黄砂と日曜特別稽古 日曜日の稽古は空が黄色。道場も暗い。これが中国の黄砂と煤煙?ところが気象庁、煙霧だという発表。聞いたことがない。環境庁はさにあらず中国からの贈り物のようなニュアンス。これは環境庁の発表が正しい。あんな黄色い煙の霧があるだろうか。されど稽古は充実。2時間はあっという間。 心常に 文と武忘れず 春嵐 無得流俳句 無得庵是空 写真 本多青仁斎靖邦のひとり稽古 菩提亭写多・撮影 平成25年3月13日 至道無難 山波平九朗 |
いつでも死ねる覚悟 宮本武蔵は剣術の上手下手はどうでもいい。死ぬる覚悟で主君に仕えることができるか。これが武士の覚悟だという。武術を通じていかに精神を磨いていくかが課題だという。これは今でも不変なのではないか。合気道は競技武道ではない。稽古を通じていかに肝を鍛えていくか、だ。 武の極意 いつでも死ねるか 雛納め 無得流俳句 無得庵是空 写真 本多青仁斎靖邦のひとり稽古 菩提亭写多・撮影 平成24年3月9日 至道無難 山波平九朗 |
剣・杖の基本 青葉塾道場では最初から太刀や杖の使い方を学ぶ。稽古に幅が出て来るからだ。武器の振り方の基本。武術的身体の使い方が自然と身につく。ひとりで出来る。年齢に関係なく長く出来る。生涯学習が武道だろう。 ことにおいて われ後悔せず 梅仰ぐ 無得流俳句 無得庵是空 写真 本多青仁斎靖邦のひとり稽古 菩提亭写多・撮影 平成24年3月7日 至道無難 山波平九朗 |
ブルースリー ブルースりーというと「燃えよドラゴン」。衝撃的な武道映画だった。丁度青葉塾道場開設の時期と重なる。主演の俳優・ブルース・リーは吹き替えではなく自ら武道家を演じてリアルだった。こういう動きが日本の武術なんだ。映画にも日本の武芸逸話が使われている。世に出た瞬間にこの世から消えてしまった。1940年から1972年。32年のミステリアスな短い人生だった。 ブルースリー 水になれという 百千鳥 無得流俳句 無得庵是空 写真 本多青仁斎靖邦のひとり稽古 菩提亭写多・撮影 平成25年3月7日 至道無難 山波平九朗 |
宮本武蔵 宮本武蔵の墓を見たのは高校1年生。熊本市内、竜田山の泰勝寺の近くに下宿。散歩中にそのお寺で偶然発見。吉川英治の「宮本武蔵」を読み始める。爾来宮本武蔵はずっと身体の中に生き続ける。わたしの生まれた八代の、八代城主は武蔵の後見人長岡佐渡守だ。熊本と八代城を宮本武蔵は往復している。家の前の通りを宮本武蔵は歩いているのだ。 身を捨てても 名利は捨てずや 寒戻る 無得流俳句 無得庵是空 写真 本多青仁斎靖邦のひとり稽古 菩提亭写多・撮影 平成25年2月27日 至道無難 山波平九朗 |
型武道 武術は生死をかけるもの。闘いは勝つか負けるか、である。試合形式にしたものが競技武道の柔道、剣道だ。勝つことにだわるのだから今回のような女子柔道のパワハラスは起きるだろう。逆に合気道のような型武道には勝敗の緊張感をどう味あわせるかが課題だ。 神仏は 尊び恃まず 二月尽 無得流俳句 無得庵是空 写真 本多青仁斎靖邦のひとり稽古 菩提亭写多・撮影 平成25年2月26日 至道無難 山波平九朗 |
ならぬものはならぬ 福島・会津藩の「什の掟」。6歳から9歳までの藩士の少年たちは10人ぐらいの集まりを作る。それを「什」という。その日やったことの反省をする。弱いものをいじめなかったか?などを班長がそれぞれ問う。最後が「ならぬものはならぬもの」、で締めくくる。当時、いじめの問題など起きなかった。教育の根本である。NHK大河ドラマ「八重の桜」に、「ならぬものはならぬ」とよく出てくる。 事において われ後悔せず 草青む 無得流俳句 無得庵是空 写真 本多青仁斎靖邦のひとり稽古 菩提亭写多・撮影 平成25年2月25日 至道無難 山波平九朗 |
チャップリン BSでチャップリンの「モダン タイムス」を観る。かなり前に観ているのだが、覚えてない。1936年、無声映画時代の名作だ。その新鮮なストーリーに引き込まれ、チャップリンの演技に感動。下半身の動きは武道の世界だ。制作・脚本・監督・主演というスーパースターだった。 無と空や 剣禅一如 臥龍梅 無得流俳句 無得庵是空 写真 本多青仁斎靖邦のひとり稽古 菩提亭写多・撮影 平成25年2月22日 至道無難 山波平九朗 |
次郎長親分 幕末の山岡鉄舟と清水次郎長との交流が面白い。勤皇方の総大将西郷隆盛に会うために山岡鉄舟江戸を発った。江戸を戦火から守るためである。清水港の近くで官軍に誰何された。剣の達人も逃げ足は早い。望嶽楼という旅籠にかくまわれ次郎長親分に助けられる。そのことが江戸を戦火から守る大変なドラマを生むのだ。男と男の付き合いは明治になってからも続く。 梅が香や 無念無想で 剣を振り 無得流俳句 無得庵是空 写真 本多青仁斎靖邦のひとり稽古 菩提亭写多・撮影 平成25年2月19日 至道無難 山波平九朗 |
会津と合気道 京都守護職につく会津藩主・松平容保。NHKドラマ「八重の桜」は幕末の志士側からでなく取り締まった方からだから展開が面白い。尊王攘夷の本意は倒幕。勤皇か佐幕か?鎖国から開国。短い期間でくるくる変わって行く。回天。合気道のルーツは会津にある。その大東流柔術は会津に生まれる。 第二教 手首固めるや 春浅し 無得流俳句 無得庵是空 写真 本多青仁斎靖邦の演武 菩提亭写多・撮影 平成25年2月18日 至道無難 山波平九朗 |
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