どんど焼 奉納演武

どんど焼 奉納演武

琴平神社のどんど焼で武術の演武をやりました。青葉塾道場が主催。令和4年1月15日(土)、3時から。手裏剣の明府真影流手裏剣術、柳生新陰流、と合気道青葉塾道場。コロナ禍で餅を焼くことは禁止。燃やすだけ。そこで、武術の演武だ。火がつけられて勢いが収まるまで演武をする。火が点けられるのが3時。そこから演武がスタート。

本多青仁斎靖邦のひとり稽古
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什の掟

什の掟


江戸時代、会津藩の少年たち。「什の掟」はいじめ対策?

「ならぬものはならぬ」

一、年長者の言うことに背いてはなりませぬ
二、年長者には御辞儀をしなければなりませぬ
三、虚言をいふ事はなりませぬ
四、卑怯な振舞をしてはなりませぬ
五、弱い者をいぢめてはなりませぬ
六、戸外で物を食べてはなりませぬ
七、戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬ

最後に「ならぬものはならぬものです」

青葉塾道場
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あきらめない

あきらめない

合気道の技はかっこよく出来ればいいというものではない。やりだしたらあきらめずに繰り返すこと。動きはぎこちなくていい。これで身体の動きを自然なものにしていく。すぐには行かない。少年部も一般部の大人でもまったく同じ。技に取り組む姿勢、あきらめるな、要諦はこれなのだが…。ぶきっちょでもいい。鈍でもいい。

本多青仁斎靖邦のひとりごと
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令和3年12月1日

子ども

子ども

「大人はついこの間まで子どもであったことを忘れている」。武術の修行、無心でなければならないのだが、大人は理屈で考えてしまい、手前でもそもそ。一歩踏み込め。子どもたちを見習え。シュバイツアーの言葉だ。

本多青仁斎靖邦のひとりごと
令和3年9月26日
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千代の富士

千代の富士


昭和46年9月、九重部屋に稽古を見に行った。この部屋の後援会の会長さんと知り合いになって連れて行ってもらったのだ。親方は元横綱千代の山。その頃の部屋頭は横綱北の富士。稽古を最初から見せてもらった。その時撮った写真である。よく見ると右側の坊主頭。そうそう、千代の富士らしき顔つきの人物がいる。新弟子時代のその人である。まさかと思ったが間違いはない。機関紙「あしなみ」にその経緯を書いたものだ。この写真を元千代の富士、九重親方に持って行こうと思っちたら、しばらくすると突然の訃報である。左にいるのが相撲解説で人気のある北の富士勝昭。その場所全勝優勝である。私は昭和46年の10月に合気会から初段を允可されている。記念すべき出会いだった。

本多青仁斎靖邦のひとりごと
令和3年9月18日
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睡中痒きを撫ず

睡中痒きを撫ず

「睡中痒きを撫ず」。無邪気に眠ってる子の顔にどこからか蚊が…。すると無意識に手がその蚊を追い払う。これが武芸の極意とされる。相手の攻撃をするりとかわす。その動きは自然である。武術の稽古はそういう動きを身につけるために動きのくりかえし。終わりはない。

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百から百から

百から百から

平櫛田中という彫刻家の白寿の色紙に「六十七十ははなたれこぞうおとこざかりは百から百から」というのがある。私も七十八。まだはなたれこぞうだ。合気道という武道を始めて半世紀。おとこざかりの白寿までやってみよう。それには無理をしないこと。合気道は年取って若い者と同じ稽古スタイルでは怪我をする。相撲の親方が現役の関取と稽古するようなもの。彫刻の世界とは違うのだ。修行は心だ。心を錬る。合気の術の鍛錬に、少しずつ、少しずつ、邁進して行く。これが修行。

本多青仁斎靖邦のひとり稽古
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令和3年8月7日
うちぬき

うちぬき

こういう話がございます。突きを入れた時は、いつも向こうの裏へ二三尺も突き抜く心持で突け。柔術の稽古で畳の上に投げる時、ねだを打ちぬき、土の中へ三尺も投げ込むように投げよ。一刀流の海保帆平はこうも言っている。「上段から相手の面を打つ時は、必ず肛門まで討ち抜く心持で打て」。気迫、これをまず養うこと、技などにこだわるものではない。(剣術名人法)

本多青仁斎靖邦のひとりごと
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令和3年7月23日
勝負太刀

勝負太刀

新流という剣術の流派がある。その技の勝負太刀にえんび身の金というものがある。これは太刀をさげてすらすらと敵に寄って誘い、太刀を打つ。それで燕が通るように、さっと後ろへ引く。敵が付け込んで打ってくる。さらにさっとうしろに飛たがえて身のかねをもって相手を打つ技である。これを、蜻蛉がえりともいっていた(撃剣叢談)、という話がございます。

本多青仁斎靖邦のひとりごと
合気道青葉塾道場 http://www.ningenkobo.com/aikidou

巻き藁切り 抜刀術   青仁斉靖邦

令和3年6月25日
宮本武蔵

宮本武蔵

ある日一人の少年が武蔵を訪ねてきた。父の仇討ちがあるのだが、必勝の太刀筋をご伝授願いたいというのだ。「よろしい授けよう。左に短刀を取り、右手に太刀を持ち、まっしぐらに駆け込め。敵の打つ太刀が短刀にかかった時、右の太刀で敵の胸先を突くがよろしい」。終夜この練習をして自得するところがあった。そこで再度武蔵を訪ねると、「快勝間違いなしである。明日その場に至り、腰を掛ける時、足元を見よ。蟻が這い出していたら、必勝の兆しだ」と言って少年を帰した。その場に着いて下を見ると蟻が出ている。いよいよ心丈夫に思い、勝負に及んだ。武蔵の教えたとおり、何の苦もなく、相手を倒した、という話がございます。

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令和3年5月15日
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