています」というアナウンスがあった。体に模様のある子供をつい連想してしまった。

119】NHKテレビの高校野球の中継で、解説者が「このバッターはなかなかいいものを持っていますねえ」と言った瞬間、テレビカメラはその打者の下半身をアップで映していた。

120】ホラー映画の試写状が届いた。表には「本券一枚につき一名様ご招待」と書いてあったが、裏を見ると「けっして一人では見ないで下さい」という文字が…。

121】中華料理屋でメニューに「カタ焼そば」と書いてあるのを見たおじさんが、「ちからゆうやけそば下さい」と言っていた。

122】就職試験の面接で、「電気には強いですか?」と聞かれて、「ええ、100ボルトくらいまでなら大丈夫ですけど…」と答えた人がいるらしい。

123】「君は、相当がんこな性格だね」「いえ、そんなことはありません」「いや、頑固だよ」「いいえ、絶対に頑固なんかじゃない!」

124】予備校で「T大学受けたいんですけど」と言ったら、すかさず「記念受験ですね」と言われた。

125】2歳の姪は、トイレに入るたびに便座のフタを背負って「カメさん!」と言う。

126】山手線に乗っているうちに、眠ってしまった。目が覚めて、「ああ、一周しちゃった」とつぶやくと、隣に座っていたおじさんが「おねえちゃん、二周目だよ」と言った。

127】小田原城の中で、四歳くらいの子が両親に「ねえ、王子様とお姫様はいないの」と聞いていた。

128】妻からバレンタインチョコレートをもらった。「義理」と書いてあった。

129】友人の車は汚れが目立つ。ある日、「近日洗車予定」という紙が張ってあった。

130】先日、ボーリング場で学生証を出して順番を待っていると、「○○さーん」という呼び出しがあった。呼ばれたのは、学生証に書かれていた学長の名前だった。

131】タクシーに乗った時、運転手に「どちらまで?」と聞かれて「菊名!」と答えた。運転手は、困った顔をして何度も「どちらまで?」と聞いてくる。どうやら「菊名」を「聞くな」だと思ったらしい。

132】焼きそばの好きな子供が、母親に「今度は、燃やしそばを食べてみたい!」

133】「次は、新宿、新宿ー」という車掌のアナウンスを聞いて、あわてて席を立ったが、着いた駅は一つとなりの代々木駅だった。席に戻るわけにもいかずに立っていると、再びアナウンス。「次も新宿、新宿ー」。

134】大学入試の日、試験会場の教室に向かう途中で、スキーサークルの勧誘に会った。もらったパンフレットには、「僕たちと一緒にすべりませんか?」と書いてあった。

135】入試目前のある日、予備校から4月からの入校案内書が届いた。「あなたのお友達に差し上げて下さい」と書いてあったので安心したが、友達にも同じ物が届いているかと思うと複雑な気分になった。

136】混んだ電車の中で母と一緒に立っていた時、目的の駅に到着したとたんに前の席が空いた。母は「もったいない」と言ってその席に座り、そしてすぐに立ちあがって電車を降りた。

137】遺伝子学を専攻している友人が「子を産まない人の子は、絶対に子を産まないそうだ」と教えてくれた。その場は納得してしまったが、後でよく考えると馬鹿らしくなった。

138】「郵便配達の人は(    )が悪くても配達する」という社会科のテストで、小学二年の息子は「きげん」と答えた。

139】玄関のチャイムが鳴った。だらしない格好をしていたので、四歳の息子に「留守ですって言って」と頼んだ。息子が玄関に出て「留守です」と答えると、「回覧版だけだから、留守でもいいのよ」というおばさんの声。すると息子は大声で、「留守でもいいって。どうする?」

140】狭い道で選挙の宣伝カーが他の車の通行を妨げていた。腹を立ててクラクションを鳴らすと、「クラクションでのご声援、ありがとうございます」というスピーカーの声が聞こえた。

141】父が「サーモン」のことをつい「シャーモン」と言ってしまった。家族中が大笑いすると、父は「サケのことをシャケとも言うではないか。だから間違っていないのだ」と言い訳した。

142】タバコ屋のおじさんに「○○へ行きたいんですけど…」と言って道を聞いたところ、おじさんは「どうぞ、いいですよ。行って下さい」と言った。

143】「ロリエ」は月桂樹の意味。月経と月桂をかけたエグいネーミングだったとは。

144】世界史のテストで「この国は何人の王を追放して樹立したか」という問題が出た。人数までは覚えていなかったので、適当に「四人」と書いた。あとで友達と答え合わせをしている時に、「何人」が「なにじん」と読むことに気がついた。

145】家庭科の時間に先生が、「卵をゆでたあと、冷水に浸すのはなぜか」と質問した。指名された生徒は「卵をきたえるため」と答えた。

146】「脱サラ」って「サラ金の返済から逃げること」?

147】テレビドラマを見ていると祖母が来たので、あらすじを教えながら「この人とこの人が親子なんだ」と言って画面の中の二人を指した。すると祖母は、「やっぱり目元がそっくりだねえ」と言った。

148】アルバイト情報誌を本屋で立ち読みしていると、本屋の主人が来て、「うちで働かない?」と言った。

149】馬鹿とハサミは怖いよう。

150】「親分、てえへんだ!」「するってえと、三角形の?」「そりゃ、底辺だ」。

151】「肉付きのいい奴」と「肉好きのいい奴」では大違いである。

152】てんぷら、漬物、割り箸をつけたりと、いろいろな使い方を教えてくれるドラマ。「茄子のお仕事」。

153】インターネットのオークションで、墨汁2本が売りに出されていた。そんなもの文房具屋で買うよ。

154】「犬に絶対ほえるなというのは、オバサンにしゃべるなというのと同じこと」と言うと、たいていの犬嫌いを説得できる。

155】泉ピンチ! 「チ」と「子」は似ている。

156】ビーフカレーと野菜カレー、ビーフコロッケと野菜コロッケのように別メニューになっている店が多いが、もったいつけずに肉も野菜もいっぱい入れればいいのにと思う。

作品のアイデアの出典について

今月掲載した作品は、以下の書物に掲載されたアイデアを参考にさせていただきました。

朝日新聞/日本経済新聞/北海道新聞/毎日新聞/週刊読売/Weeklyぴあ

 

その他の読者投稿

◎山が割れて飛び出すウルトラホーク、ウルトラ警備隊は秘密組織ではなかったのだから、あれは機密保持のためというよりも自然保護のためだったに違いない。

◎天上天下唯我独損

◎「パン食うか」「食う気ない」「パンクか」「空気ない」

◎「魔法使いサリー」を見て幼少期を過ごした私は大学に入るまで「三つ子の魂百まで」ということわざを一卵性三生児は、死んでも百歳までは固いつながりで結ばれているという意味だと信じていた。

◎「へのへのもへじ」君と「へめへめつくも」ちゃんには「weweLUJ」というペンフレンドがいて彼は「AQAQYwU」という猫を飼っている。

◎友達が、エロ本の捨てる場所をあえて公園にしているので何故か尋ねると、「チビッコたちに、夢を与えるため。」と言うのを聞いて、共感するものがあったと同時に、納得してしまった。

◎電信柱に設置してあるごみ箱のような物を,何かと弟に尋ねられ,「あれは,カラスをごみ置き場から避けるために,置いてるんだよ。」と,真面目に答えた近所のおばさん。

◎父「(中学生の息子に)おまえの成績はクラスで何番だ?」息子「どうしてそんなこときくの」父「おまえのクラスの人数が知りたいんだ。」

◎「新聞を見ると相変わらず暗いニュースが多いですね」という。ニュースとして新聞に掲載されるのは、それが珍しい出来事であるからで、掲載されている間は暗いニュースが相対的に少ないことを意味してはいないだろうか。以上「ジョークとトリック」という本から

◎控えめに言っても都市とは言い難いところから親戚が遊びに来て、そば屋へ食事に行ったとき。 山菜好きの我が母上は「田舎そば」を注文したが、持ってきたウェイトレスは迷わずその親戚に向かって「田舎の方お待たせしましたぁ」 ……と波状攻撃をかました。

◎私の職場の先輩が言っていたことなんですが、野球中継でホームランが出たとき、「ピンポン玉のように飛んだ」とよく言っているが、ピンポン玉を100mも飛ばせる奴がいたら会ってみたい。とのことです。

◎下駄箱にホントに「下駄」を収納している家庭の比率はどのくらいだろう。

◎宝石店のチラシに「イカリング」なるモノが!・・・よく見たら「イヤリング」だった。でも、ちょっと想像してしまった。

◎私はアクセントが変だと注意されることが多い。「足の裏」を「田子の浦」のように読み、「文法」を「人法」のアクセントで正しいとおもっていた。

◎庶の字がバカボンに似てるというネタがありましたが、益の字は工藤静香に似てる。

◎以前聞いた話しでどうしてよいのか分からない内容の物があったそうです。それは、国語辞典で「石」の欄を見た所、「砂よりも大きなつぶ」と書かれており、「砂」の欄では「石よりも小さなつぶ」と書かれて居たそうです。

◎十数年前のネタです。床屋に行って「マッチ(近藤真彦)みたいな頭にして下さぁ〜い」といって座っていると眠たくなった。起きて気付くと丸坊主にされていた。「もー少し頭の形が丸いとマッチみたくなるんだがねぇ」と、床屋さんは言った。マッチの穂先は鏡の中で青光りしていた。 

◎会社帰りに近所の小学生の男の子がいる家庭から聞こえてきた会話です。父「お前、エロビデオなんか見て何を考えているんだ!」子「お父さんと同じこと。」

◎山が割れて飛び出すウルトラホーク、ウルトラ警備隊は秘密組織ではなかったのだから、あれは機密保持のためというよりも自然保護のためだったに違いない。

◎私が高校のときの英語の先生が黒板にTime is money.と書き、私に訳させた。「時は金なりです」と答えると、「いや、『世の中銭や』」とひとこと。納得。

◎プロレス好きの友人は履歴書の「特技」の欄に「コブラツイストとDDT」と書いた事があるそうです。

◎近所の中華料理屋のメニューに、「カタイ焼きそば」というのがあります。歯が折れそうです。

◎兄の結婚式で得意の隠し芸を一発。式終了後に兄から「次回も頼むよ」と言われた。笑顔だった。

A masterpiece joke I learned from recent visitors from Japan. This has really happened! Three Japanese, Andoh, Endoh and Kondoh visited a British firm in London for the first time. Mr. Kondoh introduced the other two to an English businessman, saying, "This is ANDO AND this is ENDO." The English man asked, "How many ANDO, one or two?"

◎ニュースで為替・株の動きを伝える時に、「ナスダックは値を上げて・・・」等と言いますが、どうしても「音を上げて」に聞こえてしまいます。聞くたびに「とうとう弱音を吐いたか。」と思います。一瞬。

◎アラ不思議、Magic Figures

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◎矛盾。「動物が好きだから」といって獣医を目指す人が多い。だが患畜を連れてくるのは人間であり、しかもペットを溺愛していたりその牛馬に生活がかかっている人もいたりして、患畜に対する思い入れは並みでなく、その人達をあしらうためには、なにより人付き合いに対する抵抗性と能力がなければ(一般の)獣医はやっていけない。つまり、動物が好きな以上に、人間も好きでなきゃ駄目なわけ。

さらに。「動物が好きだから」獣医になる人はいるが、「人間が好きだから」医者になる人はいないと思うが、ここんとこどうなんでしょ。

◎誤用。「複雑骨折」というと大方の人は骨がばらんばらんのこなごなのめちゃくちゃになってる状況を連想するだろうが、医学上の「複雑骨折」とは、「骨折した骨の端が皮膚の傷から露出した状態(すなわち開放性骨折)」をいうのであり、骨の折れ方には関係ないのである(これ、外科の授業で習うとみんな驚くんだよね)。

◎よく「九分九厘大丈夫…」という人がいますが、これってほとんど駄目という意味でしょうか? 九割一分駄目ってことでしょ!?

◎「交通事故の不思議」交通事故がなぜ起こるか解りません!? なぜなら、車が人に向かって走って行き、最初に車は、車と人との距離のぴったり半分進むとして、またその残りの半分進むとしていくとなかなか車は人に到達できないのではないでしょうか?

◎よく町で「歌って踊れるお店」という看板見ませんか? しかし私はそんな店には何回も行ったことがありますが、1回も、店が踊っていたり、店が歌ってるところを見たことがありません。ついてないのでしょうか?

◎よく町で「おふくろの味」という看板見ませんか? 昔、手首がラーメンに入っている事件もありましたが、同じような種類ですか? おふくろの味とは実際には「だし」をとったり、まさかおばさんのみじん切りなんて入ってないですよね!?

◎この間、私の友人がまじめに、いきなり私に友人が自分の耳を私の耳にくっつけて「すごい耳鳴りでしょ」だって。私はそいつの耳鳴りする耳以上に悪いのか聞こえませんでした。

◎友達が結婚する時に、私は祝電で「ジンセイノハカバヘノトウチャクヲシュクス」と打ちました。出席した別の友達の話によると私の電報だけは内容が読まれなかったそうだ。でも、新郎新婦は喜んでくれたらしい。が、司会の顔はその時、一瞬変わったそうだ。

◎5才になった息子は何でも歌にしてしまいますが、雨の中を「雨の妹は水たまり、水たまりの妹はどろ」と言いながら歩きました。

◎クイズ番組を見ていて「荷物の上下さかさまにしないことを漢字4字で何というか」という問題、答えは「天地無用」ですが、夫は今まで、上下は関係ないことだと思っていた。例えば、御意見無用、心配無用、問答無用等と同じだと思い込んでいた。

◎食堂にて 店員「いらっしゃいませ」 客「ざるそば」 店員「ザルですねネ。おしぼりでござる」   と言ってしまった。ザルにつられたとみえる。だが客もさるもの「フム かたじけない」  *FM福岡より

◎ブライダル篇:招待状の返事、出席しますに◎がしてあるのはいいとして(出来たら)と書いてある。家内と顔を見合わせた。笑い声が出るまで2、3分かかった。勿論、披露の席は用意しました。ただし、名前の次に(予約席)としました。本人は早々とポケットに入れるのをしっかり見ました。

◎式場で新婦の父、自己紹介の時

母の○○です よろしくお願いします。

兄の○○です よろしくお願いします。

弟の○○です よろしくお願いします。

まではよかったが 次から

叔父です

叔母です

叔父です

叔母です

甥です

姪です

姪です とやってしまった。みんな「ムッ」としていた。友人の結婚式にて。

◎8月30日、中日新聞夕刊「夕すずめ」より。棺桶以外は何でも売っているのが百貨店。名古屋のある百貨店で茶室が売り出された。「ボーナスでも手に入る茶室」が苦心のキャッチフレーズだそうだが、どっこい、茶室を買ったら茶器も買え、和服も買えということになっては、ボーナスだけでは追いつかない。

◎「てるてる坊主って、よくしゃべる坊主のこと?」英語を使う外国人。

◎トイレから出てきて、「ああ、スッキリした」ということば、日本に来た外国人が、結構早く覚えるらしい。

◎糖尿病の友人の話。先生に「うどんだったら○○g」「おやつが食べたくなったら口の中で長持ちするスルメ」と言われ、乾麺○○g、スルメ1枚食べて満腹になってしまったそうだ。

◎食事が終わって、亭主「爪楊枝をとってくれ」家内「何本いるか」といって2本よこした。亭主「どーせなら歯の数だけくれ!」といってやった。

◎大学生協に勤務している友人の話。新入の女子大生が炊飯器を買ったが「不良品では?」と持ってきた。泡が出てくる」と言う。よく聞いてみると洗剤で米をといでいた!

◎中学1年の時、英語の宿題を家でしていたら、小5の妹がのぞきこみ、「You are」を「よう、アレ」と読んだ。家族中でウケた。

◎キウイに似てるからキウイ・フルーツと言うのか、キウイ・フルーツに似てるからキウイというのか、どっちでしょう?誰か教えて…。友達と、うずらの卵がフィリピンにも売ってたという話になりました。私「ところでうずらってどんな鳥?」 友人「キウイみたいな鳥じゃないの?」 私「へえー、キウイって食べるキウイ? 鳥のキウイ?」 友人「キウイに似てるからキウイ・フルーツって言うんでしょ? あれ逆だっけ。どっちでもいいわよ、とにかくあれに似てるの!」こういう背景があります。

◎9月13日の天声人語より。

「幼稚園にて。『おおかみと7ひきのこやぎ』を読んで聞かせている保母さん。『わるいおおかみが、いました』子供『なんで、わるいって、きめちゃうの?』」

「石につまずいた6歳の男の子、涙を堪えながら一言『じんせいには、いたいことも、あるんだ』」

「この間の孫娘の質問にはまいった。『この世で最初に生まれた人って、誰のおっぱいを飲んだの?』質問の内容もさることながら、5歳の娘が『この世』なんて言葉をどこで覚えたのだろう」

◎9月13日頃の朝日新聞「天声人語」に載ってた話。小さな女の子が「わたし、うまれたとき、なめくじだったんだって」と訴えた。「未熟児」の間違いだそうだが、死にたくなるくらい笑った。

◎確か、学習塾のコピーで。桜の木を切った事を正直に告白したワシントンよりも、それを許した父親の方がえらい。親の自覚を促すコピーだったのかな。

◎ひいおじいさんの法則。皆さんは、ひいおじいさん=おじいさん・おばあさんのお父さん、ひいひいおじいさん=おじいさん・おばあさんのおじいさん=ひいおじいさん・ひいおばあさんのお父さん、であると、さも当然のように思っているでしょうが、三省堂新明解国語辞典には「ひい[曾](造語)二代隔てた(中略)ひいおじいさん=祖父母の父」とあるのです。ということは、ひいひいおじいさんは、二代隔てたところの二代隔てたところの人

自分 ←

父母 ↓

祖父母 ↓

曾祖父母 ←

その父母 ↓

その父母 ↓

その父母 ←

とこの様になるのではないでしょうか。この際、「おじいさん」というのは年老いた男の人を意味するとして、これだと世間でよく言う「ひいひいおじいさん」は思っていたよりも昔の人!? 因みに新明解には「ひいひい」はなく、その他のもっと詳しい辞書等は調べていないので、誰か私に正しいひいおじいさんの法則、「ひい」の数とさかのぼる代数を教えて下さい。

◎新明解国語辞典には「P」の意味も載っていて、ピー[P]@(野球で)ピッチャーの略。「−ゴロ」A(音楽で)ピアノの略。「−協(=ピアノ協奏曲)」とのこと。本当にこれだけで良いのでしょうか。「等」とかを入れてほしいと思うのは私だけではないはず。そして欲を言うならもう1つ、B(街中で)駐車場の略、というのを入れてほしい。

◎(嘉門達夫の替え歌を読んでいて思い出した)「このさあ、ボスニア・ヘルツェゴビナ? って国の名前だよね。」とか「あそこのジャグジー? って気持ちいいよね。」などと疑問形でしゃべる言い方が流行るのは構わないけど、隣の係の河合さんみたいに「おはようございます?」と聞かれるのは困る。

◎「花の香りのガム食べへん?」と友人にガムを差し出したところ、友人は「鼻の香りのガム」と感違いし、一瞬身を引いてしまった。そんなんあるかい。

◎高校の時の世界史の先生は、授業の始めに必ず「みなさんがきちんと予習をしてきているという誤解に基づいて授業を始めたいと思います」と言う。

◎「あの人、12月だというのに半袖で外を歩いてるよ」「きっとオーストラリア人なんだろう」。

◎野菜の嫌いな同僚のK君は、サラダのことを「葉っぱ」という。

◎知り合いの須田さんは、不意に出くわした時なんかに「ああ、須田さんか」などと言うと、「それはどうかな?」と言う。そりゃそうかも知れないけど…。

◎厚めの肩パットを入れた服を着ている女性に、「肩の線が地軸に垂直だね」と言ったら、かなり怒られた。

◎酷暑の中、あまりの暑さに「暑いー、暑いー、なんでこんなに暑いんだ!!」と絶叫していると、「それは、なぜかと言うと、地軸が太陽に対して23.4度こういう風に傾いていて、ちょうどこんな感じに…」と冷静に説明しはじめる僕の友人は、やや困ったものなのだが、セリフにああいう風に「なんで」とか「なぜ」とかを知らず知らず滑り込ませてしまう僕らにもその責任の一端があるような気がする。

◎姓の後ろに「ん」を付けると、名前が一気に違った印象を帯びてしまうのをご存知でしょうか? 「杉山」や「岩間」はヤキソバンみたいになってしまうし、「村田」や「岡野」はやけにかわいらしくなってしまいます。「本間」はなんか間の抜けた感じで、「半田」「福井」は熟語化してしまいます。暇な待ち時間なんかに女の子と一緒にやると、結構盛り上がったりするのですが、その女の子が「横地」とか「玉木」とかいった名前のときは、避けた方がよいでしょう。

◎スポーツの大会では、誰しもが緊張するもの。卓球部のSさんは、プレーがうまくいったときは「よっしゃあ!」、相手がミスしたときは「ラッキー!」と言うのだが、あるとき、間違えて「ラッシャー!」と叫んでしまった。

◎アバウトな職場のK氏は、出前を注文するとき、「カツ丼5、6個」などと頼むのだが、いまだ受け付けてもらえたことがない。

◎体重に関しては面白いジョークが多く、太ったおばさんが声のでる体重計に乗って「一人ずつお乗り下さい」と注意されているものや、(これまた)おばさんが「一週間で4キロやせる」という本を「5冊ください」と注文しているものなどが私のお気に入りです。(おばさん方、ごめんなさい)

◎算数の先生が山本君に質問しました。「電線に4匹のすずめがいます。猟師が1匹を撃ち落としました。さて、電線には何匹のすずめが残っていますか。」山本君は「0匹」と答え続けました、「だって、ほかのすずめはにげちゃうもん。」先生は、「答えは3匹です。でも先生、君の答え好きです」と言いました。山本君はいいました。「先生、二人の女の人がさくらんぼをたべています。ひとりはなめながら食べてて、もうひとりはかじって食べています。結婚してるのはどっちの女の人でしょうか?」先生はちょっと考えると、「なめながら…食べている人?」山本君は、「いや、結婚指輪をしてるほうです。でも僕、先生の答え好きです。」

◎それは私が中学校へ入学したばかりの頃。数学の授業で先生が、<123456789、>と黒板に書き「この数字は何というか?名前は?」と一番前に座っていた私の友人に尋ねた。クラスの誰もが答えは自然数だと思った。友人は答えた。「はい。佐藤です」と…。そう、まさに彼女は自分の名前を答えたのである。

◎友達に聞いたねたです。「青い血の伝説」 これは村に伝わる伝説である。ある深い森の古城にドラキュラの末裔が住んでいました。陽が落ち、こうもりが飛ぶ時間に彼は棺桶から起きだし、何かを食したくなりました。彼はハンバーグを食べました。「あー、おいち」

◎中学校時代、反抗期もあって先生とはよく喧嘩したが、「グレてやる!」と言われた時はそれ以上何も言い返せなかった。

◎やはり中学時代の話。ある言葉を使って短文を作る問題で、ヒット作を次々と編み出す人がいたが、「みるみるうちに」で「ヤクルトミルミル、家(うち)にある」と答えたのには恐れ入った。

◎草はむ牛の群がる牧場にて、観光客らしい親子の会話。子「コーヒー牛乳の牛はどれ?」親「あのホルスタインよ」。

◎視力検査で「C(シー)」と言う人は多いが、友人Aのように「輪に切れ目が入っていません」と自信たっぷりに言う人はあまりいないだろう。それはお前の目が悪いだけだ。

「日本語教授法」という、日本語教師用の参考書より

◎日本語教師用参考書からの抜粋。東京弁(標準語)と関西弁の大きな違いは、同じ単語でも音の高低が違うことで、東京弁は、必ず1拍目と2拍目の音が違うが、関西弁は同じであることが多いのです。たとえば、「いちねんせい」という単語、東京では「ち」の音が高くなるのに対して、関西では「い」「ち」は同じ高さの音です。いろいろな単語に当てはまりますので、自分でつぶやいてみると面白いですヨ。

◎お父さん、お母さん、お兄さん、お姉さん、叔父さん、叔母さん、おじいさん、おばあさん、というふうに目上の親族名称には「さん」をつけられるが、息子、娘、弟、妹、甥、姪などのように目下の親族名称には「さん」はつけられない。同じく目上の親族に対しては、名前で呼ぶことは普通せず、親族名称で呼びかける。父に「博章さん」お婆さんに「綾子さん」などとは普通呼ばないでしょう。しかし目下に対しては逆になります。妹に「葉子」、甥に「健治」と呼びかけるのは普通ですが、「妹」「甥」などと呼びかけることはないですものね。

◎次は授業中のできごと。熱い、暑い、温かい、涼しい、冷たい、などの言葉を整理していた。 「熱いの後にどんな言葉が続きますか?」 「熱いコーヒー」「はい。そうですね。では、冷たいの後には?」「冷たい人」。…てっきり「冷たいビール」などと答えてくれるかと思ったら…。でもウチの学生は優秀だ!

