至道無難
2018年    1月   
1 (月)
元日
2 (火)
3 (水)
新春列車旅

新年は高崎観音で。列車の旅は八高線。各駅停車でトコトコと。観音様は真っ白。見上げると空に吸い込まれそう。凄い迫力だ。白衣観音という。駅で達磨弁当を買う。交通も便利。新宿湘南ラインでもいい。上野東京ラインでもいい。青葉台まであっという間でした。

去年今年 修行はグッと 前を見ろ       無得庵是空
4 (木)
5 (金)
梯子乗り

1月5日、青葉区出初式へ。梯子乗りが絶妙。間近で見ると身が引き締まる。下には何も置いてない。失敗は出来ない。緊迫する。いい刺激になる。

あそこまで やれば出来ると 梯子乗り        無得庵是空
6 (土)
7 (日)
新年餅つき会

もうこれは恒例で、準備から後片付けまで、お見事なお手並みでした。今、餅は年中いつでも食える。スーパーの店頭に並んでいる。わが道場の餅つきは年末でなく年頭に。つきたてのお餅は、お汁粉と大鍋のお雑煮。食べ切れなかったものは持って帰ってもらう。戊戌の年初め、豪快でした。

搗いた餅 すぐに雑煮に 入れて食う       無得庵是空
8 (月)
成人の日
9 (火)
10 (水)
11 (木)
ひとり稽古

1月7日が合気道青葉塾道場の新年餅つき会。この日から2ヶ月間の寒稽古が始まる。1月11日の木曜稽古会が実質の稽古始めだった。早めに道場へ。杖の単独動作連続技から居合道まで、本多青仁斎靖邦のひとり稽古。

あたり前を あたり前にやる 初稽古      無得庵是空
12 (金)
13 (土)
14 (日)
15 (月)
どんど焼 奉納演武

王禅寺の琴平神社。由緒のある神社。毎年、1月15日はどんど焼。もの凄い火の勢い。その燃え上がる火の前で演武会。今年も行われる。あおばタイムズ映像ニュース(http://www.ningenkobo.com)で15時から中継。

燃え上がる 炎を袈裟斬り どんど焼      無得庵是空
16 (火)
17 (水)
18 (木)
19 (金)
人生に解決はない

「人生には解決はない」というだいぶ前に書いたものが出て来た。ただひたすら進むうちに解決が見えてくる。武術の修練もそうだ。技の意味を頭で考えていてはならない。型を繰り返す。武術的身体能力を作り上げる。それが自然体。

剣振るは それだけのこと 寒月夜         無得庵是空
20 (土)
己を捨てる

何かにしがみ付いてはいけない。あっけらかんと身を捨てる。無になってしまえ。されば開かれよ。武の極意。今日は大寒。


上を見よ 己を捨てよ 寒の空        無得庵是空
21 (日)
22 (月)
23 (火)
24 (水)
刀剣

刀剣ブームだそうだ。「刀女子」が鑑賞会や展覧会にどっと押し寄せる。美術的な価値はそうだが、刀は斬ってみることである。斬った瞬間己の変化がわかる。何かが抜け行く。一瞬の出来事。それは強烈だ。


一寸先 まるでわからず 寒見舞い      無得庵是空
25 (木)
都心の雪

22日の雪は都心の交通機能を狂わせた。会社は早退。すると駅に人が溢れかえる。タクシーは相乗り。ホテルは満室。人は自然の猛威になすすべがない。春よ早く来い。

技は身体 悟るは心よ 寒復習(かんざらい)    無得庵是空
26 (金)
27 (土)
28 (日)
29 (月)
30 (火)
戈を止む

栃ノ心に日本のサムライを見た。ジョージアという国はグルジアのこと。幕下55枚まで落ちて復活した。蒙古人の相撲とは異質。先場所の白鵬の優勝インタビューは何だ。栃ノ心の謙虚で奥の深い言葉。サムライだ。

武というは  戈(ほこ)を止(とどむ)なり 初三十日  無得庵是空
31 (水)