武家茶道 今でも脈々と続く武家茶道。このお茶の歴史は興味深い。「ひょうげもの」の古田綾部が原型。小堀遠州、片桐石州と続く。これも武家社会壊滅の明治維新まで。千家の茶よりこちらに大いに惹かれる。 秋の灯や 綾部遠州の 武家茶道 無得庵是空 写真 本多青仁斎靖邦のひとり稽古 菩提亭写多・撮影 平成23年10月14日 山波平九朗 |
動き 合気道には試合がない。スランプは来ない。長くできるからマンネリは訪れる。若いとき、ある年齢に達したときと、動きは変わる。いつまでも若いときのままでは、無理が来る。自然のまま年齢にあった動きを。 武術とは 自然の動き 秋ともし 無得庵是空 写真 本多青仁斎靖邦のひとり稽古 菩提亭写多・撮影 平成23年10月13日 山波平九朗 |
塚原卜伝 BSで堺雅人主演で「塚原卜伝」が始った。鹿島新当流を開く。天真正伝香取神道流を学んでいる。回国修行に出るところ。数々の逸話が面白い。小田原で試合をやって勝ち、早雲に気に入られる。その後京に向かう。 卜伝の ドラマに秋の 暮れて行く 無得庵是空 写真 本多青仁斎靖邦の居合道 菩提亭写多・撮影 平成23年10月12日 山波平九朗 |
気 気の概念は中国から。気は古来日本武術の根幹をなす。気を出す、出せ、はそれを意識せよということ。物事は心が先。書家の筆、紙の上に墨気があきらかに出るもの。合気の気、だ。 墨に気が 墨気というなり 秋の暮 無得庵是空 写真 本多青仁斎靖邦のひとり稽古 菩提亭写多・撮影 平成23年10月11日 山波平九朗 |
少欲知足 2年前のひとり稽古と抜刀のVTRを見ている。技というのは目に見えてうまくならないものだ。今と何にも変わってない。それでも、少しずつ、少しずつ、である。それが修行。 欲はなく 足るを知るなり 柿紅葉 無得庵是空 写真 本多青仁斎靖邦の居合道 菩提亭写多・撮影 平成23年10月8日 山波平九朗 |
日本のこころ あの江戸時代が日本人の原型を作っている。諸外国との付き合いをたって、ひたすら自己を磨いた。今、武術の奥にあるものを学ぶべし。お茶、お花、書、絵、俳句…。日本がそこにある。 サムライとは いかに死ぬるか 秋惜しむ 無得庵是空 写真 本多青仁斎靖邦の杖 菩提亭写多・撮影 平成23年10月7日 山波平九朗 |
空海 弘法大師・空海は、先ず仏陀になってしまうのだという。修行は仏陀を目指してやるのではない。ひろさちや氏の「空海入門」は密教がよくわかる本だ。武術の参考になる。 武術とは 武人になりて 秋の空 無得庵是空 写真 本多青仁斎靖邦の居合道 菩提亭写多・撮影 平成23年10月6日 山波平九朗 |
まねぶ 武術の技は教わるのでなく盗むもの。師匠の立居振舞いをまねる。考え方も…。それにはよく師を選ばなければならない。何でもまねればいいというものでもない。「3年我慢するより3年かかっても師を探せ」というのは至言である。 学ぶとは 真似ることなり 秋の峰 無得庵是空 写真 本多青仁斎靖邦のひとり稽古 杖 菩提亭写多・撮影 平成23年10月4日 山波平九朗 |
茶人と武人 お茶は武士のたしなみだった。今は女性が中心。茶会は大仰で時代離れ。時代に合わない。俳句改革の正岡子規のように現代風に大改革が必要。コーヒー、紅茶など、多種のブレーク時間がすぐ簡単にもてるんですから。ただ茶道の精神には敬服。奥が深い。武道と同じ。日本文化の真髄だ。 四規七則 茶と武の世界や 秋惜しむ 無得庵是空 写真 本多青仁斎靖邦のひとり稽古 菩提亭写多・撮影 平成23年10月4日 山波平九朗 |
神無月 10月は神無月という。日本中の神様がみんな出雲に行ってしまうから。出雲だけは神有月という。季語は冬。急に寒くなった。それでも武術の稽古は変わらずに。 くりかえし 重ねし稽古や 神無月 無得庵是空 写真 本多青仁斎靖邦の居合のひとり稽古 菩提亭写多・撮影 平成23年10月3日 山波平九朗 |
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