北海道新聞「子ばなし」より

◎朝食を食べている時。子「お母さん、キンキラコゾウ取って」母「?」子「それ!」。なんと、キンピラゴボウのことでした。

◎橋の上から川面を見下ろし、子「お母さん、この川一方通行だよ」母「…」。

◎子「彩華ね、次の赤ちゃん男の子がいいなー」母「男の子ほしいの? じゃー、パパにも頼んでみたらいいよ」子「えー、やだー。パパから男の子が生まれたら気持ち悪い。ママが産んでー」。

◎お店の鮮魚売り場の前を通った際、たくさんの魚を見て。「お母さん、大漁だね」。祖父は二人とも漁業です。

◎子供「なんでお掃除しているの?」母「もうじき、お正月が来るから、きれいにしているのよ」子供「ふーん、ママ、お正月ってどんなお友達」。

◎寛武「うちにも赤ちゃん欲しいなー」父「宝くじでも当たらないと無理だな」寛武「じゃあ、寛武の時は宝くじに当たったんだね」。

◎米国には「Your momma is too stupid that...」ではじまる下劣なジョークがあります。意味は、「おまえのかーちゃんは馬鹿で…」ということなんですけど、これがなかなかおもしろい。ちょっと紹介します。「Your momma is too stupid that she climbed over a glass wall to see what's on the other side. (おまえのかーちゃんは馬鹿で、ガラスの向こうに何があるか気になって反対側に回った。直訳ですみません)」そして、これをさらに拡張した「Your momma is too fat that...」、「おまえのかーちゃんはデブで…」っていうのがあります。「Your momma is too fat that a helicopter landed on her chest when she was wearing a Malcolm X T shirt.(おまえのかーちゃんはデブで、マルコムXのシャツを着てたらヘリコプターが着地したそうだ。)」「Your momma is too fat that she didn't realize that she was pregnant, until the baby's birthday.(おまえのかーちゃんはデブで、子供の誕生日まで妊娠してる事に気が付かなかったそうだ)。」というのがあります。言葉が悪くて申し訳ありません。

◎「私は数学者ですけど、数学者には3種類の数学者がいます。ひとつは数を数えられる数学者と、もうひとつは数が数えられない数学者です。」

◎親は子供によく、二兎追うものは一途も追えず、と教えます。子供に夢があれこれあるのもいいですけど、やっぱり一つの夢にがんばって生きるのが大切です。「おとうさん、ぼくね、大人になったら、ぱいろっとになる。」、「よしかず!二兎追うものは一途も追えずと教えただろう!」もうひとりの子供は、「お父さん、ぼくね、ぱいろっとになりたい。」、「やすゆき、それは立派な夢だ。がんばれ!」 大人になるのも夢で、パイロットにもなりたい、の夢はやっぱり二兎追うものは一途も追えず、ですかね?

◎「給料は安くてもいいから、時間的に余裕のある生活がしたい」と願って公務員になったのに、残業残業の毎日。「想像していたことと全然違う」と友人にぼやくと、「給料は安いんだろ? じゃあ願いの半分はかなったんじゃないか」と言う。うん、いや、ちょっと違うような…。

◎北海道新聞「子ばなし」より。ハイハイしてきた妹に一生懸命作ったおもちゃの街を壊されて。息子「お母さんが直してよ。お母さんが産んだんだから」。母「…」。

◎あるダイエットの権威によると、レストランでカロリーを最小限に抑えるには、魚か、もしくは肉であればチキンを、子供用のサイズで頼み、しかも食べない、のだそうです。

◎同僚が「洗面台どこにある? 洗面台は。」としきりに聞くので、私は、「洗面台はトイレにありますよ。」と自信を持って答えた。しかし、よく説明を聞くと彼が必要としていたのは、「セメダイン」であった。彼は同様の間違い(クーロン←クローン、シリアス番号←シリアル番号、バッハ←バッファー)が頻繁にある。

◎ある機械に弱いOLが、上司に「これFAXしてきて」とたのまれ、生まれて初めてFAX送信に挑戦してみました。ところが、FAXの読み取り部分を書類が通過して出てくるたびに、彼女は送信できなかったと思い込み、頼んだ上司にこう訴えました。「あのFAXこわれてます。何度やっても、紙が後ろから出てきちゃって送れません!」どうやら、彼女は、書類の「現物」が、送信先にそのまま届くと思い込んでいたようです。上司は椅子からころげ落ちました。(実話)

◎最近、節電に熱中する妻が、ポツリと言いました。「冷蔵庫の中の電気が常時ついていてもったいない」と。30年近く、冷蔵庫とともに生活しながら、扉を閉めると自動的に中の照明は消えるという仕組みは知らなかったようです。知らなくてもいいけど。

◎3歳の息子にパソコンを教えていたとき、「マウスを上のほうにやって」と言ったら、マウスをつかんで上に持ち上げてしまった。…※この手のネタは、超初心者向けのパソコン教室ではしょっちゅうあるそうです。例:「では、パソコンを立ち上げてください。まだ、立ち上がってない方はいますか?」と講師が言ったら、ある受講者がその場で立ち上がってしまったとか。

◎日本経済新聞に、「今日のサラリーマンは休みます。」という記事を見つけた。会社を休むのに、新聞で記事を出すのか? まさか!と、一瞬、我が目を疑ったが、すぐにそれは、「サラリーマン」というタイトルのコラムが今日、掲載できないという意味とわかり納得した。

◎「そんなこと、絶対にありません」 なんて言うと、社長殿。「絶対になんてありえないよ、君」が口癖。「ワシの辞書に絶対という言葉はありえない、絶対にだ!」

◎うちの課長はバリバリの慶応ボーイ。いい人なんだけど、ついエエカッコシィ。ある日、職場に新しいコピー機が入った時のこと。うちの女性社員が、「ねぇ、ねぇ、課長さん、新型コピーなのよ。ちょっと来て来て!」「どれどれ。」「この画面にね、B5一枚って言ってみて下さい。」「…B5一枚。」「あら、声が小さいのかしら。もっと大きい声で。」「B5一枚!」職場はその日笑いの渦となった。

◎イベントの前売券の販売状況が思わしくなく緊急の会議を徴集する会議通知に「現在の前売券の販売状況は『余談』を許さない」と書いてあった。本当に、無駄口たたいている場合じゃないよなと、みんな納得していた。

◎3月31日の夜、ニュース番組で消費税の税率が3%から5%に上がるのを機に買いだめをしている人の様子を中継していた。しかし私はこう思った。税率が上がるからといって無駄な買いだめをするとそれなりに金もかかるだろうし、またその分余計に税金をとられてしまうのではないだろうかと。

0061について。御存知ITJ(正式名称を後で調べて下さい)のCFである。ドジャースの野茂英雄投手がオンエアされていますよね。ちなみに彼の背番号は16番ですよね。もしこれが逆だったらとITJ側も思ったでしょうね。しかしこれが同じドジャースの朴賛浩投手だったら61番である。(ドジャースのAsianコンビは1661である)しかし彼を起用する訳には行かないでしょう。

◎《米朝》ニュースなどでアメリカ合衆国と朝鮮半島にある国との間柄やそれらの間で起こることを「米朝関係」「米朝問題」と言ったりするけれど、私はその都度、桂米朝さんを思い浮かべてしまう。特に「米朝会談」等は米朝師匠が高座をするかのようで、是非とも参加したくなる。そこでこれからの世界情勢をにらんで、落語家は「米中」を名乗ると人々に覚えられていいかもしれない。(桂米中さんって、今現在は存在するのでしょうか?)

◎新明解国語辞典を見ていて、ふと目に留まってしまった。こんこんちき<俗>「…どころではない」の意味で添える言葉。「それが大有りの―――なのさ」。この意味でよいのでしょうか、そしてこの意味でこの例文はいいのでしょうか? 生粋の江戸っ子の方教えて下さい。

◎プロ野球選手の背中には、苗字がアルファベットで書かれており、同じ苗字の選手が複数いる場合は、名前のイニシャル1文字が加えられる(例外の球団もある)。ところが、西武ライオンズの石井丈裕(いしい・たけひろ)選手と石井貴(いしい・たかし)選手の背中は、どちらも「T.ISHII」となっている。これでは名前のイニシャルを加える意味がない。

◎かつて、日本ハムファイターズには「田中幸雄」という選手が2人いた。スコアボードには「田中幸」「田中雄」と表示されていた。身長の大小にちなんで「大ゆき」「小ゆき」とも呼ばれていた。しかし「小ゆき」と呼ばれた選手は、小といっても身長が185cmもあった。

◎某ファミレスのレシートは、文字数の関係でハンバーグを「H」と略記している。おかげで、「木こり風H」(ワイルドねぇ…)「和風H」(艶なりかな…)というかなりHなレシートが手渡される。某ファミレスって言ってもデニーズのことなんですが、関東以外の人にはわからないかもしれませんので…。

◎ビッグコミックスピリッツ97/7/7号・ホイチョイプロダクション「気まぐれコンセプトACT1」マンガより抜粋。「おべんちゃら」と「たのみごと」の間の距離があればあるほど有効であると判断した。

例1「今日、スゴクかわいいじゃん。これコピーとってよ」と言っても「バーカ」となる。

例2「今日、スゴクかわいいじゃん」「ところで、『総理と呼ばないで』の最終回見た?」「ベルギーワッフルもう食べた?」「UAのアルバム聴いた?」「夏休みの予定は?」「すまないけど、この書類200枚コピーとってよ」。「いいよ!」。以上は、むろん絵で表現されています。まさしく、ひざをポンと叩きました。無意識に会社で毎日のようにやっていた自分が怖い。

◎TVのバラエティーで明石家さんまのナンパ法を伝授。街できれいな女の子を見かけると、後から追いかけていき、その前を追い越した時、さっと自分のハンカチをわざと落として、自分で拾い、「お嬢さん、このハンカチ、…落としたの、…僕です」。

◎「情けない」と口にして、ふと漢字を思い浮かべ、はっとしました。「情けがない」というのも同じ字ですね。ちょっとしたことでこんなに意味が変わるなんて!

◎たしか、景山民夫の小説「サラマンダー」の中で、エリート・サラリーマンが、アメリカの空港で「このボンクラ!」と言ったのを、「Gonna bomb crash!」と勘違いされて、連邦に捕まってしまうという話がありました。

◎パッと見て間違う言葉。「やぶきた」(お茶葉)←→「やきぶた」(トンちゃんのこと)

◎デパートで「チョッキはどこにありますか?」と聞いたら「ベストですね」と言われた。ムッときて「バッドです」と言ってやった。

◎父(大正生まれ)がデパートの案内嬢に「レコード売り場は何階ですか?」と聞いたら「CDですね」と言われて怒って帰ってきた。私だったら「いえ、ABです」と言ってやるのに。

◎「ホワイトボード」を指して「黒板」と言ってしまう自分が恥ずかしい。そういえば、「黒板」と呼ぶくせになぜ緑色なのだ!

◎納得出来るネーミング。名古屋では自転車のことを「ケッタ」または「ケッタマシーン」という。走り出す時、地面をケって来るのでそう言うらしい。むむー。どうだ、名古屋弁の文化は深いだろう!

◎日本語の「はと胸」は英語では「chicken breast」、にわとりさんの胸である。

◎女の人だけが「産む苦しみ」を味わうのは、最大の男女差別だと思います。そこで私は、人間も、ニワトリのように、朝コケコッコーと鳴いて卵を生み保育器で子育てをする時代がきっと来ると考えます。幸いまだ私は67歳と若い。2030年を目標に、是非このアイデアを実現させてみたい。良い知恵があったらお教え願いたい。

◎先日東南アジアへ小旅行した。機中で読むため雑学の本を1冊。気が引けるので、表紙を裏返し、太字で 「Bible」 と書いておいた。ふと気が付いたら隣の老婦人が本物の「The Bible」 を机上に。話しかけられないよう、目と目が合わないよう、着いた時にはもうクタクタ。

◎テレビの「世界の天気」を見るたびに思い出します。「えっ? ニューヨーク、あした雨か、弱ったな。傘がいるな」なんて、一度言ってみたい。(これは私のオリジナルではありません)

◎渋谷には、 ultrahighfashionable (超おかしな)gals が、超ギョウサンいます(超、長〜いスペル)。

◎東京しか知らなかった私。大阪へはじめて単身赴任した時のこと。引越し荷物を整理していて壁に釘が打ちたくなった。手伝ってくれた中学生の坊やに「管理人さんへ行って、金槌借りて来て」。しばらくして「トンカチ、かって来ました」と帰ってきた。釘1本打つだけだ。「えっ? 買うこたなかったのに」彼「?」、よく見たら使い古した金槌を片手に、キョトン。関西では「借りてくる」ことを「カッテくる」、「買ってくる」ことは「コウテくる」ということを、その時まで知りませんでした。

◎Aさんが左目の手術を受けました。むろんその目には麻酔を。医者が右目にカバーすると言ったのですが、気丈なAさん、断りました。手術が始まり、左の目玉がずるずると引っ張り出されたのを、右目が目撃。お気の毒に。Aさん気を失ってしまいました。

◎ 「医者がくれた座薬飲んだけど、ちっとも効かなかった」「立ったまま飲んだろ?」

◎キッチャ店の「見栄の予約席」。店側の魂胆ミエミエですから、いっそ片隅と言わず、特等席に「あなたのための予約席」とすれば。

◎「おばさん、元気?」 「今、おばん下痢なんョ」(ところで、エバンゲリオン って何?)

◎ラーメンをほんの少し食べ残して、そのスープの中に持ってきた蝿の死骸を混ぜ、大声で喚いてただ食いの味をしめた「ケシカラン氏」。今度は蒲焼きに釣り針で、柳の下のドゼウを目論んだ。だが店の主人「うちは看板だけで、ほんまは天然もん使うてまへん」。

◎ある女優さん、テレビで「私って英語まるでだめなの、I am a penしか」ってのたまった。どうやら本当にだめらしい。(説得力ある蛇足だ、女優さん)

◎Nさんちの今晩のおかずは、「豚の精進揚げ」だそうです。

◎Nさんちはグルメなので、「やっぱ、牛は黒豚よね」だそうです。

90才の母親と70才の娘が敬老会に出席していました。折り詰めが配られ食事が始まる時、母親が娘に言いました。「よう噛んでお食べよ」。

◎中学の時の国語のテストで、四文字熟語の穴埋め問題がありました。その時、私の友人は、弱肉強食を、焼肉定食と書いて正解になりました。また、その彼は日本史のテストでも、「八代将軍吉宗は,別名,何将軍と呼ばれているか」という問題で「暴れん坊将軍」と書いて、クラス全員、爆笑となりました。但しさすがに、今回は不正解でした。

◎時計の替バンドを買いに行ったら、目的の替バンドと同等のバンドがついた腕時計のほうが安かったので、当然、腕時計のほうを買いました。得した気分です。電池とその電池の交換手数料と同額で、電池入りの時計が買える場合もあるようです。只の時計ってことですね。他にも同様のケースもあるのではないでしょうか。たとえば、これは思いつきですが、新品のタイヤ4本と、新品のタイヤ4本をつけた中古車の値段が同じ、とか。

◎これは、最近あった実話です。ある会社のイントラネットを運営するシステム部は、「ネットワークの設定を変更するので、それにしたがって、ブラウザの設定を変更してください」というお知らせを「ネットワーク上でしか」流さなかったため、ある日突然、社内のマシンは接続不能になり、苦情が殺到することに。ネットワークにつなげないと、そのお知らせを読むことはできないのです。ちなみにそれが判明したのは、一週間位後で、それまで、みんな「最近つながらないね」とか、「おまえのパソコンがこわれてんじゃねぇの」とか言ってたんです。

◎(上岡龍太郎と笑福亭つるべの会話から)大型トラックがバックをする時「ピーピーピー、バックします」というのを、お年寄りは「ピーピーピー、ガッツ石松」というふうに聞こえるらしい。

◎滋養、強壮、肉体疲労時に…、というCMがあるが、肉体疲労時が肉体疲労児に聞こえてしまう今日この頃。

◎盲腸手術の最中、麻酔が切れ始め、苦しくてもがいていると看護婦さんが、「かんばって」と手を握ってくるので、僕は男だが妊婦にでもなった気分でがんばった。それにしても、あまりにも痛苦しいので「痛いですぅ」と弱音を吐くと、「えっ」と看護婦さんの声とトーンが変わり、「先生っ、患者さんが痛いそうです!」。結局、麻酔一本で楽になったのだが、一体何をがんばる必要があったのだ看護婦さん、えーっ!

◎訳が分からない、本の題名について。Sidney Sheldonの著書「The Other Side of Midnight」が最初に邦訳された時の題名は 「真夜中の向こう側」(早川書房)でした。あまりにも直訳で読み終わっても意味が分からず何となくモヤモヤしたものでした。後にアカデミー出版が版権を得て「超訳」された時、題名が、「真夜中は別の顔」となり、これでやっと納得。基本的に「超訳」は嫌いな私ですが、時には必要と思いました。

◎うかつでした。 スナックでママに 「あの人、福田和子にそっくりだね」なんていってしまった。「失礼ね。私の姉よ」 で、勘定が倍になってしまった。今度「君の目もと、ダイアナさんそっくり」って言ってみようっと。(やめとけ。3倍になる。)

◎コンビニのレジの手つきがおぼつかなかった。 帰って確かめてみたら、案の定2つ買った品が3とついていた。電話したら店側がミスを認め たので翌日レシートを持参すると、その店員、だまって1つ分の代金を返してくれた。それは当たり前のことなのだが、どうして一言謝れないのよ。

◎うなぎやで 「上にしますか、それとも並にしときますか」と聞かれつい「上にしとこ」。

◎友達に孫が生まれた。「かわいいね」と言うつもりが、つい「げんきそうだね」と言ってしまった。

◎臓器3題。

(1)「健康な脳の提供者、求む」脳死者。

(2) 臓器提供に同意します。けど、取り出す時、全身麻酔忘れないでね。痛いの、嫌いなんです、私。

(3) 臓器提供に同意したら、盲腸の手術だってのに、腸、全部とられちゃった。(誰か、代わりにチョー。)

◎ある日の学食での会話。「イカリングやと思ったら、オニオンリングやったってこと、あるよなー」「ああ、はったリングやったわけやね」。

◎昔よく聴いた童謡。「モーォ、モーォ、モォいいかい? モーォ、モーォ、モォいいよぉ かくれんぼしているわけじゃない フラモォモォモォモォフラダンス」。タイトルは「モーモーフラダンス」だった。

◎私「なあ、一歩間違えると、ドラえもんの道具って犯罪に使えるやん。22世紀の防犯システムはどうなってるんだろ?」 友人S「大丈夫やろ。あたり一面ドラえもんやろうから」。

◎最近アメリカ人に聞いたギャグをひとつ。「ベジタリアンの人は、アニマルビスケットを食べてもいいのだろうか」。

◎ボーイング社が経済的な運行をめざして設計した至上最大のジャンボ機777を開発。しかし、それを日本の空港で使うには誘導路を80億円かけて拡幅しなければならないとか。日本側「そんな巨大な飛行機が開発されることは予期していなかった」。ボーイング社側「そんな狭い空港があるとは知らなかった」だと。

◎珍名をめぐるトラブル。ある会社で、支店長を招待し一席設けることになりました。その支店長を除く全員がすでに座についていて、あとは、メインの支店長の到着を待つばかり。ところが、ある一つの重大な幹事のミスがあったのです。招待した支店長の名字が、カニといい、料理はカニ料理。「やあ、やあ、やあ、どうも、どうも、どうも」と右手をあげながら、満面の笑顔で登場したカニ支店長は、全員の顔を眺めながらも、料理がカニであることに気付き、「やあ、やあ、やあ」と右手をあげながら、何事もなかったようにそのままUターンして帰ってしまいました。満面の笑顔のままで(想像するに結構この光景は恐い)。「60過ぎても気にするとは、大人気ないのではないか?」とか、「いやいや、子供のころから60年近く『カニ食べちゃお〜っと』とか、『共食いだぁ』とか、人からバカにされ続けていたことは容易に想像は付く。配慮が足りなかったのでは?」とか、「そう言えば、那須部長も茄子は絶対食べない」とか、招待者のみ欠席のまま、その座は大いに盛り上がったそうな。(実話)

◎「ケーキ1個300円。ただし、10個セットを買うと1個サービス」と書いてあったので、「その10個セットというのを下さい」と言うと、「3,300円です」。

◎ラーメン屋に行ったら、貼り紙がしてあった。「30分以内に10杯食べたら、もう1杯サービス」。

◎バイクでヘルメットはかぶらない! 万一固いヘルメットで相手を傷付けて殺したら大変。私の頭は大変柔らかいのですが。

◎うちのお爺ちゃんは、なんと一人でビデオの録画が出来る! 毎週欠かさずNHKの大河ドラマ「もとおりのりなが」を録画しているそうだ。

◎福田和子被告が人前で本名を名乗るのは15年ぶりだそうだ。彼女は20以上の偽名を使い分けていたそうだが、平凡な「福田和子」のほうがよっぽど偽名っぽく聞こえる。

◎横浜銀蝿も「浜銀」(横浜銀行)ではなかろうか。

◎オイルショックの引き金となったのが第2次中東戦争、バブル崩壊の引き金となったのが湾岸戦争。同じ中近東で起こったものなのに、この呼称の違いは何なのだろうか。どういう意味の違いがあるのか。仮に、お台場で戦争が起こったとしても、湾岸戦争ではなかろうか。

◎先日、高知にキャンプに行ったときのこと。ごみ箱に、「ビンカン★入れないで!」と書いてあってドキドキしてしまった。

◎「避雷針」というのはすこしおかしいと思う。「誘雷針」が本当では?

