半夏生

夏至から11日目に当たる日が半夏生。ドクダミ科の花の名前でもある。

序破急や 雅楽から発し 半夏生       無得庵是空
写真   本多青仁斎靖邦の居合       菩提亭写多・撮影

平成22年7月2日

右腕

右腕、まだ痛む。軽い模擬刀でゆっくりと、技の確認。身体の使い方の繰り返し。

梅雨出水 ひとり稽古に 剣はいい       無得庵是空
写真  本多青仁斎靖邦のひとり稽古      菩提亭写多・撮影

平成22年7月1日
山波平九朗

地に堕ちた相撲道

大嶽親方は賭け事が現役時代から好きだったよう。野球賭博も競馬やマージャンのような感覚で。

武の道や 何処に消えし 作り雨        無得庵是空
写真 本多青仁斎靖邦のひとり稽古       菩提亭写多・撮影

平成22年6月30日
山波平九朗

ミルチン帰国

明るいロシアの青年だった。ウラジオストックに帰国。

シベリアの 古都でまた見る 遠花火        無得庵是空
写真  ブラディミルことミルチン    畑直紀氏撮影

平成22年6月27日
山波平九朗

サムライ

野球のWBCの日本は「サムライジャパン」。ワールドカップのサッカー日本は「サムライブルー」。日本の「サムライ」とは一体何なのか。

両手取り 天と地に分け 夏袴       無得庵是空
写真   本多青仁斎靖邦の杖       菩提亭写多・撮影

平成22年6月25日 
山波平九朗

武術上達方法

武術上達に近道はない。ただひたすら稽古。その稽古の量が技の質に変わる。

枇杷実る 合気は相手を 崩す術       無得庵是空
写真  本多青仁斎靖邦           菩提亭写多・撮影
平成22年6月25日
山波平九朗

守破離

武道や芸事に使われる。特に武術の稽古はそのとおり。

守破離とは まずは真似ること 梅雨晴れ間     無得庵是空
写真 本多青仁斎靖邦               菩提亭写多・撮影

平成22年6月24日
山波平九朗

龍馬伝

海舟が要職をはずされ、海軍操錬所も存続の危機が…。土佐では岡田以蔵が拷問に。東洋殺しは武市半平太の指示によるものだろう、と後藤象二郎が責め立てる。

梅雨闇や 海舟龍馬は 剣使い      無得庵是空
写真   本多青仁斎靖邦の居合     菩提亭写多・撮影

平成22年6月23日
山波平九朗

土曜稽古

稽古着が汗で濡れる。汗をかき、夏の稽古を実感する。

技しかけ 力は何処ぞ 夏至の雨      無得庵是空
写真  土曜稽古風景           菩提亭写多・撮影
平成22年6月22日
山波平九朗

離見

能の世界での言葉。演ずる自分を離れた自分が見る。世阿弥である。型武道の世界でもこの言葉は生きる。

離見の見 われをみるわれ 雲の峰       無得庵是空
写真 本多青仁斎靖邦の居合          菩提亭写多・撮影

平成22年6月20日
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