修行とは

「睡中 痒きを 撫ず」。武術の稽古のさきにあるものはこれだ。寝ていても痒いところがあればすーっと手が行く。無意識に身体が動く。そこまで技を繰り返す。歩いたり、走ったりするように、自然な動きを身につけるための修行なのだ。繰り返せ、ひとつの技を。

理屈でなし 稽古は感覚 梅雨の月          無得庵是空
写真 本多青仁斎靖邦のひとり稽古 杖術       菩提亭写多・撮影
平成29年6月17日
至道無難 山波平九朗

謎の写真

徳川家茂、徳川第14代将軍は大阪城で急死。義兄の孝明天皇は3ヵ月後に謎の死を遂げる。ここで攘夷から開国の流れが作られた。維新の謎。誰かが仕掛けている。それは岩倉具視と伊藤博文である。長州の田布施にあった南朝系の大室家がこれに絡む。「フルベッキ写真の謎」である。

戈を止む 武は文なりとや 雲の峰      無得庵是空
写真 本多青仁斎靖邦のひとり稽古      菩提亭写多・撮影
平成29年6月13日
至道無難 山波平九朗

6月の合気道無料体験の日程 どうぞ一度体験してください。

 6月22日(木)  18時30分から20時30分  青葉台道場
 6月24日(土)  18時00分から20時00分  青葉台道場

前もってお電話ください。
 
稽古日は週3回ですが、1回でも2回でもかまいません。週1回のペースで稽古をしましょう。きっとあなたは変身します。

平成29年6月13日
合気道青葉塾道場
TEL 045-902-1808
info@ningenkobo.com


礼法

小笠原流礼法、この基本の動作訓練は馬術。要するに身体作りを武術で行い、その結果、身体に何かが生まれる。鍛えれば動作に深みが生まれる。表面上の礼の型だけやっても意味がない。青葉塾道場では武器の操作の過程で厳しく礼法をやる。その所作の繰り返しが礼法の訓練だ。無心に武道をやってると何かが身に付くのだ。

礼法なり 武道修練 梅雨晴れ間          無得庵是空
写真 本多青仁斎靖邦             菩提亭写多・撮影
平成29年6月12日
至道無難 山波平九朗

6月の無料体験の日程 どうぞ一度体験してください。

 6月22日(木)  18時30分から20時30分  青葉台道場
 6月24日(土)  18時00分から20時00分  青葉台道場

前もってお電話ください。
 
稽古日は週3回ですが、1回でも2回でもかまいません。週1回のペースで稽古をしましょう。

平成29年6月12日
合気道青葉塾道場
TEL 045-902-1808
info@ningenkobo.com






幕末維新の秘密

昨年の今頃だった。江戸城に行った。そこに楠木正成の像があり、何故?と思って調べだした。行き着いたのが幕末の「フルベッキ写真」。驚いた。明治維新の裏。薩長同盟、あれは坂本竜馬の力ではない。大変な幕末の秘密。このことを知ったとたん、不思議な力が沸き起こって来た。どういう引き合わせだったのか。めぐり合わせ、これは奇跡と言っていいだろう。

花あやめ 歴史の奥に 蠢きて           無得庵是空
写真 本多青仁斎靖邦               菩提亭写多・撮影
平成29年6月5日
至道無難 山波平九朗

日本刀

ずしんと心底に衝撃が走ったのは、鎌倉で初めて真剣で斬ったとき。魂が新しく入れ替わった。斬るというのはそういう経験を繰り返すこと。斬る瞬間、これはただ事ではない。日本刀の凄さ、だ。斬るとことは人間をはいでいくことだ。

衣替え 己の寄る辺 己こそ         無得庵是空
写真 初期のころ抜刀術           菩提亭写多・撮影
平成29年6月2日
至道無難 山波平九朗

一つの心で

5月の全日本合気道演武大会までやはり緊張する。この一瞬のために準備を重ねる。ただ出ればいいという安易な方法は取らない。一人で演ずるのではないからだ。相手と組んで、道場の稽古人、すべてが一つになる。結果、日本武道館で、普段の稽古の成果が出るのだ。41回目の道場演武が無事に終った。

斬りたいなら 斬ってみればよし 五月空        無得庵是空
写真 本多青仁斎靖邦の抜刀              菩提亭写多・撮影
平成29年5月31日
至道無難 山波平九朗

全日本合気道演武大会

5月27日、晴れた。全日本合気道演武大会、日本武道館で始まって40年。盛大になった。外国からの外人演武。ツアーでやってきたんだろう。合気道の海外でのひろまりは何なのか。相撲も両国の国技館には外国から大勢やって来ている。日本人こそ日本人を取り戻せ。

田安門 武の礎や 五月空           無得庵是空
写真 九段下から歩いて来ると田安門から日本武道館  菩提亭写多・撮影
平成29年5月29日
至道無難 山波平九朗

道連れ

居合というのは武術的身体能力の維持、という観点からすると、生涯かけてやるものだろう。ひとりで出来る。勝ち負けはない。いつでもどこでも剣を持っていて、振れる空間があればいい。戦う相手と言えば己だろう。合気道という武道を追求して行く道中、その仲間なのだ。

困難に 逢うこれ我が師 業平忌         無得庵是空
写真  本多青仁斎靖邦のひとり稽古 孤舟道場   菩提亭写多・撮影
平成29年5月26日
至道無難 山波平九朗

中山一貫斎

伊豆の韮山に行ったことがある。反射炉が世界遺産になったので車で行ってみた。治めていたのが江川太郎左衛門。鉄は開国をせまる米国との一戦、大砲製造のためだ。持っていた愛刀、中山一貫斎はここで刀作りの修行をしている、と後で知った。引き寄せたのだ。刀というのは不思議なものである。今振っているのがその中山一貫斎。

前を向き 後を向くな 五月果つ       無得庵是空
写真 本多青仁斎靖邦のひとり稽古 孤舟道場 菩提亭写多・撮影
平成29年5月23日
至道無難 山波平九朗

バイカル号

1967年、横浜から船、ソ連の「バイカル号」に乗って、モスクワを経由してイランに行った。24歳。デマバンド山に登るための早大学生登山隊。初めての海外旅行。ナホトカが初めて足を踏み入れた外地。その時の経験が日本の文化伝統の武術への回帰、きっかけだった。

大賢は 愚かなる如し 夏きざす          無得庵是空
写真 本多青仁斎靖邦のひとり稽古 孤舟道場    菩提亭写多・撮影
平成29年5月18日
至道無難 山波平九朗 
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