◎同じような疑問の英語版もあります。「ピンチヒッター・ピンチランナー」→「チャンスヒッター・チャンスランナー」。

◎大阪の堂島で見かけた喫茶店のお昼のメニュー。「ノーマル昼…XXX円、ラージ昼(大盛り)…XXX円」。

◎「最近物忘れがひどくて困っていたようなのだが、良く覚えていない。何で悩んでいたんだったっけ?」。

◎歳末の銀行窓口で両替を頼んだおじいさん、「シンケンですか」と聞かれ「はい、至って真剣です」と答えていた。(お年玉用に新券(ピン札)を用意するサービスがある。)

◎二子玉川園から先の田園都市線全駅に掲げてある運賃表にはこう書かれてある。「渋谷迄の運賃−田園都市線経由(全列車直通)220円、東横線経由−260円」。東横線経由で渋谷まで行く人間が果たしているのだろうか? 遠回りしてかつ二子玉川園と自由が丘の二回の乗り換えをして(東急大井町線を利用して)、割高な値段をかけて。もしあるとすれば、東横線のホームの中に用があるときのみなのではないか? もしそうであれば、入場券代120円を余計に払う時よりは安いだろうが。しかしたとえそのようにして東横線のホームの改札まで行っても、田園都市線経由の運賃で行けば自動改札機だから感知するだろう。お互い全く違う所にホームがあるのだから。東横線のホームはターミナル式(行き止まり式)であるため、東横線の渋谷駅に用があるとしたらホーム構内の中のみだろう。

◎「プロ野球ニュース」と言う呼称について。Jリーグがブームの頃である1994年の3月にJリーグ2年目が開幕した。ブームと言うことおよびプロ野球が開幕前のオープン戦の頃とあってかフジTV系列の「プロ野球ニュース」でも最初の時間からそのほとんどをJリーグの試合結果を放送していた。これを見て私は憤激した。根っからの野球ファンと言うこともあるが「プロ野球ニュース」と呼ぶからにはプロ野球のオープン戦の結果から放送すべきではなかったのではなかろうか? いくらJリーグがブームの時でも。それならば「スポーツニュース」と呼ぶべきではなかろうか?

◎水島新司原作の名作「ドカベン」のプロ野球編は95年より連載された。その中で、その時即ち95年に主人公の岩鬼正美選手はドラフト1位で福岡ダイエーホークスに指名された。この漫画は事実に即し実在する野球選手も数多く登場する。従って考えると、95年のダイエーのドラフト1位は城島健司捕手である。そして彼もよくこの漫画に登場する。そう考えるとその時のダイエーにはドラフト1位は二人いたことになるのだろうか? 実在する人物が数多く登場し事実に即したストーリー漫画ならばそういったことは考え物だろう。

◎スポーツ選手のローマ字表記の件。二人の「城」選手について。日本のスポーツ界にはこの姓の選手が二人いる。まず一人はプロ野球ヤクルトスワローズの「城友博(じょう・ともひろ)」内野手、次はJリーグ・横浜マリノスの「城彰二(じょう・しょうじ)」選手である。この二人のローマ字表記だが、前者は「JOH」と表記されているが、後者は「JO」である。前者の場合であるが、プロ野球界ではダイエーの王監督がその代表だが「オウ」と言う発音を「OH」と常に表記している。外国人は「OH」と表記すれば「オウ」と言う発音してもらえる。しかし「O」だけでは「オ」としか発音してもらえない。従って後者は外国人には「ジョ」としか発音してもらえないだろう。ちなみに欧米人の男性のファーストネームで「ジョー」と言うのがあるが、これのスペルは「JOE」である。

◎日常では「四番」を「よんばん」と読むが、野球の時だけは「四番」を「よばん」と言うのはなぜだろうか。

◎ワイシャツと言う名の由来について。最近ではどこへ行っても「Yシャツ」などと言われて定着しているが、このシャツがY字型にでもなっているのであろうか? これの元々の由来は「White Shirts」そう「ホワイトシャツ」すなわち「白シャツ」なのである。特にイギリス英語ではホワイトのうちのホと言う発音があまり強調されない。従って明治時代の日本人には「ワイトシャツ」としか聞こえなかったのであろう。それから「ワイシャツ」と呼ばれるようになったのであろう。当時はワイシャツは白物で長袖と言うのが通り相場だったのである。柄物や半袖のそれが出始めるようになったのは日本で言う昭和40年代からである。と大学時代の商業英語及び貿易経営論の授業で習ったのを覚えている。

◎先日、朝のテレビで、面白い回文をやっていたので、お知らせします。(TBS『はなまるマーケット』より)

*くつについたガムが タイツにつく

*野茂のものは 野茂のもの

◎「…チリより」と書いたメールを送ったら、「遠い所からわざわざありがとうございます…」という返事をいただきました。恐縮です。

◎三省堂ニューセンチュリー英和辞典では「paradox(1){逆説}(2){矛盾した言説}となっているが、三省堂国語辞典では 「逆説」:{矛盾しているように見えて実は矛盾しない説}となっている。これだと(矛盾した言説→paradox→逆説→矛盾しない説 )と言い変えることができるので 「矛盾した言説とは、矛盾しない説のこと」という矛盾が生じる。

◎青森県津軽地方では、朝夕、しじみ貝売りがやってきます。「しじ〜みかあい、しじいみかい。じゅうさんこの穫りたてのしじみ貝はいかがっすかあ」この「じゅうさんこ」というのは「十三湖」というしじみ貝の産地である湖です。もちろん、県内にあります。ところが、県外からお嫁にいらした方とかには「十三個」と聞こえるようで、たった十三個なら家族分に足りないのになあ、と思いこんでいる人が多いそうです。 ちょっとひざネタとは違いますか? ローカルすぎますか? 県内の人にはうけるのですが…。

◎食糧難のロシアの肉屋にて。「人魚ソーセージ入荷しました」の看板あり。大急ぎで並んだ先頭のおばちゃん曰く「本当に人魚なんているの?」店員曰く「居るかどうかは知らないけれど、これは間違いなく半分は魚だから…」。

◎「タバコを吸ってもいいですか?」と聞かれると、いつもこう言い返したい…。「正確には『吐いてもいいですか?』でしょ!」。

◎JAL国際線で、最後部トイレのところに灰皿があるが、灰皿があるからといってそこで煙草を吸うと、廊下で煙草を吸わないで下さい、と猛烈に怒られる。

◎コンピュータが普及したが、ペーパーレス化が進むどころか、試し刷りや、間違いとかで、以前の何倍もの紙を使うようになった。

◎われわれゼネコン設計部門では、設計料の算出に、大まかに「工事代金×3%」というふうに算出する。施主の予算が合わず、設計変更をする場合が多いが、時間と手間暇をかけて、自分の収入を減らすという矛盾を抱えている。

◎マルイで買い物をした。配達してもらうのに、午前中に指定すると+200円かかるが、指定せずに「午後は不在」と書き添えてもらうと、200円はかからない。

◎どらえもんのテーマソング「そ〜らを自由に、飛びたいな〜」と歌ったら、妻が「ハイ、ヘリコプター」と続けた(本当はタケコプター)。

◎中学時代の試験から。国語の試験。「○○という熟語に続く文の形式で回答せよ」という問題。「…○○」なのか、「○○…」なのか。クラスのほとんどは後者で答えてバツ。読書家の二人だけは前者で答えて正解だった。いまでも納得できない。

◎「君は英会話が得意なようだから、フィリピンへ行ってくれ」と言われ、2年間フィリピンへ行ってきた。帰ってきた時、アメリカ研修の申し込みをしたら、「おまえ、英会話は大丈夫なのか?」と言われた。

◎ある会議の議事録を読んでいたら、議題の提案説明を受けて「意義なしと呼ぶ声あり」と書かれていました。もちろん「異義」のワープロ変換ミスなのでしょうが、発言者は案外「ナンセンス」の意味でそう言ったのかもしれないのかもしれず、あるいは議事録の作成者が会議の無内容さをからかってわざと「ミス」したのかもしれず、笑ったあとでしばらく考え込んでしまいました。

◎毎日新聞の漫画より。ビン入りの錠剤が102錠入りだった。半端な数だなと思ったが、1回3錠ずつ飲むと余りが出ないことに気づき、納得した。

◎ドラマや映画で女優が地味な役を演じる時、必ずメガネを使うのはなぜだろう。主役の女弁護士はノーメガネで、対する切れ者だが陰険な女検事はメガネ、というパターンなどよく見かける。

◎長嶋茂雄は「けっしてネバーギブアップしない」と言った。どちらの意味だろう。

◎休暇は疲れる。休暇の休暇が必要だ。

◎英米人に日本語で「巨乳好き?」と聞くと、「Can you ski?」に聞こえるので、みんな「Yes」と答える。

◎週刊SPAより。犯罪の容疑者が重度の精神病で責任能力が問題の時、「精神科に入院していた」と記す。これに対し全家連は「病歴を記述しない報道」を申し入れる。理由は「結果的に精神障害者は危険という画一的なイメージが生まれるから」。

◎週刊SPAより。リポビタンDの新聞広告「ヨッ!お疲れさん」は「四つ」という部落差別にあたるので「ヨオ!」に差し替えた。カリー工房のCM「具が大きい」は吃音障害者差別なので削除。「日本ほど安全な国はない」という表現は外国差別なのでダメ。「OLから主婦まで」という表現は「ピンからキリまで」を連想させるから使えないそうだ。差別用語かどうかの判断は実に難しい。

◎冷蔵庫がさらに大型化。どうせならもっと大型にして、中からでも開けられるようにしてほしい。

◎テレビで「今日の特集は節電です」と言ったとたん、テレビを消されてしまった。

◎「捨てた」の婉曲表現は「今、夢の島にある」。

◎パールを丁寧に言うと「おパール」になる。

◎「花粉症(かふんしょう)」ではない人を「不感症(ふかんしょう)」という。

◎やきとりのハツの語源はなんと「Hearts(心臓)」だという。なぜなまったのだろう。

◎地震の時は「火を消せ!」というが、天ぷらをあげている火を消そうと近づくのはかえって危ない。

◎法律上は、午前は0時ジャストからで、午後は12時を1秒でも過ぎた時からであり、矛盾している。午前のほうが午後より長いのだ。

◎イギリスの議会では、賛成と反対が同数の場合、議長が1票投じることが出来る。しかし、この方法では、議長がかつていた党に有利に投じられる恐れがある。そこで、議長は常に「否決」に入れなければならないとされている。議案はそう簡単に可決されてはならないという意味が込められている。

◎週刊朝日より。テレビのCMはなぜボリュームが大きくなるのだろうという疑問を持っている人が多いが、実はCMの部分だけボリュームが大きいということはあり得ない。CMは音楽のサビの部分を効果的に使って目立たせているので、音が大きく感じるだけなのだ。

◎「1辺が10cmの立方体の箱を長方形の包み紙1枚で包みたいが、使わないムダ部分をなるべく小さくするにはどうすればよいか」という問題がある。難問だが、あっと驚くアイデアがある。「ヒモで箱の表面全体を巻き付けて覆うことが出来る」ことをヒントに「ヒモのように限りなく細長い長方形にすれば、ほぼ600平方センチの長方形で、ムダがほとんどなく覆い尽くせる」。

◎ゴミ問題をどう解決するか。「地球の軌道上に打ち上げ、地球の輪にすればよい」と、やくみつるは言った。

◎HIV対策として、献血者用の問診票に性体験の設問を導入。そんな設問のために献血を辞退する高校が続出し、血液不足深刻。

◎芸能人の話によると、初めてテレビに出た時はあまり緊張しなかったそうだ。しだいに、ブラウン管の向こうで大勢の人が見ていることを自覚し始め、どんどん緊張するようになったと言う。

◎雑誌NEWTONによれば、ほ乳類の中で鼻が突き出ているのは、ゾウとテングザルとヒトだけだそうだ。

◎週刊朝日より。クマよけスプレーを使うと、クマはその人間を覚えていて仕返しに来る。だから、クマよけスプレーを使ったらそのクマを射殺するか、二度とその山に入ってはいけない。

◎子供に動物の絵を描かせると、象でも馬でもライオンでも鳥でも魚でも、必ずと言っていいほど、顔が左側でしっぽが右側になるような絵が描かれるらしい。動物図鑑がそうだからだろうか。例外はカエル。正面を向くという。

◎一昨年の話。あるニュース番組で年金の特集をやる予定だったが、厚生省幹部逮捕のニュースが入ったため延期された。皮肉である。

◎週刊SPAより。警察は身内意識が強いので、同業者がスピード違反をしても見逃すかもしれない。なぜなら警察の仕事は市民の賛同がないとやっていけないから、新聞ざたになって市民の信頼をなくすくらいなら、身内でもみ消したほうが自分達のためにも市民のためにもなる。

◎図書館でスポーツ新聞を読もうと思ったら、ちょうど知らないおじさんが読んでいた。仕方が無いので、読売新聞を読みながらあくのを待つことにした。しかし、待てど暮らせどなかなか読み終わってくれないので、あきらめて帰ろうと思い、読売新聞を置くと、おじさんは「やれやれ、やっとあいた」と言ってスポーツ新聞を置き、読売新聞を手にした。

◎共同通信社の記者ハンドブックによると、「あらためて」という副詞はひらがなで書くよう指示されている。「文案を改めて検討する」では「改定して」の意味にとられかねないため。

◎選挙のCMは、「変わろう」「新しい風を」という言葉ばかり目立つ。こういう言葉自体が古臭く、何も変わっちゃいない。

◎なぞなぞ「福の神を英語で言うと何?」。答えは「トイレットペーパー」。

◎夜逃げといっても、本当に夜に逃げる人は少ない。夜に逃げると怪しまれるから。

◎おまわりさんが自分よりも年下に見えたら、かなり年をとった証拠だという。権力を持つ人は、普通、年よりも上に見えるから。

◎ドラマや映画にもっともよく登場する架空の新聞の名前は「毎朝新聞」である。ところが、テレビドラマ「古畑任三郎」では、それが一風変わった形で登場した(ネタバレ注意)。犯人はクイズの名人で、たまたま近くに置いてあった毎朝新聞を読んでいたため、みごとクイズに正解したが、それが原因で犯人を推理されてしまった。古畑警部補いわく「あの新聞を読んだのは殺人現場にいたあなただけです。『毎朝新聞』などという新聞は存在しません。あの部屋に置いてあったのは舞台用の作り物だったんです」。つまり、ドラマを見ていた視聴者はみな、毎朝新聞が登場した時点で「ドラマなので架空の新聞名が使われたのだろう」とあっさり思い込んでしまったわけで、そこに視聴者をだますトリックがあったのだ。

◎世界で一番痛そうなおしおき「千手観音の往復ビンタ」。

◎「オービス」という語句をど忘れした私。「ねえねえ、あの写真とられるやつ、何て名だっけ」友人「ねずみとり」私「ちがうちがう、カタカナで」友人「じゃあ、『マウスゲット』かな」。

11月の末に、年賀状をポストに入れた私。数日後、友人から電話。「○○ちゃん、年賀状ありがとう。ちゃんと1日に着いたで、12月の!!」めっちゃはずかしかった。

◎友人に、間違えて「キック!」と叫びながらパンチをかましてしまった私。友人「○○ちゃん、それ前足だったんだぁ」。

◎小学校の理科の授業で先生の質問は「電線に止まっているスズメはなぜ焼き鳥にならないのか?」 ある男の子が「串とタレがないからです」と答えて大ウケしたそうだが、うちの娘ときたら「電気の通り道がないから」と答えたそうだ。 正解ではあるが、がっかりしてしまった。こんな面白味のない子に育てた覚えはないのだが…。

◎マグワイア・マグワイアの連呼に、恥ずかしさを感じるのは私だけだろうか。 NHKの松平アナは、古語「まぐあい」の意味を知っていて、若い女性アナに連呼させているに違いない。

◎9月23日は「しゅうぶんの日=スキャンダルの日」と言う駄洒落を思い出したので、だれかれとなく言ってみたが、誰も判ってくれなかった。すでに醜聞という言葉は死語なのか? 世の中のスキャンダルは益々非道くなっているのに…。

◎北原白秋「まちぼうけ」の元ネタを紹介します。原文に「株」となっている事に気付いたので、株価低迷のネタにしようとしましたが、原文のままでも現在の日本経済をよく物語っており、これ以上に作り替えることができませんでした。漢文読み下しのまま投稿します。「宋人に田を耕す者あり、田の中に株あり。兎走りて株に触れ頚(くび)を折りて死す。よりてその鋤(すき)をすて、株を守りてまた兎を得ん事を冀(こいねが)えり。兎はふたたび得べからずして、身は宋国の笑(笑い者)となれり。」 …中国故事より。

◎動物を見て「かわいい! ぬいぐるみみたい」とよく言うが、かわいい動物を真似して作ったのがぬいぐるみであったはず。本末転倒だ。

◎黒人と白人が結婚しても、子供は灰色になるわけではない。

◎キシリトールは天然甘味料である。ノドヌールやカビトールと一緒にしてはいけない。

◎ありそうでないもの、カレーラーメン。

◎「老後」という言葉は、老いたさらにその後を意味し、死を連想させるが、そうではない。辞書によると、老境に入った人生の後半を意味するらしい。

◎青信号の意味は「進め」ではなく「進んでよい」である。つまり、命令ではなく任意なのだ。例えば交差点内が混雑している時には、たとえ青信号でも進入すべきではないから、青信号はあくまでも「進んでもよい」なのだ。

◎高校野球のチームで、同じ高校生なのに「新鋭」とか「古豪」とか呼ぶのはおかしい。

◎横浜ベイスターズの大魔神・佐々木投手が抑えに失敗したのは、今年は3試合しかないそうだが、いずれも、味方の攻撃が長引いて出番が遅れた試合だったという共通点があるらしい。待たされて緊張の糸が切れたのだろう。どうせ点が取れないのならば、味方の攻撃はあっさり終わってくれたほうがよかったことになる。

◎読売ジャイアンツの長嶋監督の進退問題が取りざたされ、優勝できなかった責任を取らされそうになった時、渡辺オーナーは「今年の巨人は多くのケガ人に悩まされたり、ガルベス退団の問題もあったりで、たとえ野村監督だったとしても優勝はできなかっただろう」と言って長嶋監督をかばった。しかし、この発言は、かばったというよりも、長嶋監督の力量のなさを言い表しているといったほうがいいだろう。

◎つい先日、77歳の宇宙飛行士が誕生した。「老人が宇宙に出たらどうなるかという見本になりたい」という本人の希望だったそうだが、宇宙飛行を懇願するというだけでも、普通の老人とは違う肉体の持ち主であることは明らかである。老人が宇宙に行った場合の参考などになるわけがない。

◎次のような「宝くじ」ゲームを想定してみよう。各人が、好きな4けたの整数を書く。千の位は0でもよい。全員書き終わったら、全員の数字を合計する。その合計の、末尾4けたの数字が「当選番号」である。その当選番号と同じ4けたの数字を書いた人は、当選者として賞金が与えられる。ある特定の人が当選する確率は1万分の1であり、ほんの数人でプレイしてもまず当選者は出ない。仮に当選者が出たとすると、彼の書いた4けたの数字と合計の末尾4けたが等しいということだから、言い換えれば、彼を除く全員の数字を合計すれば、その末尾4けたは「0000」になるということである。また、さらに考えれば、彼はいかなる数字を書こうとも、当選する運命を持っていたことになる。ほんの数人でプレイしてもまず当選者は出ないと書いたが、みんなが協力しあっても良いという前提においては、簡単に当選者が出る。つまり、全員が結託して「0000」を書けば、合計の末尾も0000なので、めでたく全員が当選である。さて、複数の人が当選した場合には、賞金は均等に分けられるとしよう。これでは、全員が当選しても、一人当りの分け前は少なくなる。なんとかこれを独り占めしたいと考える人間がいてもおかしくはない。独り占めする方法は簡単である。みんなで「0000」と書いて賞金を仲良く分けあおうと提案しておきながら、自分一人が裏切って、別の数字を書けばよいのだ。この方法ならば、神の力に頼ることもなくただ一人当選者になれる。しかし、ここで、裏切り者が複数人いたとすると、誰も賞金にありつけなくなる。したがって、裏切り行為を起こす前に、自分以外に裏切り者がいそうかどうかを判断することが重要である。裏切り者がいないと判断した場合は、もちろん、自分は裏切り者になって、賞金を独り占めするのが得策である。裏切り者がいると判断した場合は、いずれにせよ自分は賞金を手に出来ないことがわかる。どのみち賞金が得られないのならば、自分も裏切り者になって、他人が賞金を獲得するのを阻止しようと考えるのが普通であろう。それに、もし裏切り者がいなかった場合には儲け物となる点も考慮に入れれば、最終的な判断は「裏切って別の数字を書く」という結論になろう。以上のような結論に全員が達したとすれば、結局、0000を書く人間は一人もおらず、事実上の結託は成立し得ないのであり、1万分の1の偶然に頼る以外には、賞金獲得の道はないと言えるのである。

◎荒井由実の名曲「中央フリーウエイ」。歌詞どおり、右に競馬場、左にビール工場が見える場所がある。しかし、残念ながら今は、フェンスが高くなっていて競馬場や工場がよく見えない。フェンスを高くした理由は、この「中央フリーウエイ」に歌われた場面をひとめ見ようとするカップルで渋滞になってしまうからであった。

◎ある本のジョークそのものの引用です。「人間はなぜ尾が無くなったか知っていますか?」「さあ?」「ダーウィンの進化論ですよ」「というと?」「ちぎれるまで尾を振った人間が生き残ったのですよ」。

◎新鮮であることをアピールするために、魚屋が生きた魚を水槽に泳がせているのはよくある話。でも、同じことを肉屋がやったら恐い。

◎卒業式でよく歌われる歌「若者たち」。若人の門出を祝うには、歌詞が暗すぎないだろうか。

◎「最新の科学で解明した」という健康法に限って、ごく古典的な食生活を提唱するのはなぜだろう。

◎新入社員が配属されてくるこの時期、私は特に若い女性に覚えられ易い自己紹介をするようにしています。毎年、人気のあるハリウッド・スターの名を使ってこうやっています。「山崎ですが、覚えにくい場合は トム・クルーズと呼んで下さい」というのは、私の顔にはトム・クルーズやキアヌ・リーヴスと同じように目が2つと鼻と口がついているので、彼らと似た顔の構造になっているからです。

◎小生の部下だった男が米国に入国したとき、税関の役人からDo you have any spirits? と聞かれ、Yes, I have YAMATODAMASHII.と答えました。

◎私は今、地球の裏側に立っています。つまり赤道を間に挟んで貴方の足の裏と、私の足の裏が向き合っているとイメージしてください。そこで、太陽の方(南)を向いてください。私から見ると太陽は北にあります。貴方は南を向いているので、太陽は貴方の左手から昇って右まわりに動きますよね。私は北を向いているので、太陽は私の右手から上って左まわりに動きます。よって、南半球では、太陽も月も動きが逆になります。これって常識のはずなんですが、日本の人はなかなか信じてくれません。たまに、南半球では太陽は西から昇ると言うと信じてくれる人がいますがこれはウソです。

◎自民による自民の自民の為の政治。

◎憧れの彼が突然の結婚宣言。「チャペルで洋風の式ですか? それとも…」と聞くところを動揺のあまり「洋式ですか、和式ですか」と聞いてしまい、「トイレじゃない」と突っ込まれてしまった。

◎朝起きて、鏡を見ながら「どうも最近、寝ぐせがついていかんな」と言ったら、側にいた3才の息子は言った。「とうちゃん、寝る前にちゃんとトイレに行けよ。」…。

◎キャンプで大いびきをかいた友人に文句を言ったところ、「おれって、他人がいると、いびきかくんだよね」と、のたまった。でもこの友人って、他人がいなくてもいびきかいてると思うのだが?

