大津波 津波の恐ろしさ。自然の怖さだろう。どう対処するか咄嗟の場合、「心頭滅却火自涼」なのか。流されて生き抜いた人がいる。 荒海や 心頭滅却 磯焚火 無得庵是空 写真 羅漢像 菩提亭写多・撮影 平成23年3月15日 山波平九朗 青葉塾道場 http://www.ningenkobo.com/aikidou |
ひこばえ 去年の3月10日に鶴岡八幡宮の大銀杏が倒れた。1年たって倒木に「ひこばえ」がという明るいニュースだったのに、翌日、東日本大地震。地球は優しさと恐ろしさ両方持っている。心身を鍛える武術というのは自然が師である。 ひこばえや 鎌倉武士の 夢のあと 無得庵是空 写真 倒れる2週間前 八幡宮の大銀杏 菩提亭写多・撮影 平成23年3月14日 山波平九朗 |
覚悟 歴史では戦国と幕末がなぜ面白いか?命がけで男が戦ったからだ。いつ死ぬかわからない。その恐怖との闘いでもある。そこに宗教が大きな働きをする。今、あまりにもわがままな時代。心身を鍛える世界が欲しい。 明日死ぬと 覚悟で稽古 春疾風 無得庵是空 写真 本多青仁斎靖邦の居合稽古 菩提亭写多・撮影 平成23年3月11日 山波平九朗 |
3月稽古の始め 3月6日の日曜特別稽古は道場の窓をみんな開けての稽古だった。春風が心地よい。これまでの寒さが嘘のよう。 武の修行 禅に似たりと 春告鳥 無得庵是空 写真は 本多青仁斎靖邦の居合の稽古 菩提亭写多・撮影 平成23年3月9日 山波平九朗 |
型のくりかえし 演武会などのVTRを見て自分の動きを研究する。2年前の己の演武に愕然。当時は気がつかない。時間がたつと欠点がよく見える。一生修行だ。 梅が香や 型くりかえす 稽古かな 無得庵是空 写真 演武会より 畑直紀氏撮影 平成23年3月3日 山波平九朗 |
弥生三月 1月、2月の稽古は寒稽古。何回来れるか出席表に丸をつけて提出。3月に入ると道場も暖かくなる。4月、昇級昇段審査が待っている。 三月や 武道修得に 未来あり 無得庵是空 写真 演武会 畑直紀氏撮影 平成23年3月2日 山波平九朗 |
武家茶道 利休の茶室の最終は二畳。狭い。利休死後、秀吉もいなくなると、武士の間で改革が始まった。武家茶道という上田宗箇流は広島に。毛利家に残る。 利休とは 違う武家茶道 春時雨 無得庵是空 写真 演武会 畑直紀氏撮影 平成23年3月1日 山波平九朗 |
吹毛剣 吹毛剣というのは、「吹毛常磨」という言葉があるように、名刀も常に手入れしていないと、斬れなくなる、段位が上がっても常に精進せよ、ということだ。いよいよ春らしくなった。冬の間のつらかった稽古。春がやって来ましたよ。 春風や 一生励めと 吹毛剣 無得庵是空 写真 剣術・杖術講習会より 畑直紀氏撮影 平成23年2月26日 山波平九朗 |
神変あり 「稽古に神変あり」とは江戸の俳諧師の言葉と紹介されているが、俳句は稽古と普通言わない。この言葉はやっぱりどなたか武人が言ったのだと思う。繰り返し普段のことをやってると、神の境地に入る、ということだ。稽古とはそういうもの。 禅と武は 一体なりけり 臥竜梅 無得庵是空 写真 本多青仁斎靖邦 ひとり稽古 菩提亭写多・撮影 平成23年2月24日 山波平九朗 |
義勇仁礼 青葉塾道場の寒稽古は1月、2月のすべての日程が対象。今週の土曜日が最終。もう弥生三月はすぐそこに。 武士道とは 義勇仁礼 二月尽 無得庵是空 写真 本多青仁斎靖邦 2月18日 鎌倉 菩提亭写多・撮影 平成23年2月21日 山波平九朗 |
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