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| 刑部 義美 院長 |
| アレルギーって何?(平成14年8月23日 178号掲載) |
最近、皆さんも色々なところで「アレルギー」という言葉を耳にする機会が多いと思います。 でも、アレルギーって一体なんなんでしょうか?簡単に説明してくださいといわれて、すらすら答える事が出来る人は我々医師の中でもそうそうおりません。 皆さんが医療機関で診察を受けた際に医師から、喘息、アレルギー性鼻炎、花粉症、アトピー性皮膚炎、アレルギー性結膜炎、じんま疹などと、アレルギー疾患と診断されることは決して少なくはないはずです。 本来アレルギーは我々の体を守るための防御機構なのです。人間社会にたとえるなら警察官の役目をしています。例えば、我々の体の中に異物(細菌、ダニ、ホコリ、花粉など)が入ってくると、それを排除(処理)しようとする働きが即座に始まります(これをアレルギー反応と考えます)。皆さんの家に悪い奴が侵入してきたときお巡りさんがきて助けてくれるのと同じです。しかし、ここで、話が終わりならアレルギー反応はいい事づくめなのですが体質的(アレルギー体質)にこのアレルギー反応が過剰にでてしまう人がいるのです(現在のところ、なぜ過剰になってしまうのか判っていませんが遺伝的要因が原因ではないかと考えられています)。 アレルギー体質の人にダニとかホコリ、スギの花粉などが入り込んだ際に反応がおこるのですが、例えば鼻で過剰反応がおきるとアレルギー性鼻炎や花粉症であり、気管支でおきれば喘息、皮膚でおきればアトピー性皮膚炎、眼でおこればアレルギー性結膜炎になるわけです。これらは、まったく別の病気ではなく根本はアレルギー反応のおこる場所によって症状が違うだけなのです。せきが何ヶ月も続いて困っている、あるいはぜん息や鼻炎、花粉症でお悩みの方、当院まで御相談ください。 |