◎5歳の子供に「うそをつくとエンマさんが舌をぬきにくるぞ」とよくいいきかせてますが、この言葉こそが、真っ赤なウソなんですよね。

◎女優さんは食べ物を口に入れてすぐに「美味しい」と言うが、そんなに早く味がわかるはずがない。

◎外国人同士が結婚すると「国際結婚」というが、そのカップルが離婚しても「国際離婚」とは言わない。

◎クリスマスソングは、新しいのがどんどん出来るが、お正月ソングは古いのしかない。

◎人と車は一心同体。車に乗ってガードをくぐる時、つい頭を下げてしまう。車に乗って水溜まりを進む時、つい足をあげてしまう。

◎台風中継で「海の水かさも増えてきました」と言っていたが、普通、海の水かさなんてあまり増えない。

◎ジャンヌ・カルマンさんが世界最高齢(122歳)だった時、「この年齢にしては驚くほど元気だ」と報道されたが、「この年齢にしては」と言っても比較の対象がないではないか。

◎週刊SPAが、ある会社に「社員の誘拐や有事に備えて会社は準備しているのか」と電話でアンケートをとったところ、「回答すること自体、危機管理にならないのでお答え出来ません」という答えが返ってきた。それにしても、アンケートに即答出来ないようでは、緊急時に即応出来るのだろうか。

◎ウエイトレス「お待たせしました。ハンバーグになります」。客「じゃあお前、ハンバーグになってみろよ」。

◎東京新聞の漫画より。美術展の署名欄を見ると「先に行きます ○○子」と書いてあった。

◎朝日新聞の漫画より。図書館で、たまたま正面にかわいい子が座ったので、うっとり見とれていた。彼女は分厚い本を持ってきた。へえー、難しい本を読むんだな、と思っていたら、単に視線をさえぎるためだった。

◎天声人語より。エスカレーターが一基しかない場合、足が不自由な人(外部障害)にとっては、下り専用のほうがいい。いっぽう、呼吸不全や心肺障害のある人(内部障害)にとっては、上り専用のほうがいい。多数決で結論を出すべきか。

◎飛行機が墜落した時、前と真ん中と後ろとどこが一番安全か? 接合部分は割れると危険だが、海に落ちると割れた部分が非常口となって脱出できる。では、前と後ろとどちらが危険か? パイロットも人の子。自分が助かるように落ちるには、前を浮かせるため、その分だけ後ろのほうが危ない。一番安全なのは、ビジネスとエコノミーの境目あたりではなかろうか。

◎図書館にある専門書の中には全数千ページのとても片手では持てないほどの重い本があるが、そう言うのに限ってタイトルは「生化学ハンドブック」。

◎日本には「日本ねんど学会」なる学会があるらしい。大の大人が「ぞうさんの作り方」とか研究しているのだろうか?(地質学の学会らしいです。)

◎「How do you become a millionaire in the stock market?」「Start with two million dollars.

◎「ここに駐車したら殺ス」とか「駐車厳禁、けが一生」とか派手に書いてあるシャッターもどうかと思うが、その前にびっちり二重駐車してあるのを見て、「ああ、ここは大阪」とじ〜んとします。

◎サッカーチーム「名古屋グランパスエイト」。この「グランパスエイト」と言う愛称について。まず、「グランパス(grampus)」即ち「シャチ」、これは名古屋城の金の鯱鉾と言う意味である。次にこのエイト(eight)であるが、普通サッカーならば一チーム11人でプレーするからイレブン(eleven)と称するであろう。なのに何故エイトなのか? これは名古屋市の市章が〇に八と言う文字を組み合わせた物だからである。〇は円満に膨張する、そして八は末広がりというこじつけらしいが、それにしてもサッカーチームの愛称にしてはおかし過ぎると思わないであろうか?

◎現在ライオンズは西武ライオンズだが、40年前は福岡にあり、西鉄ライオンズだった。考えようによっては、今も「西鉄ライオンズ」ではなかろうか。なぜならば、親会社は西武鉄道だから、同じように「西鉄」と呼べるだろう。

◎三代目桂春団治のお弟子さん・桂春若さんの話。貧乏でお金が無いのに師匠の所へ稽古に行かなくてはならない。ある日、バスの後ろを走って行った。これで200円儲けたと喜んだが、師匠の前で息がゼイゼイ。「どないしたんや」と師匠。「へい、バスの後ろついて行って200円得したんですわ」「あほっ」「すんまへん」「なんでタクシーの後ろついて行かへんのや。650円儲かったのに」

◎中一の友人のタケシは、負けず嫌いだ。国語の授業で、タケシが教科書を読み上げていたところ、「流石」を「りゅうせき」と読んでしまい、先生に指摘されたが、一言「へー、今はそう読むんですかー、最近の国語辞典見ていないもので…」。ふーん、いやいや、そんなこと…。

◎中二の友人のタケシは、負けず嫌いだ。タケシが最近パソコンを買ったと聞いた友人が、タケシに「E-MAIL出すからアドレス教えて」と聞いたところ、実家の住所を紙に書き始めた。慌てた友人が説明すると、「へー、パソコンで手紙出せるんだ。最近携帯で用件済ませるから、そんな原始的なこと興味ないね」。うーん、そうくるか!

◎「我輩は猫である」は英語で訳されると「I am a cat」である。日本語のほうが味わいぶかい感じがする。

◎日本語を学んでいる友人のアメリカ人はジュースの缶に書かれてある「缶ごとグイットお飲みください」という表現に当惑していた。

◎私の友人「雄大」という名の彼はアメリカ人に自分の名前を紹介すると驚かれた。「YOU DIE」 ということで恐れられる名前だ。

◎「出発しま〜す。みなさん、忘れ物はありませんか?」それを忘れるから忘れ物であって、忘れなかったら忘れ物ではない。従って、この問いかけは無意味である。

◎テレビドラマで、刑事が犯人を追いかけるとき「待てー」と言うが、これで犯人が待つなどということが、ありえるのだろうか?言うだけ無駄だと思うが…。

◎新入女子社員が営業からの電話をメモしておいてくれた。「27万トンで257円です。」と書いてあった。何のことかしばらく判らなかった。先日の取引の見積金額のはずなんだが。ああそうか「27万飛んで257円。270257円」ということか。今時、空気でも27万トンで257円の訳はない。

◎「親バカ」って言われるのはまだいいが「バカ親」って言われるのは許せない。

◎中学校での初めての英語の授業のとき、アルファベットの発音の練習で先生が「『V』は唇を噛んで発音します」と教えてくれたのですが、クラスで僕一人だけが「上唇」を噛んで発音してました。ベテランの先生だったのですが、「そんな生徒は初めてだ」と、大爆笑していました。

◎回文。私負けましたわ。私待ちましたわ。私舞いましたわ。私マリ蹴りましたわ。私薪炊きましたわ。私カサ貸したわ。私金貸したわ。私カニを逃がしたわ。私ワゴンこわしたわ。私タワシ渡したわ。私弟子でしたわ。私手品師でしたわ。私ニンジンにしたわ。私カバーはがしたわ。私豆かめましたわ。私マイカー買いましたわ。私マリ借りましたわ。私真美を見ましたわ。私竿さしたわ。私よしたわ。私加奈子泣かしたわ。私天才兄さんでしたわ。

◎やぎが映画のシナリオ本を食べてしまった。やぎいわく「原作のほうがうまかった」。

◎「あわただしい」を「あわだたしい」と言い、しかも「泡立たしい」と漢字変換までしている人がいた。

◎暴力団は、なぜ団長ではなく組長なのだろう。

◎シャワーつきトイレがはじめて家に来た日、うちのおばあちゃんは真っ裸で便座に座った。

◎やぎは紙を食べるから、ウンチしたあとでおしりをふかなくていいのだろうか。

◎マンガでよく「戸棚のケーキ」が登場するが、ケーキは普通冷蔵庫に入れるものではないだろうか。

◎タラのタラコあえ。

◎「おい、アキラ」「なんだ」「なんでもないよ」。しばらくして「おい、アキラ」「なんだよ」「なんでもねえって言ってるだろ!」

◎お嬢ちゃん:お坊ちゃん=お嬢さん:?

◎国語の時間、先生が「『光』の枕詞はなんだ」と聞いた。答えは「久方の」だが、指名された生徒は「ヨード卵」と答えた。

◎「お猿のおしりはなぜ赤い?」「そんなこと、しりまっか」。

◎はだか保育は健康的というが、小学校にあがって服を着たときに汗をかいて風邪をひいてしまうという欠点がある。

◎ガムの匂いがした。あいつの吐いた息を吸ってしまったんだと思い、気分が悪くなった。

◎会食中、コンタクトがはずれて、トイレに駆け込んだ。きっとみんな、下痢だと思っただろうな。

◎「探し物と言うのは、必ず最後に探した所から見つかるんだ」と先生が言った。なるほどと感心したが、それって当たり前じゃ…。

◎いたら怖いもの。ボーリングのウイニングボールを観客席に投げるプロボーラー。

◎「学生時代の君の成績はどうだったんだ」「まあ、可もなく不可もなくといったところです」「そりゃすごい!」

◎国語の時間、先生に「二の腕とはどこのことだ」と聞かれた生徒は、「足」と答えた。

◎似ているが大違いのもの、「なんたる偶然」と「たんなる偶然」。

◎電気屋で、友人が「あら、この電気釜、チャーハンが炊けるのね」と言った。見ると、その電気釜には「炊飯(すいはん)ボタン」がついていた。

◎髪の毛が一本しかない男性が、最後の一本が抜けてしまった瞬間、「ああ、ついにハゲになってしまった」と言った。

◎近所の弁当屋には「健康弁当」という弁当がある。みんな略して「健弁」と呼ぶが、それはやめてほしい。

◎「ナマズを捕まえて飼えば、地震予知に役に立つ」と友人は言うが、そもそも人間に捕まるようなナマズに、地震予知などできるだろうか。

◎古本屋で本を買った。読んでいるうちに、昔自分が売った本だったことに気づいた。

◎花火を見に行った。花火よりも、花火を見ている人の顔を見ているほうが面白かった。

◎瞬間接着剤のふたは、どうしてくっついてしまわないのだろう。

◎インドの気候は3種類あり、hothotterhottestだそうだ。

◎やせた人を見ると、あの中に内臓が全部入っているのかと考え、感心してしまう。

◎中学の時の体育のテストで「ラジオ体操を全部絵で描け」というのがあった。

◎行列のできるレストランが店の名前を「Before12.com」に変えた。店長いわく「12時前からどっと混みますので」。

◎ある酒場での父と息子の会話。父「酒というものは適度に飲むものだ」息子「適度というのはどうすれば自分でわかるのか」父「ほら、あそこの隅に二人の美女がいるだろう。あの二人が四人に見え始めたら、適度を超えたと言っていいだろう」息子「父さん、あの隅には一人しかいないよ」。(「世にも不思議であきれた話」より)

A stale (捨てる)joke.

 Q: What's the initial of your name?

 A: The Independence Day of the U.S.

 Q: What?

 A: The 4th of July.

 Q: Sorry, I can't get it.

 A: The 4th letter of July.

◎林間学校でカメラマンが生徒に向かって大声で「元気はつらつ、オロナミンC」と呼びかけ、生徒が「C」と口を開いた瞬間にシャッターを切っていた。

◎私と彼女とひとつのカツドンを半分ずつ分けて食べる事にした。「半分残しといてよ」と言い残し私はタバコを買いに出た。帰ってみると上のカツが全くない。彼女曰く「ええ!上半分・下半分じゃないの!」私「…」。

◎私の2歳の息子は、おねーちゃんが大好きで、テレビにきれいなおねーちゃんが出ると、喜んでいます。先日、イタズラをしてママからひどく叱られて、大泣きしている最中に、テレビのCMに水着のおねーちゃんが出たら、ピタッと泣きやんで画面を見入っていました。で、そのCMが終わると、大泣きの続きを始めました。一体、誰に似たのやら?

◎安田英夫は、自己紹介するときは「あんたええおっと」というが、奥さんに言わせれば「あんたひでえおっと」である。

◎私の友人はアメリカ人に贈り物をした時に「つまらないものですが」と言ったところ、そのアメリカ人はそれを信じて包装紙を開く前にごみ箱の中にその贈り物を捨てていた。

◎近くのガソリンスタンドは昔、「カード歓迎」という小さな垂れ幕のそばに「現金大歓迎」という大きな垂れ幕をつけていた。

◎家の近くのとある政治家の事務所の宣伝看板には昔こんなことが書いてあった。「45歳の若さで…(以下若さを生かして政治に貢献する、といった文だった)」それはいいのだが、10年以上その看板はそのままであった。

◎男性用公衆トイレの便器に虫の絵を描いたところ、本能なのだろうか、みんなその虫めがけて用を足すようになり、便器の周りが汚れなくなったという。

◎「富士山は静岡県と山梨県にまたがっているけれど、富士山頂だけは東京都だって知ってた?」と言われ、つい本気にしてしまった。そんなはずがないのに…。

◎ベイ・シティー・ローラーズの曲に「二人だけのデート」という邦題の曲があるが、3人以上でもデートというのだろうか。

◎今の時代、名付け辞典には「性が変わっても大丈夫な名前」のコーナーがほしい。

◎芸能人は、ハワイからの帰りの飛行機であわてて化粧をする。または、化粧をまったくしなければ気づかれずにすむかもしれない。最悪なのは、気づかれないと思って化粧していない時にばれてしまう場合である。

◎引越したばかりの頃は、ゴミの出し方がよくわからない。しかし引越したばかりの頃は、概してゴミがたくさん出るものだから皮肉である。

◎会社の同僚は、社員食堂で力うどんを食べた後、物足りないと言って、売店でやきそばパンを買って食べていた。「炭水化物の四段攻撃…」と心の中でつぶやいた。

◎日経新聞のコラムより。ボクシングを生で見るのとテレビで見るのでは全然違う。現場ではパンチが入るたびに観客が熱狂するのできれいにパンチが入っているような気がするが、後でビデオを確認するとそれほど効いていない。ということは、ボクシングを公平に採点するならば、リングサイドよりもテレビのほうがすぐれている。テレビは熱戦を無機的なものとし、冷静な判断を可能とするのである。

◎「メッカ」とは「聖地」の意味である。「歌舞伎町は風俗のメッカ」などとなんでもかんでも使うのはやめてほしい。

◎日経新聞のコラムより。欧米のスポーツ界は弱肉強食の論理が徹底している。強者はますます有利に、弱者はますます不利になる。ゴルフでは、最もいい時間帯はシード選手に当てられ、弱い選手は早朝か終わり近くに振り分けられる。野球では大リーガーは専用ジェット機で移動するところを、ファームでは半日がかりのバス移動である。

◎小学生の間にも外反母趾が目立ってきたという。子供の骨は大人に比べて軟らかいため、成長して多少サイズが合わなくなった靴でも履けてしまうことが、裏を返せば足の変形につながってしまうらしい。

◎米国のあるコミュニケーション学者の言葉。「私は、アメリカ人に講演をするときは、必ずジョークで始めます。こうしないと話を聴いてもらえないからです。いっぽう、日本人のグループの前で話す場合は、必ず言い訳を前置きにしています。そうでないと、日本人の聴衆にはどうもしっくりこないからです。そして、もしも日本人とアメリカ人の混成グループに講演する場合は、『今日はユーモアで始めないことをお許し下さい』と言ってから話を始めます。」

◎ありそうでないもの。1分の1の世界地図。

◎「興」という字は、マジンガーZの頭部に似ていると思います。

◎ある友人2人の会話。A「S君、このかばんの中に割れ物とか入ってた?」S「うん、あるよ」A「なに?」S「割り箸!」

◎最近入手した回文です。

 ねこまんま こねこね

 あないな英語いえないなあ

◎汚物内閣。

◎私の友人の父は 草野球チームに入っている。先日、試合に行く途中ガソリンスタンドで給油しようと立ち寄ったとき「レギュラーですか」と聞かれ「まだ補欠なんです」と答えたそうだ。

◎私の娘がドラッグ・ストアに勤めている。快活な性格のその反面、早合点は日常茶飯事である。その娘の失敗談。某月某日、70歳過ぎのおじいさんが買物カゴに紙オムツを入れて、商品整理をしている私に「洗面器ありますか?」私は奥さんを自宅で看病しているのだなあと感心しながら、反対側の洗面器棚に案内したところ、なんとまあ「千年灸」だとのこと。恥ずかしくて、私の顔は千年灸より赤くなった。

◎特撮番組を見ていたら、走ってくる車を手で受け止める場面があったが、よく見ると、受け止める直前に車が制動していた。せめて、逆転撮影してもらいたかった(受け止めている所から車がバックで発進する)。

◎ある夫婦が神前で祈った。妻は「どうぞ100束の布をお恵みください」と祈った。「なんでそんなに少ないんだ」と夫が問うと妻は答えた。「それ以上だとあなたが愛人を持つようになるからです」。…実はこれ、二千年前に書かれた古文(韓非子)です。現代語訳は筆者です。

◎ありそうでないもの。ズボンやパンツに、後方までチャックやボタンのついたもの(大きい方の時便利だと10歳位からずーっと考えているんですが)。

◎ありそうでないもの。日本で頭の真上に太陽が来ること(首は真上を見るようには回らないからな)。

◎受付のお姉さん「お名前はどんな漢字を書きますか?」 友人の健二くん「健康のケンに、数字の二」受付のお姉さん「2は漢数字ですか?」 算用数字なわけがないでしょう。健2?

◎そういえば、えらく自己顕示欲の強い辞典があったっけ。昔の明解国語辞典だったと思うが、「国語辞典」と引いたら「これ」と出ていた。

◎NHK教育で、昔話を題材にした人形劇をやっていた。よく見ると、主人公がかぶっていた頭巾には、cabbagepotatotomato…等の英単語がぎっしりプリントしてあった。南蛮渡来だったのか、それとも未来からの贈り物だったのか。ちなみに、「きき耳頭巾」という、かぶると動物の会話内容がわかるようになる頭巾の話でした。

◎NHK教育で、お菓子や牛乳の空箱を使ってオモチャを作ろうという番組をやっていた。箱の商品名のところにはガムテープが貼って読めなくしてあったが、私にはどう見ても「ロッテコアラのマーチ」と「グリコのキャラメル」と「雪印牛乳」にしか見えなかった。

◎前にラジオで聞きました。四日市は「四日市市(よっかいちし)」が正しいのだそうです。もし掲載するとしたら、一応何かで調べて確かめたほうがいいように思います。

◎4月14日TBS及びその系列局で放送「アッコにおまかせ」で、峰竜太が「手の込んだ料理を手早く作る女性が素敵だ」と言ったところ、和田アキ子が「手早く作れたら手の込んだ料理じゃないだろう」と文句をつけていた。

◎私に対していつも意地悪をしていた知人が、ある時失敗をした。それ以降、会うたびにそのことを引き合いに出して何度も慰めることにしている。けっして忘れないように。

◎僕は昭和21年の戌年生まれ。小学5年の娘が言いました。「お父さんの干支は、戌は戌でもダックスフンド。」

◎あまり記憶にないことだが、平成元年の大葬の礼の際、その葬列のお付きの人で、平安時代の格好をしているにもかかわらずメガネをかけている人がいた。

◎留守番電話に対する悪戯だが、誠心誠意最大最上このうえないしかもまったく事実無根の感謝の言葉を「故意の間違い電話」として吹き込むのはどうであろう。聞いた人は何とはなしにほのぼのとするのではないだろうか。

◎人づてに聞いた話だが、料理教室にて先生から「この材料を一晩冷蔵庫で寝かせて下さい」と言ったら、どうやってこれを寝かしつけるのだろうと考え込んでしまった若い女性がいたそうだ。

◎「新しい」という言葉は、かつては「あらたしい」と読んでいたらしい。ふざけて「あたらしい」と読むのが流行り、その読み方が定着してしまい、現在に至るのだそうです。ほら、「あらたに」って言うでしょう。

◎知人H は、「文句を言うワケじゃないけれど」と前置きしてから、いつも文句を並べ立てる。

◎就職の話をしていたところ、「その会社には入社しない方がいい。理由は入社すれば分かる。」と言われた。どっちなんだ?

◎友人Sはアウトドア用の高級なナイフを買ってキャンプ場に持参したが、刃こぼれしたり錆びたりしたら困ると言って、結局使わず、他の人から別のナイフを借りて使っていた。

◎テレビで、「NRT」って何の略?という問題で(答えは「成田空港」を示す略号)、「日本レコード大賞」と答えたおばさんがいた。

◎エレベーターに1階から乗って、12階のボタンを押したら、後から乗ってきた人が8階のボタンを押した。この時、先に8階に停まるのは許せない。先にボタンを押したのは私だから、先に12階に行ってくれるべきだ。(同じことを、昔、所ジョージも言っていた。)ところで、上りエレベーターで12階のボタンを押した時に、もう1人に11階を押されると、なんだか、試合に1211で惜敗した気分になる。

◎満員電車の中、どこからかウオークマンからもれるシャカシャカの音が聞こえる。とても耳障りだ。ボリュームを下げて欲しい。そこへ、携帯電話が鳴り始めた。うるさいので早く止めて欲しいのに、10回以上鳴っても誰も止めない。どうやらウオークマンと携帯電話は同じ持ち主で、音楽がうるさ過ぎてベルが聞こえないのだろう。まったく五月蝿い(←こんな漢字を使うと余計暑苦しい)出来事だった。

◎ドラマで観月ありさは「のどからも鼻からも手が出るほどお金がほしい」と言っていた。

◎小学校の同級生に「野本一郎」というやつがいた。のもといちろう、野茂とイチロー…。今頃はヒーローかも。

◎年末は街中で「X’mas」の文字があふれているが、正しくは「Xmas」。辞書で確認して下さい。

◎NHKの当直にあたったアナウンサーが深夜お風呂に入っていると、突然ちょっとした地震が起こりました。他にアナウンサーがいないので、「ちょっとラジオの方で速報を読んでくれ、裸のままでいいからすぐ来てくれ」と言われ、急いでタオルだけ巻いてスタジオへ。そのアナウンサー、開口一番「裸で失礼します」。ラジオなんだから、黙ってりゃわからないのに…。このネタの出所はよく覚えていないのですが、昔何かのトーク番組でNHKを退職したアナウンサーが裏話として話していたと思います。

◎「茶道」。ふつう「さどう」と読みますよね。でも本当は「ちゃどう」だそうです。確かに広辞苑で「さどう」を引くと「ちゃどうを見よ」と書いてあります。

◎「魚」。「さかな」と読んでしまいますが、この漢字には訓読みが無く、「うお」と音読みするのが正解だそうです。私は小学校時代に漢字の読みのテストで「さかな」と書いて×をつけられた経験があるので間違いなしです。「さかな」と言う漢字は「肴」が本当でたまたま「魚」が酒の肴にいいので「さかな」と読むようになったとか(未確認)。

◎中学生くらいまで、「雰囲気」を「ふいんき」だと思っていました。ある日、「ふいんき」って漢字でどう書くんだっけ?と思い辞書を引いたが出ていなかったため大騒ぎした事がありました。

◎前置詞(preposition)というのは文字通り、何か言葉の前に置くべき言葉だということを教える意味で、「You must not use a preposition to end a sentence with.(前置詞で文を終わらせてはならない)」という文があるが、この文自体、前置詞で終わっている。これと正反対の話もあります。イギリスのチャーチル元首相は、前置詞を前に持ってくる学者ぶった表現を指して「This is a sort of English up with which I cannot put.(これは私には耐えられない類の英語だ)」と批判したそうですが、この文は、put up withup withを前に出して不自然な文になっています。

◎朝日新聞の連載漫画の中で「ダッテもマサムネもない」というのがあった。「キミコ」でもいいかな。

◎役者の「佐藤B作」さんの本名は「佐藤敏夫(砂糖と塩)」というので、我ながら変だと何かで言ってました。

◎吉幾三は「よし、行くぞう!」、兄弟がデビューしたら「空北三」「そら、来たぞう!」か?

