武者修行

何かの縁だろう。合気道のルーツ、大東流柔術の祖は新羅三郎源義光である。甲斐源氏の初代はこのお方。大善寺は武田家の菩提寺。ここが武田家、終焉の地となった。夏はここで武者修行、3日間、稽古三昧。

武者修行 大東の館の 青葡萄         無得庵是空
写真 営農センター道場での稽古        菩提亭写多・撮影
平成29年8月7日
至道無難 山波平九朗



葡萄

緊迫の3日間。その中に和ませるのは連なる葡萄の房。今年はまだ葡萄には早かった。収穫はもう少し先だが周りが一斉に葡萄のムードというのはいい。最後の日はぶどうの丘、ワイナリーへ。今年はそこで売っていた「桃」がおみやげだった。

合気道の 稽古の外や 葡萄咲く       無得庵是空
写真  薬師堂の前で朝練習         菩提亭写多・撮影
平成29年7月31日  
至道無難  山波平九朗

甲斐の大善寺

縁あって夏は甲斐の国の大善寺で過ごす。武田信玄菩提寺。この武田源氏の祖は新羅三郎源義光。ここが合気道のルーツ、大東流合気術が育ったところだ。植芝盛平翁が師事した武田惣角はこの大東流を全国に広めたが、武田源氏の武田ではない。名前の由来、大東館は新羅三郎の京都の館だった。毎年、ここで身心の禊をやる。

悠久の 甲斐の館の 夏袴           無得庵是空
写真  合宿                 菩提亭写多・撮影
平成29年7月25日
至道無難 山波平九朗

第39回になる。

錬成大会は昭和54年から始まった。今年で39回目になる。第23回の、平成13年2001年から第三日曜日になった。それまでは8月第一月曜日、過酷な日程である。平日なのだから…。今年も暑かった。終えて直会の冷たいビール。これ、これ、なんです。

演武終え 土用の入りの 人心地         無得庵是空
写真 青葉塾道場の演武             菩提亭写多・撮影
平成29年7月19日
至道無難 山波平九朗

繰り返せ

修行というのは我儘はいけない。ひたむきさだろう。相撲の稽古場に行けばよくわかる。数多く稽古をこなせば自ずから結果が出る。一つのこと飽きずに繰り返せ。技のかっこよさではない。その稽古している後姿なのだ。だれかが見ている。

何事も 出来ると思え 梅雨明くる          無得庵是空
写真 本多青仁斎靖邦のひとり稽古          菩提亭写多・撮影
平成29年7月14日
至道無難 山波平九


◆7月の合気道無料体験の日程 どうぞ一度体験してください。

 7月22日(土)  18時00分から20時00分  青葉台道場

前もってお電話ください。

◆体験したいのだがその前に少し相談したい、そういう方には相談コーナーがあります。お電話ください。どんなことでもお答えします。08067564885です。

稽古日は週3回ですが、1回でも2回でもかまいません。週1回のペースで稽古をしましょう。

平成29年7月14日
合気道青葉塾道場
http://www.ningenkobo.com/aikidou
TEL 045-902-1808
info@ningenkobo.com



北辰一刀流の千葉周作が言ったというのだが、こういう言葉がある。「極意とは己が睫の如くにて、近くにあれど見つけざりけり」。近道して早く黒帯になろうと思ってはいけない。その近道は見えないからいい。本当に極意は身近にあるものだ。稽古を続けること。これしか上達の道はない。

ともかくも 稽古にいでよ 半夏生       無得庵是空
写真  本多青仁斎靖邦ひとり稽古      菩提亭写多・撮影
平成29年7月10日
至道無難 山波平九朗






30連勝ならず

藤井聡太四段、30連勝ならず。都議選のニュースで大騒ぎの中、佐々木五段に敗れる。勝負より藤井四段の昼飯と晩飯のメニューに話題が。中学生だから対局の日も授業に影響がないように。こんなに騒がれた中学生はいない。

梅雨上がり 負けて覚える 将棋かな       無得庵是空
写真  本多青仁斎靖邦ひとり稽古 杖      菩提亭写多・撮影
平成29年7月3日
至道無難 山波平九朗

棋道

14歳のプロ棋士、藤井聡太四段に武士を見た。一見、そのあたりにいる中学生。威圧感も何もない。それが対局11時間の戦いに臨む。すぐにその世界に入り込んでしまう。心の中は戦場。終ると平然。死闘の跡は感じられない。将棋は棋道という日本の文化だ。武道のこころと合い通じる。

梅雨晴れや 棋道も武道も 吾を知る        無得庵是空
写真 本多青仁斎靖邦 抜刀術           菩提亭写多・撮影
平成29年6月27日
至道無難 山波平九朗

機心

鈴木大拙の言葉に「機心は創造心を失う」というのがある。この機心というのは何でも器械に頼ってしまうことで、機械文明への痛烈な警鐘だった。移動手段が全てを語る。歩くか、馬に乗るか、人力の籠、ぐらいだった時代。人間は大きかったのだ。今だからこそ身体を使う機会を。

身心に 機心を置くな 雪解富士         無得庵是空
写真  本多青仁斎靖邦のひとり稽古       菩提亭写多・撮影
平成29年6月26日
至道無難 山波平九朗

◆7月の合気道無料体験の日程 どうぞ一度体験してください。

 7月13日(木)  18時30分から20時30分  青葉台道場
 7月22日(土)  18時00分から20時00分  青葉台道場

前もってお電話ください。

◆体験したいのだがその前に少し相談したい、そういう方には相談コーナーがあります。お電話ください。どんなことでもお答えします。08067564885です。

稽古日は週3回ですが、1回でも2回でもかまいません。週1回のペースで稽古をしましょう。

平成29年6月26日
合気道青葉塾道場
http://www.ningenkobo.com/aikidou
TEL 045-902-1808
info@ningenkobo.com

剣の奥

幕末の江戸へ剣の修行というのは幕府と諸藩の探索、スパイ活動だった。竜馬の北辰一刀流はそれほどのものではなかった。人柄はいい。勝海舟が気に入って子分にした。人にあってどれだけ情報を仕入れるか。剣の奥に情報収集術があった。

エイッと来る 入り身でかわす 梅雨畳        無得庵是空
写真 本多青仁斎靖邦のひとり稽古         菩提亭写多・撮影
平成29年6月24日
至道無難 山波平九朗
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