◎「徹子の部屋」での黒柳徹子さんの話。彼女は野球の審判はホームベースにいる主審一人と信じていたそうで、例えば内野ゴロなどで一塁アウトになったときに一塁塁審がアウトを宣告しているのを見ては「主審が一塁まで走っているんだ。野球の審判員とはなんて足が速いのだろう」と感心していたそうです。レフトやライトの線審は何だと思ったんでしょうねえ。

◎ある辞書で「ぴちぴち」と言う単語を引いたら、「魚などが、『生きているぞ』と言わんばかりに元気に跳ねまわる様子」と書いてあった。

◎5%の消費税…「払いたくない」、賞味期限切れのものを食べた翌日…「腹、痛くない?」。

◎食堂で「オニオンスライス」を注文。もちろん、オニオン(玉ねぎ)をスライスしたものですが、「ラーメンライス」のように「オニオンス(複数形)」に「ライス」がついているものだと…。

◎私は、自分のしたことや言ったことで、立場が危うくなると、いつも「詳しくは、本人に聞いてくれたまえ」と言って逃げることにしている。

◎マンガ「ど根性ガエル」の主人公ヒロシの担任(?)町田先生。旧シリーズも新シリーズも「教師生活25年」だったような…。

◎同じゲームソフトを何年でも楽しめます。クリア出来ないので…。新しいのを買う必要が、全然ありません。

◎ファミレスで「ここのコーヒー、飲み放題ですか?」と聞いたら「えぇ、『お代わり自由』です。」と正されてしまった。

◎本屋でバイトをしていた時、英語はまあまあの私に、外人が本の在庫について尋ねてきたので、英語が駄目だが在庫確認ができる店長に取り次いで、その場をそそくさと立ち去った。

◎マニュアルどおり応対する店員はとても口調が丁寧である。が、ちょっと質問をしかけてみればすぐにボロが出る。例えば、私「これと同じで青いやつはありますか?」店員「大変申し訳ございませんが、あいにく白いやつしかございません」。(「やつ」はやめてくれ…。)

◎ビル用非常梯子「オリロー」のネーミングセンスの悪さにいつもあきれているが、有事の際には、これに助けてもらうと思うと複雑な気持ちになる。

◎ボーリング場の予約カードに面白がって「堤 不隠(ツツミ カクサズ)」と書いて予約待ちをしていた友人は、名前を呼ばれると、短パン1丁でカウンターへ向かった。

◎フランス人のくしゃみ「アクスィオン」。これがドイツ人だったら、律義者ですから多分1回目が「アイン・ハクツィオン」、2回目は 「ツヴァイ・ハクツィオーネン(複数形?)」と言うと思います。これが29回目ともなると「ノイン・ウント・ツヴァンツィッヒ・ハクツィオーネン」あー疲れた。

◎臭い臭い(くさいにおい)。

◎千葉県の地名「市川市」。手紙の住所に「市川市市川」と書いているうちに、どこまで書いたんだかわからなくなってくる。千葉県の地名「市原市」。手紙の住所に「市原市市原」と書いているうちに、どこまで書いたんだかわからなくなってくる。

◎テレビ東京が平日3回株式ニュースを流している。オープニングのCMで証券取引所の株式ボードが瞬間写るが、「日立 835円、東芝 670、三菱電 554、富士電 514…」 となっている。最新情報番組で、3年前の相場まで教えてくれます。(因みに、6月24日の日立は、1,330円)

◎「売り場」は買う人の立場で考えれば「買い場」であるが、他にも、売る立場で成立している熟語は多い。「売店」「即売会」「券売機」(なぜ「売券機」ではないの?)など。しかし、売る人がいる反対側には必ず買う人がいるのだし、お客様は神様なのだから、買う側の立場で、「買店」「即買会」「券買機」にすべきだ。そういえば、「買春」という文字を見たことがある。

◎テレビ番組「恐怖の法則」より。「フロントホック・ブラとは、どんなブラジャーか」と街頭で質問したところ、女性はみな「前で留めるブラのことです」と答えていたが、男性はみな「前で外すブラのことです」と答えていた。

◎私は子供の頃、電車のホームへ通じる階段の天井から出ている看板「下り口」「上り口」を「おりろ」「のぼり…ろ(?)」と疑念を抱きながらも読んでいた。

◎友達程度の男女の会話。女「海外旅行、今年はどこに行くつもり?」 男「そうだなあ。君は、絶対に行きたくない所ってある?」 女「私? インドなんて、死んでも行きたくないなあ」 男「じゃあ、僕は今年はインドに行くよ。独身時代に行っておかないと、一生行けないかもしれないからね」 女「…?」

◎私は、自分が晴れ男だと言うと、「本当? じゃあ、お願い。私が旅行する日に、どこか近くを旅行して下さいよ。そしたら晴れるから」と言われたことがある。間違っても「じゃあ、一緒に旅行しましょうよ」とは言われない。

◎「急いでもみますきちんと右左」という交通安全の標語。「急いで、もみます」に見える。しかも、右左。

◎街で会ったライバルに「やあ久し振り。ところでお前、最近評判悪いネ」とひとこと。肩をポンとたたいて行き過ぎてごらん。気の弱い人ならそのひとことに、ガクガク震えて一人で悩むよ。人間誰しも弱みがあるし、自分の評判を気にする動物だから(これは昔はやったジョークですが、実行するなら、その後あまり時間をおかず、あれはジョークだったよと打ち明けておくこと)。

◎詩人の故サトウ・ハチローさんの少年時代のニックネームは、「ソメオネ」だったそうです。 「one」 を「オネ」と読んで笑われたほんの数日後、今度は「someone」 を 「ソメオネ」と発音したのが由来と聞いたことがあります (「one」 を「ワン」と発音する方がおかしいと思いませんか)。

◎「名前を変えただけじゃない」。これは、太陽神戸三井銀行がさくら銀行に名称変更した時のキャッチフレーズ。イントネーションを変えると、自社批判に聞こえる。

◎映画で地震のシーンを撮影するにはどうすればいいか。普通はスタジオにタイヤを並べてその上に建物のセットを組み、建物を揺らして撮影するが、これでは予算がかかる。そこで、逆転の発想。建物ではなくカメラのほうを揺らせばいいのだ。実際、角川映画「時をかける少女」では、タイヤの上にカメラを乗せ、それを揺すって撮影した。

◎今年のセンター試験の公民科倫理の問題より。「名句を覚えているというだけでは、何にもならない。『神は死んだ』という言葉を聞いて、『あっ、それ( )だね』と知識をひけらかしても、試験の時にしか役に立たない。」この( )に入る人名が誰かを問う四択問題で、正解は「ニーチェ」。試験にしか役に立たないからと言って丸暗記を戒めているこの問題自体が、その知識を設問にしているところが面白い。

◎テレビニュースで、アナウンサーが「汚職事件」と言うのを聞いて、小5の娘は「どうしてお食事券なの」とつぶやいた。どうやら、うらやましいらしい。

◎定期券を2区間に分けて購入すると安くつくことがある。香川出身者にいつか教えてもらったんですが、岡山〜高松〜徳島方面にて高松で一回降りると60円安くなるそうです。定期になるともっと安いのでは?

◎スーパーの健康食品の棚で、「うこん入り健康そば」なる物を発見し、「うこん」が黄色いのも加わって、「こんなモン喰って健康になれるのか!?」とえらく驚いた。「ターメリック」って書けば間違わないでしょうが、それだと調味料のイメージが強くなってしまいますから、日本名にしたんでしょう。問

◎これはあまりに有名な話。タクシーに乗りたくて、ホテルのドアマンに「Please call me taxi.」と頼んだ。ドアマンは「Hello, Mr. Taxi.」と答えた。

20世紀の初頭、ロシアの詩人Samuel Marshakが初めてロンドンに着いた時、英語がほとんど話せなかった。彼は時間が知りたかったので、通行人に「What is time?」と聞いた。尋ねられたほうは、「突然そんな哲学的なことを聞かれたって、答えられないよ」と言って、行ってしまったそうだ。

◎「部長は水曜日まで来ません」。水曜日は来るのか来ないのか。仕事上もっとも困る文例の一つである。

◎マンホールの蓋(ふた)は、丸い形をしています。実はこれには、丸が一番良いという理由があります。円形の穴を閉じる円形の蓋は、穴の直径よりわずかでも大きくできていれば絶対に、穴の中に落ちることがありません。しかし、正方形の穴を正方形の蓋でふさごうとすれば、蓋の一辺の長さを穴の対角線(一辺の1.414倍)以上にしないと、蓋が穴のなかに落下する危険があります。ずいぶん大きな蓋になってしまいます。中に人が入って作業する場合、長方形の穴のほうが機械類の持ち込みに楽ですがその場合、ふたが穴のなかに落下しないような工夫が必要になります。

◎初詣客の数をカウンターで数える警察官が私服を着ている理由:制服を着ていると、道を聞いて来る人がいて、数えられなくなるため。

◎中国の歩行者用信号機の青に描いてある人は走っている格好をしている。自動車に乗っているお金持ちは、罰せられないから、走ってよけなきゃならないからなのだそうだ。

◎朝夕のラッシュ時や、行楽シーズンの昼間帯になると、東京駅毎時56分発の「博多行のぞみ」のすぐ後に毎時00分発の「新大阪行のぞみ」が増発される。私のように、常に新大阪までしか乗らない者としては「どうせ2本出すなら、30分おきにしてくれ!」と思うのだが、これには意味があるらしい。社用族(特に管理職)が新幹線のチケットを手配させる場合、秘書課や総務課に「○時の新幹線にしてくれ」と頼む場合が多いらしく、必然的に00分発の「新大阪行」から先に席が埋まるらしい。これにより「博多行のぞみが「新大阪までの客」で埋まってしまうのを防ぐ」効果があるそうです。(窓口で切符を購入する際にも、○時ののぞみ…という言い方をすることが多いですから、社用族に限らず、広く一般に効果がありそうですね。)ここからは更に余談になりますが、「のぞみ号」が登場する前(国鉄時代末期〜JR草創期)は、「ひかり号」が1時間に6〜9本出ており、そのうち半数が博多行きだったそうです。(現在は、博多行ひかりは1時間に1本のみ)最も停車駅の少ない最速の「ひかり」が毎時00分に出ていたらしいのですが、このひかりばかりが満席になっていたそうで、JRになって暫く経った頃、00分発のひかりは完全に廃止され、それに伴い各ひかり号の乗車率も、かなり均等になったそうです。今回の00分発新大阪行き「のぞみ」の話は、これを逆手にとった措置と言えるでしょう。

◎NHKの朝ドラを、毎日朝・昼2回欠かさずに見る近所のおばあちゃん。「さすがに昼のほうが演技がうまいねえ」と感心している。

◎√5=ふじさんろくおーむなく。平方根を習った当時流行したフォークソングの歌詞で、メロディと一緒に覚えました。後年、某宗教団体の事件がぴたりとはまり、不謹慎にも笑ってしまいました。

◎球の表面積の公式「しんぱいあーるじじょう」は折りに付けてギャグにしています。思えばこの年齢に至るまでに、球の体積の公式も一度ならず体験してきました:V=「身の上に心配ある惨状」

◎学生時代に覚えた、忘れられない年号です。セルジュークトルコ時代:1037年〜1157年。「おおみないいこだな、じゅくへいく(おお、皆いい子だな、塾(ジューク)へ行く)」。セルジュークトルコとはどんなものだったのかというと、それが…全然覚えていないのです。

◎精肉店の友人は、以前は816-2983(入ろう肉屋さん)でしたが、数年前東京都の電話番号は先頭に3を追加することになった際、「さあ入ろう肉屋さん」としてあっさりと乗り切ってしまいました。看板もちょっと手直ししただけ。

◎「ローマ字」と言うが、ローマでは使えない。いったいどういう訳だろう。

◎「目には目を、歯には歯を」と言うと復讐を肯定する場合にイエス様のお言葉として引用されていますが、イエス様のお言葉は「目には目を、歯には歯をもってつぐないなさい」なのであって、復讐ではなくみずからのつぐないを求めるお言葉です。

◎「ピンからキリまで」は、花札の絵柄で1月(松)から12月(桐)までの「いろいろとあるもの」または「はじめから終わりまで」と言う意味であって、「優れているものから劣るものまで」という意味ではないのですが、後者の意味に使われています。ちなみに花札賭博では1または12が単独で一番強いというルールはありません。

◎スハルト前大統領の退陣によって、インドネシアの反政府学生デモが沈静化したと報道されていたのは、大間違いでした。 学生デモが沈静化したのは、夏休みだったからです。9月からまたあちこちでデモがおこなわれています。そのインドネシアに来てしまいました。

◎痩身の使用前・使用後の写真がよく広告に載っているが、短期間にやせるよりも短期間に太るほうが簡単である。そこで、まず使用後の写真を撮り、太らせた後で使用前の写真を撮るのが簡単な方法である。

◎私が「少しおかしい名称」だと思うのは「オフィス家具」ですね。

◎可愛い白鳥の子は、あひるだったのです。

◎鬼の国の教科書より…「(あるところ国)は、我が鬼の国を侵略しました。極悪非道のモモタロー将軍は、30万人の鬼国民を虐殺し、金・銀・サンゴを略奪したうえ、鬼娘たちを慰安婦にしました。私たちは、(あるところ国)を非難し続け、事あるごとに謝罪を要求しなければなりません」

◎劇団四季の「美女と野獣」は、一夜の宿を求めた老婆を冷たくあしらった王子に対し、老婆が魔法使いの姿をあらわし、王子を野獣の姿に変えた。その姿を嘆いた王子は、城に閉じこもり長い年月がたった。ということで、以下、野獣がもとの王子に戻るまでのミュージカルですが、これはおかしいと思います。なぜなら、長い年月が経っているので、王様はきっと死んでいるに違いなく、彼は王様になっているか、他の親戚が王様になっているに違いないからです。にもかかわらず、いつまでも、家来や主人公までが「王子(王様の息子)さま」と呼んでいるのはなぜなのでしょうか?

◎「最高級備長炭を使用しています」炭火焼き火葬場。

◎「ご自由にお持ち帰り下さい」というタイトルのCD。

◎ミルク牛乳。

◎以前、友人()が初対面の女の子に話を聞くとき、普通だったら「彼氏イナイ歴何年?」と聞くところを「おじいちゃんイナイ歴何年?」と聞いていました。

◆電話で書店に本を注文した時のこと。住所と氏名を聞かれたので、名前の「和英」を和は「ヘイワのワ」、英を「エイゴのエイ」と答えた。後日送られてきた郵便物の宛て名は「和A様」となっていた。

◆「名前どんな字書くの?」と聞かれると、「恵まれない子」と答える恵子さんは私の友達です。

◆友人のA子ちゃん、彼氏からのクリスマスプレゼントは口紅だったそうな。渡される時「ちょっとずつ、返してね」と言われたんだってさ。その言葉の意味をしばし考えてから、「もう勝手にしてよね」と思った私でした。

◆千円でお釣りが来た安時計が半年で動かなくなった。「1日5円だから、まあ諦めるべきかな」と、それでも未練がましく友人にもらしたら、「まだまだ1日に2回は正確だよ」と慰めてくれた。

◆中2の娘は理科のテストで「地球の持っている衛星の名前は?」という問題に「ひまわり4号」と解答を書いて、先生に力強いバッテンをもらって来た。

◆小学校1年の問題「時間がたつにつれて影が動くのはなぜ?」答えは「太陽が動くから」。「地球が動くから」ではサンカク。なぜいけないの?

◆シャワーを浴びながら鼻歌を歌ってると、つい「こんな雨の中、オレのライブに来てくれてありがとう」などと言っては、悦に入ってしまう。

◆私の友達の母は、お米をとぎながら「お客さーん、かゆいところはないですかー」と口ずさんでいた。ベビーカーを押しながらつい「いかがですかー」と叫ぶ人もいる。みなそれぞれ自分の世界を持っている。

◆「赤ちゃんは大人より一枚薄着でちょうどいい、と育児書に書いてあるけど、なんかかわいそうで出来ないのよねえ。」「そうなの。だから、ちょっと暑いなって思うけど、私が一枚多く着るの。」

◆三省堂「新明解国語辞典」の動物園の説明はスゴイ!「生態を公衆に見せ、かたわら保護を加えるためと称し、捕らえてきた多くの鳥獣、魚、虫などに対し、狭い空間での生活を余儀なくし飼い殺しにする、人間中心の施設」なんだそうです、動物園って。

30年前の国語辞典をいまだに使っている。「ヘアトニック」は「毛髪強壮剤」、「不倫」は「人の道に外れること」、「新幹線」は「東海道新幹線の略」だ。

◆中国から来たばかりの友人。銭湯に行って、笑って帰ってきた。「男湯、女湯の表示が面白かった」という。たしかに「湯」は中国語で「スープ」の意味だ。

◆「水戸黄門外伝・かげろう忍法帖」の最終回で、事件がすべて解決し故郷へ戻ることになった由美かおるたちは、喜びのあまり「ヤッホー」を連発していた。でもそれってもしかしてドイツ語じゃ…。(ちなみにあの「水戸黄門」には、格さんが「おいハチ、ファイト!」と言ってしまった前科があるらしい。)

◆水戸黄門では、疾走する馬を見て「すごいスピードだ」

◆絶対に企業名を出さないNHKの公正な報道姿勢には敬服するが「最も発電力の大きい東京の電力会社」というのはどう考えても東京電力のことだと思うがどうだろうか。

◆茨城のことを「いばらぎ」だと思っていませんか? 正しくは「いばらき」なんです。県名なのに間違って呼ばれる県って…。

◆「家庭の医学」って持ってると安心だけど、読むと不安になる。

◆新聞社やテレビ局はスギ花粉の飛散を撮影するためにヘリコプターを飛ばしているが、おかげで余計に花粉が飛んでいるのでは?

◆水の温度を計るために温度計を水に入れると、温度計自体の温度が水の温度に影響を及ぼしてしまい、厳密に温度が計れない。

◆「午後の紅茶レモンティー」は「無果汁」と書いてあるのに、原材料の欄には「果汁」と書いてある。

◆旅行先のホテルの温泉で「皮膚病の方、入浴お断り」と書いてあるのに、効用の所には「慢性皮膚病」とあった。

◆阪神大震災の後、「日本語のわからない人は下記まで連絡して下さい」という張り紙が、日本語でしてあった。

◆「脇見運転するな」という看板が、道路の脇に立っています。

◆食事をしながらニュースを聴いていて、「ゴキブリの臓液」という言葉に思わずハシを止めてしまった。驚いてテレビ画面を見たら、「5期ぶりの増益」という企業決算のニュースだった。

◆血液型を聞かれて、「C型です」とか「NG型」とおちゃらける奴はよくいるが、男子100メートル自由型予選第2組5コース」とまで真顔で答えるのは、ウチの社のオガワくらいなもんだろう。

◆上の孫娘が小1のとき、その妹が大きな声で絵本を読んでいた。「りんごをもつてきました」。姉は「そういう時は小さい『っ』は読まないで『もってきました』と読むの」と教えた。妹は泣きそうな顔をして、「だって、せっかく本屋さんが書いてくれているんだもの」と再び大声で読んだ。

◆わが家の息子は親子丼を頼み、食べ終わっても、まだ「親丼だけで子丼が出て来ない」と待っていたことがある。

◆先日ラーメン屋でスタミナラーメンというのを注文したら、しょうゆラーメンとスタミナドリンクが出てきた。

◆証券に詳しくない父は「MMFって何の略だ?『もっともっと増える』か?」とかましていた。

◆電車の中で日本人がフランス語を話している、と思ってよく聞いたら、東北弁で「アザブジュバーン(麻布十番)」と言っていた。

◆自分の部屋にいたら、電話のベルの音が聞こえた。居間の母に「電話じゃなかった?」とたずねると「テレビの中やろ」との返事。そのとき母と祖母が見ていたのは時代劇だった。

◆時代劇で男の人が袖をめくったとき、BCGの跡が付いているのはやめて欲しい。せっかくの時代劇が…とほほっ。

◆日本テレコムの請求書が来た。請求額は10円! 発送料の方が高い…。

◆友人A(女)は、携帯電話で真面目な話をしているオヤジの側に寄って「ねえ、電話なんかしてないで早くしましょうよぉ〜」と言って逃げることを趣味にしている。

◆家族でトランプめくり。5歳のお兄ちゃんに続いて、2歳のひとみちゃんの番。「つぎ、ひとみちゃーん、めくってえー」と促すと、シールめくりのように、トランプの角を一生懸命はがそうとした。

◆文英堂出版の物理TB問題集の問題。「自転車で東向きに3m/sで走っていると、真北から√3m/sの風が吹いているように感じた。風の向きと速さを求めよ。」――感じるかあ? ちなみに答えは3.5m/s真北より60度西から吹く風。

◆数学の問題で、√2m/sで進む犬を見つけたこともあります(ただし犬の大きさは考えないものとする、だって)。

◆電子レンジでチンをするとよく言うが、最近はチンではなく電子音のピッピッ…が主流。皆、違和感なく使っているが、新しい呼び方にした方がいいのでは…。

◆シャーペンの芯の、あの残り1センチくらいのヤツ、あれどうにかなりませんかねえ。あれが数本集まったら、1本の芯ができるのに…。

◆ショッピングセンター改装工事で、警備員が作業員に向かって「そちらのエレベーターは荷物専用です」と声をかけたら「俺は会社のお荷物なんだ」と言い残し、悠然とカゴに乗り込んでいった。

◆学校でボウリングの話題になった。僕も行きたいと思ったので家に帰って父に「クラスでボウリングに行ったことがないのは僕だけだよ」と言ったら、父は「素晴らしい!その記録を伸ばせ!」と言ってくれた。

◆酒を飲めない私に、「酒を飲めないでいい仕事ができるか」という上司がいる。「そんなに飲んでもその程度かい?」と言ってやろうと思ったが…。

◆友人から結婚式の招待状の返事が来た。欠席に○を付けた横には、「出張のため今回は出席できませんが、次の機会には必ず出席します」と書き添えてあった。

◆両手に荷物を持ち、タクシーを降りようとしたとき、シートベルトを外し忘れていたので、座席にしりもちをついた。運転手はすかさず「車まで持って行かないでくださいよ」。

◆もう探さないでね byウォーリー(って駅の伝言板にあった。)

◆先日、全日空に乗ったら、隣の席にかわいい娘ちゃんが…。これも何かの縁と思い「どちらまで?」と聞いたら、「えっ、これって全部東京行きじゃないの」だって。オジサンの気持ちも察して欲しいなあ。

◆間食しないぞ、と決意し、食事中にお菓子も食べる。

◆試供品を配るおねえさんいわく「持ってって、持ってって。買うと高いのよ」。買ってほしいのかほしくないのか、わからない。

◆「ぼくらの父さん」という題で作文を書く宿題を与えられた息子。ノートを見ると「ぼんくらの父さん」と書いてあった。

◆先生の授業中のギャグ「そろそろ休憩にしましょうか。それともお泊りがいいですか」。

◆我が家ではウスターソースを「はやいの」、中濃ソースを「おそいの」と呼んでいる。

◆「真赤なウソ」があるならば、「赤いウソ」もあるはず。

◆洗濯機の謳い文句「ブリーフが140枚一度に洗えます」。普通そんなに洗う人などいるものか。

◆「三原山の噴火で、大島の島民が東京都に避難…」というニュース。大島も東京都のはずだが…。

◆郵便局に実際にあった書留の見本「愛飢男」「加菊慶子」。

◆年末に「今年をふりかえってどうだった?」と聞くと「まだわからん、ジャンボ宝くじが残っている」。

◆レストランの入口の黒板に書いてある「ランチタイム」を「ウンチタイム」に書き替えるといういたずらをして、営業妨害していたやつ。

◆修学旅行のしおりに「注意事項:むやみに新幹線の窓を開けないこと」と書いてあった。むやみに開ければ開くのだろうか。

◆相撲取りは、目立たない匂わないサロンパスを使わず、白い湿布薬をベタベタ貼っている。

◆「味付け海苔」という名称は、味を付けた人間の立場からついたと考えられる。だから、「味付き海苔」ではないのだ。「漬け物」、「揚げ豆腐」、「練り辛し」も同様。

◆海で医大生にナンパされた女性、「何歳」と聞かれて「20歳です」と答えると、「肩にあるBCGの跡から分析すると、君は25歳以上のはずだ」。

◆ワープロで変換したはいいが、同音異義語が多く、結局辞書を引くはめに。

◆チラシに「一家族1個かぎり」とあったが、いんちきしてもわからないのではないだろうか。

◆健康のためなら、死んでもいい。

◆子供に自分の良さを気づかせよう、という内容の本を読んで、4歳の息子に「自分の一番いいと思う所はどこ?」と聞いたら、「○○ランド!」と遊園地の名前を答えた。

◆就職試験で落とされた会社の商品は使わない主義。シビック、オールド、ウオークマン、M銀行やS銀行の預金…。ただし、日本銀行券は例外である。

◆「歌を歌う」「唄を唄う」は良いが、「歌を唄う」「唄を歌う」は変だ。

◆イクラちゃんの声優のギャラはいくら?

◆電話番号を20個覚えてくれる電卓を持っている。しかし、登録する際に何十回もやり直したので、先に覚えてしまった。

◆ささやくを漢字で書くと「囁く」。これを見て「耳が1つ多い」と言った人がいた。

◆香水の匂いが強い人は、もともとの匂いが臭いのかと思ってしまう。

◆茶髪の人に「髪の毛、さびているね」。

◆手のひらが表ならば、足の裏は表のはずだ。

◆新東京国際空港は、東京都には無い。

◆厚木基地は厚木市にない。

◆杉並区の善福寺川は、川の中にゴミがいっぱい。立て札に「川をきれいにしましょう」。ところが別の立て札に「川に入ってはいけません」。

◆評判の作家の翻訳小説が書店に並んでいた。帯にはそれぞれ「傑作」「巨大傑作」「最高傑作」「傑作中の傑作」という言葉が。

◆「『鯨』はどうして魚へんなの?」「昔の人は魚だと思っていたんじゃない」。

◆「今年こそ禁煙すると言っていたじゃないか。あれはどうしたんだ」「今年はまだ350日以上あるぞ」。

◆父は子供を殴ったことがないとよく言うが、子供をよく蹴る。

◆メロンを買った。メモに「尻をかいで、匂ったら食べて下さい」と書いてあった。

◆鬼太郎のお父さんいわく「ひえー、まだ死にたくないよう」。オバケも死ぬの?

◆国鉄は無くなったのに、「私鉄」という言葉は残った。

◆朝の会話。「忘れ物ない?」「学校に着いてみないとわからない」。この会話が何年も続いている。

◆一つ盗んでも万引き。

◆「お冷や」という言葉をど忘れしたウエイターが「お小水いかがですか」。

◆「新鮮な魚」とは「死んだばかりの魚」という意味である。しかし、「新鮮な発見」とは「死んだばかりの発見」という意味ではない。

◆タバコの匂い消しの香りで、喫煙がばれた。

◆友人の朋子さんの名前の由来は、2月生まれだから。つまり、月が2つ。

◆JR四国で急行が全廃され、特急だけになった。しかし、急行あっての特急だと思うのだが。

◆ハードロックの曲評は、ほめる時は必ず「メロディアス」と書かれる。メロディーがあるのが珍しいのか。

◆母は、食べ始めると何でも混ぜてしまう。一緒にレストランに行く時は、恥ずかしいので、母にはカレーライスではなくカレーピラフ、ミートソースではなくナポリタンを勧める。

◆3Dの地図帳がほしい。

◆学校で、「タバコはこれだけ寿命を縮める!」というプリントが配られた。しかし、多くの生徒は「これしか縮めないの?」という印象を持った。

◆臨時ニュースで「列車が鉄橋から転落」と伝えられた。次の番組は「すばらしい鉄道の世界」だった。

◆なめくじに砂糖をかけると大きくなるのか。

◆医者は言う。「風邪を引いた」などと自己診断せずに、「熱がある」「せきが出る」「鼻がつまる」のように言えと。

◆「航空便で来るはずの荷物がトラックで来た」と友人が言っていた。まさか、自宅まで飛行機が運んでくれることを想像していたのか。

◆鉄道事故の記事で「運転手は急いでブレーキをふんだが間に合わなかった」と書いてあったが、電車のブレーキは普通は手動である。

◆漫画「美味しんぼ」で、海原雄山は「お前なんかに食べ物のことを言う資格などない!」とよく言うが、最後まで食べないお前こそ資格がない。

◆「3月3日は女の子の節句、5月5日は男の子の節句。じゃあ4月4日は?」「おかまの日!」。

◆納得いかないもの、「使い捨て万年筆」。

◆メロンパンがこげてしまうと「コーヒーパン」として売っていたパン屋があった。

◆ステーキの焼き方を聞かれ「しょうが焼きにして」。

◆「イギリスのジンを何て言うか知っている?」「…」「イギリスジンだよ。じゃあ、フランスのジンは?」。この後、世界中の国の名前が続く。

◆サッカーボールを見た子供が「パンダの卵だ」。

◆「好き嫌いをするな」「でも、ライオンは肉しか食べないし、シマウマは草しか食べないよ」「ライオンはシマウマの胃袋の中の草も一緒に食べているからいいんだ」。

◆間違い電話がかかってきて、男の声で「もしもし、まだ怒ってんのかよ」。彼女の声も識別できないようじゃ、怒られても無理はないのでは?

◆智ノ花が教師をやめて力士になったときに「よくケツダンして相撲取りになったものだ」と言ったら家族に笑われた。「ン」が聞こえなかったようだ。

◆親子ペア招待の映画試写会に、77歳の父と44歳の私で行ったらイヤな顔をされた。若い親子ペアと最初から言ってくれ!

◆友人は「趣味は瞑想」と言うが、ただボーっとしているだけである。

◆「実は私、不治の病に悩まされているの」「え、何?」「胃下垂と近眼」。

◆ひよこのお菓子を食べると、どうしても頭だけ残してしまう。

◆「阿蘇国際マラソン」があるとすれば「アソコクサイマラソン」になってしまう。

◆青木雨彦著「冗談の作法」によれば、間違い電話がかかってきたときの対応、「変だねえ、うちには電話はないんだけど」。

◆横断歩道を歩いて渡る時、必ず車を優先させてあげる友人がいる。理由を聞くと「一度停止した車が発進するのと、止まった人間がまた歩き始めるのと、どっちが大変かを考えると…」。

◆「近頃はもっぱら、土いじり(ツチイジリ)をしています」と言われたが、東北なまりのため「ツ」か「チ」かわからなかった。

◆「表裏一体」を使って短文を作れという国語の問題に「美術の時間に木の板を配られ、表裏一体どっちに彫ろうか悩んでしまった」。

◆アメリカのABC放送は、日本で言えばさしずめ「いろは放送」か。

◆銀行強盗のニュースで、「警察が今、動機を調べています」と言っていたが、金が欲しかったに決まっているだろ。

◆テレビの相撲中継で「東西の二枚目同士の対決です」と言うのを聞いた祖母が「あんまり二枚目じゃないけどねえ」。

◆「マッチ売りの少女」の読後感想に「ただの死ぬ前の幻覚じゃないですか」と言った生徒がいた。

◆ATMが大声で「残金がありません」としゃべるのは恥ずかしいので何とかしてほしい。

◆微分は「わずかに分かる学問」、積分は「分かったつもりの学問」である。

◆本屋で「この本の上巻を探しているのですが…」と言った人が持っていた本は「車輪の下」。

◆ガソリンスタンドで、出る方向について「どちらに?」と店員に聞かれて「山梨まで」。

◆おでこが狭いのが悩みという人は、前髪をそればいい。

◆アドレス帳売り場での独り言「ラ行の友達がほしいなあ」。

◆「なぞのようちえん」という幼稚園があった。よく見ると「はなぞのようちえん」だった。

◆妻「今日は私の誕生日なんだから、洗い物はあなたがやって」。夫「明日自分でやればいいじゃないか」。

◆「グリコーゲン」という文字を見ると思い出すのが「グリコ高原牛乳」。

◆夢の中で「これは夢だ」と気がついて、勝手気ままな行動をとると、そこにいた見知らぬ人に「やめて下さい。あなたにとっては夢かもしれないが、私にとっては現実なんです」と言われた。

◆「おれ、外資系企業に勤めているんだ」という友人は、マクドナルドでアルバイトをしている。

◆近所に「あじさい亭」という料理屋がある。看板のすぐ横に「でも味は最高です」と書いてある。

◆「すべる」という言葉を連発した父に対して、受験が直前にせまった私が文句を言うと、父は「すべるという言葉は悪い意味ばかりじゃない。すべりこみセーフとも言うじゃないか」と言い訳した。

◆「雪の影響により、新幹線はただいま時速約200キロの徐行運転をしております」というアナウンス。この速さでも徐行なのか?

◆大場さんが課長になった。課のみんなは「オオバカチョ、お電話です」と言っているように聞こえてならない。

◆バスに乗っていたら、お相撲さんが7人乗りこんできた。運転手さんがマイクで「今お乗りになったお相撲さん、バスが横転すると困りますので、両サイドに分かれて座って下さい」と言った。

◆レジで「領収書をお願いします」と頼むと、店員は「宛名は?」と聞いてきたので、「ブランクにして」と答えた。受け取った領収書を見ると、宛名は「ブランク殿」となっていた。

◆私の友人は、学生時代に「人々に夢と希望を与える職業につきたい」と言っていた。彼女は今、宝くじの売り子をやっている。

◆喫茶店のトイレの個室に入ると、故障しているようだった。壁の張り紙に「あなたのおかけになった便器は、現在使われておりません。他の便器におかけ直し下さい」とあった。

◆夫に「お前はダイエット中だろ。甘いものはだめ」と言われ、甘エビを全部とられてしまった。

◆「胸が小さいね」と言われた女性が「私、父親に似たの」と言っていた。

◆友人は、ヨーグルトを賞味期限が切れる一分前に食べ、「こうやってスリルを味わうんだ」と言う。賞味期限くらい多少過ぎても、体には問題ないはずだが…。

◆小学校の時、親にゲームソフトをねだると、「今度のテストで80点取ったら買ってあげる」と言われた。そこで、がんばって85点を取り、親に見せたら、「残念。5点オーバーだからだめ」と言われ、買ってもらえなかった。

◆自動車教習所で、生徒を番号順に並ばせる意味で、教官が「若い順に並んで下さい」と言うと、おじさんやおばさんたちは、ぶつぶつ文句を言いながら列の後ろに回った。

◆プロ野球中継を見ていると、小学一年の娘が来て、「このおじさんたちは、いつも野球して遊んでばかりで、何の仕事してるの?」と聞いてきた。

◆敬老会で手品を披露した。トランプを一枚抜いてみんなに見せ、元に戻してからよく切り、「さて、さっきのトランプは何でしたか」と聞くと、老人の方々は「何だったか、忘れちゃったよ」と、誰一人覚えていなかった。

◆甥の誕生日に、声の出る目覚まし時計をプレゼントした。後日、ちゃんと使っているかどうか聞いてみると、時計は壊れていたと言う。甥いわく「だって、朝でも昼でも夜でも『朝ですよ、起きなさい』って言うんだもん」。

◆「きゅうめいボートって、10人以上乗ったら沈むの?」

◆ある党の機関紙に、その党が擁立した候補者が選挙で敗れた記事を載せた。見出しは「惜しくも惨敗」となっていた。

◆小学生の弟の漢字書き取りテストを見ると、「おいる」という問題があり、「老いる」と答えるべきところを「油」と書いてバツをもらっていた。

◆うちの近所の日曜大工店は、日曜が定休日だ。

「明治時代の前は何時代?」「江戸時代だよ」「江戸時代は何年くらい続いたの」「260年くらいだ」「じゃあ、江戸天皇って長生きしたんだね」「…」。

◆友達に「そんなことして何の意味があるの」と聞くと、「そんなこと聞いて何の意味があるの」と聞き返された。

◆ステーキの焼き方を聞かれたおばあさんが「じゅうじゅう焼いて」と答えた。

◆「もし最前列のチケットとれたらどうする?」「驚く」。

◆「抽選で○名様に年越しそば10年分プレゼント」という広告があった。初めは「10年分」という言葉に驚いたが、よく考えたら、要するに十食分ということがわかった。

◆ATMで「金額をお確かめ下さい」という機械の声に、おじいさんは大声で「二万円!」と叫んでいた。

◆授業に遅刻して無言のまま自分の席に座ろうとする生徒がいた。先生が「黙って座るつもりか。遅刻した時は、すまんと言え」と言うと、彼は「すまん」と言った。

◆洗車したてのピカピカの車でガソリンスタンドに行き、給油してもらった。店員はマニュアルどおりに「洗車なさいますか」と聞いてきた。

◆ワープロで「会社概要」と出そうとして変換すると、「会社が異様」と出た。

◆小学一年の息子は、新聞のテレビ欄の「ビジネスマンN(ニュース)」というのを見て、「これが見たい」と言い出した。ウルトラマンのようなヒーロー物だと思ったらしい。

◆小学校の時、家庭科のテストで「卵は古いものから使う。○か×か」という問題が出た。私は○を選んだが、答えは「×、新しいものから使う」。今考えると、じゃあ古い卵はいつ使えばいいんだろう。

◆うちの近所の八百屋のおじさんは暗算が大の得意だが、「○○円です」とすばやく答えてしまうと客に不安がられるため、とりあえず仕方なく電卓をたたくそうだ。

◆大学入試の英語の試験中、前に座った受験生が着ていたセーターの背中には英文が刺繍されていた。ところが、試験監督が来て、「これはまずいな」と言い、暖房のよく効いた教室の中、その受験生にコートを着せてしまった。

◆駅のホームで駅員さんに「トイレはどこですか」と聞くと、「この駅にはトイレはありません。次の駅まで行って下さい」と言われた。この駅の駅員さんは、隣の駅で用を足しているのだろうか。

◆女子高生同士が電車の中で話をしていた。「バイト始めようと思うんだけど、履歴書ってどこで手に入るの?」「さあ、市役所に行けばもらえるんじゃないの」。

◆一浪の友人が、合格発表を見に行った。掲示板を見るなりVサインをしながら戻ってくるので、「合格か?」と聞いてみると、「違う。二浪だよ」。

◆テレビ番組の「プロ野球好プレー」を「女子プレー」だと思い込んだ父は、「おい、ちっとも女子が出てこないぞ」と怒っていた。

◆「このCDは、アルファ波がたくさん出るから聴くとリラックスできるんだって」と母に言うと、「じゃあ、しっかり聴きなさい」と言われた。

◆小学生の妹の作文に「うちのおとうさんは、好き心のかたまりです」と書いてあった。「好き心」に一瞬驚いたが、少し考えて「好奇心」のことだとわかった。

◆犬にかまれ、急いで救急病院へ行った。受付で症状を訴えると、しばらくして看護婦が「次、犬の方、どうぞ」と言った。

◆おにぎりをたくさん作って皿に盛り、夫に「丸いのがタラコで四角いのがサケ、三角のが梅干しよ」と説明した。夫は「で、どれが丸でどれが三角なんだ?」

◆本当のおかあさんじゃない母親のことを「ママハハ」と言うことを知った小学二年の娘が、「じゃあ、本当のおとうさんじゃない父親は、パパチチって言うの?」

◆子供「鼻くそを耳に入れるとどうなるの」。母親「どうにもならないわよ」。子供「よかった。寝てる時、ママの耳に鼻くそ入れちゃったんだ」。母親「…」。

◆デパートで「大バチカン展」が開催されていた。おばさんが店員に「大バカチン展はどこですか」と聞いていた。

◆母親が子供に「よく牛乳を飲む子は、色白になるのよ」。子供は「じゃあ、おかあさんはコーヒー牛乳をたくさん飲んだの?」

◆デパートのエレベーターで「上にまいります」と言うのを聞いたおばあさんが、「あ、上りですか。下りはどこですか?」と聞いていた。

◆英語の教科書に「ファーストフード店で」という会話が10行ほど載っていた。「ハンバーガーを買うだけなのに、外国ではこんなに面倒くさいの?」と言った生徒がいた。

◆近所のおじさんは、山へ犬を捨てに行った。ところが奥へ入りすぎて道に迷い、その犬に連れ帰ってもらったそうだ。

◆一歳の息子の検診の時に、医者に「頭の形がゆがんでいるので心配なんですが…」と言った。医者は、「大丈夫です。何年か経ったら、中身のほうが心配になりますから」。

◆私の母は、同窓会に行くのに若作りし、父に「同級生に歳をごまかしてどうする」と言われていた。

◆中学生の時、端午の節句に「せいくらべ」の歌を思い出して、弟の身長を測った。弟に「今度は僕の身長を測ってくれよ」と頼むと、「お兄ちゃん、手が届かないよ。少ししゃがんで」。

◆大学の哲学の試験で、答案用紙に「カレーライスの作り方」を書いて単位をもらった人の話を聞いた。友人は、これをまねして同じように「カレーライスの作り方」を書いて提出したが、単位はもらえなかった。彼は教授に抗議しに行ったが、「君の答案にはジャガイモが抜けていた」と言われたそうだ。

◆アメリカはパンを食べるのに米国。日本は米を食べるのにジャパン。

◆小学一年の息子の夏休みドリルをのぞいてみると、「□の中に[お]か[を]をかきいれなさい」という国語の問題があった。息子は、それぞれの□の中に目と鼻と口の絵を描きこんでいた。「お顔」と勘違いしたらしい。

◆実家の母にお歳暮の羊かんを送った。前もって「羊かんを送ります」と手紙を書こうとした時に、羊かんの「かん」の字が漢字で書けず、後で調べようと思って一字分あけておいた。ところが、それを忘れて投函してしまい、これを読んだ母は「なんでまた羊を送ってくれるの」と思ったそうだ。

◆自動改札を出ようとした時、前に並んでいたおばさんが切符をなくしてしまったようで、突然私に向かって「あなたの切符を貸してちょうだい」と言った。「じゃあ、私はどうすればいいんですか」と聞くと、おばさんは「後ろの人のをもらえばいいじゃない」。

◆大相撲の優勝決定戦を息を飲んで見ていると、タイミングを見計らったかのように、NHKの集金のおじさんが来た。

◆スーパーのレジのおねえさんの名札に「刺身用」というシールが貼ってあった。

◆「シートベルトを諦めよう」という看板があった。あきらめちゃいけないと思うが…。

◆デパートのゴミ箱売り場に売られているゴミ箱に物を捨てて行く人がいるらしい。「ここのゴミ箱はゴミ箱ではありません」という注意書きが貼ってあった。

◆国語のテストで「うってかわって」を用いて短文を作れという問題が出た。友人は「彼は麻薬を打って変わってしまった」と書いた。

◆私が「ここはきっとテストには出ないよ」と言った時にかぎってテストにいつも出てしまう。しまいには、友人たちから「今回はどこが出ないと思う?」と聞かれるようになってしまった。

◆「まさか…ろう」を用いて短文を作れという問題に、「まさかりかついだ金たろう」と書いた生徒がいたらしい。

◆スーパーのトイレの個室の中に、「落書きしているのを見かけた場合は、警察に通報します」とあった。しかし、個室の中で落書きしている現場を目撃できたとすれば、それはトイレのぞきとして逮捕されてしまうのではないか。

◆国語の授業中に、先生が夏目漱石の三部作と言って、「三四郎、門、それから…」と紹介した。すると、ある生徒が「先生、あと一つを早く言って下さい」と言った。

◆美術展への応募要領に「一般・学生とも一点以内」とあった。一点以内と言われても、半分だけ出品する人などあり得ないだろうに。

◆6歳の娘に桃太郎の話を聞かせた。娘は「川で洗濯なんかしたら、川が汚れちゃうよ」と言い出した。

◆近所に住む85歳のおじいさんが再び入院した。それを聞いた95になるうちのおじいちゃんは、「最近の若い者は弱いねえ」と言った。

◆電車内に「切符をお持ちでない方は、ご乗車できません」と書いてあった。こんなところに書いてどうするんだろう。改札口に書いてほしい。

◆姉と一緒に寝ている私は、よく「どっちが早く寝るか、競争だ」と言うが、勝負の結果はいつもわからない。

◆あるエスカレーターに「幼児の一人乗りはご遠慮下さい」と書いてあった。この字が果たして幼児に読めるのだろうか。

◆ニュースで「若者の魚離れ」が問題になっていた。もし逆に、肉を食べないようになったら、「若者の肉離れ」と言うのだろうか。

◆「トイレ借りていいですか」「後で返してね」。

◆出会いがしらに外国人の人とぶつかってしまった。同時におわびの言葉が口から出たが、「すみません」と言ったのは外人さん、「アイム・ソーリー」と言ったのは私だった。

◆巣鴨のとげぬき地蔵通りが「おばあちゃんの原宿」ならば、原宿は「若者のとげぬき地蔵通り」だろうか。

◆おなかの大きい女の人と、その旦那さんが手をつないで歩いていた。「原因と結果がいっしょに歩いているって感じね」と姉がつぶやいた。

◆「60歳を過ぎたら、職業をもて。さもないと、老女即死と書かれるぞ」。

◆友人は「完全週休二日制」という言葉にひかれて、ある会社に就職した。そこでは、祝日を休むとその週は土曜日に出勤しなければならず、彼は「確かに完全週休二日だった」とぼやいていた。

◆後ろのドアから乗るバスに、おばあさんが前のドアから乗ってきた。運転手が「このバスは後ろ乗りですよ」と言うと、おばあさんはくるりと向きを変え、後ろ向きで乗ってきた。

◆母と祖母が一緒にデパートに出かけた時、「エスカレーターにお乗りの際は、お子様の手をお引き下さい」のアナウンスに、祖母は母の手を引こうとしたそうだ。

◆「僕たち、すぐけんかするよね」「そんなことないわよ」「いや、けんかするよ」「しない」「けんかになる!」「いや、ならない!」。けんかになってしまった。

◆「寝耳に(   )」の穴を埋める問題が出た。「蚊」と書いた生徒がいたらしい。

◆前を走る車の後ろに「法定速度厳守車 どうぞお先に」と書いてあった。この車は、法律違反をそそのかすという罪を犯している気がする。

◆テレビ番組のお便りコーナーに投稿したら、自分のハガキが選ばれた。ペンネームが読まれた時にスタジオ内で大ウケし、そのまま本文は読まれなかった。

◆人から聞いた話を誇張して伝える私は「アンプ内蔵スピーカー」と呼ばれている。

◆満員電車が駅に着いた時、「あっ、出番です」と叫んで道を空けさせ、ホームに降りた若者がいた。

◆誕生日を迎えた友人が「なんだか、誕生日って久しぶり!」と言った。

◆私の通う英会話学校では、生徒がお互いに「ジミー」「スーザン」のようにニックネームで呼び合うことになっている。ある日、電車の中で同じクラスの人を見かけたが、本名がわからず、仕方がなく「やあ、マイケル」と声をかけ、恥ずかしい思いをした。

◆上りのエレベーターに乗っている時に、途中の階でドアが開いた。若い男性が立っていたが、乗る気配がないので、下りを待っているんだなと思ったが、念のため「上に行きます」と声をかけた。彼は一言「行けば」。

◆ホテルの部屋に「電話の使い方」が書いてあった。「かかってきた時は」という項目には「受話器を上げて応答します」となっていた。

◆宅配便の配達の人が「三文判でけっこうです」と言った。「認め印」と言ってほしかった。人の持ち物を安物呼ばわりするとは!

◆新聞の勧誘員が訪れ、「うちの新聞とってよ」としつこい。すると、二歳の息子が来て、「新聞、とってあげるよ」と言い、茶の間にあった新聞を取ってきた。

◆生まれたばかりの赤ん坊を囲みながら、家族が話しあった。「ひいおばあちゃんにそっくり」。「ほんとだ。きっと、ひいおばあちゃんの生まれ変わりなんだね」。まだ生きているひいおばあちゃんは、複雑な表情でうなずいた。

◆パチンコ屋の看板に、そのものずばり「でる」というのがあった。その数軒先に「はいる」という店があった。正反対の言葉だが、意味は同じだ。

◆飛行機の中で、乗務員に「コーヒー?」と聞かれた母は、「イエス、アイ・アム・アメリカン」と答えた。

◆同僚の美人OLが二日続けて同じ服を着てきた時、周りから「昨日は誰と朝帰り?」と冷やかされていた。私が同じ服を着て出社した時は、「服ぐらい着替えて来いよ」と言われた。

◆電車の中で、3歳ぐらいの女の子が私の服を指差して、「あ、パパのパジャマと同じ柄だ!」と叫んだ。そばにいた母親までが「あ、ほんとだね」と言った。

◆英会話学校から勧誘の電話があった。「興味も無いし、お金も無いし、ひまも無い」と言って断ると、「そういう方にぴったりの講座ですから」。そんな講座あるものか!

◆小児用かぜシロップの使用上の注意に「服用により、眠気をもよおすことがありますので、自動車または機械類の運転操作をしないで下さい」とあった。

◆入院中、外泊許可をもらって自宅へ泊まりに行った。「なんで自宅で寝るのに外泊なんだ」と納得が行かなかった。

◆マンションでも「在庫がある」という。どんな倉庫に入ると言うのだ。

◆「し」と「す」の混同する東北地方で、「収集日以外にごみを出しな!」という立て看板を見つけた。

◆授業参観で、父親の職業の話になった。「僕のおとうさんは普通の会社員です」といった答えが続いた後、うちの息子は「僕のおとうさんは変わった会社員です」と答えた。

◆夜中の二時過ぎに帰宅した父は、「なんだ、まだ起きてるのか。子供の起きている時間じゃないぞ」と怒鳴ったが、大人だって寝ている時間だと思った。

◆「優秀台」と書いてあるのにちっとも入らないパチンコ台があった。隣に座っていた人が「そこは、店のためによく稼ぐから優秀台というんだよ」と教えてくれた。

◆京都の三十三間堂で、係員が「帽子を脱いで下さい」と言うと、「かつらはいいのですか」と真顔で聞いた男性がいた。係員はちょっと考えて「まあいいでしょう」と答えた。

◆社内検診の血液検査場の壁に「採血後は、反対の指で数分押さえて止血して下さい」と書かれていた。採血したほうの指で押さえる人などいるのだろうか。

◆学校で「HANAE MORI」と書かれたブランド物のハンカチを落としてしまった。翌日、生活指導の先生が校内放送で「モリハナエさん、モリハナエさん、落し物が届いています」と言った。

◆3歳の息子に言葉を教えようと思い、「『ひ』のつくものを言ってごらん」と言った。息子は「ライター」と答えた。

◆参考書の宣伝文句に、「これ一冊で、他の参考書の3倍よくわかる」とあった。本屋で実物を見ると、厚さが3倍くらいあった。

◆音楽の時間に「きよしこの夜」の楽譜のコピーが配られたが、タイトルの「きよしこの夜」の「き」の字が切れて印刷されていた。よしこさんがひやかされていた。

◆あるアニメの主人公は、宇宙から来たばかりで地球のことがよくわからないという設定だった。しかし、彼は「これが年貢の納め時だ」などと難しい言葉を使っていた。

◆ラジオの身の上相談で、回答者は「あなたはまだ若いんだから、やり直しがきくうちに離婚しなさい」と言った。数日後、同じ回答者が「あなたはもう歳です。何も苦労することはない。離婚しなさい」と言っていた。

◆小学2年の娘が、50%のりんごジュースと50%のオレンジジュースを混ぜ合わせ、「100%のミックスジュースになった!」と言った。

◆新聞に「政治改革案=骨子案」とあった。「骨子案って何?」と父に聞くと、「アンコのひとつだ」と答えた。

◆「平作」というおじいさんがいた。名前を逆から読むと…。

◆スーパーで、一日限りのバーゲンをやっていた。一日限りの文字につられてたくさん買い物をしたが、翌日「好評につき、一日限りのバーゲン・パート2」というチラシが入った。

◆ある資格試験の予想問題集の広告が新聞に載り、「出題者も読んでいる評判の本」とあった。しかし、出題者も読んでいるということは、出ないということではなかろうか。

◆あるテレビ番組の最後に、司会者が「今日の番組は、ぜひビデオに撮ってもう一度見て下さい」と言った。もう遅い。

◆うちの近所の食堂は、「朝食セット、11時まで」「ランチ、11時より」となっている。ちょうど間際の時間頃、二人で入った客のうち先の人がランチを、後の人が朝食セットを注文していた。

◆ラーメン屋でラーメンを食べていたら、どんぶりの底に百円玉が入っていた。店のおじさんを呼んで「百円玉が入ってたよ」と文句を言うと、「あげるよ」と言われた。

◆「『没頭する』という言葉を使って短文を作れ」という国語の問題に、友人は、「姉は洗面器に没頭して髪を洗った」と書き、三角をもらった。

◆「純綿100%」というラベルがあった。純綿だからこそ100%、100%だからこそ純綿だと思うのだが…。

◆情報誌に、今度新しく開店するレストランが出ていた。メニューが一部紹介されており、「さっぱりした風味が女性に人気」などと書いてあったが、開店前なのに人気だなんておかしいではないか。

◆焼肉屋に「ホルモン焼き400円。毎日半額200円」という看板が出ていた。それなら最初から200円にしておけばいいのに。

◆地域の広報誌に、百歳以上のお年寄りの名前が掲載された。そのうち何人かは匿名希望だった。百歳を超えても、やはり年齢を知られたくないのだろうか。

◆長男が誕生した時に、会社の同僚が出産祝いに来てくれた。子供が寝ているそばに行って、「こんにちは、赤ちゃん。私がパパよ」と歌ったのは、私の後輩の男だった。

◆「身長を高くする方法」という分厚い本を買った。中を読むと、方法その一として「本の上に立ってみろ」とあった。

◆ワープロで「荒川区」と書こうとして変換したら、「あら乾く」となった。

◆「開店:AM11時、閉店:PM12時」と書かれたレストランがあった。「一時間しか開いていないのかな」と友人が言った。

◆適性検査で「ちょっとしたことですぐに悩んだりしますか」という質問に、友人は、十分以上考えたあげく「いいえ」にマルをつけた。

◆私の父は、私がまだ小さい頃、母に「遊園地に連れて行く」と嘘をついて、私を競馬場に連れて行った。競馬を見ながら、私は父に「ねえ、いつになったら乗る順番まわってくるの?」と聞いたらしい。

◆母が「3人も子供がいれば、1人くらい自慢できるのがいてもいいのに」と言うので、「2人も親がいれば、1人くらい自慢できる親がいてもいいのに」と言い返してやった。

◆電気屋のチラシに「他店より一円でも高い商品があれば、気軽に係員にお申し付け下さい」とあった。ある日、私が店員に「これ、あの店のほうが安いんですけど」と言ってみると、店員は「そうですか、すみません」とだけ答えた。

◆アナウンサーがあるスポーツ選手へのインタビューで、「この喜びを、亡くなられたおとうさまに何と言ってお知らせになりますか」と聞いた。選手は、「知らせようがありません」と答えた。

◆「100%ジュースより1.5倍濃い健康ジュース」という広告があった。150%ジュースってことか?

◆初詣に行った時、神社に「お賽銭の両替いたします」という張り紙があった。

◆私の友人の住むマンションには、リバーサイドハイツという立派な名前がついている。そのすぐ前には、ドブ川が流れている。

◆「口づけ交わした仲なのに、捨てるなんて」という看板が立っていた。缶の投げ捨て防止の看板だった。

◆おばあちゃんが入れ歯をはずしてゆすぐのを見た歯磨き嫌いの5歳の娘が「私も入れ歯にする」と言い出した。

◆「こどものとびだしちゅうい」と書かれた看板が道に立っていた。内容は車の運転手に向けられたものだと思うが、なぜひらがななのだろう。

◆ある芸能人が自殺を図った時、「○○が自殺未遂を図りました」と報道された。

◆友人とカラオケに行った時、「貴男(あなた)はもう忘れたかしら…」という歌詞が画面に出るのを見た友人が、「今までずっと『タカオ』だと思っていた」と言った。

◆駅で、「電車はすでに発車しております。危険ですので、駈け込み乗車はおやめ下さい」というアナウンスがあった。

◆うちのおばあちゃんは、レントゲン撮影の後で、「ここのレントゲンはよく効きますね。おかげさまですっかり良くなりました」と技師に礼を言っていた。

◆「薬の服用時はアルコールは避けて下さい」という注意書きを見た父が、「じゃ、酒を飲むときは、薬を飲まなきゃいいんだな」と言った。

◆娘がてるてる坊主を二個作った。「なんで二つあるの」と聞くと、「こっちがてるてる坊主で、こっちがてる坊主」。

◆レストランに行くと、入り口に「酒のみの方、おことわり」と書いてあった。父は「俺は入れないのか」と言った。

◆親戚の90歳のおばあちゃんの誕生パーティーの席で、「来年もお元気でお会いしたいですね」と言ったら、おばあちゃんは、「あんた、若いのに何か病気でもあるのかい」と言った。

◆私が電話で「包丁を持参…」と話していたのを聞いた四歳の息子が、「包丁おじさんって、どんなおじさん?」と聞いてきた。

◆うちの会社の食堂は、「ごはん大盛で」と言うと五十円増しになる。ところが、「ごはん多めに」と言うと普通料金のままでよく、しかも量は大盛と同じであることがわかった。

◆国語の試験で「くろうと」「しろうと」という言葉を使って短文を作れという問題が出た。友人は、「彼は僕のくろうと努力をしろうとしない」と答えた。

◆双子の女の子に、「ねえ、どっちがお姉さんなの」と聞くと、片方が「当ててみて。絶対教えちゃだめよ、お姉ちゃん」と言った。

◆ラジオ番組で、アナウンサーが「皆様からお便りをお待ちしています」と言った後、一通のハガキを読み、「このように何でも結構です」と言った。

◆一輪車を上手に乗りこなす女の子がいた。その子の母親が「あの子は手放しで乗れるのよ」と自慢していたが、ハンドルのついた一輪車なんてあるのだろうか。

◆近所の本屋には「男性趣味」というコーナーがあり、女性のヌード雑誌等が並んでいる。男性が趣味であるオカマにとっては、まぎらわしい名称だ。

◆冬至に気象協会の人がテレビで、「これからは米粒一粒ずつ、日が長くなっていきます」と言った。その後、「米粒の縦か横か」という問い合わせがあったらしい。

◆スーパーの閉店セールで、おばさんが店員に、これと同じ物、3個とりよせて」と頼んでいた。閉店なのに…。

◆「後手々々の政府の対応」と新聞に書いてあった。母は「ごててて」と読んだ。

◆高校時代に不良で、先生から「君はわが校のゴミだ」と言われていた男がいた。彼はその後立派に出世し、先生に会うと「君はわが校のホコリだ」と言われている。

◆「クリーミーなタコ焼きの店があるという噂を聞き、さっそく行ってみた。食べてみると、単に生焼けなだけだった。

◆地方に住んだばかりの頃、いたずら電話がかかってきた。方言が聞き取れなかったので、「もう一度お願いします」と頼んでしまった。

◆駅で「ストリップ!お座敷列車の旅」という広告があった。驚いて近づいて見ると、「ナイストリップ!」の「ナイ」の文字を誰かが消してあるのだった。

◆混み合った食堂で、おじさんが店員に、「すみませんが、私のビール、まだできあがっていませんか」と聞いていた。

◆ミネラルウォーターが好きな友人がいる。ある日、「近頃は出費がかさむから、水で割って飲んでいるんだ」と言っていた。

◆長寿のおばあちゃんを紹介するテレビ番組で、司会者が「もっともっと長生きして、日本一の最高齢者になって下さい」と言った。それを聞いた父が、「そんなこと言っても、もっと高齢の人に死んでもらう以外にないよなあ」と言った。

◆「長生きのお茶」を手に入れた。「一杯飲んだら一年生き、二杯飲んだら二年生き、三杯飲んだら死ぬまで生きる長生きのお茶!」と書いてあった。死ぬまで生きることくらい誰だってできると思うが…。

◆試験中にある生徒が変なくしゃみをした。先生が「何だ、今のくしゃみは。やり直せ」と言った。

◆あったら恐いもの、優勝力士の胴上げ。

◆3Dメガネをかけて見る映画を上映中に煙が出る騒ぎがあり、全員メガネをかけたまま外に逃げ出した。パニックになったのは、その姿を見た通行人のほうだった。

◆人身事故で電車がしばらく止まった時、車掌が「お客様には大変迷惑しております」と言った。これでは、我々がまるで迷惑をかけているように聞こえると思った。

◆時代劇の結末をばらしても、誰にも怒られない。

◆中学生の妹が「女子柔道の選手にだけはなりたくない」と言った。理由を聞くと、「世界中の人に体重を知られてしまうから」。

◆いたら怖いもの。通訳つきの外国人強盗。強盗「ホールドアップ!」通訳「手を上げろ」。

◆あったら怖いもの。液晶モニターのついたウオッシュレット。

◆郵便局で「50円切手を50枚下さい」と言い、ハガキと間違われないように「切手ね」と念を押した。局員は、わざわざ50枚の切手を一つずつ切り離してくれた。

◆駅のホームでぼんやり立って考え事をしていた。ふと後ろを見ると、人が並んでいた。そこは乗降位置でもなんでもなく、舌打ちと非難の目を浴びせられた。「私は何も悪くない!」と叫びたかった。

◆「私、コンタクトレンズにしたから、風の強い日は大変なの」と言った。もちろん、目にゴミが入るためである。ところが友人は、「え、コンタクトって、風で飛ぶの?」と驚いた。

◆デパートでシャツのバーゲンをやっていた。店のおじさんが「安いよ、安いよ、何枚買っても一枚千円!」と叫んでいた。

◆郵便局で「百円切手30枚くらい下さい」と言っているおばあさんがいた。局員は「三千円くらいになります」と応答していた。

◆よく考えると怖いもの。ステーキ屋やとんかつ屋の入り口に、牛や豚の絵が描いてあり、「おいしいよ」とセリフまで書いてあるもの。

◆私の会社のトイレは、経費削減のため「手を洗った後でトイレットペーパーで手をふいてはいけない」という規則がある。ところが、誰もこれを守る人はおらず、しかも証拠隠滅のため、手をふいたトイレットペーパーをもう一度水に流すため、余計に経費がかかっている。

◆小学生の時、初めて歯医者さんに行った。治療の後、「これが歯を食べる悪い虫だよ」と言って、ゴキブリのような黒い虫を見せてもらい、それがあまりに怖かったため、毎日ちゃんと歯を磨くようになった。今考えると、あの時の虫は何だったんだろう。

◆小学生の弟にサッカーのルールを教えた。「反則を1回するとイエローカード、3回するとレッドカードで退場になるんだ」と言うと、弟は「じゃあ、反則を2回するとオレンジカードなの?」

◆小学校の時、国語のテストで「つぎの漢字をよみなさい」という問題があった。全然わからなかったので、「よみました」とだけ書いて提出した。

◆相撲の雑誌にやせ薬の広告が載っていた。

◆「日本一当たりくじが出る」という宝くじ売り場がある。もし本当だとすれば、はずれくじの多さも日本一のはずである。

◆料理番組を見ていると、ゲストが料理を作っている途中で司会者が「どんな味になるんですか」と聞いた。ゲストは「初めて作るんでわかりません」と答えた。

◆おじいちゃんが家庭用ビデオで孫たちを撮影していた。動き回る孫たちに、おじいちゃんは「こらこら、今撮ってるんだから、動かないでじっとしていなさい」と言っていた。

◆ゴキブリホイホイの粘着版の真中あたりにゴキブリがひっかかっていた。母は「よくここまでたどり着いたわね」と言った。

◆尊という字は仮面ライダーに似ている。

◆会社の会議で、部長は自分の意見を言う時に、つい「おとうさんは…」と言った。

◆のどに魚の骨がささったので、医者に行った。医者は「周囲が化膿して、2、3日すれば自然に抜けますよ」と言ってくれたが、もらった薬の中には化膿止めが入っていた。

◆会社でもらった書類のコピーには「複写禁止」の文字があった。

◆あったら怖いもの。「ただいまおかけになった番号は現在大変込み合っております。しばらくしておかけ直し下さい」という110番電話。

◆確定申告の記入例に登場する男性は、老いた母親と病気の妻、障害のある息子をかかえ、土地を売り、株やアパート経営に手をそめ、原稿料まで稼いでいるすごい人である。

◆ある関取の婚約会見で、「デートの場所は?」と聞かれて、「なるべく目立たないところで」と答えていた。そんな場所があるだろうか。

◆あったら怖いもの。二十四時間いつ行っても同じ店員のいるコンビニエンスストア。

◆コンタクトレンズを取っている最中に母に呼ばれた。「だめ。今コンタクトとっているところだから」と言うと、母は「誰と?」

◆「打った、入るか、入るか、入ったあ、ホームラン。文句無しのホームランでした」。このアナウンスには矛盾がある。

◆ワイドショーの見出しが「○○氏、元美人アナと結婚」となっていた。今は美人でもないという意味だろうか。

◆「おとうさんとおかあさんと、どっちが見る目があるか」という話題になり、妹は「おかあさんのほうが見る目がある」と答えて母を喜ばせた。ところが、理由を聞くと、「おかあさんはおとうさんを選んだから、見る目がある。おとうさんはおかあさんを選んだから、見る目がない」。

◆転校した小学一年の息子が、新しい学校から帰宅して「前の学校と同じ名前の先生がいた」と言った。その名前を聞くと「キョウトウ先生」。

◆小学一年の娘が、連絡帳に「はやみをもってくること」と書いて持ち帰ってきた。「はやみ」の意味がどうしてもわからず、同級生の親に電話をしたところ、「葉や実」であることがわかった。

◆「すする」を辞書で引いたら、「一度出てきた鼻汁をもう一度鼻の中へもどすこと」と出ていた。

◆家庭科の時間に先生が、「卵をゆでたあと、冷水に浸すのはなぜか」と質問した。指名された生徒は「卵をきたえるため」と答えた。

◆「神に見放された男」と呼ばれている人がいる。そのわけは、おみくじを引いたら白紙だったから。

◆1億円あったら、1億円あったら、親戚100人できるかな。

◆デパートで「子供売り場はどこですか」と聞いているおばさんがいた。子供は売っていないと思うが…。

◆「7日でタバコがやめられる」というアメが売っていたが、中身は1ヶ月分入っていた。

◆サザエさんにて。ワカメ「セーラー服が着たい」サザエ「中学生になったら着られるわよ」。果たして夢はかなうのか。

◆「平成狸合戦ぽんぽこ」で、タヌキがタヌキに向かって「お人よし」と言っていた。

◆「君のためなら何でもするよ」「じゃ、別れて」。

◆「ノーマル」の反対語を聞かれた音楽好きのA君は「メタル」と答えていた。

◆マンションの5階に住んでいる人が、酔ってタクシーで家に帰った時に「ここじゃない、5階!」と叫んだらしい。

◆「豆腐」と「納豆」は、逆のほうがすっきりする。

◆「そちらにお座りになってお待ち下さい」と言うつもりだったのか、「そちらにお座りしてお待ち下さい」と言われた。犬になった気分だった。

◆お葬式の花輪の中に、「階段一同」というのがあった。団地のお葬式なので、同じ階段を利用している人たちのことだと思った。

◆「無□□中」の空白を埋める四字熟語の問題が出た。正解は「無我夢中」だが、「無理心中」と答えた者が多かった。

◆本屋の新刊コーナーに、「人気作家の新刊はレジ横にあります」という張り紙があった。これでは新刊コーナーに置いてある本の作家の立場がない。

◆「美容院」と「美容室」では、どちらが規模の大きいものを指すかという話になった。妹は、「絶対に美容院のほうが大きい」と言い張る。その理由は、「病院と病室では病院のほうが大きいから」というものだった。

◆高校生の時、遅刻しそうだったので教職員専用のエレベーターに乗ったことがある。先生と乗り合わせてしまい、「どうして君が乗っているんだ」と注意されたので、とっさに、「あの、階段が故障しているので…」と答えてしまった。

◆蜂蜜は、蜂が運んだ蜜という意味である。だとすれば、牛の乳でも、母が運んできてくれたとすれば、母乳になるのではないか。

◆パチンコ屋の閉店時のおなじみのアナウンス。「明日は本日以上の出玉でサービスさせていただきます」。もしもこれが本当ならば、累積していくとすごいと思う。

◆夫に、「ごはんに味噌汁かけて食べるのやめて」と注意すると、「わかった」と言って、次の日は味噌汁の中にごはんを入れて食べた。

◆「女子体育大学」を略すと「女体大」。

◆アルバイトの募集要領に「年齢不要」とあった。

◆スーパーに「家庭教師やります」という張り紙があり、「対称――小中学生」とあった。国語だけは教わりたくないものだ。

◆「百メートルを10秒台で走れる」と言って自慢する友人がいた。「10秒8? 10秒9?」と聞いてみると、「16秒」と答えた。

◆おみくじを引いた弟が、「僕のは『く』だった」と言う。何のことかと思ってのぞいてみると、「凶」の字が横に寝て「区」に読めたのだった。

◆4歳の息子に言葉を教えた。「目は?」「見る」。「耳は?」「聞く」。「よろしい。じゃあ、鼻は?」「ほじくる」。

◆私の父はとても丁寧だ。先日も、風呂上がりに電話がかかってきた時に、パンツ一丁で電話に出て、相手に「裸で失礼します」と言っていた。

◆私の友人は、かつてハガキが値上がりする直前に、「来週から値上げになるんだから」と言ってハガキを買いだめしたことがある。

◆近所の子供が童謡「さっちゃん」を歌っていた。「さっちゃんはね、さちこっていうんだホントはね。だけどちっちゃいから、自分のこと半分しか食べられないよ…」。おい、一番と二番が混ざっているぞ。

◆あったら怖いもの、八頭身のキューピー人形。

◆体育の先生は、徒競走の前に、「走る前に水を飲め。小便をがまんしながら走れば、早く走れるぞ」とアドバイスしてくれた。

◆うちのおばあちゃんが推理ドラマを見ていて「難しそうな事件だね」という時は、決まって外国人が登場する場合である。

◆「日本人は、やっぱりお茶にかぎるね」と言いながら、ウーロン茶を飲んでいる人がいた。

◆友人が「俺は、右の鼻の穴が左にあって、左の鼻の穴が右にあるんだぞ」と言った。

◆小学生の女の子が先生に「どうして『おとうさん』にも『おかあさん』にも『おにいさん』にも『おねえさん』にも『おとうと』にも『お』がつくのに、『いもうと』にだけ『お』がつかないのですか」と聞いていた。

◆あこがれの彼と一緒にレストランでフルコースを注文した。彼はボーイさんに「面倒くさいから、いっぺんに持ってきて」と頼んだ。レストランは居酒屋に変わってしまった。

◆友人の家にホームステイすることに決まった外人さんに、日本の習慣について何か間違った知識を植え付けてやろうという話になった。家族みんなで、三本のはしを使って器用に食事して見せたらいいんじゃないかというアイデアが出た。

◆和式の公衆便所で用を足した後、立ち上がろうとしてパイプに頭をぶつけてしまった。ドアを見ると「痛かったでしょう」と落書きがしてあった。

◆女性タレントがインタビューで「一度は結婚してみたい」と言っていた。

◆「お二階」とは言うが、「お三階」とは言わない。

16歳になった時に、妹に「私はもう結婚できる年なんだからね」と言っていばった。妹は「じゃあ、どうして結婚しないの」と言い返してきた。

◆夫は五歳の娘に「赤は英語でレッド」などと教えていた。すると娘は、「じゃあ、まっかっかは英語でなんていうの」と聞いた。夫は困ったすえに「レッドッド」と答えた。

◆囲碁大会に出かける前に「もし負けたら、頭を丸めて帰ってくる」と言った父は、はげ頭だ。

◆三歳の長女が「お手伝いをしたい」と言うので、「じゃあ、床をふいてちょうだい」と言った。しばらくして見ると、長女は次女ユカの顔を一生懸命ふいていた。

◆世界史のテストで、「○○と□□との戦争の場所を地図上の記号で答えよ」という問題が出た。私は一つもわからなかったので、全部国と国を結んだ中間点を答えておいたら、全問正解だった。

◆貴という友人がいる。年賀状を書こうとして、宛名が「貴様」になってしまうことに気がついた。

◆先生が「大きくなったら何になりたいか」と聞いた。ある生徒は「教師以外ならば、なんでもいいです」と答えた。

◆成績表を渡された友人が「わーい、クラスでの順位が30番も上がった」と叫んだ。誰もが「今までそんなに悪かったのか」と思った。

◆「今までのことは、すべて水に流そうじゃないか」とトイレに落書きがしてあった。

◆「はかないいのち」とワープロ入力したら、「吐かない胃の血」と変換された。

◆一時間のテストで、たったの2問しか答えられなかった。返された答案を見ると、先生に「時速2問」と書かれていた。

◆あったら怖い。本だなに上下さかさまに入れておくと、頭に血がのぼる写真集。

◆髪を切った。「耳の位置変えた?」と言われた。

◆「キューリー夫人から連想するものは?」というアンケートに、予想どおり「きゅうり」という答えが第3位に入っていた。

◆結婚相談所の広告に、問い合わせ先電話番号があり、24時間対応と書いてあった。それを見た友人が「結婚って、そんなに急を要するもの?」とつぶやいた。

◆昔なつかしいドラマの再放送。CMも昔のままだったらいいのにと思う。

◆私の職場には、佐藤さんという人が男女一人ずつおり、それぞれ「男の佐藤」「女の佐藤」と呼ばれていた。ところがいつのまにか、単に「男」「女」と呼ばれるようになってしまった。

◆長寿記録を持っていた泉重千代さんは、生前のインタビューで「どんな女性が好みですか」と聞かれ、「年上がいいね」と答えた。そんな人はもちろんいなかった。

◆保母さんの友人を別の友人に紹介する時、つい「この子は保育園で飼育係をしているの」と言ってしまった。

◆一輪車に乗っていた私を見て、近所のおばさんが「あら、自転車こわれたの」と言った。

◆小学生の弟が「日本の国旗って、日の丸弁当みたいで嫌いだ」と言った。

◆姉が「電話もコードレスが増えているんだから、シャワーもコードレスになればいいのに」と言う。それはやはり無理だろう。

◆看護婦さんに「どの辺が痛みますか」と聞かれた老人が「この辺」と言いながら、看護婦さんの腰のあたりを触った。看護婦さんは、ひとこと「ご自分のでお願いします」。

◆銭湯の帰り道にドブに落ちてしまった。家族の誰に話しても「行き道ならばよかったのに」と答えは一緒だった。

◆バスガイドさんが「左手をごらん下さい」と言った時、自分の左手をじっと眺めているおじいさんがいた。

◆友人は「バイクがあれば他に何もいらない」と言い、「ガソリンはどうするの?」とつっこまれていた。

◆電車の120円専用の券売機に十円玉を12枚入れて財布を軽くするつもりだったが、最後の一枚というところで、間違えて百円玉を入れてしまった。切符とともに、ジャラジャラと音を立てて90円のおつりが出てきた。

◆弟がエッチなビデオを借りたまま入院してしまった。誰が返しに行くかで家族会議が開かれた。

◆雑誌の占いで「あなたの運勢:ラブチャンス! 今度の席替えであこがれのあの人と急接近!」と書いてあるのを見た友人は、「うちは女子校じゃ」と言って怒っていた。

◆新発売の歯磨き粉で歯を磨いているうちに、泡がピンク色に変わった。「おー、さすが新製品だ」と感動したのもつかの間、なんのことはない、歯ぐきから血が出ていただけだった。

◆吉野屋(牛丼)と吉野家(靴)は、漢字の違いで牛の内側(肉)と外側(革)を使い分けている。

◆FMの放送中、AM専用ラジオのCMが流れた。

◆大相撲九州場所を見ていたら、福岡県出身だけでなく熊本出身や鹿児島出身もご当所と言っている。福岡と鹿児島の距離は300kmもあり、東京と名古屋の距離に相当する。そんな範囲をご当所と言うのは、九州の人の気が大きいからだろうか。

◆毎年大晦日の2359分に「117」に電話し、時報と共に年を越しているが、昨年は残念ながら話し中だった。どうやら同じ考えの人が多数いるらしい。

◆早起きは一文の得、遅起きは一食の得。

◆小学校の図書館で「安心してお酒に強くなれる本」というのを見つけた。

◆娘の算数のテストより。「つぎのこたえをかきなさい。2+3=6、3+3=7」。母「どうしてみんな正解より1つずつ間違っているの?」娘「間違っていないよ。だって、つぎのこたえなんだよ」。

◆車を走らせていると、「スピードか、死か」という標語が書かれた看板を見つけた。よく考えると何か変だなと気がついた。私ならスピードをとる。

◆千葉県内の電車にて。「妖怪千葉、妖怪千葉」のアナウンスに驚いて外を見ると、そこは「八日市場」だった。

◆通信教育の成績優秀者の欄に名前が載ったが、字が間違っていた。校正の講座だったので、やめることにした。

◆裕木奈江の写真集に「奈江の小さな旅」というのがあるが、撮影場所はフランスだった。どこが「小さな旅」なんだ!

◆うちの近所には「子犬をもらって下さい」という紙が5年以上も貼られている。もう子犬であるはずがない。

◆理科教師の友人は、白いのに透けない水着に「化学を悪用するやつは許せない」と怒っていた。

◆息子が学校から個人面談のアンケート用紙をもらってきた。「お子様のお名前」を書く欄があったが、母親は考えた末、「お」や「様」を消し「子の名前」にしてしまった。

◆芸能界で活躍するトリオのうち、必ず人の良さそうなやつが消えていく。

◆夏になると「冷やし中華始めました」と貼り紙を出すラーメン屋は多いが、うちの近所のペットショップでは「カメ始めました」という貼り紙が出ていた。

◆部屋の掃除をしていたら、子供の頃に買った「ウルトラセブン図鑑」が出てきた。呼んでみると「セブンは1万メートル先で針が落ちる音も聞き取れるという記述があった。子供の頃は素直にすごいと思っていたが、そんな音までいちいち聞こえていたら、いつもうるさくてかなわないのではないか。

◆サイは投げられた。上手投げで象の勝ち!

◆友達のN君は、学校で読書感想文の宿題が出ると必ずロシア文学を題材にして書くため、国語の先生から「独特の分野に興味を持つのは良いことだ」と誉められている。しかし、彼はこの前、いつもロシア文学を選ぶ本当の理由を「ロバチェフスキーとかクルスチェコフとか、登場人物の名前が長いから、マズが早く埋まるんだよ」と教えてくれた。

◆大学入試センター試験を受けた。休み時間に、隣の教室で受験している友人を呼ぼうと、教室の後ろの入口から「おーい、鈴木!」と声をかけたら、教室中の人が一斉に振り向いた。座席は五十音順で、その教室は全員鈴木さんだったのだ。

33歳の夫が本屋から上機嫌で帰ってきて、「本といっしょに結婚チャンスカードが入っていた。俺、独身に見えるのかなあ」と言う。あまり喜んでいるので、「私が子連れで行っても入っている」とはとても言えなかった。

◆マイナー好きの私を見れば、「今何が流行っていないか」がわかる。

◆電車に乗り遅れた友人が「テレポーテーションが使えたら、あの電車に乗れたのに」と悔しそうに言った。テレポーテーションが使えるのなら、目的地まで行けばいいのに。

◆一つだけ残ったショートケーキを息子と分けることにした。手が離せなかったので「半分に切って食べていて」と息子に声をかけた。しばらくして行ってみると、上の半分を食べられていた。

◆本屋で「バカにつける薬」(呉智英・著)という本を見つけた。効くかと思って一気に読んでみたが、難しくてほとんどわからなかった。

◆阪神大震災の時に東京から神戸に送られた水が、なんと「六甲のおいしい水」だった。

◆知人のMさんは、ペットの猫の写真を財布に入れて、会う人ごとに見せている。私が「普通は子供の写真を見せるんじゃないの」と言うと「子供は親の私を見ればだいたい想像がつくけど、猫は写真を見ないとわからないでしょ」と言われた。

◆アパートの隣の部屋に住む貧乏大学生のAさんは「パンツが1枚あれば4日は持つぞ」と自慢している。1日目:普通、2日目:後ろ前、3日目:裏返し、4日目:裏返しの後ろ前だそうだ。

◆友人が買ってきてくれたグアム土産は、グアムの風景の入ったNTTのテレカだった。

◆まずいものを食べた後、「ああ、今までの空腹がもったいない」と思う。

◆祖父「おじいちゃんが子供の頃は、テレビなんか無かったんだよ」。孫「じゃあ、その頃は何見てたの?」。

◆喫茶店でコーヒーを飲んでいたら、隣の席の女の人が「最近カルシウムを採っていないから」と言って紅茶にミルクを入れていた。

◆テレビ画面にスイスの素晴らしい風景が映った。夫「ああ、またスイスに行きたくなったなあ」。妻「またって、行ったことあるの?」。夫「いや、結婚する前にも、すごく行きたいと思った時期があったんだよ」。

◆オーストラリア旅行から帰った友人から土産話を聞かされた。「いやあ、よかった、よかった。どこに行っても日本人に会えたし、日本食が食べられた。まるで日本の国内を旅しているみたいだったわ」。「…」。

◆女「私、眼鏡やめてコンタクトにしようかな」男「おまえ、コンタクト似合わないと思うよ」女「それって素顔が悪いっていう意味?」。

◆俳句を作ろうと思い、指を折っていたら、息子が電卓を持ってきてくれた。

◆電車内のアナウンス。「揺れますからご注意下さい。あっ、揺れました」。

◆地下鉄に乗ると「ここから先はカーブになります。揺れますからご注意下さい」というアナウンスがある。これを聞くたびに「地下なんだから、まっすぐ行けばいいのに」と思ってしまう。

◆朝トイレから出てきた夫が、シャツの上にパンツを上げ、ステテコを上げ、ワイシャツの上にズボンを上げ、セーターを下ろしていた。自らいわく「なんだか現金書留の封筒みたいだなあ」。

◆電車内にキャバレーの広告があり、「低料金でたっぷり楽しめます」と書いてあった。その下に「女性募集、高給優遇」とあった。料金は安くて給料が高いこの店は、果たして商売になるのだろうか。

◆数学のT先生は、テストを返す時、「70点以上は点数も言うからなー」。そして「○○、78点。△△、5点惜しかったぞ」。結局、全員点数がばれた。

◆新聞の広告を見ながら父に「ねー、この自転車買ってよ」と2万円くらいのを指すと、父は「すぐ壊すからもっと安いのでいい」。それで今度は1万円くらいのをねだったら「そんな安いのはすぐ壊れるからだめだ」。結局、買ってもらえなかった。

◆アーモンド入りのチョコレートを食べると、4歳の娘は「チョコのタネ」と言ってアーモンドを出してしまう。

◆来客にコーヒーや紅茶を出すと、スティックシュガーを半分使って残す人が多いので、ハーフサイズ(3グラム)に代えた。それでもやはり半分残す人がいる。たぶん、砂糖の量が適量なのではなく、半分しか入れなかったということに満足しているのだろう。人間にありがちなこの心理を逆手にとって自分をだませば、案外ダイエットなんてちょろいのではないだろうか。

◆地元企業を紹介する本に、男女別に従業員の平均給与と平均年齢が載っていた。うちの会社の女性従業員は私ひとりなので、年齢も給与も明らかになってしまった。

◆石油会社に就職した兄は、帰りが遅いと「またどこかで油売って」と言われている。

◆めちゃくちゃ混んでいるバスの中で、めちゃくちゃ太った人が老人に席を譲ろうとしていた。立っている人は誰もが「あんたが立ったらもっと苦しくなる…」と思ったはずだ。

◆スーパーで495円の物を買った時、500円を出したら、レジの人は「お確かめ下さい」と言って5円玉を差し出した。

◆「ここの料理、ニンニク使っているけど、全然匂わないよ」と友人は言うが、本当は、彼女に「くさい」と言える勇気のある人がいないだけである。

◆高校生の息子が「洋服を買いに行く」と言うので、目立たないのにしておきなさい」と言っておいた。夕方、彼は迷彩色のシャツを買ってきた。

◆妹の知り合いに会った。「始めまして。妹の姉です」と言ってしまい、顔を上げられなくなった。

◆近くに古本屋が開店したので、夫はさっそく出かけ、「新品同様の道路マップを安く買ったぞ」と自慢しながら帰ってきた。ページを開くと、古い版の地図だった。

◆寿司屋に出前を催促する電話をかけたら、「あっ、今出ました」と返事があった。しばらくして「お待たせしました」と持ってきた人の声は電話と同じだった。

◆大学入試が終わった時、試験監督の先生は「では、また来年」と言って去って行った。 

◆私は一卵性双生児。幼い頃、両親に連れられてデパートに行き、妹が迷子になった。両親は警察に私を連れて行き、「この顔と同じ顔を探して下さい」。

◆ポルトガルでは、ポルトガル人が種子島に漂着した日を「日本発見の日」としているらしい。

◆「世界の天気です。全体によく晴れるでしょう」。いいかげんに聞こえたのは私だけではないだろう。

◆本屋に行ったら「カモメのジョナサン」が「カモメのジョナさん」になっていた。

◆某占いより。僕の運勢:今こそ彼女にアタック! 彼女の運勢:今接近中の異性には気を付けて。

◆悪役商会の八名信夫さんは初めて大部屋からひとり部屋になったとき、喜んで中に入ったら、布団が8つ並んでいたそうだ。どうやら入口に「八名様」と書いてあったためらしい。

◆おじさんがベストのことを「チョッキ」と言うと若い人に笑われるが、「防弾チョッキ」と言った時は笑われない。

◆「愛と勇気だけが友達さ」と歌っているアンパンマン。アンパンマンと食パンマン、カレーパンマンの関係は友達ではなかったのだろうか。

◆秋葉原には盗聴器と盗聴器探知器が並んで売られている。この商魂はすごい。

◆涙の結晶という言葉は美しいが、よく考えるとこれは目ヤニのことである。

◆「大きくなったら何になりたいの」と3歳の姪に尋ねたら、「おねえちゃんは小さくなったら何になりたいの」と聞かれてしまった。

◆中華料理店の前に「本日のランチ・豆腐のチリソース」と書いてあった。「おいしそうだなあ」と思っていたが、ふと気付いた。それって「マーボー豆腐・肉抜き」では?

◆送信先を間違えてファックスを送ってしまった。あわてて電話で間違いをわびると、「ああそうですか。わかりました」と相手方の若い女子社員がすぐにファックスで送り返してきた。

◆ある人が占い師に言われたそうだ。「あなたはお金にも異性にも一生縁がないが、人一倍長生き出来ます」。生き地獄だと思う。

30年前の国語辞典によると、「新幹線」は「東海道新幹線の略」となっている。

◆コンビニの出口にある傘立てで、どれが自分のビニール傘が悩んでいる人がいた。私としては、どちらでもいいんじゃないかと思った。

◆寮生活で仲良くなった貧乏4人組。ボウリングに行ってもシューズは4人で一足しか借りない。サイズは22.523.5cmまでバラバラなので、間をとって23cmを借りている。

◆クラシックのコンサートに行くと、他の演奏会のチラシをいっぱいくれる。クラシック界は「期待の新星」と「巨匠ヴィルトゥオゾ」の二つで、「中堅演奏家」という人はいないらしい。

◆僕は君の短所も含めて君が好きだ」と言われたが、「私はあなたの長所も含めてあなたが嫌いだ」とはさすがに言えなかった。

◆近所の店にコピーを頼みに行った。「どうもきれいに写らんね」と言うと、店員いわく「元がコピーだからですよ。一度書き直してコピーしたら、よく写りますよ」。

◆ある会社に郵便物を送ろうとしたが、住所がわからないので電話した。はつらつとして感じのいい青年が出て、丁寧に住所を教えてくれた後、「電話番号はいいですか?」と聞かれ、思わず「あ、じゃあ電話番号もお願いします」と答えてしまった。

◆私の会社には有線放送が流れている。隣の席の後輩とイントロクイズに熱中していたら、席を替えられてしまった。

◆じいちゃんは雑誌の挟み込みのハガキをせっせと集めて修正液を塗っている。「なぜ?」と聞くと「料金受取人払で出す時に使うんじゃ」とのたまった。

◆現金支払機に「しばらくそのままお待ち下さい」と言われて、思わず息を止めた。

◆里帰りした娘が「お父さん、父の日のネクタイ、気に入ったようでまだ締めてるね」。それは違う。誰かがほめてくれないかと、期待して締めているだけ。

◆深夜、原付で疾走中、大型バイクに乗った兄ちゃんが、ものすごいスピードで追い越して行った。しかも片手を挙げながら、かっこ良くかつ爽やかに。でもすぐ先の信号で止まっていたので「追いついちゃったら向こうも気まずいだろう」と思い、ゆっくり走ってあげた。

◆夏の高校野球地方大会で、野球部員のお母さんから「どなたの応援ですか」と聞かれ、「は、ブラスバンドで来ている息子の応援です」と答えて、けげんな顔をされた。

◆近視用のメガネを眼鏡店に作ってもらって3万円を払うことになり、目の前が真っ暗になった人がいます。

◆6月27日、株主総会と松田聖子のコンサートという人生の二大イベントが重なり、一番おしゃれな背広とネクタイをして出社し、総務の新人に総会屋の席に案内されたのは私の夫です。

◆小5の弟が「何か飲む? きれいな水ときたない水とどっちがいい」と声をかけてくれた。もちろんきれいな水をと頼んだら、ぬるい水道の水。自分用には冷えた麦茶を持ってきた。

◆ありそうでないもの、目薬1リットルボトルお徳用。

◆草野球でエラーをした選手に向かって、味方が「どすこい、どすこい」と言っていた。「どんまい」の間違いじゃない?

◆「養毛剤を使ってみようかしら」と言うと、薬剤師の資格を持つ夫は「効果があるなら、今ごろはげた人はいないよ」。

◆外国のホテルに着いた時、トイレに行きたくなったが言葉が話せず、ボーイにトイレの便器の絵を描いてみせたら、ボーイはスリッパを持ってきた。

◆小学生の頃、「手袋の反対を言ってごらん」と言われて「ろくぶて」と言って6回ぶたれた。最高にぶたれたのは36回。「手袋巡査」の時だった。

◆私の弟は夏休みの宿題の「今日のニュース」というのを新聞でみてやっていたが、感想の部分がみんな「なるほど、と思った」「ふうんと思った」となっていた。

◆ワープロで「町田市」と変換しようとしたら、「町だし」と出た。なんだかコギャルにバカにされた気分。

◆ウンコの匂いを消す薬が出ているが、完全に臭わなくなったらこわい事件が起こりそうな気がする。

◆「男がトランクス派かそうでないかは顔を見ればわかる」と言うK子は、百発百中の割合で当たっているそうだ。でも、どうやって確認しているんだろう。

◆お化け屋敷の前を通りかかると、ビビッて私の後ろに隠れている次男坊に、呼び込みのおじちゃんが「ちーっとも怖くないから入っていきなよお!」と声をかけてきた。

◆「暴れん坊将軍」は毎週「余の顔を見忘れたか!」と役人どもを叱り付け始末するが、そんなに裏切り者ばかり雇っている政府だから15代でつぶれたのだと思う。

◆自称170cmの女友達と、自称172cmの私(男)では、明らかに彼女のほうが背が高い。

◆教習所で初めて車に乗った時、教官に「発進の合図」と言われて、めちゃくちゃ緊張していた私は「発進〜!」と大声で叫んだ。

◆義兄が前歯を3本抜いて義歯を作った。歯医者さんが、ここは本来4本生えていなければならないところだ、と言って細い歯を4本作ってくれた。代金はしっかり4本分だった。

◆自転車を盗まれて、交番に行った。盗難届に年齢を5才若く書いたら、おまわりさんが「あのう、見つかった時も同じ年齢を書いて下さいね」。

◆よせてあげるブリーフも欲しい。

◆近くのスーパーでビデオのダビングを頼んだ時、「120分テープですね。だいたい2時間くらいかかります」と言われた。当り前だろ。

◆「日本アルプスの名水」という商品があるが、地元では売れないと思う。

◆「こんなに寒いわけがわかったわ。温度計が17度に下がっている」といううちの母。原因と結果が逆では?

◆「おしっこ」という娘を連れて、急いで近くの公衆便所へ。「がまんするんだよ」というと、娘は「ママがいつも、がまんしちゃだめだって」。

◆補助輪付き一輪車がほしい。

◆少年野球を始めた息子が「絶対に内野をやりたい」という。やる気満々だなと思ったが、よく聞いてみると「だって、内野ならば、トンネルしてもボールを取りに行かなくてもいいから」。

◆本に「落丁・乱丁本はお取り替えします」と書かれていたが、連絡先が書いてあるはずのページが落丁しており、連絡出来なかった。

◆子供「ナメクジって悪い子なんでしょ」母親「そうよ、キュウリやトマトを食べちゃうのよ」子供「じゃあ、いい子なんだね」。

◆医者いわく「お風呂は2、3日やめておいたほうがいいでしょう。まあ、私なら入りますけどね」。

◆囲碁の得意な父が町内会長になった。それ以後、町内囲碁大会の賞品は、我が家で不足している物と同じになった。

◆9円切手をうっかり上下さかさに貼ってしまった。「3円不足です」と書かれて戻ってきた。

◆「私を愛しているの?」と聞かれ、「もちろん。君を愛さずに、誰を愛する」と言うつもりで、「僕が愛さないで、誰が愛する」と言ってしまった。

◆国語の試験で「遠足費用に( )が出てしまった」の空所に体の部分を入れる問題が出た。正解はもちろん「足」だが、「手」と書いた生徒がいた。

◆父「夜十二時過ぎに家に帰ったら、罰金二万円だ」娘「それなら、外泊したほうが安いわ」。

◆書類の都道府県を書く欄に、「京」と書いて「都」に○をつけた人がいた。